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  • 雪桜 牧之瀬准教授の江戸ミステリ
    3.5
    刑事課に転属となったばかりの寺師真衣(てらしまい)は、二年前に発生して以来、いまだ解決していない、世田谷区資産家老人刺殺事件の書類整理を命じられていた。膨大な資料に唖然とする真衣だったが、偶然見つけた走り書きが気になり、勝手に捜査を開始。しかし辿り着いたのは古文書だった!? 困り果てた真衣は学生時代の恩師に解読を相談、中都大学史学科の牧之瀬聡真(まきのせそうま)准教授を紹介されたのだが……。
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎
    4.1
    【教授の裏の仕事は、異形のモノを祓うこと―】 雪代宗司は星那多大学の客員教授であり幻想作家である。宗司はケガレを祓う力を持っており、そのケガレを利用して物語を綴っていた。大学一年生の宇佐見椎奈は、過去のある出来事から異形のモノを視ることができ、宗司のもとで助手のアルバイトをしている。 ある日、いわくつきの事故物件「六角屋敷」の噂を聞いた二人は、怪異の真相を確かめに向かうが――?
  • 雪〔新訳版〕 上
    3.5
    十二年ぶりに故郷トルコに戻った詩人Kaは、少女の連続自殺について記事を書くために地方都市カルスへ旅することになる。憧れの美女イペキ、近く実施される市長選挙に立候補しているその元夫、カリスマ的な魅力を持つイスラム主義者〈群青〉、彼を崇拝する若い学生たち……雪降る街で出会うさまざまな人たちは、取材を進めるKaの心に波紋を広げていく。ノーベル文学賞受賞作家が、現代トルコにおける政治と信仰を描く傑作
  • ゆきずりの唇
    2.0
    50歳を前に、藍沢晶子は夫の優秀な部下で娘の婚約者でもある村瀬一史を誘惑する……。この20歳下の青年の態度に晶子は戸惑い、翻弄される。家族を捨てるのか、男に捨てられるのか?
  • 行きずりの街
    3.4
    16年の時を経て大ブレイクした、1991年度「このミステリーがすごい!」第1位作品。雅子はわたしのすべてだった。自分の一生を賭けた恋愛だった――。それを、教師と教え子という関係にのみ焦点をあて、スキャンダルに仕立て上げられて、わたしは学園と東京から追い払われた。退職後、郷里で塾講師をしていたわたしは、失踪した教え子を捜しに12年ぶりに東京へ足を踏み入れた。やがて自分を追放した学園がこの事件に関係しているという事実を知り……。事件とともに、あの悪夢のような過去を清算すべき時が来たのか――ミステリー史に残る大傑作。

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  • 行きつ戻りつ
    3.5
    どこの家庭でもありそうな、でも他人には言えない妻の悩み――夫との冷え切った関係、姑との対立、病死した一人息子への想い、受験生を抱えるつらさ、あるいは生活費の工面や、男友達との密会だったり……。それぞれに事情を抱えた妻たちは、何かを変えたくて旅に出た。新鮮な風景と語らいが、少しずつ彼女の強張った心を解きほぐす。切ないけど温かい、家族を見つめた物語集。
  • 雪つもりし朝 二・二六の人々 (角川ebook)
    -
    作家である「私」は、国立新美術館を訪れた。そこで不思議な軍服姿の男を見かけたのだが、その姿はかき消えてしまう。「私」は、美術館の建物が、一九三六年に起こった、大きな歴史上のクーデター事件である「二・二六事件」ゆかりであることに思いを馳せる。 帝都叛乱の二月二十六日、彼らはそれぞれの夜を過ごしていた……。当時の首相だった岡田啓介、侍従長だった鈴木貫太郎と妻のタカ、昭和天皇の実弟・秩父宮、陸軍の歩兵として反乱軍と同じ部隊にいた本多猪四郎、吉田茂の娘であり湯河原で襲撃を受けた麻生和子。五人それぞれの二・二六事件。 日本の平和に関わった彼らの「その後」は、この「二・二六事件」につながっている。史実を題材にした連作短編集。 「身代わり」  義弟が身代わりになり命を落とした首相・岡田啓介は、やがて第二次大戦の終戦に尽力した。 「とどめ」  襲撃された鈴木貫太郎へのとどめを制止したのは、妻のタカだった。彼は終戦内閣の総理となる。 「夜汽車」  叛乱を起こした青年将校らが要と仰いだ秩父宮は、事件直後に弘前から夜汽車で上京した。 「富士山」  襲撃を受けながらも祖父を守った麻生和子は、父・吉田茂の講和条約を助ける存在に。 「逆襲」  何もわからず反乱軍と同じ部隊にいた本多猪四郎は、長い出兵を経て、「ゴジラ」の監督になった。 やがて戦争に突き進む一九三六年に起こった事件は、現代日本の舵取りについても大きな示唆に富む内容を訴えかけてくる。今の時代だからこその小説がここにある。 ※本書は、2017年2月14日に配信を開始した単行本「雪つもりし朝 二・二六の人々」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • 雪月夜
    値引きあり
    3.5
    根室でくすぶる幸司のもとへ、東京でやくざになった裕司が突然姿を現した。組から数億の金を掠めとり、ロシア人娼婦を連れて根室に消えた敬二を捜すのに手を貸せ、という。ガキの頃から憎み合いながら繋がっていた幸司と裕司。互いに激しい殺意を抱きつつも大金のため、二人は敬二の足取りを追う――。抒情と悲壮美に満ちた馳ノワールの新たな到達点。
  • 雪月夜 <新装版>
    -
    極寒の根室でくすぶっている幸司のもとに、幼馴染みの裕司が突然現れた。子どもの頃から悪ガキコンビとして知られ、つるみながらも憎しみあっていた。東京で極道になった裕司は、二人の友人である敬二を一緒に捜せと脅してくる。敬二は裕司の組から数億の金を掠めとって根室に潜伏しているという。断てない腐れ縁を抱えた大人たちのドス黒い欲望が剥き出しとなり、暴力と嘘に塗れた救いがたき惨劇が始まる。『少年と犬』で注目を集めた直木賞作家の傑作、魂も凍りつく暗黒小説が新装版で登場!
  • 往きてまた還らず(上)
    -
    爆裂音とともに、群集渦巻く夜の新宿が炎上した。何者かの手による未曾有の大量無差別殺人。中郷広秋率いる公安特科隊隊員・伊能紀之の姉も被害者となった。報復を誓い、犯人を追う伊能。やがて捜査線上に僧都保行という男が浮かぶ。その直後、今度は上野駅が破壊され、さらに外国の要人までもが犠牲に……。空前絶後の凶悪犯人(テロリスト)を迎え撃つ、伊能&中郷(スーパー刑事)〃死神シリーズ〃。
  • 往きてまた還らず(上・下合冊版)
    4.0
    1巻880円 (税込)
    群衆渦巻く夜の新宿が炎上した。未曾有の大量無差別殺人。中郷広秋率いる公安特科隊隊員・伊能紀之の姉も被害者となった。やがて捜査線上に僧都保行という男が。その直後、僧都は、上野駅を爆破、さらにインドネシア石油相を暗殺。彼の真の狙いは、日本列島及び環太平洋国家の死滅だった! だが、無敵に思えた僧都にも意外な弱点が――。姉の報復を誓い、犯人を追う伊能&中郷(スーパー刑事)の死闘。胸がすく痛快巨編!
