国内小説 - 講談社の検索結果

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  • 平家物語(上)
    値引きあり

    平家物語

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻522円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり……。その響は、平家物語の連想を必然して、日本人に久しい。元和9年刊行の片仮名交り附訓12行整版本を底本に、平家諸本研究の権威・高橋貞一教授による厳訂本。適切簡明な脚注・補注、全文にわたる振り仮名など、読みやすい古典平家物語。巻1より巻6までを収録する。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 平家物語を歩く
    値引きあり

    平家物語を歩く

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    夏草おい繁る祗園女御塚、墨色の暮靄に沈む祗王寺……、一ノ谷、壇ノ浦へ、そして大原寂光院へ……。春浅き西海に散った平家の滅びの美を謳う一大叙事詩「平家物語」を、「人間業」の記録とみた著者がいざなう、もう一つの平家物語の世界。――歴史の舞台を彩った人々の、封じこめられた呻き、悲歎、呪咀を行間につたえる歴史紀行。平家の舞台を旅しその「心」を探る。この1冊をポケットに平家物語を歩こう!
  • 平成サラリーマン専科 カチョーもフキョーも丸かじり
    値引きあり

    平成サラリーマン専科

    小説・文芸
    4.5
    1~3巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 社内不倫をする度胸も、社長を目指す野心も交際費もなく、キビシーッ平成不況にもイヤな上司のネチネチにも耐え、とりあえずその日を生きるご同輩。せつなくいじましいサラリーマンの喜怒哀楽を、痛烈かつ心温まるユーモアで描き、爆笑と涙を誘うサラリーマン漫画の最高峰。最新111話収録・文庫オリジナル!
  • 平成永田町劇場

    平成永田町劇場

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    経世会の軛(くびき)を脱して、久々に成立した清和会系の小泉政権。空前の支持率を背景に構造改革をさけぶ小泉だったが、「盟友」田中眞紀子の更迭をきっかけに、永田町に大乱の予兆が……。角福戦争以来の愛憎もあって、福田康夫、小沢一郎、鳩山由紀夫、鈴木宗男ら、与野党入り乱れての政界大バトル! その舞台裏をあまさず描いた、傑作実録小説。さあ、役者はそろった!
  • 兵隊宿

    兵隊宿

    小説・文芸
    -
    1巻979円 (税込)
    乗船直前、自分の家に泊った3人の出征将校の姿に、未知の大人たちの世界を知り微妙に変わる少年の心の襞。川端康成文学賞受賞「兵隊宿」と、「少年の島」「流線的」「緋鯉」「虚無僧」ほか共通の主人公による9つの短篇群。『往還の記』『式子内親王・永福門院』等、日本の古典を材に優れた評論を持つ著者の『儀式』『鶴』に続く代表的名篇。
  • 閉店時間
    値引きあり

    閉店時間

    小説・文芸
    5.0
    1巻462円 (税込)
    華やかな都会の夢をはらむ、白亜の殿堂・東京デパート。そこに働く松野紀美子、藤田節子、牧サユリの3人は、高校のクラスメートで、いまでも仲がいい。だが4年の歳月は、彼女たちをかなり違った色合いに染めあげていた。意地っぱりの紀美子、古風な節子、派手好きなサユリという性格の延長だけでなく、4階の高級呉服売場、地階の食料品売場、エレベーター係といった職場の影響にもよるらしい。そこから三人三様の恋が、そして当然、将来がひらけていくのだった。現代の花形企業であるデパートの内幕と、3人の女店員の恋愛模様を、清新な筆致で描いた長篇。
  • 塀の中のプレイ・ボール

    塀の中のプレイ・ボール

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    懲役の野球のスターティング・メンバーはスゲエ! ピッチャーはシャブ中、キャッチャーは二人殺している強肩の殺人犯、サードは人望あるヤクザ、ショートは青森刑務所からトレードしたスタープレーヤー、セカンドは無口なヤサグレ、ファーストは老組長、レフトは棒の利かない男、ライトはルンペン。さあ、塀の中の大試合、プレイ・ボール!
  • 平凡 私は懐疑派だ

    平凡 私は懐疑派だ

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,089円 (税込)
    明治文学の黎明を告げる名作「浮雲」を執筆しながらも人生への懐疑より一時筆を断ち、晩年はロシヤに渡って、病に倒れ、帰途ベンガル湾洋上にて、45歳で客死。終生、、人間いかに生くべきかを自問し、明治の激動期を生き急いだ先覚者四迷の小説、翻訳、評論を1冊に集成。自伝体小説「平凡」、翻訳「あいびき」、「狂人日記」他、評論「私は懐疑派だ」「予が半生の懺悔」「遺言書」等収録。
  • 壁画修復師
    値引きあり

    壁画修復師

    小説・文芸
    3.6
    1巻330円 (税込)
    直すのは人の心、自らの過去――フランスの田舎町を渡り歩きながら、中世フレスコ画の修復に打ち込む、孤独で風変わりな日本人男性・アベ。名も無き人々が胸に秘めた想いに接し、さながら神父(アベ)のように彼らを受け止めるうちに、アベは町に溶け込んでいく。人生の哀歓と男の手仕事の魅力を絡めて描かれた、著者独自の世界が広がる、5つの連作短編集。
  • 兵児一代記
    値引きあり

    兵児一代記

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    椎原真平は、薩摩のボッケモン(勇敢者)である。年少の頃から気に奔った奇行で知られた。薩英戦争では、素ッ裸に赤ふんどし姿で伝令を務め、唯ひとり砲台に居残って、届かぬ弾丸を英艦に射ち続けた。――「チェスト!」真平には万事が気合いである。鳥羽伏見の戦では、緊張の対陣のなかで、ノコノコ敵陣に煙草の火を借りに行く。「見事やりとげたら、宮川町の女郎をおごいやんせ」。真平は、中村半次郎と賭けをしていたのであった。――やがて、時代は明治維新に転換する。彼は、酒と女に溺れていた。風雲は、西南戦争に向って妖しく流れてゆくのに……。木強かぎりない薩摩っぽを描く「兵児一代記」ほか。
  • ヘッドハンター

    ヘッドハンター

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    バブル経済がはじけ、業界の再編・変動がはじまっている。いかに優秀な人材を集めるか……ヘッドハンターの動きは巧妙をきわめる。「W・W・R」本社の人材課課長・高村泰生は、銀行や証券会社の若手に狙いを定めた。鋭い嗅覚と型破りな手で誘いをかける。人材スカウト会社の知られざる実態を描く、経済情報小説。
  • へっぽこ先生その他

    へっぽこ先生その他

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    東京下町の思い出、四季折々変化する鎌倉の風物、昭和文士たちとの友情、懐かしさ溢れる名随筆の数々――作家としての早熟な才能を示した東京・神田育ちの青年は、菊池寛に誘われ文藝春秋社で編集者となった。しかし敗戦後は社を去り、以後筆一本の暮らしに入る……。人生の断片を印象鮮やかに描き出す短篇小説の達人が、横光利一、小林秀雄、井伏鱒二ら文学者との深い交流や、さりげなくも捨てがたい日常・身辺の雑事を、透徹した視線と達意の文章で綴った、珠玉の名随筆59篇。 ◎「自分の小さかった時のことを思い出してみて、夜なべに針仕事をする母のすぐ脇に、寝床を寄せて眼をつむっていると、なに一つ言葉を交わすのでもないのに、うれしくてうれしくて、眠ったふりをしながら、いつまでも眠らずにこうしていたいと思ったことがあったし、銭湯の帰り道、父と二人並んで歩いていると、まっくらな中で、これが自分と父なのだという、きわめて自然な血のつながりを感じたこともあった。」
  • 蛇の王(上) ナーガ・ラージ
    値引きあり

    蛇の王

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻419~796円 (税込)
    炎熱と騒乱に煙る19世紀中頃のインド。植民地支配の手が隅々まで伸びつつある彼の地を訪れたアイルランド人記者ダニエルは、秘密殺人結社「タグ」の首領に出会う。かつて"蛇の王(ナーガ・ラージ)"と呼ばれた老人が語った半生は、他民族を恐怖に陥れる血塗られた日々だった。インド史絵巻を壮大に描く傑作エンターテインメント!
  • 偏愛執事の悪魔ルポ

