誘拐

誘拐

管内の美術館から子どもがひとり消えた。愛称はドド、バットマンのフィギュアを片時も離さない十歳の少年だ。激高しやすいロマーノと気取り屋アラゴーナのコンビが初動捜査を進めるうち、事件は誘拐らしき様相を呈してくる。いっぽうロヤコーノ警部が担当するのは、スポーツジム経営者夫婦の自宅が空き巣にはいられた一件。室内は荒らされているものの、金品が盗られた様子はない。さらに副署長が独自に調べる一連の自殺案件にも新たな展開が……。ナポリの街で同時進行する事件をP分署の型破りな刑事たちが追う、〈21世紀の87分署〉シリーズ!/解説=川出正樹

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誘拐 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イタリア小説、2冊めです。
    面白いです❗️

    詳細は述べまませんが、是非読んでみて下さい。

    イタリア❓って思って読みましたが、楽しめます。
    この後もとても楽しみです。

    翻訳の方にも「ありがとう❗️」って言いたいです。

    0
    2022年07月16日

    Posted by ブクログ

    イタリア ナポリ舞台の警察小説。
    誘拐事件 と 空き巣事件 が交錯する。
    筋よりも人間模様が豊か。風物としてイタリアの人の日常 社会の雰囲気を感じる。

    0
    2021年08月16日

    Posted by ブクログ

    イタリア版”87分署シリーズ”との触れ込み。
    エド・マクベインの”87分署シリーズ”は読んだことはないのだけれど、組織のはみ出しもの達が集められるところに始まり、あちらの事件とこちらの事件を同時に扱って行くという、よくあるといえばよくあるタイプの設定。
    最近でいうと『特捜部Q』とか『パリ警視庁迷宮捜

    0
    2022年06月19日

    Posted by ブクログ

    「P分署」シリーズ第二弾。個性的な癖のある七人の刑事たち。さまざまなタイプの人がいて、厄介者扱いされていた者たちが集められ分署。十歳の少年が誘拐された事件を追う。好き勝手動いているような、でもみんなで同じものを見据えているようなそんな感じがあって面白い。それぞれのプライベートも少し描かれてるのもシリ

    0
    2021年06月14日

    Posted by ブクログ

    前作より奥行きは深まったと思うけど、幕引きが…先が気になるやないか。
    こういうのはドラマでいい(翻訳続くかも分からんし)。

    0
    2021年05月14日

    Posted by ブクログ

    <P分署捜査班>シリーズの2冊目。
    今度は、前作とはペアが異なり、メインとなる誘拐事件にロマーノとアラゴーナ、奇妙な空き巣事件をロコヤーノとディ・ナルドという組合せで捜査が進む。
    前作で彼らを含めた分署のメンバーの人となりや事情は分かっているが、新しい組合せでちょっとした別の一面が見えてくるのが一興

    0
    2022年04月07日

    Posted by ブクログ

    今回も、同時並行する2つの事件を
    それぞれのチームが捜査して
    別々に解決するんですね。
    でも、誘拐事件の方が時間との勝負だから
    空き巣事件担当のロヤコーノたちが
    あっちは大丈夫か…なんて
    頭の端で心配しながら動いてるのが
    群像刑事部屋っぽいな。

    1巻でサラッと紹介されていた
    各キャラの私生活の悩み

    0
    2022年01月10日

    Posted by ブクログ

     マウリツィオ・デ・ジョバンニのイタリア警察P分署捜査班シリーズ第2段(邦訳版として)です。2013年(邦訳版2020年)に''集結''が刊行され本作も2013年(邦訳版2021年)刊行です。

     ナポリにあるピッツォファルコーネ署のP分署は、イタリア各地の警

    0
    2021年08月22日

    Posted by ブクログ

    前作は面白かった、で今作は?と考えた時、前作より超える作品だったか、と言う点を思った。キャラもたっているし、読み進める程に彼等彼女らの思いを汲み取れる、けど次作がこのレベルなら私はあえて手に取らないかもしれないと思った。

    0
    2021年06月20日

    Posted by ブクログ

     21世紀の87分署。そんなシリーズが始まって二年目。最初の頃の本家87分署シリーズは、確か年間に三作ほどのハイピッチで出版もスタートしていたが、徐々に年二作となり年一作となってゆく。しかしページの厚みは時代の流れとともに増して行った。生活スタイルの推移や、世相や思想の変化などが、取り扱う事件にも徐

    0
    2021年06月12日

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