やわらかい砂のうえ

やわらかい砂のうえ

1,650円 (税込)

8pt

圧倒的共感度で大注目の著者が贈る“人生がいとおしくなる”恋愛小説。ためらいなくつないだ手を、離せるように、隣を歩くあなたを信じたい。世の中の「あたりまえ」につまずいてばかりいた万智子。でも、自分のままでいたいと願うことで世界は変わってゆき……。砂丘の町で育った万智子は大阪の税理士事務所で働く24歳。顧客のウエディングドレスサロンのオーナー了さんに頼まれ、週末だけお手伝いのアルバイトをすることに。了さんに連れていかれた「あつまり」で万智子は美しくてかっこいい年上の女ともだちに出会う。そんなある日、サロンに早田さんという男性が現れ、人生はじめての「恋」のときめきを感じる万智子だったが……。きれいになるのは誰のためかをぜったい間違えたらあかんでー自分を好きになりたい万智子の、小さな勇気を抱きしめたくなる成長物語。

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やわらかい砂のうえ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人に対するモヤモヤを、対峙するよりも
    避けていくことを選んできた自分には
    一つ一つのモヤモヤを
    すぐには言葉にできなくても
    じっくり向き合おうとする主人公に
    気づきもらった。

    今、自分が見ているその人の言動は、
    自分が理解していることが全てではない
    いろんな背景があっての
    眼にみえる、その言動。

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    今年読んだ中で一番好きな本に出会えて幸せ。そのくらい好き。主人公はすごく面倒くさい性格なのだが、自分自身とすこし似ているところもあって共感できる。いろんな人と出会い、いろんな価値観に触れ、そのなかで自分が大切にしたい生き方を知る。それを他人に強制しない。
    『人はひとりでは生きていけない、なんて言うけ

    0
    2024年09月20日

    Posted by ブクログ

    寺地はるなさんがこじらせ女子を主人公にしたらさあ…刺さるに決まってるじゃん…!
    久しぶりにこじらせ女子の魂が揺さぶられた1冊。名言の多いジェンダー小説。でもこじらせの部分の痛いところもしっかり突いてくる。
    綿矢りさほどこじらせてなくて、西加奈子よりも分かりやすい。でも全員エンパワメントしてくれるとこ

    0
    2023年11月05日

    Posted by ブクログ

    そうそう、20代の頃自分も本当にこの本の主人公みたいだったな。と思った。人として…みたいなことばかり気にしていて他人を許せず、自分のことも嫌いで。世間知らずで頑なで。
    今(40代)になればあの頃気にしていたことはそんなに重要じゃなかったと思えることばかりだったなと思う。

    でも、万智子は3人のお姉様

    0
    2023年10月14日

    Posted by ブクログ

    寺地さんの本にハマり中の私が以前から読みたかった本の一つで楽しみにしていました。

    真面目でいい子なんだけど、
    めんどくさい女の子万智子が、
    かっこいいけど、
    いまいち女の子のことをわかっていない
    実はダサい早田くんとの恋に悩み
    いろいろな世代のいろいろな人に関わることで、
    まっすぐしか見えなかった

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    24歳の駒田万智子さんの成長物語
    彼女に手を差し伸べる
    70代の了さん
    50代の美華さんと冬さんとの年齢差を超えた
    友情のような関係がとても良かった!

    自分たちが通って来たからこそみえる
    若さゆえの未熟さ 純粋さ 潔癖さ 傲慢さ

    個性と生き方に裏打ちされた了さんたちの言葉は
    絶妙なタイミングで

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    この方の著作はまだ二冊目だけど、今回もめちゃくちゃ色々考えたいテーマがたくさん出てきて感情が忙しかった。

    途中万智子が冬をギリ許せる発言したことで美華から傲慢だと怒られるシーンがあった。
    その人の問題を他人が正しいか正しくないかをジャッジするなんて、というような事を美華は言っていて「たしかにたしか

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    田舎から都会へ出てきたマチコ。同郷の同級生、年上の人たちとの出会い。柔らかい砂の上を一歩ずつ進んで行く。

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    万智子のややこしさが可愛いと思える自分がいて、これって歳を重ねてきたってことかなと思ったりした。
    悩んだり迷ったりした時に、歳の離れた色々なタイプの友達がいるっていいなと思う。
    20代でそんな友達を持てた万智子が羨ましい。
    自分の価値観で冬さんを裁こうとする万智子に「許すとか許さないとか、赤の他人の

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ



    寺地さん作品ですー
    定期的に読み進めてます!


    税理士事務所で働く万智子が
    ウェディングドレスのサロンの手伝いもすることになり、
    そこでの出会いで少しずつ成長していく話


    この主人公の万智子、
    なかなか面倒くさい人物で、、、
    どことなく自分に似ているところがありまして。笑


    会話の瞬発力が

    0
    2024年04月19日

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