  • 雪と心臓
    3.0
    クリスマスの夜。猛スピードで暴走する車を二台のパトカーが猛追していた。時は二時間ほど前に遡る。その男は、偶然、火事の現場に遭遇する。家の外で助けを求める母親。二階の窓からは泣き叫ぶ娘の姿が。すると男は燃え盛る家の中へと飛び込んだ。それから五分足らず。男は胸に十歳の少女をしっかりと抱きかかえて出てきた。だが、その男は少女を母親に手渡さず、車に乗せてそのまま逃走した。なぜ男は英雄から一転、誘拐犯になったのか。そこにはある男女の双子を巡る二十余年の物語があった。事件の真相に秘められた温もりと寂しさに、あなたはきっと焦がれ、涙する。心に触れる傑作青春ミステリ。
  • 雪とストロベリー
    -
    1巻770円 (税込)
    実験的に書き上げた童話のような六十四の小篇集。一話一話がとても短く、数分で読み切ることができる超短篇ばかり収録されているため、眠る前、移動中などの細切れ時間にも最適。厚い本が苦手な方にも読みやすくなっています。ちょっとした隙間の時間にすぐ読め、すぐ完結します。勉強の合間に。旅のお供に。 --------------------------------------- 『夢を見るパン』 『コレクター』 『棺』 『ため息のように白い』 『恋人手帳』 『奇病』 『若き昏睡の医師』 『埋葬と忘却のバラード』 『八季』 『哀愁のレプリカ』 『かなしみという名の子犬』 『ジョーカー』 『薔薇と微笑』 『アノニミティ』 『硝子羽衣』 『具象と抽象のワルツ』 『深海の死神』 『鍵盤少年』 『もっと上手に』 『げげごむぐらが』 『落書き』 『もうしません』 『ガラス瓶に閉じ込めた初恋』 『ナイフ』 『蜜蜂の幾何』 『踏み切り』 『神の模型』 『俺もそう思う』 『白』 『恋姫』 『ため息、買います』ほか
  • ユキとナギの冒険
    -
    世界に対して居場所のないナギとユキ。二人は自分の場所を求めて東京を出て、長野の麻薬村に向かう。そこでクソムカつく男を拉致して下北沢に戻る。ある家に上がりこんで朝まで飲んで殺される。 才能を感じました。とにかくすごいから読んで下さい!
  • 行きどまり
    値引きあり
    3.0
    建築現場で働く法学部の学生新井安彦は、いかさまポーカーで愛車のバイクを奪われた親友敬二のために、嵌(は)めた久野に会う。蛇のようにしつこい連中は、刃向かった敬二を監禁し、癒しがたい傷を負わせた。暴力の連鎖を断とうとした安彦はついに久野を殺してしまう。2人には全てを捨てて逃げるしかなかった。
  • 行成想歌
    4.7
    1巻1,980円 (税込)
    「我が蔵人頭は、優しいが頼りない……」幼い頃に父を失った藤原行成は、平安貴族としての官位栄達を諦めていた。しかし、行成の姿を見ていた一条天皇は、彼を側近である蔵人頭に任ずる。その行成は、一条天皇の感情の自制と苦悩に満ちた生涯を目の当たりにすることとなった。筆の名手「三蹟」の一人として知られる行成とその妻、一条天皇と中宮定子、そして清少納言。互いを信じて想い合う姿には、愛が溢れていた。
  • 雪に埋もれていた物語
    -
    夫婦・親子などの関係の中に、さりげなく気高い人間の生き方を探求する傑作短編の数々。さりげなく輝かしい生き方を探る名作集――金沢の旧家へ、子連れで後妻に入った雛子。「よく出来た奥さん」の評判を得ている彼女に、一夜、晩餐のもてなしを受けた「私」は、他日、意外にも彼女の隠された顔を、実の息子から知らされる、という表題作。他に、「音戸の瀬戸」「初めての旅」「泥川の杭」「藤」など、男と女、夫と妻、親と子などの、人間関係を描いた10編を収録。
  • 雪には雪のなりたい白さがある
    3.8
    銀行に勤める瑞希は、中学三年生の冬に別れた同級生の恋人を忘れられずにいた。「フルート奏者になる」「宇宙に関わる仕事をする」夢を語り合った所沢航空記念公園。展示されている飛行機「天馬」の前で、別れの直前に二人はある約束をした。それを支えに生きてきた瑞希だが、届いた同窓会の招待状に彼との再会を期待し思い出の公園に立ち寄ると、中学時代の記憶が鮮やかに蘇る。ふたたび「天馬」の前に立ったとき、十年の空白が埋まるように“約束”のもうひとつの真実が明らかになる(「雪には雪のなりたい白さがある」)。会いたい人は今、どうしていますか? 公園を舞台に、時を超え思い出が交差する。5つの奇跡の物語。
  • 雪の朝の約束
    4.0
    「頼んだぞ、約束だ」目を見て頷いた。優しい目で父は、よしよしというように二度頷いた。一年経った祥月命日の頃には、私の生活は父が生きていた頃とほとんど変わらない毎日に戻っていた。しかし、時々はふっと思い出す。あの時、父は私に何を頼んだのだろうか、父と何を約束したのだろうか。葬儀の日に大人たちが私に言ったこととは違う、何か特別の大事な約束だったのではないかと。第3回人生十人十色大賞長編部門最優秀賞作品。
  • 雪のあまね 30分で読めて泣ける雪女の物語。民間伝承や伝説が好きな人にオススメの純愛ストーリー30分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量32,000文字程度=紙の書籍の64ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 書籍説明文 まえがき 【雪女】  近づいてはならぬとわかりながらも、惹かれてしまう……妖艶で危険な、美しき物の怪。  そんな印象のある「彼女」にも、恋する気持ちはあるのだろうか?  もしも恋をするのなら、いったいどんな恋の軌跡を紡ぐのだろうか?  そして、また。「人ならぬモノ」からの想いを受け止める男には、いったいどんな覚悟が必要だったのか?  この物語は、そんな疑問から始まったものでした。  ──雪女の純愛を紡ぎたい。  夜の闇を失いつつある現代に埋もれていく、小さな儚さをそっと掘り起こすように。少しだけ、語らせてください。 著者紹介 万里ちひろ(ばんりちひろ) 1月5日生まれ、埼玉県在住x。 小説を書くことを自己表現とし、恋愛ものからファンタジー、ヒーローものなど、興味を持ったジャンルには、とりあえず首を突っ込んでネタ出しを試みる体質。 執筆において「ヒロインは可愛くあらねばならぬ」が理想と信じて疑わない。 著作…「年下カレシと記念日カノジョ。10分で読める恋人をもっと好きになる物語。彼女の秘密と彼氏の秘密」(まんがびと刊) その他、コミケなどオタクイベントで細々と活動中
  • 雪の香り
    3.7
    話題作『罪の声』著者による傑作純愛ミステリー 学生時代、冬の日に出会った恋人・雪乃。 12年前に姿を消した彼女を、いま警察が追っている。 新聞記者になった私は密かに調査を開始した。 彼女は何をしたのか。 京都の四季を背景に描かれる若き日の恋と、隠された秘密をめぐる現在の日々。 純愛ミステリーの傑作登場! 解説 ザ・ギース 尾関高文
  • 雪の階(上)
    4.0
    1~2巻880~946円 (税込)
    昭和十年。華族の娘、笹宮惟佐子は、富士の樹海で陸軍士官とともに遺体となって発見された親友の心中事件に疑問を抱き、調べ始める。富士で亡くなったはずの寿子が、なぜ仙台消印の葉書を送ることができたのか。寿子の足どりを追う惟佐子と探偵役の幼馴染、千代子の前に新たな死が……。柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞をダブル受賞、「週刊文春」「このミステリーがすごい!」「ミステリを読みたい」のベスト10入りを果たした傑作。
  • 雪の階(上下合本)
    -
    1巻1,826円 (税込)
    親友の死は本当に心中だったのか。天皇機関説をめぐる華族と軍部の対立、急死したドイツ人ピアニストと心霊音楽協会、穢(けが)れた血の粛正をもくろむ「組織」(グルッペ)……。謎と疑惑と陰謀が、陸軍士官らの叛乱と絡み合い、スリリングに幻惑的に展開するミステリー。柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞をダブル受賞、ミステリー各誌ベストテン入り!〈解説〉加藤陽子
  • 雪のコンチェルト
    -
    雪を求めてゲレンデからゲレンデへと1年中放浪の旅を続けるタヌ公こと田沼義晴と白人のジムは、伊能御子と由香利という女子大生と、立山のスキー場で知り合う。由香利はジムに熱を上げ、放浪の旅に同行、御子は由香利の親から頼まれて彼女を東京へ連れ戻すが、自分が二人と旅に出てしまう。自由を求めて生きる青春群像を描い名作。風間トオルや石田純一らで映画化された、スキー場で燃え、スキー場で散ってゆく、切なくも美しい恋の物語。白いゲレンデにしか咲かない恋もある!
