あらすじ
田中さんの作品を見て青山さんが物語を執筆し、その物語を読んで田中さんがさらに作品を作成した、楽しさに満ちた連作短編小説
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また、大好きなぐるぐる。ありがとうございます。「め」の意味もわかって。青山さんのぐるぐるのパワーへの思いが伝わってきます。私がぐるぐる好きなのは、「何となく」だと思ってたんだけど、190〜191ページを読んで鳥肌。私がぐるぐるに引き込まれる理由は、ここにあったのかも。
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とある地方にある遊園地ぐるぐるめを訪れた人々のドラマを切り取ったお話。
どの話も心がほかほかになって癒やされた。
田中達也さんのミニチュア挿画がまた可愛くてこれまた癒やされた。
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2025.11.26
青山さんの文章はもちろん、田中さんの作品もすごく楽しんだ。遊園地に食べ物が融合していて、よく見ると発見があってかわいい!
どの短編もあたたかくてとても良かった〜
青山さんの本を読むといつも心に染み渡る。
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なんて素敵で心温まる物語なんだろう。
どの話もすごく素敵な話ばかりで、あっという間に読み終えてしまった。
作中に出てくる老夫婦の話好きだなぁ…将来こんな風に歳を取りたい。
トマトのおじさんこの人やったんか…(笑)
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とても良かった…。相変わらず青山美智子さんの本は素敵すぎる…。
今回はミニチュアの田中達也さんの作品も章ごとに載っていて、青山さんの文章を読んだ後にまた田中さんのミニチュア作品を見返すとその光景がありありと浮かんできてすごーく胸がほっこりしました。
そして「プール」の章にあったアンナさんの言葉、あれ絶対青山美智子さんの作品たちのことですよね!?
木曜日にはココアを、猫のお告げは樹の下で、鎌倉うずまき案内所、ただいま神様当番、月曜日の抹茶カフェ……これらのことだとわたしは思ったのですが、皆さんはいかがでしたでしょうか?
どのお話もとても素敵でした。素敵で、読みやすく、心がほっこり。この本が読めて、とても幸せです。
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短いお話だけど
涙が出てくるような素敵な話が次々と
ミニチュアも見てるだけで幸せに
各お話の後には
答え合わせのようなミニチュアの写真もあって
それがまた楽しそうでずっと眺めてしまう
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大好き青山さん♡
ページを捲ると紙が厚くてしっかりしていて絵本を読んでいるんじゃないかと思えてきた!田中さんのミニチュアもおなじみですね(*^^*)⟡.·
遊園地を訪れたお客さんのお話が書かれている!
(仕事で来ている人もいたけれど!)
短編集なんだけど、青山さんの作品に良くあるのですが前後の人々が繋がっていてそこも面白い!
この人達にはこう見えてるんだなとか知れる。
「ぐるぐるめ」というのはこの遊園地の愛称。
私はこの名前を見てグルメ?食べ物?とまた食い意地が張っているのですが(笑)
登場人物の人々もいろんな捉え方をしていて、いろんな「ぐるぐるめ」があるんだなとしみじみ。
1話に出てきた健人くんと結乃ちゃんが可愛い( ˶'ᵕ'˶)⸝♡青春だな~♡なんて思ってニヤニヤしてしまった!
あとまたハチワレのミクジが出てきてた!こういうその本だけじゃなく別の本との繋がりもあるのも良い!
今回も読んでてほっこりできて読後感も◎
またいろいろ読んでいこ~⟡.·
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青山美智子先生の本の心惹かれるところは同じ空間にいる人たちがほんの少し交わって、それぞれのストーリーが紡がれていくところ。
今回のストーリーもあの時出てきたあの人が次の話の主人公⁉︎みたいなことがたくさんあり、心が躍った!
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青山美智子さんの作品は、読み終わった後にほっこりした気持ちと少しの希望・勇気をくれる。
そこが好き。
田中達也さんのミニチュアも、各章を読み終わったときに「あれ?!この人達はあの話に出てきた人達だ!」って発見出来て楽しい。
皆んな各章の扉絵?で各自の楽しみ方をしていて面白い。みんな同じミニチュアなはずなのにそれぞれの性格が出てる。すごい!
あと青山美智子さんの遊び心も入っていて、また過去作を読み返したくなりました!
