[ 内容 ]
もしSMということでサドやマゾッホを想定するなら、わが団鬼六の世界は、それとはずいぶんかけ離れている。
「和」の意匠で彩られた舞台の上で、延々と陵辱=奉仕を続ける悪漢たちを従えて、高貴なヒロインの華麗なるショーが繰り広げられる…。
そして隠し味はなんといっても「関西文化」!鬼六ワールド
...続きを読むの魅力の秘密とは?
「耽美」「関西」「レヴュー」等のキーワードから読み解く。
[ 目次 ]
第1章 キーワードは大阪
第2章 サドと鬼六の関係と無関係
第3章 レヴュー性
第4章 複雑な悪漢たち
第5章 鬼六のヒロインたち
第6章 鬼六と老い
第7章 二十一世紀の鬼六
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