    偏愛執事の悪魔ルポ

    小説・文芸
    4.0
    1巻748円 (税込)
    悪魔の夜助が心酔するのは、春風家の琴音嬢。 だが、夜助には悩みがある。 琴音は天使のような人格ゆえに、実際に神からも天使候補と目されているのだ。 愛する主人を守りたい、けれど未来の天敵を悪堕ちさせたい。 ジレンマに苦しみながらも夜助は、神からの試練として日々降りかかる事件に挑む琴音に、“悪魔的”に手を差し伸べる。 悪魔と天使の推理がせめぎ合う、ラブコメ×ミステリー。
  • 変愛小説集 日本作家編
    値引きあり

    変愛小説集 日本作家編

    変てこだったりグロテスクだったり極端だったりする、究極に純度の高い愛のアンソロジー。人気作家勢揃い! ●川上弘美●多和田葉子●本谷有希子●村田沙耶香 ●吉田知子●深堀 骨●安藤桃子●吉田篤弘●小池昌代●星野智幸●津島佑子
  • 変身のためのオピウム

    変身のためのオピウム

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    芥川賞作家のめくるめく奇妙な万華鏡世界。ギリシア神話の登場人物から22人の女性を選び一人一章をあてて描く連作集。芥川賞作家多和田氏ならではの想像力の限りを尽したタペストリーをお楽しみ下さい。
  • 変身 放火論

    変身 放火論

    小説・文芸
    5.0
    1巻2,607円 (税込)
    人はなぜ火を放つのか? 『八百屋お七』から『ノルウェイの森』まで、古今の文学に匿(かく)された「放火」の系譜を追い、日本人の魂の修羅に出会う異色傑作評論。――放火への願望、放火への逃避、放火への陶酔……。 「火事になればまた吉三に逢えるという因果律でお七は放火したのでしょうか。胸の奥に恋と火とが燃えており、その火をお七はヒョイとどこかへ(一説によると梯子箪笥の中へ)投げいれたのではないでしょうか。お七の火は情熱の変身したものでした。」(「八百屋お七」より)
  • 変体少女文字の研究

    変体少女文字の研究

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    この文字を知ることは、新人類を知ることだ。21世紀は弱々しく幼稚な社会となるのか? 長期間の執拗な取材で、ついにその謎を判明させた渾身のノンフィクション! ――マンガ文字、丸文字とも呼ばれている〈変体少女文字〉は、昭和53年頃から猛烈に普及しはじめた。この文字に象徴される新しい文化は、弱々しく幼稚な社会を到来させる芽をはらんでいる。角ばった楷書型の男文化が後退し、21世紀の日本人は、誰もが「かわいい」価値観をもち、この文字を書く可能性がある。
  • 遍路みち
    値引きあり

    遍路みち

    小説・文芸
    4.0
    1巻261円 (税込)
    夫・吉村昭氏の死後、氏に関連する来客や電話の応対に明け暮れた日々。三年が過ぎ、再び筆を執った著者が身辺のことを綴った小説集。長年過ごした自宅を建て替え、独り誰も知る人のいない温泉地に滞在する。けれど何をしても感じているのは、夫の気配と思い出だった。(講談社文庫)
  • ヘヴン

    ヘヴン

    小説・文芸
    4.1
    1巻748円 (税込)
    「苛められ、暴力をふるわれ、なぜ僕はそれに従うことしかできないのだろう」 善悪の根源を問う、著者初の長編小説。
  • ベター・ハーフ

    ベター・ハーフ

    小説・文芸
    3.5
    1巻990円 (税込)
    幸せになりたい、だけなのに。 恋と仕事と夢と性。 大人になるほど、思い通りにはならなくて。 ぶつかり合う4人の混線ラブストーリー。人気舞台の小説版! ◎◎◎ 諏訪祐太 小さなPR会社で働いている29歳。今は恋愛より仕事に時間を使い、成功したい。   沖村嘉治 諏訪の会社の上司。43歳。仕事はあまりやる気がない。幸せになりたい。 平澤遙香 アイドルになりたいと事務所に所属して頑張っているが、なかなか芽が出ない。 小早川汀 ホテルのラウンジでピアノを弾くピアニスト。マッチングアプリで恋人を作ろうとするが。 ◎◎◎ あたし達はどうしたらいいんだろう。 それぞれの「秘密」が呼ぶ波乱。運命の相手とは出会えるか。
  • 別冊GUNZOU
    NEW

    別冊GUNZOU

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    1946年に創刊した講談社がほこる文芸誌――「群像」。 2026年10月号をもって創刊80周年を迎えることを記念し、「別冊GUNZOU」をお届けします! 日本の文学が世界でも脚光を浴びるようになった今、これから先必ずや「世界」でも注目されること必至の実力作家6名が、同一テーマのもとに書き下ろした作品で豪華共演&英訳も同時収録!! 6名の作家と6名の翻訳家が一堂に会したことで生み出された最前線の言葉たち。 創刊80周年を彩る「世界」文学をぜひ、お楽しみください! ~~~豪華収録作!~~~ 彩瀬まる 「私たちは星」 井戸川射子 「もっと大きな鳥がいたはずなんだけど」  今村夏子 「今日で最後」 柴崎友香 「なにもしていない」 豊永浩平 「ETCカードが挿入されていません。」 宮内悠介 「七つの性をもつ男」 Maru Ayase 「We Are Stars」 Translated by Haydn Trowell Iko Idogawa 「Wasn’t There a Bigger Bird?」  Translated by Jesse Kirkwood Natsuko Imamura 「After Today, That’s It」 Translated by Lucy North Tomoka Shibasaki 「Nothing to Do With It」 Translated by Eriko Ikeda Kay Kohei Toyonaga 「ETC Card Is Not Inserted.」 Translated by Kalau Almony Yusuke Miyauchi  「The Man with Seven Genders」 Translated by Matt Treyvaud
  • ベトナムから遠く離れて(上) 【小田実全集】

    ベトナムから遠く離れて 【小田実全集】

    小説・文芸
    -
    1~3巻2,200円 (税込)
    1980年代、世界初の海上埋め立て都市をもつ一港都に、異人館で高級仕立屋を営む女主人公と家族、縁者、風変りな外国人が蠢く。抱腹絶倒の過剰な性の倒錯、欲望、虚栄が渦まく中、人は何のために生きているのか? と問うようにベトナム戦争の影がつきまとう。かつて「ベトナム」は世界の中心だったがもう誰もふれようとしない。ベトナムから遠く離れた世界、人間はどこへ行くのか? ディエンビエンフー、パリ、カマウ岬、メコン河……。バブル時代と人間の悲喜劇を描いた傑作長編。
  • ベトナムは、いま 十年後のベトナム戦争

    ベトナムは、いま 十年後のベトナム戦争

    小説・文芸
    3.7
    1巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦争の本質を追求するオリジナル写真集――ベトナム戦争が終結して10年。だが、ベトナムの人びとにとって、あの戦争は、まだ過去の出来事ではない。枯れ葉剤の怖ろしい後遺症は、想像を絶するほど大きく、むごい。国土は荒廃し、米兵との混血児たちの悩みも消えてない。政治犯として捕らわれて拷問を受けた人々、元売春婦……。いったい、ベトナム戦争とは何であったのか? 戦火の時代から今日まで、ベトナムに視点を据え、戦争の本質を問い続けてきた写真家による、渾身のオリジナル写真集。
  • ベトナム報道1300日 ある社会の終焉

    ベトナム報道1300日 ある社会の終焉

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    戦争と革命の中の人間を描くルポルタージュの名篇――1975年4月30日、南ベトナムの首都・サイゴン陥落。その歴史的瞬間を現場にあって目撃するなど、日本人特派員として最長の滞在記録を持つ記者が見た「ベトナム戦争」とは何であったのか? 本書は、記者自身が報道という仕事を通して見た、南ベトナムの興亡と、戦争と革命の中での人間の記録である。
  • 紅水仙
    値引きあり

    紅水仙

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    何も語らずに逝った母の人生を辿る長篇小説。母が残したわずかな写真と叔母の話をたよりに、雪深い新潟山平村から秩父、浅草、安倍川、天川原、市谷富久町そして葛飾白鳥へ、足を運ぶ。わずかに探りあてた手懸かりには、悲しいことばかりが映しだされていた。薄倖な越後の女の生に捧げる感動のレクイエム。
  • ベラウの生と死
    値引きあり

