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キノコとカビの生態学 枯れ木の中は戦国時代
枯れ木の中では多種多様な菌類による「陣地領地獲得合戦」が繰り広げられています。その様子はさながら戦国時代のよう。武将として登場する菌類には、シイタケのような立派なキノコを作る種類だけでなく、顕微鏡を使わなければ見えないようなカビもたくさんいるのです。ただし、カビといっても侮るなかれ。決して雑兵ではありません。そもそも、キノコもカビも同じ菌類の違う姿にすぎないのです。 本書では枯れ木に生息する菌類をすべて「木材腐朽菌」と呼び、森の枯れ木の中で彼らがどのような暮らしをしているのか紹介します。最近の菌類生態学の大きな進歩の一つに、キノコではなくその本体である菌糸の野外でのふるまいに関する知識が急速に増えたことがあげられます。本書では、こういった最新の研究成果を盛り込んだ菌類生態学の解説を目指しました。 -
美の起源 アートの行動生物学
筆者はこれまで,サカナから鳥類,哺乳類まで多様な動物を使って数々の動物実験を行ってきた。それらの実験で得られたデータをもとに,人間の作り出した芸術作品を動物がどのように認知し,どのような場合に好むのかを解説する。また,動物実験のみならず,実証的美学研究の歴史と現在の研究動向,脳画像を駆使して美を捉える神経美学についても取り上げ,さまざまな側面から美の起源を探る。 この本は悪く言えば「興味本位」,よくいえば「真理探究型」の研究を扱っている。「役に立つ」研究ばかりでなく真理探究型の研究の重要性,面白さを生き生きと伝えながら,美の起源として進化を考える立場の最前線をわかりやすく紹介する。 -
シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む
紀元前3800年ごろ、メソポタミア南部に世界最古の都市文明を築いたシュメールの人々は、当時の思考や事跡などを粘土板に刻み残した。現代にも膨大に残されている粘土板に純粋な“数学文書”は極僅かしか存在しないが、行政や経済に関する文書には当時の数学的知識の様子を窺わせるものが多く存在する。この書籍は、それら粘土板を紐解くことで数学の源流に迫ろうという、世界初のシュメール数学に関する概説書である。 最初に、自然数・分数と小数・四則演算といった現代生活に於いても欠かすことのできない知識の起源を解説する。後半では、時間や角度と、それらにみられる60進法、方円の面積計算や円周率の起源のほか、約4600年前の人類が複利計算を行っていた可能性を示唆する粘土板を紹介する。粘土板一つひとつについて計算過程・思考過程を省略せず提示し、古代文明の息吹が感じられるよう丁寧に解説した。 -
現代暗号のしくみ 共通鍵暗号,公開鍵暗号から高機能暗号まで
1970年代,従来の秘密鍵を共有する共通鍵暗号に加えて,公開鍵暗号と呼ばれる新しい概念が考案された。この公開鍵暗号によって鍵の配送が容易になり,インターネットのようなオープンな環境での暗号利用が容易になった。また,公開鍵暗号は電子文書の改ざん防止と作成者の確認(認証)が行えるディジタル書名にも応用され,インターネットでのサーバの認証にも利用されるようになった。 本書では,このような現代の暗号・認証技術のしくみを,予備知識なしで理解できるように紹介し,暗号・認証技術がインターネットでの安全な通信をどのように実現しているか解説する。クラウドなどネットワーク環境の多様化に伴ない,暗号・認証技術の研究は公開鍵暗号・ディジタル署名からさらに進んでおり,その最新の研究の一つである高機能暗号についても平易に解説する。 このような暗号・認証技術は,研究者や開発者だけのものでなく,いまや一般人も知っておく必要のある技術ともいえる。本書はそのための一助となるだろう。 -
ICT未来予想図 自動運転,知能化都市,ロボット実装に向けて
