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田中さんの作品を見て青山さんが物語を執筆し、その物語を読んで田中さんがさらに作品を作成した、楽しさに満ちた連作短編小説
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Posted by ブクログ
素敵な話でした〜! ぐるぐるめと呼ばれている遊園地を訪れたそれぞれの立場の違う人たちが、その遊園地で過ごして色々考えていくうちにすとんと考えが腑に落ちる話でした〜! ぐるぐるめの意味は是非本書で〜! 素敵な意味です。。!
絵本みたいなゆったりした遊園地の物語。 青山美智子さんの描く優しい人たちのお話と、田中達也さんの素敵なミニチュアの世界に、温かい気持ちになれる。すぐ読み終わってしまうのがもったいないくらい。 それぞれの章に出てくる人たちが、一日の終わりに穏やかな気持ちになって帰っていく。そんな素敵な遊園地。 ピエ...続きを読むロのおじさんがいいアクセント。
遊園地、地元の遊園地というものはみなそれぞれにあると思うのだがそこへの思い入れもまた人それぞれ。 色んなところで話がつながっていて読むのが楽しいし、遊園地に来る人たちの想いや遊園地に来る人たちを迎える人の想いも伝わってきて心が温かくなる。 人それぞれの人生があるが、その人生の瞬間を覗かせてもらったよ...続きを読むうな気分。
青山美智子さんの六冊目。 田中さんの作品をみて作品をかいた、とあるが、遊園地の一日で色々な人々の人生を感じられ、またその人たちの同士の少しの関わり合い。いつもながらのほっこり、最高!
通勤時に読むのにぴったりな短編集。 登場人物は世代も立場もさまざまなので、幅広い層におすすめ。 どれも同じ遊園地が舞台で、ピエロがキーパーソンになっていて、そのピエロの話もあり、「テーマパーク」ではなく「遊園地」に行ってみたくなります。
やばすぎ、めちゃくちゃ良かった、良すぎ、泣いた、感動、なんでこんなにも心温まるんだろう、本当にどの物語もすごく素敵で、だけど素敵なだけじゃなくて、勉強になるような言葉もあったり、思わずメモしたくなるような言葉が、沢山散りばめられていて、本当にだいすき。何度も読み返したくなるような作品だった。もちろん...続きを読むそれぞれ一つ一つの物語がとっても良くて、それぞれ主人公が居て、その方達の視点で進んでいくのも、とても面白くて、本当に、みんながみんな主人公だということが、よく分かる。最後の観覧車はもう本当に良かったです。僕がめちゃくちゃ大好きな構成で、鳥肌とか、色々凄かった、超感動。青山先生大好き
とある遊園地の1日を舞台にした連作短編集。青山美智子さんのやさしい筆致と田中達也さんのミニチュアがイヤな人の出てこないステキな世界を作り上げていて、仕事帰りとか寝る前とかに少しずつ読んで、癒されました。
文章と写真(内容を表現したミニチュア写真)の構成が最高に良かったです 心のほっこりを感じられて、寝る前に読むのに最適でした☺️
山中青田遊園地。この町に昔からあるアミューズメントパークだ。 全国的に知られた大きな遊園地のような最新の乗り物があるわけではないけれど、町の人たちには心和む憩いの施設になっている。 人々は親しみをこめ、この施設を「遊園地ぐるぐるめ」と呼ぶ。 青山美智子さんと田中達也さんが贈るアートファンタ...続きを読むジー。 ◇ 開園前の遊園地がキラキラして見える。今日は僕の隣に結乃ちゃんがいるからだ。 他愛ない会話に柔らかく微笑んでくれる結乃ちゃんを見て、僕の心臓がドクンと鳴る。 勇気を出して誘った初めてのデート。快くOKしてくれたけれど、彼女は本当のところ僕のことをどう思っているのだろう。そんなことを考えているうち、開園時間になった。 重そうなゲートが開き、明るい異世界に一番乗りで足を踏み入れたときだった。 ドーン、ドーン、ドーン!! 太鼓が鳴り響く。思わず音のする方に目をやると……。 ( 第1話「メリーゴーランド」) ※全8話。 * * * * * 本作は、 「田中達矢さんの造形作品を見て青山美智子さんが物語を創作し、その物語を読んで田中達矢さんがさらに作品を創作した」 というコラボアートだそうです。 青山さんと田中さん。文章と造形の違いはあれ、どちらも夢のある作品をお作りになるステキな作家さんです。 そのおふたりが互いの作品から着想を得ることで、優しく楽しいアートファンタジーの世界を見せてくださいました。 物語の舞台は、とある町にある山中青田遊園地です。 ただ遊園地と言っても、東京DLやUSJのように派手な演出で知られる大型アミューズメントパークではなく、昔ながらの ( でもよく手入れされた ) 乗り物たちが迎えてくれるこじんまりした施設です。 刺激的ではないけれど、ゆったりした温かい時間が過ごせる憩いの場としての遊園地。そんな山中青田遊園地は、「ぐるぐるめ」という愛称で町の人々から愛されているのでした。 物語は、遊園地の来場客だけでなくスタッフにもスポットが当てられて進みます。 各話の主人公は、それぞれ胸のうちに悩みや不安を抱えているのですが、それが園内でのちょっとした出来事や心の触れ合いで希望へと変わっていく、その過程が温かく優しいタッチで細やかに描かれます。まさに青山さんらしい展開の作品です。 各話ともいいお話で甲乙つけがたいのですが、個人的に印象深かったのは第7話「プール」でした。 この第7話は、主人公が来場客からスタッフへと変わります。スポットが当たるのは、園内でパフォーマンスをしてお客さんを楽しませるピエロさんです。 第6話までの主人公たちの気持ちが前向きになるきっかけを作ったのがこのピエロさんで、物語の中ではとても重要な役割を担っています ( 詳細は控えますが『お探しものは図書室まで』の小町さんに似ています ) 。 そんなわけで、てっきり救世主的な存在だと思っていたピエロさんの思いが語られるだけに、この第7話は胸にグッとくるものがありました。 あとは、プロローグとエピローグ代わりの第1話と第8話を飾る恋物語の主役、健人くんと結乃さんの初々しさが、とても微笑ましくて印象に残りました。 ところで、この「ぐるぐるめ」がある土地の名の「山中青田」。お気づきでしょうが、青山さんと田中さんのお名前を組み合わせたものなんですね。もうこれだけで、夢や希望の溢れる場所だとわかります。 青山さんのこんなちょっとした茶目っ気もとても好もしくて、楽しい気持ちで物語の中に入っていけました。
この本のキャッチコピーをつけるとすると‥ 心が透明になる、大人の絵本かな? 児童文学や絵本のような可愛らしい、優しい言葉で綴られています。 だからなのか、友情や仕事など個人的な話だと、すんなり読めるのですが、男女の話になると、それが初デートでも夫婦間の話でも、ストレートで可愛すぎて、やめてー、恥ずか...続きを読むしいー、と照れてしまうような気持ちになってしまい、逆に、ちょっと引いてしまいました。 だけど、最後まで読むと、そういう思いもどこへらやら、全てが、サイダーを飲んだ後のような爽快感、スッキリした気持ちです。 こういうのを、デトックスというのでしょうね。
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遊園地ぐるぐるめ
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青山美智子
田中達也
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