  • ゆきの山荘の惨劇~猫探偵 正太郎登場~
    3.5
    人里離れた柚木野山荘で作家仲間の結婚披露パーティが開かれる。飼い猫の正太郎を連れてやってきた桜川ひとみだったが、土砂崩れで山荘は孤立。そして、次々と事件が! 毒死、転落死と相次ぐ不審死は事故か殺人か!? 猫探偵正太郎が幼なじみの犬サスケ、美猫のトマシーナとともに真相に迫る。人間の会話を理解する猫探偵正太郎が大活躍するシリーズ第1弾。
  • 雪の下の蟹/男たちの円居
    5.0
    谷崎賞受賞作『槿』をはじめ、70年代以後の現代文学を先導する、古井由吉の、既にして大いなる才幹を予告する初期秀作群、「雪の下の蟹」「子供たちの道」「男たちの円居」を収録。
  • 雪の紙片
    -
    雪の詩を読みたい。雪のことばかり書いた詩集を読みたい。けれどもそんな詩集はなかなか見つからず。 だから自分で書きました。 雪と冬が好きな人達へ、この小さな詩集を捧げます。
  • 雪の女王
    -
    1巻110円 (税込)
    貧しい女の子ゲルダは雪の女王にさらわれたカイを取り戻すために旅にでます。たくさんの試練を乗り越え、雪の女王のお城にたどり着きますが、カイは……。はたして雪の女王の魔法はとけるのでしょうか。アンデルセン童話。読みやすくするため現代の言葉に近づけました。
  • 雪の女王 アンデルセン童話集
    -
    ◎社会現象を巻き起こした大ヒットアニメーション『アナと雪の女王』の原点! アンデルセンの『雪の女王』を文庫化!◎あなたは大切な人だから――必ず助ける! 凍った心を救うのは、一途な愛。真実の愛と勇気、一途な思い……普及の名作に込められた感動体験をいま、あなたにお届けします!◎〈『雪の女王』あらすじ〉あるところに、カイという少年とゲルダという少女がいました。ふたりは大の仲良し。ある日、悪魔の作った邪悪な鏡のかけらが、カイの目と心臓に刺さります。その日から、優しかったカイの性格が一変しました。ある雪の日、ひとりでそり遊びをしていたカイの前に〈雪の女王〉が現れます。雪の女王はその冷たい魅力でカイをとりこにして、連れ去ってしまいました。ゲルダは大切なカイを探すため、世界の果てに旅立つ決意をします。果たして、ゲルダはカイ少年に再びめぐりあえるでしょうか? そして、失われた少年の優しい心をとり戻せるのでしょうか……?◎〈収録作品〉『雪の女王 七つのお話でできたものがたり』『人魚姫 リトル・マーメイド』『親指姫』『雪だるま ~スノーマン~』『おまめのプリンセス ~えんどう豆の上に寝たお姫さま~』『雪の花 ~スノードロップ~』[著者プロフィール]ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 1805年4月2日、デンマークのフューン島に生まれる。修繕屋を営む父親と洗濯婦の母親に育てられるが、家庭は大変貧しかった。しかし、貧しくとも心は豊かであれ、との父親の教えと影響で、幼少の頃より文学や演劇に興味をもっていた。1816年、14歳の時に、歌手・俳優を目指し、わずかばかりのお金を手にし、デンマークの首都コペハンーゲンに旅立つことを決心する。しかし、下層階級の出身であり、お金もなく、なかなか夢は叶わなかった。だが、アンデルセンはそんな境遇にも絶対に諦めることなく、様々なことにチャレンジする。その情熱と意欲を買った支援者によって、基礎教育・高等教育を受けられることとなる。文才はたちまち現れ、1835年に『即興詩人』『子どものための童話集』を刊行し、作家・詩人としての地位を確立する。以後、1875年8月4日に没するまでに、生涯を通じて156編の童話を書きあげた。彼の作品は、世界中の100ヵ国以上の言語に翻訳され、今なお愛読されている。また、デンマークの国家的象徴として、同国に多大なる観光収入をもたらしている。
  • 雪の絶唱~森村誠一ベストセレクション~
    5.0
    1巻660円 (税込)
    船越と房子は、粉雪の舞う飛騨・高山への旅に出た。5年越しの不倫の恋。その思い出の旅は、妊娠した房子に翻意を促す清算の旅でもあった。船越の帰京後に発見された房子の服毒死体が、船越を窮地に追いつめる。そして、冤罪を訴える船越が、事件の真相を知ったとき――。凄絶な愛のかたちを描いた表題作のほか「喪中欠礼」「花刑」など、迸る情念を活写した傑作6編!
  • 雪の断章
    4.0
    養い先の家で惨い仕打ちを受け家を飛び出した孤児の飛鳥は、青年・祐也に助けられ彼の元で育てられる。育ての親である祐也への愛を、飛鳥はひそかに募らせていく。そしてある日、殺人事件が発生したことから飛鳥と祐也の運命は大きく動き出す――。情感溢れる筆致で少女の想いをみずみずしく描き 、北海道を中心に一大ブームを巻き起こした珠玉の名作。

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  • 雪のチングルマ
    3.4
    新田次郎、山岳短篇集の代表作! 童歌(わらべうた)をうたうと必ず雪崩で死ぬ、という怪談に抗いながらも囚われた若者の苦悩と悲劇を描いた表題作。アラスカ現地に取材した異色の傑作「真夜中の太陽」。実感をこめて富士のおそろしさを表現しきった「春富士遭難」。スキーヤーの身勝手さを衝く「コブシの花の咲く頃」など全6篇を収録。著者円熟期の傑作山岳小説集。
  • 雪の鉄樹
    4.0
    祖父と父が日々女を連れ込む、通称・たらしの家で育った庭師の雅雪は、20歳の頃から13年間、両親のいない少年・遼平の面倒を見続けている。遼平の祖母から屈辱的な扱いを受けつつも、その傍に居るのは、ある事件の贖罪のためだった。雅雪の隠してきた過去に気づいた遼平は、雅雪を怨むようになるが……。愛と憎しみの連鎖の果てに、人間の再生を描く衝撃作。本の雑誌『おすすめ文庫王国2017』第1位!