最近のスマートフォンやソーシャルネットワークサービスの劇的な普及によって,良くも悪くも私たちの生活が大きく変化しました。しかし,これはまだ序の口で,遠くない未来には,これまでに人類が遭遇したことのない大きな変化を目の当たりにするでしょう。 その主役となるのが,本書で取り上げている「自動運転」「知能化都市」「ロボット・アンドロイド」などの最先端の情報通信技術(ICT技術)です。これらの技術は,これまでのパーソナルコンピュータや携帯電話などのように一種のICTデバイスとして人間社会に関わるのではなく,自動車,街,行動支援・話し相手などとして直接,私たちの生活に深く関わることが大きな違いです。つまり,飛躍的に進化したICT技術が,私たちの生活のあらゆる場面に関わってくるのです。 このような急激な変化に対して,私たちの社会はしっかりと準備ができているのでしょうか? そんな疑問を投げかけ,それを解決するために必要な視点は何かを教えてくれるのが本書です。 -
サイバーセキュリティ入門 私たちを取り巻く光と闇
本書では,サイバーセキュリティを学ぶ上で必要な基礎的な知識を,高校生や大学一,二年生でもわかるように丁寧に説明している。 1章では,インターネットの仕組みについて,基礎から応用まで実例や図を用いて解説する。電話網とコンピュータネットワークとの類似性や違いやWEBシステムやメールシステムがどのように動いているか,といったことを丁寧に紹介する。 2章では,インターネット上を流れる情報やコンピュータに保存されたデータの安全を守るために用いられている暗号について取り上げる。近代的な暗号で用いられている整数論やプロトコル,公開鍵暗号などの知識や概念を,多くの例を用いて解説する。本章によりコンピュータの進化とともに大きく変化する暗号の強度の考え方を理解できるだろう。 3章では,インターネット上で安全かつ信頼性の高いデータ交換をする技術を紹介する。電子認証やその暗号化技術,プロトコルの実装法などについて,実例を用いて解説する。 4章では,マルウェア,DoS攻撃,標的型攻撃,SQLインジェクションなどのサイバー攻撃について,多くの実例とその原理を解説し,それらを防ぐための基礎的な知識が得られる。最近社会を大きく騒がせた遠隔操作ウイルス事件についても,その手口や原理を詳しく解説している。 5章では,ハードウェアの入出力や漏洩情報を利用した暗号解読手法,サイドチャネル攻撃などが詳しく説明されている。 6章では,インターネットをより安全に利用できるようにするための活動,組織,法律など,技術以外の要素でセキュリティ技術者が知っておくべきことが紹介されている。 -
五感を探るオノマトペ 「ふわふわ」と「もふもふ」の違いは数値化できる
オノマトペとは、擬音語・擬態語の総称である。従来のオノマトペに関する書籍は言語学や心理学分野のものであり、関心はオノマトペという言語現象そのものであった。 それに対して本書は、人の感性を定量化するためのメソッドとしてのオノマトペの強みと面白さ、言語学・認知科学・工学まで幅広い研究で活用される可能性を伝える。オノマトペ研究の第一人者である筆者のこれまでの研究をたどりながら、五感・感性・感情までオノマトペで表される豊かな情報を数値化する手法として、筆者が提案したシステムを紹介する。さらに、そのシステムを使った産業界(製造業、医療など)での応用例もいくつか挙げる。 本書の対象としては、言語学や心理学だけでなく、人工知能など工学分野に関心をもつ学生や一般の読者に読んでいただきたい。さらに、消費者が製品から何をどのように感じているのか、どうしたら消費者の感性に効果的に訴求するものが作れるのか知りたい産業・マーケティングに関わる読者にも役立つ本になることを期待している。 -
生物多様性の多様性
生物多様性という言葉を聞く機会が増えてきた。「生物多様性の危機」が叫ばれる今、市民や企業、科学者や研究機関、行政、さらには国際機関に至るまで、さまざまな場面で生物多様性を保全し、将来へ残そうとする試みが見受けられる。それでは、生物多様性とは何だろうか? いったい何を守ろうとしているのだろうか? 生物多様性を保全することの意味や意義は? 本書は、これらの問いに答えることを目的としている。 生物多様性の評価方法、保全の意義などは一義的に定義できるものではない。自然からの目線、社会からの目線を踏まえつつ、多様に評価でき、多様な意味を持つ「生物多様性」について、本書では幅広く解説する。 -
インターネット,7つの疑問 数理から理解するその仕組み
