ウィトゲンシュタイン入門

ウィトゲンシュタイン入門

ビジネス・実用
946円 (税込)

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世紀末のウィーンに生まれ、20世紀初頭のケンブリッジを舞台に活躍した天才科学者ウィトゲンシュタイン。裕福なユダヤ系鉄鋼財閥の家庭に育ちながら、数奇な一生と特異な行動や風貌によって、その思想の全貌は今日なお神秘的な色彩を帯びる。彼が生涯を賭けて問いつづけた「語りえないもの」とは何か? 初期の写像理論から中期の文法理論、後期の言語ゲーム理論へと展開する独特のアイディアにみちた思想の核心にわけ入り、読者とともに考える、清新な魅力にあふれた入門書!

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ウィトゲンシュタイン入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ウィトゲンシュタインの哲学について、主に、前期・中期・後期にわけて、著者の考え方に基づいて解説をした新書。「語りえないもの」などについて、できる限り分かりやすく説明をしてくれている。
    ただ、自分の能力の問題で、入門書とはいえ、完全には理解しきれなかった部分もある。

    ウィトゲンシュタインの哲学は、これまで誰も考えつかなかった問題について考察されたものであることが解説されており、まさに天才的と感じられる。

    この本は改めて読む価値があるものと思われる。また、ウィットゲンシュタインの「論理哲学論考」等への挑戦をしたくなった。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    「考えつつ読み、ときに立ち止まって考える、という過程を省略しないでいただきたい」と筆者が述べるように、本書はウィトゲンシュタインはもちろん、哲学の入門書にもなっている。
    世界観をつくるということ。問題を提示するということ。ウィトゲンシュタイン、哲学を学び始めたいすべての人へ。

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    高校2年生の時に夢中になって読んだ思い出の本。哲学に興味を持つきっかけになった本。25年前のことだが、今でも色褪せない本。

    0
    2018年09月02日

    Posted by ブクログ

    文芸誌上の企画「哲学とわたくし」で川上未映子さんが対談した永井均さんの入門本。そもそもわたしって?そんな方にオススメです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ウィトゲンシュタイン哲学について入門書。一読してみての感想。「ウィトゲンシュタインの問題意識」に照準を合わせて、それを読者に伝えるということについては成功していると思う。ただ、新書かつ入門書という制限があるため、ウィトゲンシュタインの議論を詳細に説明し尽くしているわけではない。この点には筆者も自覚的であり、より詳しくウィトゲンシュタインについて学びたい場合には、巻末の読書案内が役立つだろう。入門書としての役割は果たされていると思う。ここまでで★4つ。

    ★追加要素は、「ウィトゲンシュタイン入門」でありがながら、きちんと「永井均の本」であるという点。永井均が好きなら読むべき。それが本書が「他の入門書との相違点」すなわち「持ち味」でもあると思う。逆に言えば、永井均が嫌いな場合は、読むに耐えないかもしれない。
    わたしは、永井均が好きだ。彼の本を読むと、その真摯な姿勢に胸を打たれる。その点を加味して、★5つ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    実践的哲学者、永井均による明快なウィトゲンシュタインの解説(にかこつけて、私的言語や独我論を展開する)本。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「哲学者はいかなる観念共同体の市民でもない。そのことが、彼を哲学者たらしめるのである。(断片)」


    ウィトゲンシュタインは、哲学の題材を「語りうる」「語りえない」で区分けした人物と思われがちだが、永井さんの理解では、彼は「語りえぬもの」に(言語化不可能な仕方で)あらかじめ触れていた。それを人間の思考様式(言語・写像)で、どうにか掴もうと、もがき続けたのが、彼の哲学人生だったのだろう。
    そして、その様が、永井さんの胸を強く打つのだろう。



    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    ■メインテーマ
    語りえないものとは何か?

    ■筆者の主張
    言葉は論考である程度決定することが出来るが、本当はきちっと語れるものではなく、
    日常生活の中で生まれた判断の一致のようなもの。
    その中で言語が使われないような場面でも、意味が通ずるのは、言語ゲームの世界に
    我々が生きているから。

    ■学び
    文法などの規定の中で、私たちは世界を規定させることに成功したが
    限界があることも認識する必要がある。

    0
    2021年03月13日

    Posted by ブクログ

    名前だけしか知らずに読んでみた。
    初めて出会う言葉の数々と、時代の輪郭。
    人物も朧げだが浮かんだ。
    再読での再会が楽しみになった。

    0
    2020年11月09日

    Posted by ブクログ

    読み終えた感じたのだが、本書はヴィトゲンシュタインの入門書ではないかしれない。
    つまりは手っ取り早くヴィトゲンシュタインについて理解したいという「入門者」向けではなく、どちらかというとヴィトゲンシュタインのテクストを丁寧に読解していくスタイルをたのしむ、読み飛ばしせずに深く読んでいく、という「入門書」として優れた内容だった。

    そのため、読んだ結果を感想として「まとめる」のはおかしな話なのだが、それでも本書についてなにがしか言おうとするならば、ヴィトゲンシュタインを新書サイズで読解するというのは想像していた以上におもしろかった、ということくらいかくらいにとどめておいたほうがよい気がする。

    本書はヴィトゲンシュタインの生涯とその思想について「まとまり」があり、検証、規則などヴィトゲンシュタインの思想のキーワードについて、著者の力の入った解説をかなりたのしみながら学べた。

    次に読む(同じ講談社新書から出ている)鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた-哲学的思考の全軌跡1912~1951』を数ページ読み始めているのだが、本書を読み返しつつ読み進めてヴィトゲンシュタインに「入門」していきたい。

    0
    2018年12月02日

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