    ベラウの生と死

    小説・文芸
    -
    1巻385円 (税込)
    美しいベラウの島々で、餓えて死んでいった男たちがいた。戦争末期、孤立した南の島で、男たちの生と死をわけたのは何だったのか? ひとつの資料から取材を重ね、戦闘を描かずして「戦争」の顔を浮かび上がらせる……。もの言わぬ死せる人々を、そして、幼いいのちが担う地球の未来を、静かに見つめる必読の書。戦争は終わらない!
  • ベルリンの夜に逃れて

    ベルリンの夜に逃れて

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ベルリンの壁をめぐる死闘! 誘拐された心臓外科の権威を追って展開する凄絶な東西スパイ戦争。諜報と謀略の渦に陥った青年の運命は?――東西の接点・ベルリンに暗躍する、国際スパイ・ミステリー。心臓外科の世界的権威・高牟礼史郎博士が、西ベルリンでの世界医学会議の後、何者かに誘拐された。東ドイツに連れ去られたらしい博士を追って、命令を受けた明日香二等書記官は、必死の救出作戦を展開するが……。ベルリンの壁をめぐる、息詰まる諜報戦争を描く力作。
  • 「弁護士アルカポネ」と呼ばれる男
    値引きあり

    「弁護士アルカポネ」と呼ばれる男

    小説・文芸
    5.0
    1巻357円 (税込)
    金と女を求めて、あくなき野望に燃える弁護士・藤堂長康は、鳴海産業会長の御曹司が起した殺人事件で、身替り犯人をでっち上げ、億単位の報酬を得た。弱みを見せた者から金と女を奪い、しゃぶり尽くす藤堂は、アルカポネと異名をとる。悪徳弁護士と鬼検事たちの死闘は、はたしてどちらに凱歌があがるのだろうか? 悪徳弁護士のピカレスク・ロマン。
  • ぺ
    値引きあり

    ぺ

    小説・文芸
    3.2
    1巻330円 (税込)
    「ペ」は「ペ」であり、「ペ」いがいのなにものでもない。が、それにしても「ペ」とはなにか? 液体、気分? 女、男? 哲学、心象? 食べ物、道具? 天使、野兎? 「ペ」と遭遇したことはありますか? 「ペ」と話したことはありますか? ……卓抜なアイディアと詩人の言葉が拓く小宇宙。「花の掟」「墜ちた男」「エデンの園」「緑色の蝶」など、意外な展開と絶妙の結末がしかけられた、23編のショートショート集。
  • 北京原人の日

    北京原人の日

    小説・文芸
    4.1
    1巻838円 (税込)
    賞金2億円の化石を探せ!事件のカギは歴史の謎に! ――銀座の空から落ちてきた軍服の老人は、北京原人の化石を持っていた。現場に居合わせたカメラマン・達也と雑誌記者・さゆりは、2億円の賞金につられて、残りの化石を探し始める。下山国鉄総裁轢死(れきし)事件、山下奉文(ともゆき)将軍の財宝……。現代史の怪事件が、驚天動地の真実を浮かび上がらせる。二人がたどり着いた結末とは……。奇想の歴史ミステリー!
  • 北京散歩ノート

    北京散歩ノート

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北京に行ってない人にだって、北京を旅行した気分にさせる、北京の情報がいっぱい! 旅を10倍楽しくする北京マップ――北京の空に想いを馳せて、田舎のおふくろを東京見物によぶ時の、意中の人を実家に案内する時のおもいで、北京から来た中国の編集者と力を合わせて編んだ、「北京旅行全情報」。北京への旅行で、最少限必要な会話や食事・宿泊・交通の情報、昔から有名な街並みや名所旧蹟、公園や博物館・美術館の、歴史と地理が満載。――極爲熱情地編輯了 北京旅遊指南!
  • 北京悠々館

    北京悠々館

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    時は清末、日露の風雲急を告げる明治36年、初秋の北京に、ある任務を帯びて下り立つ美術商・土井策太郎。露清撤兵協約の再締結! 批准? 対露開戦の大義名分を失うのを恐れる日本は、巨額の金で清朝要人の買収を工作、舞台は「悠々館」。だがパイプ役は、完全密室で殺害、同時に金も消失し……。腐敗と無策を孕む国家の末期症状で、事件は謎を深める。本格推理と歴史小説が見事に結合結晶した会心の作。
  • 薄荷草の恋

    薄荷草の恋

    小説・文芸
    3.7
    1巻550円 (税込)
    遠距離恋愛のひかると田口は、なかなか一緒に過ごせない。ひかるがハードな仕事の合間を縫って、久々に4日間休みが取れたと思ったら、すれ違い。会いたさが不満になって、「仕事、やめっ言うんじゃ! 」「何よっ! 」と喧嘩になるが……。表題作はじめ、男女の本質と恋愛の妙を温かく描いた8篇の恋愛小説集。
  • ペンギン村に陽は落ちて/その他の短篇

    ペンギン村に陽は落ちて/その他の短篇

    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    異色短篇集『ペンギン村に陽は落ちて』は、小説家の父が小学生の息子に宿題として課された「しょうせつ」の書き方を尋ねられるところから始まる「序文」を冒頭に置く。 その問答を経て、息子は自分の「しょうせつ」でなければ書く意味がないと考えていることがわかり、自分の「しょうせつ」とは自分の好きなテレビの画面に映っていることを書くことなのではないかという考えに至る。そして父子はひたすらテレビに見入ることになる。 結局、息子はいくつものアニメ番組の断片的な感想しか書くことができなかったが、代わりに父親が画面を見ながら自動筆記的に記した文章を息子に渡す。それが『ペンギン村に陽は落ちて』に収められた各篇だという体裁であり、小説家の父親というフィルターを通してアニメが小説に変換される。 「ペンギン村に陽は落ちて」は『Dr.スランプ』の人型ロボット「アラレ」を『鉄腕アトム』のアトムに置き換え、科学の発展と人間の夢の関係を問う。 「愛と哀しみのサザエさん」ではまだ若い人妻のサザエさんがウルトラマンファミリーの入所する介護施設の職員となり、老いと性愛の問題を考えさせる……といった具合に、1970年代~80年代に人気を博しアニメ化された漫画作品のキャラクターたちの裏に潜んでいる設定を思わぬ方向に発展させることで、小説の登場人物にリサイクルしている。 そして、どの作品も人気漫画の持つテンポの良さと無責任なまでの破天荒さを湛えながら、奇妙な苦みをうっすらまとう、軽薄そうな外見と裏腹に奥行きを感じさせる深みと渋みを備えてもいる。 「その他の短篇」は1987年から2000年に文芸誌に発表された7篇の短篇小説。 「日本野球」「言葉」「正義」「ドン・キホーテ」「日本文学」「ゴジラ」など、作家高橋源一郎にとって重要なモチーフたちと本気で戯れた成果である。 本書に収められた14篇の短篇小説は著者と通念としての文学との格闘の成果であり、現在も色褪せず輝きを放つものである。
  • 抱影

    抱影

    小説・文芸
    4.2
    1巻825円 (税込)
    生と死のはざまでほとばしる情念。これが北方謙三だ。 定期的に食事はするが、踏み込まない。響子とは二十二年、そうしてきた。死期が近いと告げられるまでは。硲(はざま)冬樹は画家。売れない絵描きではない。横浜に数軒の酒場を持つ。硲の絵を望んだ響子。消えゆく裸身をキャンバスにして、硲は鑿(のみ)を手にした硲は消えない絵を刻みつけようとする。男と女、北方ハードボイルドの到達点!
  • 方丈記
    値引きあり

    方丈記

    小説・文芸
    4.0
    1巻385円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 失意の鴨長明が、日野の山奥、方丈の草庵に隠遁し、世の変遷と心の不安のなかに、自らの救いを求めようとする心境を、自伝的につづった、わが国随筆文学史上の不朽の名作。参考資料として、長明真跡の方丈記巻首、方丈庵遺跡を口絵に、現代語訳、解説、年譜、語彙索引を付し、川瀬一馬の名現代語訳でよみがえる。
  • 北條民雄 小説随筆書簡集

    北條民雄 小説随筆書簡集

    小説・文芸
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ハンセン病療養所での隔離生活という極限状況で創作されたすべての小説(完成作品)を中心に、川端康成や中村光夫と交わした数多くの書簡、一部の未完小説と随筆も収録。創作期間わずか数年で夭逝した天才作家の、魂の軌跡を辿る。
  • 宝石のこえ