本書では、インターネットの仕組みや使用される通信プロトコルに着目して、「インターネットをさらに高速化する方法は?」、「海外と通信するとなぜ遅くなるのか?」といった7つの疑問に、数理的手法を用いて答えていきます。直観的には理解しづらいことも、数学を用いたモデルとして表現・分析されると、その特性が明確に理解できるようになります。 1章と2章ではインターネットで採用されているパケット交換方式を取り上げ、その優位点や弱点を回線交換方式と比べて解説します。3章ではインターネットが高速な理由であるパケット交換方式の特性について、待ち行列理論を用いて解説します。4章ではインターネットをさらに高速化する方法について、待ち行列理論における「リトルの法則」を用いて解説します。5章ではTCPの性質について数理的方法を用いて解説します。6章ではTCPによる長距離通信では情報の送受信に時間がかかる理由を解説します。最後の7章ではスケールフリーネットワークにより、少ない転送回数でも通信が可能な仕組みを紹介します。 -
植物の季節を科学する 魅惑のフェノロジー入門
新芽を広げ、花を咲かせ、実をつける。植物の季節的な現象(フェノロジー現象)は魅力的であるが、日常生活における風景としか捉えられないことが多い。しかしながら、その現象は、じつに豊かで複雑で、面白さにあふれている。 本書は、そんな植物のフェノロジー(特に、開花フェノロジー)に着目した初めての和書である。植物生態学・分類学の専門家で、国立科学博物館の現役キュレーターである著者が、写真や図を豊富に用いて、過去の研究、野外調査や仕事の様子を紹介しながら、前提知識なしでも理解できるよう易しく解説する。 本書は、「卒論提出3か月前テーマ変更事件」が発生したところから始まる。読者に語りかけながら話は進んでいき、随所に散りばめられたこのようなエピソードから、著者の人柄が伝わってくるような構成となっている。 フェノロジーは近年、地球温暖化との関連からも、国際的に注目されているトピックである。フェノロジーに興味のある方はもちろん、植物学全般に興味をもつ方にも広く薦められる書籍である。 -
恐竜
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最新の情報が豊富に掲載された、いちばん新しい恐竜図鑑! 美しいイラストや迫力のある写真で、臨場感あふれる恐竜図鑑になっています。 2018年や2019年に発表された、ハルシュカラプトルやボレアロペルタ、バハダサウルスなどの新種の恐竜も掲載。 2019年の恐竜博でも話題の「むかわ竜」と「デイノケイルス」の発見コラムやティラノサウルスの大特集ページも収録! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
きょうりゅううんどうかい~ぴっかぴかえほん~
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 恐竜たちの楽しい運動会。 フクイベナートルが実況する、恐竜たちの運動会。翼竜の空飛ぶ卵運びレースや、トリケラトプスとステゴサウルスの力自慢つなひき、ティラノサウルスとマメンチサウルスのスピード競争など、子ども達に人気の恐竜、翼竜、海のいきものが、21体も登場して大にぎわい!巻末には豆図鑑もついています。 平和で楽しい恐竜たちの一日を、日本絵本賞受賞作家のたしろちさと氏が今回もコラージュの手法でいきいきと描きました。おもわず触りたくなるような恐竜たちの、愛嬌たっぷりのお話に、心踊ること間違いなしです。 ※この作品はカラーです。 -
恐竜がいた地球
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ナショナル ジオグラフィック別冊』シリーズの第6弾は「恐竜」です。 約2億5000万年前から6500万年前に当たる中生代―。一般に「恐竜の時代」と考えられていますが、それだけではありません。この時代の地球には、ほ乳類や、は虫類、鳥類、虫、魚など多様な生き物が存在していました。 本書では、そんな「進化の爆発」が起こったような時代の地球の姿を、「三畳紀」「ジュラ紀」「白亜紀」という時代区分に沿って解説しています。 ティラノサウルスやステゴサウルスといった人気者をはじめ、巨大恐竜や羽毛恐竜、翼竜たちを迫力のあるビジュアルで紹介するのはもちろん、海を支配した生き物や、植物や虫たちの進化にも触れながら、太古の地球のミステリーに迫ります。 -