  • 雪のドレス
    -
    大手電機メーカーに勤める39歳の杉本慎二は、突然の辞令で金沢への転勤を命じられる。 そして早春の金沢へ赴任する前日、彼は部下の由美から〃運命の唇〃を受けた。その日から二人の間に、怨念ともいえるラヴ・コールが始まるのだった……。 金沢、東京、福岡、南米のチリなど、風情ある都市を舞台に、男女の悲哀を描いたラヴ・ストーリー話題作。
  • 雪のなか
    -
    雪深き東北の農村で、何百年も受け継がれている能。その世界に魅せられた男がいた。ところが、幽玄な舞台を見ているうちに、妻子を捨てることもできないが、愛人を捨てることもできないという現実が浮き彫りになっていく(表題作)。時代が移り変わっても変わることない男女の情念を、独自の美意識で描く傑作選。
  • 雪の中の三人男
    -
    懸賞に当たった大金持ちのトーブラー氏と貧乏人のフリッツ。トーブラー氏は貧乏人に変装してホテルに宿泊、トーブラー氏と間違えられたフリッツ青年は事態にとまどいながら特別待遇を受け、トーブラー氏の下男は航路持ちの富豪を演じさせられる。これにホテルの従業員やくせのあるお客が絡んで巻き起こす大騒動。三人の男たちは嬉々として雪ダルマ「カシミア」を作るが…ユーモアと皮肉が渾然となって躍動する傑作。「消え失せた密画」「一杯の珈琲から」とならぶケストナーのユーモア三部作。
  • 雪のなかを走る猫
    4.0
    〔トラ猫ミセス・マーフィ〕相棒のコーギー犬タッカーが発見したものに、ミセス・マーフィは仰天した。それは切断されて指紋を消された人間の手だったのだ。町に平和を取り戻すためミセス・マーフィは狡猾な殺人犯を探し始めるが……敏感な鼻と抜群の行動力を持つトラ猫ミセス・マーフィの活躍。注目の第2弾。
  • 雪のなまえ
    4.4
    「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい登校できなくなった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始める。仕事を諦めたくない母は東京に残ることになった。胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、同級生大輝との出会いだった――。
  • 雪の華
    4.6
    余命を宣告された美雪の前に現れた悠輔。彼の窮地を救うため、美雪は百万円を差し出して、一か月の恋人契約を持ちかける。「恋人としてみたいこと」を次々叶える美雪は、“最後に”悠輔をフィンランドに誘う。ヘルシンキで美雪をより身近に感じた悠輔の気持ちは動いていくが……。東京とフィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。
  • 雪の花(小学館文庫)
    3.4
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 列車に飛び乗り、上京して40年。何もかもが夢のようにうまくいっていたバブル期の輝かしい栄光は過去のものとなり、経済的な困窮に陥った夫婦が、死を覚悟して帰郷する。人気のない故郷。真っ白な雪に埋もれた母校でふたりが見つけた希望とは?バブル崩壊、不景気、リストラ、経費削減など、社会の大きな流れの中で人生を左右される人々の苦悩の日々と切なさを描き、第3回ヤフー・ジャパン文学賞を受賞し、ドラマ化された表題作を収録。離婚で離ればなれになった親子の絆や仮面夫婦の成れの果てを綴った作品など、涙を誘うヒューマン・ノベル四篇。
  • 雪の火祭り 吉村昭初期中篇・短篇集
    NEW
    4.0
    1巻1,210円 (税込)
    未発表原稿「新月」収録! 若き日より生と死を見据え、達観した筆致で人間の在り方を問い続けた作家・吉村昭。後の大作につながる初期の貴重な作品集、初の文庫化。真の生き方にせまる表題作他、全九篇。
  • 雪の降る音 おいしいコーヒーのいれ方 IV
    3.8
    親父が再婚するぅ? 突然のビッグニュースに、福岡に単身赴任している父を訪ねた勝利。父と息子、男同士で過ごす夜、5歳年上のいとこ・かれんへの思いをはじめて打ち明ける。まだまだ秘密にしなければならない恋だけど、少しだけ、前進。なのに美術教師のかれんには彼女に思いを寄せる同僚がいるし、大学生になった勝利は、陸上部のマネージャーから告白されて…。公にできない恋ゆえの悩みが続く。
  • 雪の別離
    3.5
    平和で安定した結婚生活を営む人妻、雅子は、ふとしたことで出会った若き陶芸家、秋山と深く愛しあうようになった。不倫な関係がつづき、彼女の思いは激しくつのっていった。だが、ある日、まいこんだ一通の手紙から、雅子の心に黒い疑惑が広がっていった。手紙には「秋山と付き合うのはやめろ。……恐ろしい不幸が起きるぞ」と書かれていた。そして、いまにも雪の降り出しそうな寒い冬の日に、雅子はある決意を抱いて家を出た……。揺れ動く人妻の心理を描いた表題作を含め全8編を収録した、傑作ミステリー集。
  • 雪の蛍
    5.0
    雪蛍の生態から、夫の愛人の居場所をつきとめ殺害し、完全犯罪を果たした妻。しかし雪蛍の二重生活の裏の意味から破綻してく表題作をはじめ、小さな虫の食物連鎖が犯行のありかを示す、奇妙なホラー物語「連鎖寄生眷属」など、異色の推理七編!
  • 雪の埋葬
    -
    1巻682円 (税込)
    私立探偵・秋津慎平の新たな依頼は、妻が失踪したと悲嘆にくれる夫・依田努からだった。 さっそく捜索をはじめるとすぐ、妻本人から、離婚したいから身を隠したという電話が入り、慰謝料5000万円を渡してくれと言ってきた。それはまるで、誘拐犯からの身代金要求のようだった。 普通ではない失踪に、秋津慎平は食らいつくが、はたしてその先に待っている事実を掴めるのか――。
  • 雪のマズルカ
    3.7
    私立探偵だった夫が事故で死んで二年、残されたのは未払いの家賃とリボルバーと調査資料、そして苦い思い出だけ。失意の底から立ち直った笹野里子は、探偵事務所を再開する――。実業家の孫娘をめぐる陰謀、不思議な行動をとる美人女優の素行調査、ホステス殺しの真相、そして過去の夫の調査が呼び起こした殺人。四つの事件に里子は挑む。アドバイザーとして山浦歩(ふーちゃん)も登場する、『月夜の晩に火事がいて』と対をなす傑作。直木賞作家・芦原すなおが描く衝撃のハードボイルド・ミステリ『ハート・オブ・スティール』を改題。

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  • 雪の夜の話
    -
    1巻110円 (税込)
    私と兄夫婦の話。雪の夜にお使いの帰り道にスルメを落としてしまう。失意の私だったが美しい雪景色を目に焼き付けて帰宅する。「雪の夜の話」私は100円札。使い古された私の辿った数奇な人生。お札が主人公のお話。「貨幣」子どものころは才能があったかもしれないお話。12歳の頃、作文がある雑誌に掲載される。すると周囲は必要以上に騒ぎだし、作文が嫌になってしまう。「千代女」※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 雪の練習生(新潮文庫)
    3.9
    膝を痛め、サーカスの花形から事務職に転身し、やがて自伝を書き始めた「わたし」。どうしても誰かに見せたくなり、文芸誌編集長のオットセイに読ませるが……。サーカスで女曲芸師と伝説の芸を成し遂げた娘の「トスカ」、その息子で動物園の人気者となった「クヌート」へと受け継がれる、生の哀しみときらめき。ホッキョクグマ三代の物語をユーモラスに描く、野間文芸賞受賞作。(解説・佐々木敦)
  • 雪のワルツ
    -
    1巻660円 (税込)
    古書店経営者3代目・本郷瞬は、訪れた顧客の相談事を一緒に解決をめざす。 「雪のワルツ」 本郷は歯科衛生士の結城紗枝に頼まれて高校生の裕児の学生新聞のスキー取材に同行する。2人は雪のゲレンデでのプロスキーヤー変死と遭遇後に、「PO」というダイイングメッセージと、3つの親子の真実に巡り合うことになる。 「週末の街の涙」 本郷の山陰出張中、結城紗枝は高校からの親友の堀越絢に悩みを打ち明けられる。御曹司との婚約前にどうしても取り返さなければならない写真があるという。
  • 雪乃を殺そうとしたのは─もしかして島田さん?
    -
    昨日、雪乃が屋上へと続く階段から誤って転落し病院に運ばれた。まだ目を覚まさないらしい。教室では島田さんの虐めが原因だと皆が噂する。証拠は無い。しかし島田さんが何かを隠してることに皆、薄々は気づいている。 「誤魔化してるんですか~。私は種島さんが心配だから聞きたいだけなのに……」誰かが教師にそう言った。 狡賢く、純粋(ピュア)な十代の男女が集まる教室に居る限り「私たち」「俺たち」は何にでも化けられた。 種島雪乃は何故そんな場所に居たのだろう?
