門脇健の作品一覧
「門脇健」の「哲学入門 死ぬのは僕らだ! 私はいかに死に向き合うべきか」「仏教のミカタ2―仏教から現代を考える31のテーマ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「門脇健」の「哲学入門 死ぬのは僕らだ! 私はいかに死に向き合うべきか」「仏教のミカタ2―仏教から現代を考える31のテーマ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「いかに死に赴くか」をテーマとして、ソクラテス、プラトン、レヴィナス、アウグスティヌス、ニーチェ、カミュ、パスカル、ヘーゲルといった哲学の巨人たちの思想が、現代の歌や詩、戯曲や映画の引用を交えてわかりやすく(ときにわかりにくく)解説されている。
個人的には、間違った非実用的な贈りもののやりとりを通じていかに愚者から賢者になったか、というエピソードと、カミュのパートが印象的だった。
前者は、パートナーが贈りものを送る際に、夫は時計を売って妻に高価な髪留めを送り、妻は美しい髪を切って売って夫に時計の付属品を買うが、お互いにとって無駄な贈り物を送りあってしまう。
しかし、夫婦はお互いの贈り物を通