恐竜がもっと好きになる化石の話 ゆり先生の化石研究室
世界各地で恐竜や太古の哺乳類の化石発掘を行う研究者が古生物学の魅力を語ります.「化石ハンター」アンドリュースの探検のエピソード,「卵泥棒」と名付けられたオビラプトル,硬いよろいで覆われたピナコサウルス,史上最大の陸生肉食哺乳類アンドリューサルクスなど絶滅動物の姿や進化をわかりやすく解説します. ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. -
恐竜・古生物ビフォーアフター
昔と今で、こんなにちがう!? 最新研究からわかった、恐竜たちの姿 ゴジラ立ちでのしのし歩くティランノサウルス、図鑑から消えたブロントサウルス、卵泥棒だと思われていたけれど冤罪だったオビラプトル……。 これらの恐竜たちは、今ではすっかりその姿を変えています。 本書では、そんな、研究が進むことによって姿が変わった恐竜たちを、「ビフォー」「アフター」として、気鋭のサイエンスライター土屋健と大人気いきものイラストレーターのツク之助のタッグで、解説! 今の姿になるまでには、真実を追い求める研究者たちの涙ぐましい努力のあとが……! ぜひ、懐かしい姿に思いを馳せ、新たな姿に驚き、古生物学のめまぐるしい発展をお楽しみください。 【目次】 はじめに 序章 恐竜・古生物の基礎知識 1章 姿が変わった恐竜 2章 恐竜界を変えた恐竜 3章 恐竜以外のビフォーアフター おわりに -
恐竜最後の日: 小惑星衝突は地球をどのように変えたのか
ファンタジー小説のように読めるポップサイエンスだが、 その内容は確固たるエビデンスに裏づけられている。 物語スタイルの先史時代ノンフィクションという、 まったく新しいジャンルを切り開いたといえるだろう。 ――スティーヴ・ブルサッテ(『恐竜の世界史』著者) ライリー・ブラックは、この危機と回復のあらゆる段階を蘇らせた。 軽やかな筆致の根底にあるのは、物語の背景にある豊富な 科学的エビデンスの綿密かつ入念なる分析である。 ――マイケル・J・ベントン(『恐竜研究の最前線』著者) 童話のように色鮮やかな本書は、ブラックの科学に基づいた 想像力によって命を吹き込まれたものだ。『恐竜最後の日』は、 遥かなる過去と現代の生態系がつながっていることを明らかにする。 エビデンスの数々が織り込まれた物語を読み進むうち、読者は過去に誘われ、 あたかも目の前でさまざまな出来事が起こっているかのように思えてくるだろう。 ――エルサ・パンチローリ博士(『哺乳類前史』著者) * * * * * そして生命は新たな道を歩みはじめた 6600万年前のモンタナのヘルクリーク、晴れた日の午後。 森の端ではトリケラトプスが歩き回り、ティラノサウルスは巨体を揺らしながら 獲物を探している。その数時間後、小惑星が地球に衝突し、 風景を一変させることになるなどと、誰が予測できただろうか。 この災禍は、既知の種の半分以上を消し去ったが、それまでの1億年間 閉ざされていた進化の機会を得る重要なものでもあった。 衝突から1日後、1年後、1000年後、100万年後に起きた生命の歩みを、 目の前で観察しているかのごとく語る、ナラティブ・ノンフィクションの傑作。 ◆目次 序章 第1章 衝突前――いまから6604万3000年前 第2章 衝突 第3章 衝突から1時間後 第4章 衝突から1日後 第5章 衝突から1か月後 第6章 衝突から1年後 第7章 衝突から100年後 第8章 衝突から1000年後 第9章 衝突から10万年後 第10章 衝突から100万年後 結論――小惑星衝突から6604万3000年後 付録――科学的背景について ◆本文より もし歴史がほんのわずかでも違う形で展開していたならば、 絶滅における最悪の状態を脱したとしても、進化の末に私たち人間が 誕生することはなく、爬虫類の鋭い爪が牛耳る世界で生きる哺乳類は、 比較的小さい体のまま、フンフンと辺りを嗅ぎまわるだけの存在に なっていたことだろう。この壮大な物語は恐竜たちの苦難だけで終わるものではない。 私は、滅亡する恐竜たちの陰に隠れて生き残った目立たない生物たちと、 そんな彼らがのちに繁栄する様子にも焦点を当ててみたかったのだ。 -