    宝石のこえ

    小説・文芸
    3.9
    1巻2,310円 (税込)
    第20回小説現代長編新人賞受賞作。 故郷が無いこと。都会の生活を楽しむこと。まだ見ぬ光景に思いを馳せること。 宇宙人は、わたしがどんな人かお構いなしに、宝石をくれるだけ。 誰しもが抱える孤独の本質を問う、衝撃のデビュー作。 選考委員称賛!  侃々諤々の議論が巻き起こった作品。 今村翔吾さん 不穏さや虚無感に惹かれる読者は少なくないだろう。私もその一人だ。 塩田武士さん 出来事があまり多くない小説なのに読めてしまうのは、文章がよいからだろう。 中島京子さん 美しく流れるような文章。晴れすぎた空のような悲しみを帯びた世界観。 凪良ゆうさん 一押し。小説を読むことそれ自体の楽しみがあった。 宮内悠介さん 内なる閉塞感や繊細な心情などは読ませるものがある。 薬丸岳さん ある日突然、地球に宇宙人がやってきた。もはや言語を使わずにコミュニケーション可能な彼らだが、人間の声を聴くと宝石のような物質を排出するらしい。わたしは、彼らのその習性を利用して対価をもらう「宇宙人の店」で働く代わりに、大学に進学するための費用や生活費を奨学金として援助してもらっている。都会で新たな友人もでき、予備校で出会った了一と恋人になるなど日々を謳歌するが、親密になったはずの彼に、捨ててきた故郷の思い出をうまく話すことができず困惑する。根っこを失い、枝葉にも寄りかかることもできなくなって、言葉の通じない、宇宙人に自らの過去を語り始め……。
  • 鳳仙花

    鳳仙花

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,430円 (税込)
    小田原の魚屋の息子に生まれたが、文学への夢が捨てきれず家督を弟に譲って上京するも、小説家として一本立ち出来ずに郷里に逃げ帰る。そんな前半生と売れない老残の作家の娼婦との交遊が、地べたを這うような低い視点からの一種の諧謔味をおびた川崎文学をつくりだす。本書は「鳳仙花」「乾いた河」などの代表作のほかに中山義秀との交友を描いた「忍び草」など7篇収録。
  • 抱擁家族

    抱擁家族

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,210円 (税込)
    妻の情事をきっかけに、家庭の崩壊は始まった。たて直しを計る健気な夫は、なす術もなく悲喜劇を繰り返し、次第に自己を喪失する。不気味に音もなく解けて行く家庭の絆。現実に潜む危うさの暗示。時代を超え現代に迫る問題作、「抱擁家族」とは何か。<谷崎潤一郎賞受賞作品>
  • 放浪について
    値引きあり

    放浪について

    小説・文芸
    -
    1巻462円 (税込)
    牢屋のような部屋で、刑罰のように物を書く。そして無性に、二条の、西行の、一遍のような放浪に憧れる……。風に背を押され、次の町へ次の村へ、身ひとつになって、たったひとり、無目的の終りのない旅に、という。さまざまな風景の中の、さまざまな出合い、触れ合い、その一瞬一瞬の命の炎を、そして紅葉(もみじ)する中尊寺での得度後、道元の「すててこそ」の境地を得る1年の心の移りを、華麗な筆でつづる。
  • 螢草

    螢草

    小説・文芸
    -
    1巻3,960円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「縁側近くの庭先で泰山木が咲いている。梅雨曇りの思い空を支えて、木蓮に似た盃状のこの大きな白い花は、軒先から程遠からぬところで豊かな幅の広い花びらをひらいているが、匂いは溢れて、部屋の真中にぽつねんと坐っている私の皮膚にまで深くしみてくる。 木斛や松などと一緒に、東向きの縁側に沿ってならんでいるのだが、ここで花を見るのは始めてである。家へ入るのに、隣の家の向う横についている細い貝殻道を通って迂廻して来なければならない。その隣の家の門あたりまでくると、花の匂いはもう私に呼びかけてきた。 ・・・ 戦争中でもこのように穏やかだったのだろうか、と思った。 この内海の、平凡な、単調な風景は、自分の家の池のように親しいのであったが、長い戦争の歳月は、苛立たしいほどの空白を私に押しつけてくる。それはあまりにかたくなで、眼前のこの内海に対する私の感覚が、屡々錯覚であるかのような戸惑った思いを抱かせる。私は、なにやら違った歳月の中を歩いてきた旅人のように、遠慮深い眼で、久しぶりの海の青さに見とれていた。」(「序の章」より) 【目次】 序の章 轉身 螢草 柿ノ木坂 落落の章 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 北愁

    北愁

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    幼くして母を亡くし、継母と文筆家の父に育てられた才気煥発な娘あそぎ。そのまっすぐな気性は時に愛され、時に人を傷つける。婚家の没落、夫婦の不和、夫の病――著者・幸田文自身を彷彿とさせる女性の波乱の半生を、彼女を取り巻く人々とのつながりの中でこまやかに描きあげた長編小説。
  • 北北東の風、マイナス三度
    値引きあり

    北北東の風、マイナス三度

    小説・文芸
    -
    1巻302円 (税込)
    新しい都会小説のジャンルをひらく、山際淳司の処女小説集。冷たい風が北北東から吹き、上空1500メートルの気温がマイナス3度を下回ると、東京を春先の雪が包む。大都市の空中楼閣で季節はずれの舞いを見せる男と女、ひび割れた日常の中での、つかのまの透明な時間……。「人工海浜」「事件」「桜売」「タンゴ」など、奇妙な味の連作東京物語12編。現代の都会人の風景を描く、新しい都会小説の味!
  • 北陸の海に消えた女
    値引きあり

    北陸の海に消えた女

    小説・文芸
    4.0
    1巻330円 (税込)
    自殺か、他殺か? 初冬の海に殺意が漂い、殺人事件の容疑者は水死体に……。十津川の推理は? 傑作ミステリー集――北陸・山中温泉で、製薬会社の役員が、背中を刺され殺された。黒いコート姿の若い女性に、容疑がかかるが、彼女は、海岸で水死体となって発見される。所持品のバッグからは、殺された役員と同じ型の血液が付着したナイフが! 十津川警部の執念の捜査が、事件の真相を暴く、という表題など、全4編の傑作短編ミステリー集。
  • ホサナ

    ホサナ

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,705円 (税込)
    愛犬家が集うバーベキューパーティーが、すべての始まりだった。私と私の犬は、いつしか不条理な世界に巻き込まれていく。 「君はどんな世界を作りたいんだ」 「俺はどんな世界も作りたくない。どんな世界も作らないことが俺の目標だよ。ほおっておくと世界が作られてしまうからな」 「なにを言っているのかまったくわからない」 「いけばわかるよ。真の栄光、真のバーベキューについても」(本書より) 迷える民にもたらされた現代の超約聖書。 町田康の新たな代表作。 人間の根源を問う傑作大長編小説。 私たちを救ってください。
  • 星からの1通話
    値引きあり

    星からの1通話

    小説・文芸
    3.0
    1巻275円 (税込)
    ショートショートの奇才が贈る75回の電話遠い星にも大人と子どもがいて、樹や石があってみんな苦労しているのだろうか。身の回りのほんのささいな、けれどもせつなくなるような世界を卓抜な筆致で描出。(講談社文庫)
  • 星が吸う水
    値引きあり

    星が吸う水

    小説・文芸
    3.4
    1巻492円 (税込)
    恋愛ではない場所で、この飢餓感を冷静に処理することができたらいいのに。「本当のセックス」ができない結真と彼氏と別れられない美紀子。二人は「性行為じゃない肉体関係」を求めていた。誰でもいいから体温を咥(くわ)えたいって気持ちは、恋じゃない。言葉の意味を、一度だけ崩壊させてみたい。表題作他一篇。(講談社文庫)
  • 星と輝き花と咲き
    値引きあり

    星と輝き花と咲き

    小説・文芸
    3.7
    1巻352円 (税込)
    「竹本綾之介は天からの授かりもんだ」大阪で生まれた美少女は、竹本綾之助を名乗り、浄瑠璃で明治の日本中を魅了した。錦絵は即日完売、ファンの書生は人力車を“追っかけ”回し、芸能記者はスキャンダルを書きたてる。孤独と引き換えの栄華を手にした綾之助の傍には、いつも母お勝がいた。そんなある日訪れた突然の初恋。彼女の下した衝撃的な決断とは? 直木賞作家が実話をもとに描く、可憐な元祖アイドル半生記!(講談社文庫)
  • 星と脚光 新人俳優のマネジメントレポート
    値引きあり

