哲おじさんと学くん

哲おじさんと学くん

748円 (税込)

3pt

3.8

「僕が本当に言いたいことは、なぜ分かってもらえないのだろう?」

自分の悩みをあり方の謎として捉え、哲学の問題を考える82の対話。

社会問題よりも、自分をとりまく社会の成立に不思議さを感じる学くんの疑問は、いつも友だちや先生には分かってもらえない。自然法則は「今までそうだった」だけなのに、なぜ未来もそうだと分かるの? なぜ僕は今、この世に存在しているの? 学くんの問いに哲おじさんが答えることが、さらなる問いを生む。

「哲学を本気でやれば、君は決して孤独ではない。君は必ず真の友人を見つけることができる。君が君の思考を進めれば進めるほど、隠れていた友人たちが次々と現れてくるはずだ。この世界は、当初そう見えたようには、そう捨てたものでもないということが分かってくるだろう。」(第82話の哲おじさんの言葉から引用抜粋)

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哲おじさんと学くん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年03月02日

    前半41章、後半41章の、計82章から構成されている。前半は特に、章ごとにクレッシェンドが激しい。後半は逆に、各章の全体がフラット気味になる。

    哲学することは、自分を消すこと。一人称ではない、ということ。

    例えば、本書の冒頭で、自殺する人がこんなに少ない、ということは、本人が自殺したいわけではな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年12月14日

    哲おじさんの元にとどまるには稀有な才能が必要なのだろう。人生の価値を感じたい人はどうしても悟じいさんの方へ寄ってしまう。

    0
    購入済み

    対話形式の哲学本

    2023年07月19日

    登場人物による対話形式の哲学本でした。
    これまで何冊か哲学に関する本を読んできましたが、こちらは今までで一番難しく感じました。
    自分自身の哲学的思考を鍛えてから、また改めて読み直したいと思います。

    #深い

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月09日

    なぜ自分は存在しているのか
    この時代、この場所、この意識で。

    そんなことを論じる一冊
    分からないこと、答えがないことを、とことん考えるのが哲学なのだな

    0

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