  • 雪旅籠
    -
    江戸時代末期、北町奉行所定町廻り同心の戸田惣左衛門は、若かりし日より悪人の捕縛や吟味に辣腕を振るい、『八丁堀の鷹』と謳われてきた。妻に先立たれ、園芸と囲碁を趣味にする惣左衛門と、やり手の父親を持ちながらどうにも気弱な息子清之介。対照的な同心親子が、時代に翻弄されながらも、遭遇した謎に真摯に対峙する。大老井伊直弼が暗殺された桜田門外の変を題材にした「逃げ水」、雪に閉ざされた旅籠での殺人事件の謎を描く表題作「雪旅籠」など全八編。惣左衛門親子に加え、惣左衛門の後添えとなる花魁お糸の推理もますます冴え渡る。時代ミステリ『恋牡丹』姉妹編、登場。【収録作】「埋み火」/「逃げ水」/「神隠し」/「島抜け」/「出養生」/「雪旅籠」/「天狗松」/「夕間暮」/後書き
  • 雪ひらく
    3.9
    恋に落ちたら、相手に配偶者がいようがいまいが、恋心が止まらなくなる姉。その一生は奔放すぎた。彼女を“美しく風変わりな淫売”とよんだ妹が、心をこめて姉の人生を振り返る「最後の男」。家で洋裁の仕事をしながら、ひっそりと愛人の訪れを待つ美枝子の「仄暗い部屋」。失恋して帰ってきた故郷で、あらたな出会いの予感が…表題作「雪ひらく」。前へ前へ、恋にだけはとびきり大胆に突き進む女たち。その奥に秘められた官能の炎を描きつくす傑作短篇集。
  • 雪夫人絵図
    -
    旧華族の孫娘で、雪のような肌を持つ女が、女狂いでサディストの傾向のある夫に苦しめられながら、肌で夫に惹かれてゆく情感を、恋人役の作家・方哉、同性愛風に憧れる女中・浜子、ツバメ的な役柄の誠太郎少年を布置し、妖しい四角関係の中に物語る華麗な小説。気高く、つつましく、官能的な雪夫人は、ごく古風なる日本女性の理想像と言えよう。
  • 雪降る夏空にきみと眠る 上
    3.5
    過酷な冬を越すために人間が冬眠する世界での物語。 ふとした偶然からチャーリーは冬季取締官に志願する。 冬季取締官は眠らずに盗賊(ヴィラン)や冬の魔物(ウィンターフォルク)に対処する過酷な仕事だ。 無事取締官になったチャーリーは、冬眠に失敗しナイトウォーカーになった女性を別の地区まで送り届けることに。 ナイトウォーカーは普段はおとなしいが、 空腹になるとひとを襲うちょっぴり危険な存在だ。 途中で思わぬ事件に巻き込まれながらも、ようやく〈セクター12〉にたどり着いたチャーリーは、 夢の中の夏の楽園(サマートピア)で、美しいベルギッタと出逢うことになるのだった。 二度と還らぬあの夏の砂浜で。
  • 雪降る夏空にきみと眠る 【上下合本版】
    -
    過酷な冬を越すために人間が冬眠する世界での物語。 ふとした偶然からチャーリーは冬季取締官に志願する。 冬季取締官は眠らずに盗賊(ヴィラン)や冬の魔物(ウィンターフォルク)に対処する過酷な仕事だ。 無事取締官になったチャーリーは、冬眠に失敗しナイトウォーカーになった女性を別の地区まで送り届けることに。 ナイトウォーカーは普段はおとなしいが、 空腹になるとひとを襲うちょっぴり危険な存在だ。 途中で思わぬ事件に巻き込まれながらも、ようやく〈セクター12〉にたどり着いたチャーリーは、 夢の中の夏の楽園(サマートピア)で、美しいベルギッタと出逢うことになるのだった。 二度と還らぬあの夏の砂浜で。
  • 雪まんま
    4.0
    1巻1,361円 (税込)
    日本農業新聞に連載され、大きな反響を呼んだ小説。宮城県を舞台に、震災直後の避難所での炊き出しがきっかけとなって、女性主人公が地域に根ざした米作りに奮闘努力していく姿を、人々の絆やラブストーリーを背景に絡めながら感動的に描く、東北、そして日本の未来への応援歌。

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  • 雪虫
    -
    高校卒業四十周年を記念して同期会のアルバムが送られてきた。そこに記されていた、ある女性の死。初老の男性主人公の思いは半世紀へと飛ぶ。勝ち気で、それでいて儚げで繊細な一少女と「雪虫」の記憶へと。
  • 雪燃え
    5.0
    茶道・綾小路流の若宗匠との出会いは、薄幸な萩乃の運命を大きく変えた。天性の美貌と才智を武器に、数かずの男性遍歴をかさね、野望は次第にふくらんでゆく……。嘘と虚栄の渦巻く茶の湯の世界を舞台に、艱難辛苦の末、ついに家元の後見人にまで昇りつめた一女性の哀歓を、流麗なタッチで綴る長編力作。
  • 雪山の檻―ノアの方舟調査隊の殺人―(新潮文庫)
    3.3
    これは、怒れる神の鉄槌(てっつい)なのか。伝説の地、アララト山で、ノアの方舟調査隊隊員が次々と壮絶な最期を遂げる。背筋も凍る事態に直面したのは、あらゆる知識をその頭蓋に収めた天才学者、一石(いちいし)豊。一石はカメラマン・森園アリスと共にこの連続死の謎に挑み、同時に方舟の真実を解き明かしてゆく。気鋭の推理小説作家が構築した、美しくも壮大なミステリ大伽藍(だいがらん)。『アールダーの方舟』改題。(解説・村上貴史)
  • 雪山の白い虎
    -
    「去年の秋に、ぼくはインポになった」の一文から始まる表題作に加え、「文学よ、すべてを捧げた僕に、救いはあるのか?」など中年男の悲哀を描く13篇収録の短篇集。『二流小説家』著者の新境地。
  • 雪割草
    4.0
    出生の秘密のせいで嫁ぐ日の直前に破談になった有爲子は、長野県諏訪から単身上京する。戦時下に探偵小説を書くことを禁じられた横溝正史が新聞連載を続けた作品がよみがえる。著者唯一の大河家族小説!