    星と脚光 新人俳優のマネジメントレポート

    小説・文芸
    4.0
    1巻396円 (税込)
    芸能界は事件がいっぱい! 天然新人俳優×全力マネージャー 私があなたを星(スター)にして見せる! 気鋭の舞台演出家が描くお仕事青春小説!  弱小芸能事務所・天神マネジメントに転職したまゆりが、オーディションで目を付けた、天真爛漫な新人俳優マコト。彼は破天 荒な行動ばかりでまゆりを振り回す。二人は人気2.5次元舞台の出演を二人三脚で目指すのだが、マコトの暴走、大手事務所の妨害、 さらに過去のスキャンダルと、舞台デビューはトラブル続きで!?  気鋭の舞台演出家が芸能界の光と闇を描く、お仕事青春小説!
  • 星と月は天の穴

    星と月は天の穴

    小説・文芸
    3.4
    1巻979円 (税込)
    結婚生活に失敗した独り暮しの作家矢添と画廊で知り合った女子大生紀子との奇妙な交渉。矢添の部屋の窓下に展がる小公園、揺れるブランコ。過去から軋み上る苦い思い出……。明晰・繊細な文体と鮮やかな心象風景で、一組の男女の次第に深まる愛の〈かたち〉を冷徹に描きあげ人間存在の根本を追究する芸術選奨受賞作。
  • 星と半月の海

    星と半月の海

    小説・文芸
    4.1
    1巻880円 (税込)
    獣医のリョウコは、2匹のジンベエザメに「星」「半月」と名前をつけて、研究をしていた。懸命の処置も空しく半月は息を引き取るが、星は成長し海に放たれる。時は流れ、西オーストラリアで研究していたリョウコが海中で目にした光景とは(表題作)。パンダやペンギンなどの動物をテーマに、6作品を収録した珠玉の短編集。
  • 星になれるか
    値引きあり

    星になれるか

    小説・文芸
    4.0
    1巻360円 (税込)
    実名で綴るとっておきの秘話――直木賞受賞、睡眠薬中毒、そして離婚。編集者を経て作家となった著者ならではの、ハード・ボイルド・グラフィティ。吉行淳之介、野坂昭如、長部日出雄、星新一、佐野洋、小松左京、司馬遼太郎らも登場。ミステリー界の裏面史を実名、秘話、とっておきエピソードで描いた、ファン必読、疾風怒濤のミステリー開拓時代。
  • 星に願いを

    星に願いを

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ブルームーン(六月十五日)。妻は庭のブルームーンの咲いたのを三つ切って来て、書斎のサイドテーブルに活ける。――山の上の家で、たんたんとした穏やかな日常。子供も成長し、二人きりの老夫婦に、時はゆったりと流れてゆく。晩年の庄野作品の豊かさと温もりを味わえる上質の文学。
  • 星に願いを
    値引きあり

    星に願いを

    小説・文芸
    3.3
    1巻330円 (税込)
    地方出身のさえない女子学生キリコは就職試験にことごとく失敗し、不採用通知がたまるばかり。しかたなくアルバイト生活に明け暮れながら、コピーライターなるものをめざす。そんなある日、幸運の女神がキリコのもとにやってくる。あれよあれよという間に、キリコは一躍「シンデレラ」に。著者の自伝的小説。
  • 星に仄めかされて
    値引きあり

    星に仄めかされて

    小説・文芸
    3.9
    1巻429円 (税込)
    世界文学の旗手が紡ぎだす 国境を越えた物語(サーガ)の新展開! 失われた国の言葉を探して 地球を旅する仲間が出会ったものは――? 【本書の登場人物たち】 Hiruko ヨーロッパ留学中に「母国の島国」が消滅してしまった女性。同じ母語を話す人間を探して世界を旅する。 クヌート デンマークに住む言語学者の卵。Hirukoと出会い、彼女の旅に同行する。 アカッシュ ドイツに留学中のインド人男性。女性として生きるため、赤いサリーを身にまとう。 ナヌーク グリーンランド出身のエスキモー。語学の才能豊かで、日本人を演じていた。 ノラ 博物館に勤めるドイツ人女性。行き倒れていたナヌークを救う。 Susanoo 福井で生まれた日本人。ある時から歳を取らなくなり、言葉を喪失する病気になった……? Hirukoがつくり出した独自の言語、〈パンスカ〉が見知らぬ人々を結びつける。 分断を超えた希望を描く、全米図書賞作家の新たな代表作。 文庫解説 岩川ありさ
  • ホシノカケラ

    ホシノカケラ

    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典さん、絶賛!「ただただ、共感」 ライブ動員数日本一を誇るバンド「デラノ」のボーカル・香田起伸は、初めてのソロライブを前にして孤独と葛藤を抱えていた。そんな香田を支えながら、次々に起こる問題を乗り越え、最高のステージを作り上げるために戦い続ける男たち。決して脚光を浴びることのない「裏方」たちの人生と熱い思いを描く。 ライブ空間を作り上げるのは、アーティストだけではない。現場で戦い続けるプロフェッショナルの仕事と、そこにかける思いとは?
  • 星の恋人たち

    星の恋人たち

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    ●STORY:自然豊かな地方都市の新高1生、木崎乃亜は、同好会の部室で1学年先輩の副部長、槇裕也と出会う。乃亜の片想いが両想いに変わり、地方の料亭のひとり息子である裕也は「いずれ乃亜と」結婚して幸せに暮らすと誓ったのだが。店は、悪人に騙されて経営困難に。裕也は「借金を返すために」音楽 の才能を活かして東京で稼ぐ、と旅立つ。ほどなく裕也はメディアが注目するスターとなり、音信不通に。遠い存在となったカレとの恋をあきらめるべく、親の勧める見合話を受け入れてしまう乃亜。けれども、乃亜の胸の内を知る大親友は「確かめもせず流されたら後悔するよ!!」と乃亜を叱り飛ばす。思いきって東京へ向かった乃亜が得た答とは!? ●作品MEMO:昭和62(1987)年9月の講談社X文庫ティーンズハート新刊。当時の花井愛子作品には“アイドル”男子とヒロイン少女のラブストーリーが少なくないが『星の恋人たち』は、イラストレーションが初コンビの、さとう智子ということで、ほんの少しであるが大人っぽさを意識した内容となっている。花井愛子が「執筆開始前にイラストのパートナーを決めていた」からで、その点を踏まえて作品を読み比べてみるのも一興かも。ちなみにラストの手描きページが存在しないのは。、当時の編集サイドの「大人の事情」による。実はタイトルも最初『星が降りてくる』だったが「ワケあり」で『星の恋人たち』に。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。  ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
  • 星の衣
    値引きあり

    星の衣

    小説・文芸
    -
    1巻732円 (税込)
    「あの人の星を織り出そう」……機(はた)に浮かぶ模様が、忘れがたい男の優しさを、忘れてしまいたい男の面影を、織り出していく。沖縄の伝統織物に生涯をかける二人の女――汀子(ていこ)は亡き夫へ捧げる[首里織]を、尚子(しょうこ)は新しい人生の証となる[八重山上布(じょうふ)]を。生と愛の情念を織り上げる女のひたむきさを描く、感動の長編小説。吉川英治文学賞受賞作品。
  • 星封陣

    星封陣

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,068円 (税込)
    東北の一村がいま奇怪な勢力に狙われる! 古代、蘇我氏に敗れた物部氏一族が東北にとてつもない秘宝を封じ込んだという。それを守る物部の末裔に対し、秘宝奪取に権力と暴力を使える巨大組織が襲いかかる。村人の主緋星幸丸(あかぼしさいわいまる)は自分が秘宝の鍵を握ると自覚、仲間と共に絶望的戦闘に決起する! 伝奇超大作。(講談社文庫)
  • 細い赤い糸

    細い赤い糸

    小説・文芸
    3.0
    1巻660円 (税込)
    次々と不可解な連続殺人事件が起こり、被害者のいずれもが、鈍器で殴殺されたと推定された。第一犯行現場の唯一の遺留品は、「細い赤い糸」。被害者の頭部に付着していた。被害者同志、何の面識もなく、犯行動機がつかめない。ただ、手口の類似が、同一犯人の犯行を裏付ける。「細い赤い糸」に秘められた殺人の謎を追う、本格推理長編。日本推理作家協会賞受賞作品。
  • 螢草抄