恐竜たちが見ていた世界―悠久なる時をかけてよみがえる18の物語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【18の物語でつづる古生物版「シートン動物記」】 恐竜をはじめとする古生物。 かれらは、自分たちの世界をどのように見て・感じて、暮らしていたのだろうか? 本書は、古生物たちの目線に降り立って、かれらの世界を描き出す――いわば古生物版「シートン動物記」です。 古生物たちと同時代・同地域に生きて、その行動を観察することができたとしたら……。 そんな古生物が見た景色を、18の物語にまとめました。 太古の世界を〝等身大で追体験〟することで描き出す古生物ワールド。 そこにはいったいどんな世界が広がっているのでしょうか。 ■こんな方におすすめ ・古生物&恐竜ファン ・古生物がどのような暮らしをしていたのか興味のある方 ■目次 ■第1幕 古無脊椎動物が見ていた世界 ●Story01 海底の楽園 ――かつて、世界は平和であふれていた(エルニエッタ、ディッキンソニア、キンベレラ) ●Story02 最初の覇者たちが見た景色 ――カンブリア紀の覇者(アノマロカリス・ブリッグスアイ、アノマロカリス・カナデンシス) ●Story03 地中も安全とは限らない ――“探知の狩り”のはじまり(鰓曳動物) ●Story04 洗練された泳ぎ ――「古い」は「悪い」じゃない(タラソスタフィロス、クテノルハブドットス) ●Story05 みんな一緒 ――1列で並ぶ化石(アンフィクス) ●Story06 煌々と輝く海の中で…… ――縦に並んだ複眼(エルベノチレ) ●Story07 三葉虫のさまざまな生き様 ――多用な形が物語る(イソテルス、ハルペス、ワリセロプス) ●Story08 狩るのはいつか? ――さまざまな複眼のウミサソリ類(ユーリプテルス、プテリゴトゥス・アングリカス、アクチラムス・クンミンゲシ) ●Story09 大きな眼の“暗殺者” ――謎の動物も、複眼からわかる(ヴォウルテリョン、ドロカリス) ●Story10 ジュラ紀の夜の音色 ――ジュラ紀の森で聞こえた音(アルカボイルス・ミュージックス) ■第2幕 古脊椎動物が見ていた世界 ●Story11 早起きは三文の得 ――寒冷期の狩人(ディメトロドン) ●Story12 長い首なのに? ――常に下を向く独特の平衡感覚(ニジェールサウルス) ●Story13 鼻先で獲物を探す ――吻部先端の圧力センサー(スピノサウルス) ●Story14 闇夜に虫を狩る ――恐竜にもいた、フクロウのような生態(シュヴウイア) ●Story15 高音の子、低音の親 ――音を出す恐竜(パラサウロロフス) ●Story16 走るのは苦手 ――走るのは苦手だった角竜(トリケラトプス) ●Story17 帝王の子育ては、顎先で ――発達した神経(ティラノサウルス) ●Story18 恐竜時代のウタ ――鳥類はいつからウタでコミュニケーションをしたのか(ヴェガヴィス) ■著者プロフィール ●著者-土屋健(つちや・けん):サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員。日本古生物学会員。日本文藝家協会員。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現職。2019年にサイエンスライターとして史上初となる日本古生物学会貢献賞を受賞。近著に『も~っと!恐竜・古生物ビフォーアフター』(イースト・プレス)、『地球生命 無脊椎の興亡史』(技術評論社)など。 ●絵―ツク之助(つくのすけ):サイエンスイラストレーター。爬虫類や古生物を中心に、生物全般のイラストを描く。イラストを担当した書籍に『恋する化石』(ブックマン社)、『ドラえもん はじめての国語辞典 第二版』(小学館)。著書に、絵本『トカゲくんのしっぽ』(イースト・プレス)などがある。バンダイの爬虫類カプセルトイシリーズも展開。 ●協力/無脊椎動物―田中源吾(たなか・げんご):熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター准教授。専門は古生物学。驚異的な保存状態の化石から生物進化の謎に取り組んでいる。 ●協力/脊椎動物―河部壮一郎(かわべ・そういちろう):福井県立大学恐竜学研究所准教授、福井県立恐竜博物館研究員。専門は脊椎動物の比較形態学。特に、鳥類を含む恐竜や哺乳類の脳などの神経系や感覚器形態について。 -