  • 雪を待つ八月
    3.7
    「他に好きな人ができた」という年下の恋人・雪道の告白で、二年にわたる同棲生活が終わろうとしている。彼が出ていく日まであと一カ月。恋のはかなさを嘆き、彼が好きになった人を想像する優美は、八月の空に雪が降るような奇跡が起こることを祈る--。世界中で一番近くて遠い二人の切ないけれど暖かい恋物語。
  • ゆきをんな
    -
    あれは夢だったのだろうか。変電所点検の仕事で秋田を訪れた生田俊彦は、吹雪の夜に遭難、雪原で見知らぬ女に出会い、そして体を重ねた。「黙って。何も話してはなりません。話せば、愛は枯れてしまいます」その美しい女はそう言って姿を消した。あれは寒さで疲労した脳が生み出した悪夢のはずだ。だが、病院で目覚めた生田の目の前にいた看護婦は、彼女に瓜二つだった……。謎めいた女の幻影に惑わされる男を描いた長篇小説。 ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ) 1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • 行方不明者
    3.3
    一家惨殺事件、通り魔殺人、身元不明死体……憎悪の連鎖を止めるのは誰か!? 折原マジックが冴える、大人気「――者」シリーズ! 埼玉県蓮田(はすだ)市、黒沼の畔(ほとり)に建つ2つの名家で起きた一家惨殺事件と失踪事件。ライターの五十嵐みどりは取材を通じて4人家族の闇を浮き彫りにしていく。一方、戸田市では謎の連続通り魔事件が発生。売れない推理作家の「僕」は、小説の取材にと容疑者の尾行を開始する。2つの事件が交錯する驚愕のサスペンス。
  • 行方不明展
    3.5
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 麒麟・川島明&小説家・高瀬隼子推薦! 読み進めていくと行方不明者には何か共通点があることに気づいてしまう。 もしかしたら僕らが「おいていかれた」のかもしれない ──麒麟 川島明 行方不明、と書いてみる。 どうかそれがあなたにとって望みどおりの形で整っていますように ──高瀬隼子 この本は「行方不明になりたい」と切実に願った人の前にのみ現れる、「異世界への扉」── ホラー作家・梨×株式会社闇×大森時生主催の不穏な展覧会「行方不明展」が書籍化! “行方不明”をテーマに作られた、さまざまな架空の“痕跡”、全52件を完全収録。 ※この書籍に収録されている展示品は全てフィクションです。
  • 行方不明のボク
    -
    1巻990円 (税込)
    自閉症というひと括りの言い方では掴めない実態を、著者独特の表現で、時に哲学的に、時にユーモアを交えて描いていく。「脳内が行方不明状態」「この子のプロになればいい」「体はそこにあるけれど理解できるような心はそこにない状態は不存在である」などといった言葉で著者から見た子どもの姿が解き明かされる。苦悩を超えた視点から「自閉症」を描いている点が異色。
  • 行く手、はるかなれど グスタフ・ヴァーサ物語
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    もう、ほかにだれもいない。 自分が立ち上がるしかないのだ…… 孤立無援の若者が、王となる道に一歩ふみだした日を、北欧の美しい自然をバックに描き出す、読み応えのあるYA小説。 16世紀初めの北欧。 デンマークによる圧政に苦しむスウェーデンで、国家独立の志を掲げて立ち上がった若者、グスタフ・ヴァーサ。 独立派の重要人物だった父がデンマーク王に殺され、「自分が立ち上がるしかない」とグスタフが心を決めた日から、味方を増やしつつ旅を続け、のちに独立戦争の主力となる南部の農民たちを説得して蜂起させるまでを、緊迫感のある文章でつづる。 グスタフ・ヴァーサは建国の父・初代の王として、スウェーデンでは知らない人はいない存在。 その青年時代のごく短い一時期に焦点をあて、「孤立無援の若者が不屈の意志をもって成功の糸口をつかむまで」の物語として描きだす、読み応えのあるYA小説。
  • ゆくとし くるとし
    4.1
    1巻471円 (税込)
    助産所を営む母に居候を決めこむ見知らぬオカマ。実家に帰省した私を包み込んだのは、そんな彼女たちのくふふふという温かな笑い声だった──。ヘッポコ助産所ではぐくまれる母とオカマと私の物語。第9回坊っちゃん文学賞大賞受賞。

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  • ゆくゆくは幸せに暮らす
    -
    1巻275円 (税込)
    要するに人生とは、関係の作りかたとその維持のしかただから 女優と男優、カメラマンと作家の4人による群像劇風の短編小説です。自分が演じた役柄に納得が行かないと、相手役の先輩男優に訴える女優の話は、カメラマンが直面する現実と重なり、作家は、そのようなトラブルについて、「人生は関係性にある」というテーゼを基に見事に解体して見せます。もちろん、事態を解体してみても、問題が決着するわけではありません。しかし、その話の中には、「なしくずしで寿命となる人生」を避けるためのヒントが含まれていました。カメラマンは、なんとなくそのことに気がついて、幸せな人生へと向かいます。 底本:『ジャックはここで飲んでいる』2016年、文藝春秋 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • ユグノーの呪い
    5.0
    メディチ家の末裔(まつえい)である美少女・ルチアは、ある日突然、目と口が不自由になった。16世紀に先祖が新教徒・ユグノーを大量虐殺した呪いなのか!? ルチアのトラウマを取り除くため、ヴァーチャル療法士・高見健吾は僚友・礼子とともに、彼女の記憶空間へと入り込む。そこでは殺戮の限りが尽くされていた! 第8回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品。
  • 湯けむり食事処 ヒソップ亭
    値引きあり
    4.0
    1~3巻539~608円 (税込)
    老舗温泉旅館「猫柳苑」の食事処「ヒソップ亭」。勤め先を理不尽な理由で首になった腕のいい料理人・章は、幼なじみ夫婦のはからいで店の主となる。丹精込めた料理と旨い酒が、悩んだり傷ついたりしている人の癒やしになれば――。疲れて頑なになった心を柔らかくする、おいしくてあったかい新シリーズ! 疲れたら ちょっと寄りたい店がある 心づくしの料理と酒で、いらした方を癒やします。 『居酒屋ぼったくり』の著者の人気新シリーズ、待望の文庫化!
  • 湯煙りの密室
    -
    文体トリックの名手が読者に仕掛けた罠とは? ――ニセの大学合格通知で、人生を狂わされた受験生が、温泉地・指宿で殺された。人の出入りの途絶えた露天風呂から消えた、犯人とおぼしき人物は、どこへ行ったのか? 事件の真相をさぐる受験生の姉に、真実を告げようとした友人も、殺害される。事件の謎は、深まるばかり。文体トリックの名手が、読者に仕掛けた罠とは?
  • 遊佐家の四週間
    3.7
    羽衣子の親友・みえ子が遊佐家に四週間ほど居候することになった。みえ子は異様な容貌だが、大富豪の娘。美しく貧しい家庭で育った羽衣子とは正反対。二人で支え合ってきたが、やがて羽衣子は「まともな家庭」を手に入れる。その遊佐家に住み始めたみえ子は家族の心を掴み、完璧だったはずの家庭に徐々に綻びが見え始め……。二人の女の歪な友情が家族に与えたものとは?
  • 柚子の冒険
    -
    1巻880円 (税込)
    着物って、着物って、すごいものなのねぇ。  柚子64歳、突然の別れ、止まってしまった時間。  でも、一歩を踏み出すことで巡り会えるものがある。  夫を亡くした悲しみのなか、偶然のきっかけから着物に出会い、そしてそこから新たな生きがいをみつけていく柚子の物語。  そう、ひとはひとりじゃない。  どこからでも、いつからでも、勇気を持って歩きはじめることで、出会えるひと、巡り会えるたくさんのものがある。そしてそれは時に思い掛けない夢も運んできてくれる。  心を抱きしめて明日へと向かう柚子は、もしかしたらあなたかもしれない。
  • 柚子味噌を買います
    -
    1巻275円 (税込)
    個人的な非常時と作家としての日常、男女の関係性の境界、作家と言葉の関係についての物語。 46歳の作家、池田新平の元に叔父から、名古屋で一人暮らしの母親が入院したという電話を受けることから物語は始まります。仕事のスケジュールを考えながら病院へ急ぐ新平は、途中で付き合っている3歳年下の女性作家、北沢美也子に連絡します。物語は、二人の作家の作家としての思考と、母の病気という現実を二重写しのように描いていきます。新平は、冬をテーマにした短編を構想し、美也子はエッセイ集のテーマとタイトルを考えます。作家という職業の特殊性と、誰にも降りかかる可能性のある緊急事態が不思議な緊張と緩和をもって語られます。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)、『窓の外を見てください』(講談社)などがある。