    螢草抄

    小説・文芸
    -
    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 そこには万葉の昔から、今も変わらぬ人と自然のふれ合いがある。本書は『山村の四季』『八重葎帖』についで著者の書き下ろした信濃・越後・奈良の山村の草木随筆集。山国の四季おりおりの植物と人のこころのふれ合いが、土地の美しい日本語で描き出される。 【目次より】 ■雪消沢恵具つむ乙女 そろい たけびらき やまなし さずいゆり たものき ほうらくいちご にわとこ かやね どうっつね ちちんの話 ■高円の野辺の貌花 ちゃんからちゃがま でえっばら とりあし とうへんじ みょうみょう つぼっつら にれ どんぼうのくみかみ かあげ つばきなぎ かんがらかつぎ ようご ちょっきらの話 ■葛の葉のあゆける我を さんまたびい ゆさご すいじんさんのて まめふじ もうぎ くまいっつる ひなっつび うずまきぶどう さなづる よつずみ さるで 山鳥の話 ■笹が葉のさやぐ霜夜に からすのかんなべ しょうとどころ あかんぼ 霜の笹 さるぼこ あかがら がにまめ どうの話 あとがき 地名一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 宇都宮 貞子 1908~1992年。民俗学者、草花研究家、随筆家。旧制県立長野高等女学校卒。東京女子大学中退。 著書に、『草木覚書』『草木ノート』『山村の四季』『草木おぼえ書』『八重葎帖』『螢草抄』『草木の話 秋・冬』『草木の話 春・夏』『たんたん滝水 村の自然と生活』『雪の夜咄』『山にあそび野にあそぶ』『野山の十二カ月 (野外への扉)』『草木抄 四季』(熊田達夫写真)『植物と民俗』『冬の草木』『夏の草木』『秋の草木』『春の草木』『科の木帖』『私の草木誌』などがある。
  • 路地裏のほたる食堂
    値引きあり

    路地裏のほたる食堂

    小説・文芸
    3.5
    1~3巻412円 (税込)
    「あんたの秘密。聞かせてくれたら、金はいらない」お腹を空かせた高校生が甘辛い匂いに誘われて暖簾をくぐったのは、屋台の料理店「ほたる食堂」。風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。ただし条件がひとつ。それは誰も知らないあなたの秘密を教えること。彼が語り始めた秘密とは? 闇夜にまぎれるように佇む路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。
  • 蛍の石

    蛍の石

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    幕末から明治の影を描く時代長編。 幸せを望んではいけない、手に余るものだから……。 開港地・横浜の熱を見つめる、薄幸の女 おときの醒めた眼差し。 にぎわう岩亀楼で、おときの周りには、いつも濃い影が差していた。 生人形一座から岩亀楼に売られてきた仲居のおときの前には、何かあると<不如帰>が現れ、「人を信じてはいけない」「幸せを望んではいけない」と言うのだった。生麦事件をはじめとして風雲急を告げる頃、攘夷の志士・桜田が現れた時、おときの人生は大きく舵が取られていく。
  • 螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集

    螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,254円 (税込)
    苛烈な戦場での日々に、死を凝視しつつ、なお友情、青春が息づく、その刻々を淡々と描いた、直木賞受賞作「螢の河」。堪え難い神経痛と耳鳴りに悩む“ぼく”が山奥での岩魚釣り中、不意に“生きてゆくこと”を深く認知する名作「源流へ」。「帽子と菜の花」「帰郷」「溯り鮒」「名のない犬」等、詩人の眼が捉えた、戦場、身辺、釣り、動物達との交歓。伊藤桂一の小説世界を開示する珠玉の名篇全10篇。
  • ホテルアジアの眠れない夜

    ホテルアジアの眠れない夜

    小説・文芸
    4.2
    1巻660円 (税込)
    きっと、あなたも旅にでたくなる。旅が忘れられない面白<旅>エッセイ――旅から、旅へ。バザールの喧騒、オンボロバス、路上の物売り、そして愉快な旅行者たち。ヨレヨレになって、たどり着いた安宿の屋上で空を見上げれば、満天の星たちが疲れを癒してくれる。辛くても熱くても、だから旅行はやめられない!
  • ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

    ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊

    小説・文芸
    3.4
    1巻759円 (税込)
    歴史あるホテル・ウィンチェスター。コンシェルジュの友納はホテルを騒がす怪奇現象に振り回されながも、今日もお客様のために働く。
  • ホテルウーマン
    値引きあり

    ホテルウーマン

    小説・文芸
    2.0
    1巻352円 (税込)
    コロンビア大学でMBAを取得した柊子は、熾烈な競争をくり広げる日本のホテル業界に挑む。華やかな巨大ホテルの内側は厳しい男性社会であり、秘密を抱えて入社した彼女には、プライベイトな苦悩も絶えない。画期的なプロジェクトの実現を目前に、恐ろしい破滅の予感が……。長編企業サスペンスの傑作。
  • ホテルモーリスの危険なおもてなし

    ホテルモーリスの危険なおもてなし

    小説・文芸
    3.7
    1巻748円 (税込)
    ギャングだって、お客様。部屋の数だけ事件も起きる! 極上のサービスと企みに満ちた劇場型ミステリー。圧倒的なおもてなし! ――かつて高級リゾートだった「ホテルモーリス」に、今は毎日ギャングがやってくる。迎え撃つのは、伝説のホテルマンの妻でオーナーのるり子、元殺し屋のコンシェルジュ・日野、そして立て直しを命じられた新人支配人の准。アガサ・クリスティー賞作家がもてなす、劇場型ミステリー。<『ホテル・モーリス』改題作品>
  • 骨、家へかえる

    骨、家へかえる

    小説・文芸
    5.0
    1巻880円 (税込)
    帰る家を探し続ける智子、駆け抜ける俊敏な馬を見落としてしまう陽平、午後4時の只中に立ち尽くす詩子、電気椅子に座り死刑執行を待つ滝也。『灰の水曜日』のまま静止した世界、生きていく中で感じる差異。男女四人が憂い哀しむ心情を抱きながら大きく、そしてゆっくりと交錯していく。中原中也賞等数多くの受賞歴を持つ詩人が美しい文体を用いて描く純文学。
  • 骨と鎖

    骨と鎖

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    「僕たちは双子だろう? これはその証なんだよ」 二人の絆は美しい友情なのか、残酷な支配なのか。 少年たちの制御不能な欲求を鮮烈に描くデビュー作! 第69回群像新人文学賞受賞!! 双子同然の親友だった陸と汰月。強く繋がれた分かちがたい鎖が断たれるとき、二人の関係が逆転していく……。歪みはじめたのは、一体いつからだったのか――
  • 骨の肉・最後の時・砂の檻

    骨の肉・最後の時・砂の檻

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,155円 (税込)
    生の深奥を抉る明晰な衝撃。河野文学の中期秀作群――初期作品「美少女」「幼児狩り」、芥川賞受賞作「蟹」から、話題の『みらい採り猟奇譚』まで、著者の誠実な文学的展開の中で、中期と呼ぶべき中・短篇群。特に世評高い名篇「骨の肉」ほか、女流文学賞受賞の「最後の時」、更に「砂の檻」ほか4篇収録。男と女の関係、特に子供のいない女・妻と男・夫の関係を描き、抉り出されてくる生の深奥の類例のない明晰な衝撃。
  • 炎の虚像

    炎の虚像

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    赤い悪魔が闇を刺す! ――テレビ界の実力者・加古川が、自ら演出する大作の撮影をすっぽかした。代わりを女性ディレクターがつとめ撮影は進行したが、その頃、加古川は交通事故に会い、新進女優の家で眠り続けていた。加古川へテレビ界の風当りは強い。しかも今度は、新進女優の死。事態は謎めく一方だ。テレビ界に巣喰う野望を描いた傑作推理。
  • 炎の経営者(上)

    炎の経営者

    小説・文芸
    3.5
    1~2巻492~513円 (税込)
    山陽線下り急行「筑紫」の2等車で、一中小企業「日本触媒化学工業」社長の八谷泰造は、当時富士製鉄社長だった永野重雄に面会を申し込んだ。終戦直後の金で3千万円の株を、持ってもらいたいというのである――。無水フタール酸の製造から石油化学全般に命を懸けたロマン溢れる男の人生長編ドラマ。
  • 炎の氷河
    値引きあり