恐竜大絶滅 陸・海・空で何が起きていたのか
6600万年前、生態系の頂点を極めた恐竜類が地球上から姿を消した。大量絶滅事件の原因は、隕石だとするのが現在の定説である。 ただ、その影響は一様ではなかった。突然のインパクトを前に、生存と滅亡の明暗は、いかに分かれたのか? 本書は、恐竜、翼竜、アンモノイド、サメ、鳥、哺乳類などの存亡を幅広く解説。大量絶滅事件の前後のドラマを豊富な図版とともに描き出し、個性豊かな古生物たちの歩みを伝える。 各章監修:後藤和久、小林快次、高桒祐司、相場大佑、冨田武照、田中公教、木村由莉 目 次 はじめに 第1部 大量絶滅事件、勃発 第1章 隕石落下というはじまり―謎多き大事件 第2部 滅びに至る物語 第2章 陸の王者――恐竜類の1億6000万年 第3章 空の主役――翼竜類の1億6000万年 第4章 世界の証人――アンモノイド類が歩んだ3億年 第3部 滅びを超えた物語 第5章 絶滅しなかった海の主――役者は交代するも舞台は続く 第6章 恐竜類の生き残り――絶滅と生存の分水嶺 第7章 私たちへの道―霊長類、現る おわりに もっと詳しく知りたい読者のための参考資料 索引(種目) -
恐竜は今も生きている
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 次々と羽毛が発見され、その使い道や生態、色など新しいことが分かってきた恐竜。その姿のイメージも昔の図鑑からは大きく変わってきています。最新研究をもとに、恐竜が羽毛をつかってどのようにくらし、空へと生活圏を広げて鳥へと進化していったのかを描くサイエンス・ノンフィクションです。 -
恐竜まみれ―発掘現場は今日も命がけ―(新潮文庫)
モンゴル、アラスカ、カナダ。化石を求め、年間3分の1は海外へ出かける。灼熱や濁流と闘い、時にグリズリーと遭遇。探検家のように危険なフィールドを歩み、鷹のように目を凝らし続ける目的はただ一つ、歴史を変える大発見だ。そして、遂に北海道で日本初の全身骨格を発掘。カムイサウルス・ジャポニクスと命名した。世界で知られる恐竜研究者による最も熱くてスリリングな発掘記・完全版。(解説・郡司芽久) -
協力と罰の生物学
排水溝のヌメリにアリのコロニー、花と昆虫、そしてヒトの助け合い。この世界はうるわしき協力であふれている。容赦ない生存競争の中で、生きものたちはなぜ自己犠牲的になれるのか。ダーウィン以来、この謎に果敢に挑んできた研究者たちの軌跡と、協力の裏にひそむ、ちょっと怖い「罰」の世界を生き生きと描く。 -
強力なモチベーションを作る15の習慣
■大好評! リピート率92%! 超人気コンサルタントのセミナーを書籍化! 「やらなきゃいけないって分かってるけど、どうしてもグズグズしてしまう…」 「追い込まれないと、なかなかやる気にならない…」 など 本書は、そうした「どうしようもないグズ」のために 「やる気のコントロール法」を伝授します。 受講生に大人気の「モチベーション・コントロール」セミナー。 そのリピート率は、驚異の92%です。 人気の秘密は、いったいどこにあるのでしょうか? ■「4段階式メソッド」なら、誰でも「やる気」のコントロールができる! 「4段階式メソッド」とは、以下の4ステップのこと。 「自分の欠点に気づく8つの法則」を知る 「明確な目標を見つける7つのステップ」を実践する 「1分でモチベーションをピークにする10の方法」を使う 「ピークに高めたモチベーションを維持させる15の習慣」を身につける この「4段階メソッド」なら、誰でも簡単に「やる気」を高め、 維持させることが可能です。 ■著者は25年以上、「人財育成コンサルタント」として活躍し今までに、 のべ15万人のビジネスパーソンを指導。 NHKなど、テレビ出演も精力的にこなす実力派。 仕事、スポーツ、勉強、試験、夢、目標達成、ダイエット、 など何を成し遂げるにも、「モチベーションのコントロール」は欠かせません。 ぜひ、本書の「モチベーション・コントロール法」を身につけ 「グズな自分」にケリをつけてください。 -
「協力」の生命全史―進化と淘汰がもたらした集団の力学