  • ゆずゆずり - 仮の家の四人
    4.5
    1巻733円 (税込)
    わけあって「仮住まい」中のシワスが同居人とともに送る日々。階段、暦、爪、マンホールの蓋、旅先で出会った柴犬婦人、雨もり、英語教材の訳文、そして引っ越し。日常に潜むささやかなものを掬い上げ、別世界へ軽やかに跳躍する。選び抜いた言葉で組み立てる随想小説
  • ユタが愛した探偵
    3.5
    スキャンダル雑誌の編集長が沖縄県知念村の斎場御嶽で死体で発見された。真相を追う浅見は沖縄へ向かい、死者の声が聞こえるという不思議な力を持つ女性と出会う。神秘の国に隠された悲劇の連鎖とは。
  • ユタが愛した探偵〈新装版〉
    3.0
    長篇旅情ミステリー。 名探偵・浅見光彦、神秘の国・沖縄へ飛ぶ! 著者自作解説&山前譲氏解説 琉球王家から伝わった彦根の名物行事「ブクブク茶会」のニュース番組を担当した琵琶湖テレビの湯本聡子は、沖縄から茶会に参加した美女・式香桜里から不思議な予言を受ける。 放送後、香桜里の動向を探っていた不審な男が、知念村の斎場御岳で死体となって発見される。 男はスキャンダル雑誌の編集長・風間了。 毒物による中毒死だった。 風間の関係者から事件究明の依頼を受けた浅見光彦は、急遽沖縄へ――。 プロローグ 第一章 ブクブク茶会 第二章 虎狼とハイエナ 第三章 今帰仁城跡 第四章 北からきた死体 第五章 いつの日か エピローグ
  • ユタとふしぎな仲間たち
    3.9
    東京育ちの少年・勇太は、父を事故で亡くし、母に連れられ東北の山あいにある湯ノ花村に移ってきた。村の子供たちになかなか馴染めず退屈な毎日を送っていたが、ひょんなことから不思議な座敷わらしたちと出会った。彼らとの交友のなかで、いつか勇太はたくましい少年へと成長していく――みちのくの風土と歴史への深い思いがユーモアに包まれ、詩的名文に結晶したメルヘン。
  • ユダ〈上〉 伝説のキャバ嬢「胡桃」、掟破りの8年間
    3.4
    1~2巻627円 (税込)
    2013年1月映画化作品。キャバ嬢になった瞳の胸には高校時代の過酷な経験から、男への不信感と怒りがみなぎっていた。持ち前の美貌と頭脳、そして負けず嫌いの性格は、次々と店を移っても常に瞳を不動のNo.1へと押し上げる。“胡桃”と名を変え、ついに辿り着いた歌舞伎町。飛び交う札束、錯綜する心、拭えない孤独。真に迫る筆致で話題をさらった衝撃のデビュー作。
  • ユダ
    -
    1巻733円 (税込)
    ■内容紹介新約聖書ではイエス・キリストを裏切り、ローマ帝国の官憲に売り渡したとされるイスカリオテのユダ。本作品は、ユダはイエスの忠実な使徒であり親友でもあり、イエスが望んだとおりのことを実行したという衝撃の事実を、ユダの視点で語り下ろした小説である。主人公ユダは、「人生における運命とは、蜘蛛の巣にかかった蝶のようなもの」と語り、劣等感と被害妄想に苛まれながらも生きるという、苦悩に満ちた人物として描かれている。従来のユダの役割を大胆に解釈し直した本作品は、キリスト教の教義に一石を投じるような衝撃的な内容であり、イエス・キリストのメッセージを理解するための新たな手がかりにもなり得る意欲作である。■著者紹介晩夏(ばんか)1943年生まれ。本名は岡本正臣。立教大学文学部日本文学科卒。同大学院修了。元高等学校教諭。著書に「徳富蘆花」(清水書院)がある。

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  • ユダの覚醒 上
    3.8
    独立記念日――シグマフォースのグレイ・ピアース隊長のもとに、かつて闘ったギルドの女工作員セイチャンが、重傷を負って助けを求めてくる。その直後、グレイたちはギルドのメンバーに襲撃された。グレイとセイチャンは、巻き込まれたグレイの両親と共に、命からがら逃げ出す。セイチャンは組織のある計画に反発し、抜け出してきたという。その計画とは、マルコ・ポーロと『東方見聞録』の謎にまつわるものらしい。一方、シグマのモンク・コッカリスとリサ・カミングズも、ある島で発生した奇病を調査するため向かった先で謎の集団から襲撃を受けていた。突如発生した人肉を欲するようになる奇病と「東方見聞録」から削除された空白の期間――真実を記した秘密の書――それらが解明される時、人類の内側に潜む大いなる謎が明らかになる……。
  • ユダの覚醒【上下合本版】
    5.0
    独立記念日――シグマフォースのグレイ・ピアース隊長のもとに、かつて闘ったギルドの女工作員セイチャンが、重傷を負って助けを求めてくる。その直後、グレイたちはギルドのメンバーに襲撃された。グレイとセイチャンは、巻き込まれたグレイの両親と共に、命からがら逃げ出す。セイチャンは組織のある計画に反発し、抜け出してきたという。その計画とは、マルコ・ポーロと『東方見聞録』の謎にまつわるものらしい。一方、シグマのモンク・コッカリスとリサ・カミングズも、ある島で発生した奇病を調査するため向かった先で謎の集団から襲撃を受けていた。突如発生した人肉を欲するようになる奇病と「東方見聞録」から削除された空白の期間――真実を記した秘密の書――それらが解明される時、人類の内側に潜む大いなる謎が明らかになる……。 ※本電子書籍は「ユダの覚醒 上」「ユダの覚醒 下」を1冊にまとめた合本版です。
  • ユダの柩
    -
    アフリカの小国のODAに関するテロ組織の内偵を進めている公安警察官で沖縄出身の友利。捜査線上に謎の男「ユダ」が浮かぶものの、政府、商社、テロ組織の壁が立ちふさがる。国家の正義とは何か? 個人の正義とは何か? 二つの正義の間で揺れ動く友利が選んだ道とは? そして「ユダ」の正体は? 著者渾身の国際謀略小説、ここに登場!
  • ユダの窓
    4.0
    一月四日の夕刻、ジェームズ・アンズウェルは結婚の許しを乞うため恋人メアリの父親エイヴォリー・ヒュームを訪ね、書斎に通された。話の途中で気を失ったアンズウェルが目を覚ましたとき、密室内にいたのは胸に矢を突き立てられて事切れたヒュームと自分だけだった――。殺人の被疑者となったアンズウェルは中央刑事裁判所で裁かれることとなり、ヘンリ・メリヴェール卿が弁護に当たる。被告人の立場は圧倒的に不利、十数年ぶりの法廷に立つH・M卿に勝算はあるのか。法廷ものとして謎解きとして、間然するところのない本格ミステリの絶品。/座談会 ジョン・ディクスン・カーの魅力=瀬戸川猛資、鏡明、北村薫、斎藤嘉久、戸川安宣(司会)/本座談会と『ユダの窓』について=戸川安宣
  • ユッキーとフッチーのミステリー事件簿
    -
    1巻528円 (税込)
    ユッキーとフッチーのデコボココンビ、第四弾!! 伊豆に出かけた二人。途中でお世話になる旅館の娘・愛美を見てビックリ、フッチーとそっくりだったのだ。そこから始まる誘拐劇。そしてロベルトを招待して訪れた竹島では、花嫁の入水自殺が起こって──。二人の行く先々で起こる事件の数々。解決の糸口をつかめるのか!? 特殊詐欺事件を扱った『第二の人生はオレンヂ色』も同時収録。
  • ゆっくり十まで
    値引きあり
    4.0
    温泉嫌いな女の子、寂しい王妃様、猫、熱帯魚、消火器……。個性豊かな主人公たちの、いろんなカタチの「大好き」を描いた15編。短時間で読めて楽しめる、可愛くて、切なくて、ちょっと不思議な物語。
  • ゆとりですがなにか
    3.0
    1巻1,496円 (税込)
    「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの若者たちが、30歳目前に控え人生の岐路を迎える。<みんな違ってみんな素敵>と教えられたはずが、気づけばここは<優勝劣敗の競争社会>。リフジンな世の中で、アラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かう! 映画「舞妓Haaaan!!!」「謝罪の王様」、ドラマ「ぼくの魔法使い」でおなじみの、脚本・宮藤官九郎×演出・水田伸生黄金コンビがかつてない社会派ドラマを描く。 岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥をはじめ、日本アカデミー賞最優秀女優賞に輝いた安藤サクラが連ドラ初ヒロインを務めるほか、吉田鋼太郎、太賀、島崎遥香(AKB48)、高橋洋、吉岡里帆、北村匠海(DISH//)といった、演技派俳優陣が奏でる骨太ドラマ! 【introduction】 2002年に行われた教育改正。完全週5日制。授業内容、時間数削減。絶対評価導入。 「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの彼らは今年、29歳。人生の岐路を迎える。 高校が休みの土日は塾通い。大学3年生、就活しようとしたらリーマンショック。いきなりの就職氷河期。 入社1年目の3月に東日本大震災。 <みんな違ってみんな素敵>と教えられたはずが、気づけばここは<優勝劣敗の競争社会>!! ……果たして「ゆとり世代」は本当に「ゆとり」なのか? 「ゆとり第一世代」と社会に括られるアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かう!