    炎の氷河

    小説・文芸
    -
    1巻462円 (税込)
    高校の仲良し3人の女性がたどる、それぞれの波乱の人生と恋と、そして株をめぐる復讐の物語。なにか重苦しい情念に突き動かされる!
  • ほのかに白粉の匂い 新・女が愛に生きるとき

    ほのかに白粉の匂い 新・女が愛に生きるとき

    小説・文芸
    3.8
    1巻660円 (税込)
    女の人生の充実とは何かを考えるエッセイ。いい女になるための手引き、男たちとのつきあい方…女の一生に起こるさまざまな問題を面白く味わい深く語り、女の心のひだを深くする! ――お嫁にいくのも大事だけれど、もっと多様な生き方も、探してみたい。慕わしい先輩にめぐりあい、女であることのときめきを、受け継いでいきたい。ものを考える力がついたとき、女は色あせない魅力を持ち、そのとき、視線はあるがままの男に、やさしく注がれるでしょう。女の人生の充実を語る、楽しいエッセイ。
  • 歩兵の本領(『歩兵の本領』講談社文庫所収)

    歩兵の本領(『歩兵の本領』講談社文庫所収)

    小説・文芸
    -
    1巻104円 (税込)
    一週間の後に、私は自衛隊特有の鉄と亜麻仁油の匂いのない自由な世界へと戻っていく。任期満了で退職するのは、正当な権利なのだから。だが除隊前夜、非国民呼ばわりするロートルの坂崎一曹と徒手格闘した私の胸を去来したものとは。男の矜りの不変性を教える感動短編。浅田次郎が自らの自衛隊体験を活写した、涙と笑いの青春グラフィティ! 『歩兵の本領』表題作。
  • 焔火

    焔火

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,562円 (税込)
    昭和初期の東北の寒村で貧しい狸とりの息子として、侘しい暮らしを送る男。肺病の家系にあり、村八分にされている。そんな彼の心の慰めは、おミツという村の女だった。盗人の家に生まれ、差別さて続けたおミツと男は惹かれあう。しかし、あるとき村長の息子たちに捕らえられ、おミツは殺され、男は村長の息子等を殺して、命からがら生まれた村を離れる。自然の中でつかの間の幸せを味わう男に迫る追っ手の魔の手。彼の運命はいかに
  • 堀辰雄覚書 サド伝

    堀辰雄覚書 サド伝

    小説・文芸
    -
    1巻1,353円 (税込)
    日本人にとってキリスト教信仰はいかに可能か、という問題意識のもと、戦時下より親交のあった堀辰雄の作品を対象に、その純粋性から宗教性へ、さらには古典的汎神論の世界へと考察を深めた最初期の評論「堀辰雄覚書」、また、リベルタンとしての歩みを進めることで、キリスト教規範と闘い、性と自由の先見的な思想を掴んだサドを赤裸に描いた「サド伝」を収録。著者の表現の根幹を知るための貴重な一書。
  • ほろ酔い行進曲

    ほろ酔い行進曲

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    引き上げが、安保が、歌や恋があった…素晴らしい放浪人生を全公開! ーー新しい何かが始まると、何かを終らせる。私はどうしても旅人のように生きてしまう……。演劇が、安保があった。歌があった。恋が、獄中結婚が、離婚の危機もあった。しかしいつも、胸焦がす遥かな「ハルビン」があった……。加藤登紀子のルーツと、素晴しき放浪人生を全公開する「MY・STORY」、聞いて下さい! ※本作は、単行本版「ほろ酔い行進曲」 <恋愛編> <結婚編><放浪編>の「ほろ酔い三部作」を大幅に編集したものです。
  • ホワイトカメリア

    ホワイトカメリア

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    SNSで話題のWEB小説家・MIYAMUが2022年2月ついに初の小説を出版決定! 「寝息を感じられる距離にいられた、束の間の朝を 揺れる日々の中、震える指先で求めてくれた夜を 冷たい朝露に濡れて、麗しく咲いていたあなたを 愛しています。心から。 あなたが私の最後の人」――――『ホワイト・カメリア』 SNSにて話題を集めるWEB小説家のMIYAMU×人気イラストレーターyasunaが共作で贈る 2022年最初のラブストーリー。 6人の男女のもどかしく、やるせない恋模様。 私たちは、それぞれに傷を負っている。 その傷を見せないよう、隠しながらもがいている。 誰かを本気で愛した途端、誰かの物語では悪者になる。 正論はときに暴力になる。 恋愛に、正しいも正しくないもないのだ。 これが、複雑すぎる現代を懸命に生きる若者たちのリアルな恋愛のカタチ。
  • 香港陥落

    香港陥落

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    1941年12月8日未明、日本軍はハワイオアフ島の真珠湾軍港を奇襲攻撃、太平洋戦争が始まった。さらに同日未明、当時イギリスの植民地だった香港攻略作戦を開始した日本軍は18日に香港島へ上陸、25日、イギリスは全面降伏。以降、香港は3年8ヵ月にわたって日本の統治下に置かれた―― 元ロンドン駐在の外交官・谷尾悠介、イギリスから香港へ流れ着いて通信社で働くリーランド、香港の貿易商・黄。日本軍が占領する直前のイギリス領香港で出会った国籍の異なる三人。酒と広東料理とシェイクスピアを愛する男達が、それぞれが秘密を抱えながらも奇妙な絆で結ばれていく。過酷な時代の狂風が吹き荒れる中、国家と個人はどう向き合えばいいのか。谷崎潤一郎賞・ドゥマゴ文学賞のダブル受賞作『名誉と恍惚』を凌ぐ、傑作長篇。
  • 香港マーケット

    香港マーケット

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    香港返還を機に熾烈な市場争奪戦。アジア衛星、香港第二空港計画は何を狙う? 世界の巨大資本が展開するビッグビジネスの内幕! 参入に立ち遅れるな! ――ビクトリアの丘に、風は吹きすさぶ。香港の中国返還を機に、世界のビッグビジネスの激しい闘いが始まった。アジア衛星、香港第二空港計画……香港マーケットを狙って、思惑が入り乱れる。中国をいかにコントロールするか。日本、アメリカ、イギリスの巨大資本が、香港を舞台に展開する、熾烈な市場争奪戦!
  • 本郷

    本郷

    小説・文芸
    -
    1巻1,155円 (税込)
    本郷に生れ今も住む著者の半世。わが内なる本郷――鴎外、漱石をはじめ、本郷に住んだ文人たちや伯父・佐々醒雪、父母のこと、個人的な体験など、本郷を中軸に据え、そこにかかわる様々を語りながら、時代を生き生きと甦らせ、半生を映し出して行く。私が本郷を所有するのか、本郷が私を組み込むのか。本郷に染着する文化を見事に描ききる、『夕鶴』の作者の限りなき本郷愛着の記。
  • 本性
    値引きあり

    本性

    小説・文芸
    3.0
    1巻385円 (税込)
    「あなた、一年後に死ぬわよ」と告げられるも生き続けているサイコ。地蔵と「結婚」しているエリ。 二人が奇妙な生活の末に辿り着いた先にあるものとは?(超不自然主義) アーティストとしても活躍する黒木渚の、人間の“本性”を炙り出した衝撃の短編集。
  • 本のエンドロール

    本のエンドロール

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    本の奥付に載っている会社名の後ろには、悩みながらも自分の仕事に誇りを持ち、本を造る「人」たちがいる。豊澄印刷の営業・浦本も、日々トラブルに見舞われながら「印刷会社はメーカーだ」という矜持を持ち、本造りに携わる一人。本を愛する人たちの熱い支持を集めた物語が、特別掌編『本は必需品』を加え、待望の文庫化!
  • ほんのこども

