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Posted by ブクログ 2013年05月27日
二宮尊徳のことから始まって目から鱗の連続だった。自らの無知を恥じ入るばかりだ。目次から内容が予想できなかったここ最近初めての本である。最後は具体性をもって、幸福と平和の本質に迫っていた。
・畏怖や讃仰のないところに、教育は成り立ちようがない。
・人生のなかでほんとうに考え、学んだことは、みな口には...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ほんとうに大事な事は何ひとつ教えることなどできない。
学ぶことは身ひとつで生きる自分が学ぶというあり方でしかない。
こうした単純で大切な事実について、その当たり前の事実が行き着く先について、根っこから考え抜く。
学問とは生きるために必要な事であり、それこそが大学で学ぶべき「教養」というもので...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月31日
文通を通して意見交換した「剣の思想」とは
打って変わってこの本は遠慮のない文体なので
読みやすいし気兼ねなく反論を覚えたり共感したりできる
読み出しの「まえがき」からして愉しく読み出せた
人間は産まれると同時に辺りを探り相手と出合うことの
独学によって自分の存在を確認してきた
それが歴史のある縄...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月03日
二宮尊徳や本居宣長といった人物を取り上げながら、学ぶということについて、思索をめぐらす一冊。異端の学者による極端な説が開陳されるのかと思いきや、述べられている内容はうなずけるものが多い。特に、第三章の職人の話題はおもしろかった。一人ひとり人間が違うからやり方も異なるという話は、当たり前ではあるのだが...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月30日
[ 内容 ]
漢字が読めない、歴史を知らない、計算ができない…大学生の「基礎学力」のなさが言われて久しい。
だが、「教育」に過剰なこの国の若者が「学力」を欠いているとは驚くべきことではないか。
なぜ私たちはかくも「無教養」になったのか。
本書は、現代の日本人が見失った「独学の精神」をめぐる思索である...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月03日
正直、やや読みにくい文章だと感じた。しかし、筆者も書いているように、私立中学の試験問題などにも出される、いわゆる「読解力」を試される文章構成ということなのだろうか。筆者自身が「読解力」を試すことのおかしさをやや皮肉めいてかいている個所はおもしろい。
全体を通して、勉強法や教育論というよりは、筆者が日...続きを読む
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