  • ゆとりですがなにか インターナショナル
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    2016年に日本テレビ系列で放送され大きな話題を呼んだドラマ「ゆとりですがなにか」が、 心にゆとりなんて忘れつつある令和の時代に満を持して映画化!! 宮藤官九郎の書き下ろしシナリオを完全収録! <巻頭・巻末特典> ・岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥インタビュー ・宮藤官九郎による前説 ・水田監督による後説 ・キャストリスト、スタッフリスト 【introduction】 岡田将生×松坂桃李×柳楽優弥×脚本:宮藤官九郎×監督:水田伸生 日本を代表する超豪華トリオと最強クリエイター陣が再び集結し、 すべての世代に突き刺さる、ノンストップ新世代コメディ映画が爆誕します! 〈野心がない〉〈競争意識がない〉〈協調性がない〉…かつて勝手に【ゆとり世代】と名付けられた彼らの前に、 ≪コンプライアンス≫≪Z世代≫≪働き方改革≫≪テレワーク≫≪多様性≫≪グローバル化≫… 想像を超える新時代の波が押し寄せる! 仕事に、家族に、恋に、友情に、迷い、あがきながらも懸命に生きていく! 時代は変わった、彼らはどうだ? 世代を超え、そして国境をこえる!? 喜怒哀楽うずまく予測不能なドタバタ人間ドラマが新時代の幕を開ける!
  • ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編/山岸ですがなにか
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    「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」は宮藤官九郎初の社会派ドラマとして話題を呼んだ「ゆとりですがなにか」のスペシャルドラマ(2017年7月にOA)。その前後編のシナリオ完全版と、Hulu配信のスピンオフドラマ「山岸ですがなにか」を収録する。本書でしか読めない「ゆとり~」のキョーレツかつ愛すべき“ゆとりモンスター”山岸こと、太賀のインタビューをSPコンテンツとして掲載する。
  • 湯道
    3.2
    建築家として独立した三浦史朗だが、最近仕事がうまくいかない。実家の「まるきん温泉」は父亡き後、弟の悟朗が継いでいる。時代遅れの銭湯を畳んで、不動産で儲けようと考えた史朗は、父の葬式にも帰らなかった実家を久しぶりに訪れるが。犬猿の仲の兄弟、人気者の看板娘、そして常連客。彼らの人生を描いた、笑って泣いて心が整う感動の物語。
  • 湯殿山麓呪い村
    完結
    -
    「語らざるべし、聞かざるべし」。大手レトルト食品メーカーの社長、淡路剛造が自宅の浴室で何者かに殺害された。殺害前、彼の自宅前では怪しげな遍路の姿が目撃されており、剛造の娘の婚約者の元には、幽海上人の生まれ変わりを名乗る謎の男から剛造が過去に起こした罪を裁くという怪電話がかかってきていた。彼が犯した罪とは何なのか。事件を追ううち、彼の故郷の村で起きたある母娘の失踪事件、更には湯殿山麓の寺の奇妙な戒律が浮かび上がり……?角川小説賞受賞の本格推理小説。
  • ユニクロ潜入一年
    4.1
    離婚して名前まで変えて挑んだ潜入ルポの傑作! 柳井社長の「うちの会社で働いてどういう企業なのかぜひ体験してもらいたい」という言葉を自分への招待状と受け止め潜入を決意する。 Amazon、ヤマト、佐川急便……数々の過酷な潜入取材をしてきた著者が次に選んだのは、 自分の本を名誉毀損で訴えたユニクロだった。 「(批判する人には)うちの会社で働いてもらってどういう企業なのかぜひ体験してもらいたい」 柳井社長の言葉は自分への挑戦状だ。 合法的に名前を変え、潜入した現場で見たものは。 解説・鎌田慧 ※この電子書籍は2017年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 一角獣幻想
    4.5
    このあたりにはユニコーンがいるのよ――森の湖畔で幻の一角獣を目撃した、松浦凛・14歳。私立クララ女学院に通う孤独な少女が、淡い幻想と引き換えに手にしたものとは!? 謎に満ちた表題作をはじめ、遠足中の小学生たちが巻き込まれた奇怪な事件「花いちもんめ」など、切れ味鋭いミステリ7編を収録! メフィスト賞作家・中島望、初のホラー!
  • ユニコーンの旅 【五木寛之ノベリスク】
    4.0
    火野昌吾はテレビの紀行番組のディレクター。北海道ロケでのこと、病院のポプラ並木のところで撮影をしていると、患者のプライバシーの侵害だと女医から抗議を受ける。その女医に興味を持った火野は、撮影後に彼女の自宅を訪ねる。そこで火野が見たのは、彼女が受け持つうつ病患者の少年が描いた絵と、ノートに書き込まれた詩だった。詩のすべてに目を通していると、その少年が病院を脱け出たとの知らせ。女医は自殺を心配し……。
  • ユニコーンレターストーリー
    4.4
    1巻2,200円 (税込)
    海を越え、手紙でつながるふたりの夢と挑戦のゆくえ。ことばはやさしい嘘をつき、絵は真実を語る・・・・・・かつてない青春小説! イラストと文章のスリリングな相互作用。大人気イラストレーターが細部までこだわりぬいた、やさしくて力強い“唯一無二”の物語。 【辻村深月さん推薦!】 大人になるってどういうことか。ハルちゃん、ミチオくん。かけがえのない、ふたりの大切な時間を読ませてくれてありがとう。 おさななじみのハルカとミチオ。10歳でミチオがアメリカへ引っ越し、ふたりの文通がはじまった。日米の学校や文化の違い、部活やバンド活動のこと、将来への迷い、友人や家族との問題。手紙だからこそ伝えられるさまざまな思いを共有しながら、やがてふたりはあるプロジェクトに挑戦することに・・・・・・。
  • ユニット
    3.8
    17歳の少年に妻を陵辱され、殺された男、真鍋。警察官である夫の家庭内暴力に苦しみ、家を飛び出した女、祐子。やがて二人は同じ職場で働くことになる。ある日、犯人の少年の出所を知った真鍋は復讐を決意。一方、祐子には夫の執拗な追跡の手が迫っていた――。少年犯罪と復讐権、さらには家族のあり方を問う、テレビドラマ化もされた傑作長篇!
  • 花のさくら通り
    4.1
    倒産寸前のユニバーサル広告社。コピーライターの杉山を始め個性豊かな面々で乗り切ってきたが、ついにオフィスを都心から、“さくら通り商店街”に移転。ここは、少子化やスーパー進出で寂れたシャッター通りだ。「さくら祭り」のチラシを頼まれた杉山たちは、商店街活性化に力を注ぐが……。年代も事情も違う店主たちを相手に奮闘する涙と笑いのまちづくり&お仕事小説。ユニバーサル広告社シリーズ第3弾。
  • オロロ畑でつかまえて
    3.5
    1~2巻495~605円 (税込)
    【第10回小説すばる新人賞受賞作】人口わずか三百人。主な産物はカンピョウ、ヘラチョンペ、オロロ豆。超過疎化にあえぐ日本の秘境・大牛郡牛穴村が、村の起死回生を賭けて立ち上がった! ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。この最弱タッグによる、やぶれかぶれの村おこし大作戦『牛穴村 新発売キャンペーン』が、今始まる――。ユーモア小説の傑作。
  • 青き時雨のなかを
    -
    1巻2,090円 (税込)
    絶句形式のうた、四行詩は歯切れよく スタッカートのようにリズミカルで、鋭い 【収録歌より】 今宵ある 頭痛は青き夕ぞらの しらしらとして 鷺より尖る 眼前の エスカレーターは止まりいて 恐竜の骨 光る夜の底 核のなき 世界をめざすという誓い さらなる兵器を 引き寄せながら グローバル経済は死す という声す 否つかのまの 燦たる眠り 【目次】 青き時雨のなかを 【著者】 加藤孝男 歌人、東海学園大学人文学部教授。1960年、愛知県岡崎市生まれ。1984年、まひる野会に入会。篠弘に師事。歌集に『曼荼羅華の雨』など。『近代短歌史の研究』、『与謝野晶子をつくった男―明治和歌革新運動史』(2020、第16回日本詩歌句随筆評論大賞優秀賞受賞、第19回日本歌人クラブ評論賞受賞)など多数。

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