    ほんのこども

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    横溢する暴力と身体、無垢なる魂の軌跡。第44回野間文芸新人賞受賞作! 元同級生あべくんからのメールにあった文章から着想したシーンをつないで、 商業作家はあべくん自身の人生を小説にしようとする。 父による母殺傷事件、両親がころしころされていたあべくんはやさしく恋するみたいに他の人体を壊す。 殴られても反発するようによろこぶ身体。やさしさや暴力で愛撫し合い痛みをこらえるようによろこぶ身体。 物語にかえろうとするから人生はつらく、日常が重すぎてひとをころしたくなる。 恋人をころして自分も死んだところで折り返し、あべくんの物語は無限に再生を繰り返す。 小説家があべくんなのかあべくんがかれなのか、やがてふたりの境界は曖昧になり、問い自体が意味を失う。 言葉を与えられていない領域に光をあて小説は紡がれ、大量虐殺の記憶が時空を架橋しやがて物語は侵蝕される。 ーー世界文学に接続する芥川賞作家の真骨頂・新境地。ーー 小説で考え、小説が考える。作者には小説に対する圧倒的な信頼がある。ーー保坂和志(野間文芸新人賞選評より) 鴻巣友季子さん絶賛!読書量と強靭な知性に瞠目! “すべてのポートレイトは画家の自画像であり、すべての小説は自伝を目指すと言う。おそらくすべての小説はどこかしら、一人称の失恋なのだ。” “小説でなにかを「再現」することは、過去のよみがえりのように見えて、未然の予告なのだ。すべてのフィクションは自伝を目指し、すべての自画像は他人の顔をしている。” “かきあうこと、傷しあうこと、死にあうこと。「かれ」と「私」、その人称空間のよじれは経験と真実味との落差そのものだ。落差から、小説は来る。”――鴻巣友季子(翻訳家)
  • 本物の読書家

    本物の読書家

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    書物への耽溺、言葉の探求、読むことへの畏怖。 群像新人文学賞受賞作『十七八より』で瞠目のデビューを遂げた、 新鋭にして究極の「読書家作家」乗代雄介による渾身の中編集、ついに文庫化。 表題作のほかに「未熟な同感者」を収録。
  • 謀鬼

    謀鬼

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    家老・栗山大膳が藩主に反抗した、いわゆる黒田騒動。大膳の血筋を引く厚木は、騒動を研究する途中で、やはり大膳に縁のある内山を知った。厚木は食品検査技師で、内山は検査をうける側の食品業者である。そこへ、違反食品の密告や殺人が起きた。問題の業者は、内山のライバル会社だった! 歴史と推理をあざなう傑作集。
  • 謀殺 下山事件 日本の熱い日々

    謀殺 下山事件 日本の熱い日々

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    昭和24年7月6日午前0時20分、国鉄レール上で起こった事件、下山国鉄総裁の死をめぐる謎は深い。占領軍が駐留する混乱した状況下での解明は、「自殺」か「他殺」かをめぐって難航をきわめた。しかし、30年に及ぶ執念の追跡が、昭和史の暗闇に眠る恐るべき真相を解き明かした。事件の全貌を決定的証言で綴る。
  • 暴走家族は回り続ける

    暴走家族は回り続ける

    小説・文芸
    3.4
    1巻607円 (税込)
    「浮気相手に失恋したオトン慰安のため」、家族旅行に出発した斧田家。酒と女を愛する父、「高槻のマザー・テレサ」と呼ばれる母、20歳でバツ3の長女、17歳でヤリたい盛りの長男、なぜか同行する美人巨乳家庭教師――各々の思惑が絡み合った時、一家の運命は予想外の暴走を始める!
  • 防風林
    値引きあり

    防風林

    小説・文芸
    3.3
    1巻366円 (税込)
    冬木立に立つ母の姿が繰り返し浮かぶのはなぜだろう。17年ぶりに札幌に戻った男が、病床にある母の過去をたどる。若き日の母を訪ねてきた男は誰だったのか。その男と母の間には、何があったのか。思いもよらぬ事実が、封印されていた事件を浮かび上がらせる。記憶の底に潜む真実に迫る、長編サスペンス。(講談社文庫)
  • 亡命者

    亡命者

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    夫と死別し、神とは何かを求めてパリに飛び立った私。極限の信仰を求めてプスチニアと呼ばれる、貧しい小さな部屋に辿り着くが、そこは日常の生活に必要なもの一切を捨て切った荒涼とした砂漠のような部屋。個人としての「亡命」とは、神とは、宗教とは何か。異邦人として暮らし、神の沈黙と深く向きあう魂の巡礼、天路歴程の静謐な旅。 著者を敬愛する芥川賞作家石沢麻依による解説を巻末収録。 "……私は、内部からパアッと照らしだす光の中にいた。生まれて以来、何処にいても、居場所でないと感じつづけた、わけが、わかった。わかった、わかった。と、何かが叫んでいた。逆なのです、わたしたちすべて、人間すべて、あちらからこちらへ亡命してきているのです。あちらへと亡命するのではなく、この亡命地からあちらへ帰っていくのです。かつて、そこに居たのですから。”──本文より 芥川賞作家石沢麻依さん大推薦! 待望の文芸文庫化。 「『亡命者』は私にとっても思い入れの深い作品です。初めて読んだ時は、それまでの作風との違いに困惑したものの、最後のページにたどり着く頃には、深い白と青の光景に言葉を失くしました。入れ子構造の巡礼世界に、こんな領域まで言葉がたどり着けるのか、と畏れも感じた覚えがあります。そして、現在、自分がドイツにいることにより、個人としての「亡命」とは何なのかを考えさせられています。」
  • 暴力恋愛
    値引きあり

    暴力恋愛

    小説・文芸
    3.8
    1巻462円 (税込)
    好きになるほど追い詰めてしまう――気がつくと、私と達也君との間では、暴力が日常になっていた。「好き」という気持ちが、相手をどんどん追い詰めてしまう。相手の愛情の大小によってしか、自分の存在意義を確かめられない。気を引くためのリストカット、オーバードーズ。このままの自分で生きたいという切実な願いが、心に突き刺さる長編小説。
  • 僕が死ぬまでにしたいこと
    値引きあり

    僕が死ぬまでにしたいこと

    小説・文芸
    3.8
    1巻357円 (税込)
    生まれたときからロス(損)している世代と言われているけれど、 そろそろ本当の自分の人生を起動したいーー。 40歳、フリーランスのライター、正規雇用経験なし、未婚。 たった一人の肉親である母を亡くしてから、漠然とした喪失感を抱えていた。 ある日、偶然再会した元同僚の「死ぬまでにやりたい10のこと」リストの作成を手伝ってから、 少しずつ世界が変わり始める。 --「ロスジェネ世代」と言われた自分たちは、いったい何を「ロス」してしまったのだろうか。 すべての人生を肯定する、注目若手作家の話題作! 文庫化に際し『ロス男』より改題。
  • ぼくたちの洋行
    値引きあり

    ぼくたちの洋行

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    敗戦国・日本をあとに、初めての留学生として、意気揚々とフランス船に乗り込んだのだったが……。4人の留学生の直面した現実を描いた表題作。死の臭気が漂う青春時代に、愛国心への疑問を抱いた青年を描く「入営の日」、芸術家の娘を持った父親の孤独を描く「父親」のほか、「あわれな留学生」「ピエタの像」「弟と犬」「終戦記念日」「ナザレの海」「鏡」「老いの岸辺」。人間心理の襞に触れる、感動の10名篇を収録。
  • ぼくとアナン

    ぼくとアナン

    小説・文芸
    4.1
    1巻817円 (税込)
    すべての子どもたちへ……イノチって、おわらない 夢は、どこまでもつづいていく! 奇跡と感動の傑作ファンタジー、タマシイの結晶、イノチの奇跡――ぼくはネコのバケツ。イエナシビトのナガレさんに、ゴミ箱から拾われて助けられた。そして、聖夜のゴミ置き場で、こんどは、ぼくが人間の赤ちゃんを見つけたんだ。男の子の名は、アナン。何かに導かれるように、ナガレさんとアナンとぼくの、ふしぎな旅が始まった。イノチとタマシイのきらめきを描く、奇跡の物語。
  • 僕とツンデレとハイデガー

    僕とツンデレとハイデガー

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    「変わらない真実ってどこにあるんだろう」“ダメ”サラリーマンの主人公は、美人上司の眼前で事故に遭い、そのままイデア学園の高校生として転生する。ところが、学校には歴史的な哲学者の“顕現”である七人の美少女がいて、彼女たちから秘密の課外授業を受けるハメに……。『生協の白石さん』『電書マガジンAir』を仕掛けた鬼才が満を持して放つ、本格哲学&萌えノベル。実は本格的な本書、著名哲学者の木田元氏も推薦!
  • ぼくと未来屋の夏

    ぼくと未来屋の夏

    小説・文芸
    3.4
    1巻731円 (税込)
    山村風太の奇妙な夏休みは、1学期最後の日、「未来を知りたくないかい?」というひとことから始まった。風太と「未来屋」猫柳健之介のひと夏の冒険!  夏休みのワクワクとドキドキが、たっぷりつまった、夏休みの読書にぴったりの作品です。

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