子どもの夜泣き、核家族の不幸、汚職や賄賂、陰謀論…… すべては進化のせいだ! 斯界の権威が大絶賛! 「洞察に満ちた科学的理論と興味深い逸話の詰まった快作」 ――リチャード・ドーキンス(進化生物学者、『利己的な遺伝子』著者) 「協力がいかに大切かについて書かれた、素晴らしい本」 ――アリス・ロバーツ(人類学者、『人類20万年 遙かなる旅路』著者) 「私たち人類についての考え方を変える」 ――ルイス・ダートネル(宇宙生物学者、『この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた』著者) 「世界をよりよく理解する方法だけでなく、世界をどう変えるかについても示してみせる」 ――マシュー・コブ(動物学者) 「人間がそうであるべきほど協力的でないのはなぜかを知りたければ、答えは本書の中にある」 ――ロビン・ダンバー(進化生物学者、『友達の数は何人?』著者) ■本書で得られる知見 ・多細胞生物が誕生したのは「協力」が利益をもたらすためである ・ミツバチやアリのコロニーは「超個体」のように振る舞う ・母親と胎児は栄養分をめぐって争う ・姑が嫁の子育てを手伝うのにはわけがある ・詐欺やたかり、汚職や賄賂、身内びいきも協力の産物である ・パラノイア(妄想症)や陰謀論の背後にある進化論的な理由 ・平等主義だった人類の社会に独裁制が誕生したのはなぜか? ・集団の人数が増えると反乱は起きにくくなる -
今日はどんな日?―雑学366日
1月14日=愛と希望と勇気の日、2月17日=天使の囁きの日、4月12日=パンの記念日、7月1日=童謡の日など、国民の祝日や記念日、民間が定めた記念日、遊び心で始まった「○○の日」などを一挙紹介。 (※本書は1999/12/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです) -
許永中「追跡15年」全データ(小学館文庫)
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 戦後最大の経済事件といわれたイトマン事件、中尾元建設相の逮捕に発展した石橋産業事件、そして竹下元首相らとの政界裏コネクション。その中心にいる“闇の帝王”許永中。本人への肉声取材、数々の事件の関連人物たちへの徹底的な証言取材など、経済事件記者として15年余追い続けた筆者の迫真のドキュメンタリー。 -
巨額年金消失。AIJ事件の深き闇
2000億円もの年金が消失したAIJ事件。浅川社長は証人喚問で「騙すつもりはなかった」と主張した。果たしてそれは本当なのか? 金融エリートとしてキャリアを重ねてきた著者にも見抜けなかった事件の闇に迫る! 事実は小説よりも奇なり。そんじょそこらの企業小説やミステリーでは味わえないリアルなスリル。金融業界の赤裸々な現実が描かれた衝撃の手記。 -
虚偽論入門
まやかしの議論を見破る 練習問題満載! 切れ味抜群のトレーニングブック 詭弁にも「型」がある。様々な虚偽のパターンを豊富な練習問題を交えて紹介した、まやかしの言説を見破る格好のトレーニング書! 解説 植原亮 === 説得力があるようでいて何かがおかしい──。そうした虚偽的な言説は誰にでも聞き覚えがあるはずだ。本書は論理学の基礎知識を押さえた上で、不当な内容で聞き手を幻惑するさまざまな虚偽を紹介する。支持者の数だけを根拠に正しさを主張する「多数派の強弁」、歪曲した論点を攻めたてる「藁人形攻撃」、確率事象への誤解に基づく「賭博師の錯誤」など、本書で挙げたパターンを理解し(覚えなくても大丈夫!)、具体性に富んだ練習問題の数々に当たれば、詭弁を見破る論理的思考力を着実に養えるだろう。政治的議論から日常会話まで、幅広い場面に応用可能な実践的トレーニングブック。 【目次】 緒言/凡例 1 論証とは? 演繹と帰納/妥当性/重要な論証型:三段論法/その他の重要な論証型 2 不当予断 ――論点の先取り―― 自明の教唆/予断冠飾句/循環論法/循環定義/不当予断の問/全称的予断/特称的予断/詐術等値表現 3 権威詐称 ――論点の虚飾―― 詐術阿世/詐術威風/虚偽儀式/専門僭称法/格言詐術/権威転写法/称号詐術/長老主義/多数派の強弁/利益誘導法/筋違いの権威/先験主義/偶像詐術/妄信の強要/権威の僭称/権威の捏造 4 すり替え詐術 ――論点の転嫁―― 威力強弁術/憐憫導引法/歪曲論証法/人身攻撃/素姓攻撃/劣類攻撃/不純動機/変節攻撃/しがらみ錯誤/畏怖導引術/不当理由/当為の現実への転移/現実の当為への転移/瑣末事例の攻撃/藁人形攻撃/誇りのくすぐり/純真主義の虚偽/証文詐術/弁解詐術/可能世界錯誤/術詐はぐらかし 5 幻法攪乱 ――論点の混濁―― 意味論詐術/構文論詐術/強調詐術/詐術洒落のめし/予断矛盾/偽計怒りの演出/詐術トボケ/末梢攻撃/妖術情動語法/論証もどき/語源詐術/例外の誤用/不当反問/意昧の私物化 6 弁別錯誤 ――論点の歪曲―― 観念的連続性/凡庸主義/虚偽択一法/合成錯誤/分解錯誤/虚偽快刀乱麻/本質的に曖昧な語句/不当対比 7 権謀術 ――論点の捏造―― 目的は手段の免罪符か?