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ミニチュア作家の田中達也さんも大好きなので青山さんとのコラボ最高です!遊園地ってこんなにも素敵な場所だったのかと思います。立場の違う面々がそれぞれの想いを胸に遊園地へ。全員にからむピエロがいい味だし、田中さんのミニチュア作品が素敵でジロジロ見入ってしまいました。
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8編からなる連作短編集なのですが、1つの章の始まりに田中さんのアートがあり、それに関連した青山さんの物語が、そして物語の終わりにその物語を締めくくる田中さんのアートが。物語はピエロの主導で、遊園地の中をぐるぐるとめぐってゆく、人それぞれの人生をめぐるように。優しさと切なさと愛おしさをかみしめながら。各章で書かれていた伏線も最後でやさしくかみ合ってゆく。青山さんの他の本ついて想像できるような描写もあり、今までの作品との繋がりも。遊園地に行きたくなってくるようなお話でした。
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最近は、精神的に何か抱えているような小説が多い中、ふわっと温かいこんな読み物は、貴重。何かが起こる事もなく、ありふれた日常の物語を私は、好きだ。
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『遊園地ぐるぐるめ』は青山さんと田中さんのコラボで出来上がった小説であり作品ということで、とても楽しみに読み始めた。
各章の扉にある田中さんのアートを見て、青山さんの物語を読む。
読み終えるとそこには、青山さんの物語を読んで作られた田中さんの作品がある。
その作品を見て、再び章の扉のアートに戻ると、「ああ!ここに!!」
連作短編なので、最初の物語に登場した人物たちはその後のアートにも登場し続ける。
次、次、次と、アートの中に知っている人を見つけるかのような楽しみが広がる。
ほっこり、じーん。
あたたかい気持ちになれる一冊だった。
そして…。
思い出すのは青山美智子さんの『木曜日にはココアを』
私が初めて読んだ青山さんの本。
装丁が素敵で、読む前からワクワクした。
その装丁を手掛けられたのがミニチュアアーティスト・田中達也さんだった。
田中達也さんの作品に出会ったのもこの本だった。
通常、文庫本の裏表紙は”白”のことが多いのに、裏表紙にまで素敵な作品が!
びっくりするとともに、素敵な本に出会えた喜びを感じたっけ。
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小さいころ、電車で何駅かのこじんまりとした遊園地によく遊びに行った。
某大型遊園地のものとはほど遠い、なんのことはないジェットコースターが楽しくて友達と何回も何回も乗ったなぁ。
大切な思い出。
作中の田中達也さんの作品もとっても素敵でした。
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回転マシンの章、同年代として本当に刺さる言葉ばかり
振り回されてるだけで全然進めてないな…って思うことも多いけど、
回転マシンみたいに着地するところは同じでも“乗る前と乗った後”でちゃんと感情も経験も変わってるんだなって。
青山先生の言語化力に毎回震える。一生ついていきます。
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今回も止まらず一気読み 明日も生きよう
きっとこの小説のように、暖かくて穏やかでいい1日になるはず
「だけどあなたが私にどんなふうに幸せをくれているのかは、私が決める。」
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青山さんと、ミニチュアアート写真家の田中達也さんによるコラボ連載短編集♪
通称ぐるぐるめと呼ばれる遊園地を舞台にした8つのストーリー。
安定の青山さんの連作短編に、各章ごとに そのお話にそった田中さんのミニチュアアート写真が添えられてる♡
これがほんと可愛くて〜!
1粒で2度美味しい〜(*´~`*)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
遊園地って非日常感あって なんかきらきら、ワクワクするんだなぁ♪
そんな気持ちを思い起こせてくれる1冊だった。
今回いつもの短編より短くて 個人的には少し物足りなさもあった。
その分、田中さんのミニチュアアートがいい感じでイメージを膨らまさせてくれた♡
田中さんのアート展やってたの、見逃してしまった〜。
次近くで開催される時は絶対行ってみたい( •̀ᴗ•́ )و
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短編小説です。サクッと読めるお話しで、なかには写真も添えられているのでストーリーを読んだ後に、その写真を見る形ですすんでいきます。写真もかわいいので是非!!
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今回の作品も、ホッコリしました。
結乃「つまり、食材と場の組み合わせの問題なのよ。人と同じよ。いるところや立場が変われば、キャラクターも、相手に対する想いも違うっていうか」
⬆今回の好きなフレーズ。
割り箸の話も好きでした。
青山美智子さんの素敵な作品に出逢えて感謝です。
ありがとうございます。
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田中達也さんのミニチュアアートと青山美智子さんのコラボ連作短編集。
いつものように安心してサクッと読めます。心がほっこり温かくなる文章と田中さんの遊び心溢れる楽しいアートがウキウキさせてくれました。
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いつものハートフルなお話。行間多めでさっと読めたけどなんかいつもより軽い感じ。
遊園地のピエロの箇所はちょっとファンタジー。
元女子バスケ部受験生4人話と大学生の男女の初々しい話が良かった。
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いつものようにほんわかとして、最後にみんな繋がる連作短編集。
青山さんのいつものパターンと知りながらも(若干マンネリ?)、安心して読める安定の形です。
若いカップル、老夫婦、4人家族、ピエロなどいつものいいキャラ。
そこに加え、ほんわかしたミニチュアジオラマ作品とのコラボが良い。
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誕生日祝いにプレゼントしてもらった本。半年も積ん読状態だったので、やっと読めて良かったよかった!
ありがとうございました。
やっぱり青山さんの作品はいいわ~。
心が温まる感じ。イヤなことも忘れられる。
この作品にも、「みくじ」らしき猫が登場するし、ぐるぐるしているもののたとえとして、「ココア」「猫」「らせん階段」「抹茶」などの過去作品を想像させるフレーズがあり、青山作品ファンを楽しませてくれる。
ハードカバー作品はお高いので、文庫化を待ってしまうが、早く次が読みたくてしょうがなくなった。来年、文庫化される次の作品は「カバヒコ」かな?