堀江珠喜のレビュー一覧

  • おんなの浮気

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    ネタバレ

    「英雄色を好む」というが、それはあくまで「英雄」だからモテてもOKなわけで、そうでなければ、仕事にまでいちゃもんをつけられかねない。
    変身願望からくる浮気もある、つまり、ある男性とセットにしたいと言うよりも、その彼の世界に自分をおいてみたい。そしてその新しい環境で、自分がどのように輝くか。もしそれが成功すれば、そんな自分が好き、そしてそんな自分を演出してくれた彼が好き、でもやっぱり自分が好き!なんだろう。

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    2023年12月08日
  • 悪女の老後論

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    高齢化社会に伴う誰しもが抱く不安、「親の老後」。この問題を「悪女」が考えてゆく。とはいってもこれは介護のハウツーなどとは一線を画した「文学論」である。谷崎の『痴人の愛』から川端の『眠れる美女』、はたまた『リア王』までを引き合いに出して老後人生とはかくあるべき、と論じる。日常の出来事である「介護」があらゆる文学作品とリンクしてゆく様は読んでいて爽快。「悪女」の面目躍如である。

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    2009年10月04日
  • 寝取られた男たち

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    歴史上の人物や、映画、時代毎の寝取らオトコの対応について、痛快なまでに分析し、最後にはオトコは大変だと、言ってる著者の語りが面白いですね

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    2019年06月12日
  • 団鬼六論

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    [ 内容 ]
    もしSMということでサドやマゾッホを想定するなら、わが団鬼六の世界は、それとはずいぶんかけ離れている。
    「和」の意匠で彩られた舞台の上で、延々と陵辱=奉仕を続ける悪漢たちを従えて、高貴なヒロインの華麗なるショーが繰り広げられる…。
    そして隠し味はなんといっても「関西文化」!鬼六ワールドの魅力の秘密とは?
    「耽美」「関西」「レヴュー」等のキーワードから読み解く。

    [ 目次 ]
    第1章 キーワードは大阪
    第2章 サドと鬼六の関係と無関係
    第3章 レヴュー性
    第4章 複雑な悪漢たち
    第5章 鬼六のヒロインたち
    第6章 鬼六と老い
    第7章 二十一世紀の鬼六

    [ POP ]


    [ お

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    2011年05月28日
  • いい加減な人ほど英語ができる

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    自分は真面目すぎたな・・・と後悔してしまった。もっといい加減に英語を勉強すればよかった。まだこれからでも間に合うか・・・

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    2010年02月20日
  • おんなの浮気

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    11/27 へたな恋愛モノを読むよりもたのしい。
        お役立ち情報も満載??
        こんな良い本は禁書にすべきだ。僕の本棚にはあるけれど・・・

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    2009年10月04日
  • 団鬼六論

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    SM文学の巨匠として知られる団鬼六について論じた本です。

    ややあっさりした分析にとどまってはいるものの、団鬼六の作品世界におけるSMのありかたについての考察がおこなわれているほか、関西圏で育った鬼六の作品世界における関西弁の効力や、作品のなかでえがかれるレビューの世界の魅力など、鬼六の作品世界を読み解くためのいくつかのテーマが提出されています。また巻末には、著者推薦の団鬼六作品十五点についての解説がなされています。

    団鬼六と親交のあった著者ですが、そのつど鬼六の語る内容にちがいがあり、伝記的な事実でいまだ明確にされていないところがあることなどについても触れられており、今後好事家や研究者の手

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    2019年10月09日
  • なぜ、男は女の気持ちがわからないのか

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    女性の視点から書かれた、「男性の理想像」を書いた本
    というのが第一印象です!!(てっきり男性の視点かた書かれた本かと思ってました)

    「確かに!!」とうなずけること(記念日は必ず祝う。行き過ぎの潔癖症は良くない等)が多々ありました。女性心をきちんと理解することはやはりとても大切だと思います

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    2013年09月22日
  • 「人妻」の研究

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    世の殿方が抱く「人妻」に対するイメージをそのまんま分析した一冊。だからどうなの、という突っ込みはありそうである。
    カテゴリーを付けるのも難しい。

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    2013年05月23日
  • おんなの浮気

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    ネタバレ

    著者が指摘しているように、男は浮気するが女はあまり浮気しないような漠然としたイメージがあった。
    しかし、相手が未婚者である場合を除けば、男が浮気している数だけ女も浮気をしているはず。
    あたりまえなのだけれど、そこに想像が及ばないのが男という生き物なのか。

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    2012年07月29日
  • 「人妻」の研究

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    もっと男性心理とかそういう精神的、科学的、生物学的な側面からアプローチしてくれるのかと思っていたけど、ほとんどが人妻を扱った作品の文学史って感じだった。まあテーマがテーマだけにそこそこおもしろかったけど…

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    2011年09月09日
  • いい加減な人ほど英語ができる

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    [ 内容 ]
    しょせん英語なんて道具の一つ。
    もっと不真面目に遊びながらやればいい。
    「動機は不純でいい」「TOEICなんか無駄」「中学生レベルで会話はOK」―大阪府立大学“悪女教授”による画期的英語学習法。

    [ 目次 ]
    第1章 なぜ日本人は英語が不得意か
    第2章 動機は不純でいい
    第3章 中学・高校の英語は無駄ではない!
    第4章 市販の英語学習本を斬る!
    第5章 英語よりコミュニケーション能力
    第6章 英語力と文化力
    第7章 英語の前に日本語を

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセ

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    2011年06月05日
  • 「人妻」の研究

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    12/06 この著者のものを狙って読んでみた。
        そもそも、人妻を研究対象とする、その発想が面白い。

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    2009年10月04日
  • 悪女の老後論

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    阪神大震災を経験した著者は「いつ死んでもいいけれど、それまでは快適な人生を送る」と決意している。海外旅行が趣味でひとり暮らしの老母をどうするか、母にとっても自分達夫婦にとっても最適な生活方法は、母を環境のよい老人ホームに入れること。それが最善の方法であり悪女としての自分らしさの追求だと看破。「時は金より大事」だと自分自身の老後も考察する。関西セレブのお嬢様教授の意識を垣間見た気がしました。

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    2009年10月07日