/後塵拝戴主義/新奇マニア/旧式嫌い/詐称語句/御都合主義/詭計反復主張/黙認の曲解/詐術劣等比較/僭越性の誇称/奸計引き延ばし戦術/杞憂の逆用/幻法水煙/理想主義的誤謬/詐術諸行無常/根性主義者の錯誤/凶法愚民政策 8 帰納錯誤 ――論点の飛躍―― 短絡帰納/偶有性/不当原因/賭博師の錯誤/類推錯誤/統計詐術/百分率詐術/総数詐術 参考文献 訳者あとがき 解説と読書案内(植原亮) 索引/練習問題解答 -
局アナ 安住紳一郎
TBSの看板アナウンサーである安住紳一郎アナの初エッセイ本。TBS社員として働くサラリーマンの悲哀や、華やかなテレビ業界の裏側を、ときに真面目に、ときに辛口に綴った痛快エッセイ。ちょっと疲れが溜まったとき、仕事がなんとなくイヤになってしまったとき、安住アナのひとことで、ちょっとだけ気持ちが軽くなるはずです。<『北の国から』を見て、東京に来てしまった僕><きみは見たか、致命的な私の失敗><アナウンサーたちの知られざる状況と動向><改編期のハローグッバイ><話題沸騰のあの分野に私も進出>などなど。日本一有名(?)なサラリーマンのホンネのつぶやきに、ホロリときて、くすりと笑える、カバンに必携のビタミン剤的1冊です。 -
極限の思想 ニーチェ 道徳批判の哲学
大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による新たな叢書、ついに刊行開始!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 本書は、ニーチェの道徳批判に焦点を当てる。ニーチェは道徳を批判した。今ある道徳を改善するためではない。われわれの道徳意識を「キリスト教道徳」と規定し、これに対して一切の価値転換を迫る。では、なぜ批判したのだろうか。正義や同情をどう考えればいいのだろうか。主として『道徳の系譜学』を中心に読み解き、ニーチェ哲学の魅力と射程に迫る。 -
極限の思想 ハイデガー 世界内存在を生きる
大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による叢書「極限の思想」第4弾!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 本巻は『存在と時間』の精密な読解を通して、ハイデガーの思想の精髄にせまる! ハイデガー自身が執筆し公刊された唯一の体系的な著作にして、未完の大著『存在と時間』。難解をもって鳴るこの哲学書をどう読むべきか。 「私たちがそれぞれそうであるところの存在者」を「現存在」と呼び、また、私たちが「世界の内にある」在りようを「世界内存在」と呼ぶ。このように、さまざまな概念を次々に出しながら、ハイデガーが分析しようとしたこととは何だったのか。私たちがそれぞれの「私」を生きているとはどういうことか。本来的な自己とは。――その哲学的果実を味読する力作。 【目次】 第一章 『存在と時間』という書物 第二章 世界の内にあること 第三章 空間の内にあること 第四章 他者と共にあること 第五章 ひとりの私であること 第六章 本来的な在りかた 第七章 自己であること 終章 世界内存在を生きる -
極限のトレイルラン―アルプス激走100マイル―
目指すゴールは160キロ先! 己の極限に挑む世界最高峰レースがいま始まる。不眠不休は当たり前。モンブラン山群に立ち向かう地獄の苦しみが、いつしか最高の喜びへと変わる。学生時代は箱根駅伝を目指すも故障で挫折。その後、28歳でトレイルランと出会い、45歳を過ぎても走り続ける国内第一人者のランナーが明かす究極のレース。『アルプスを越えろ! 激走100マイル』改題。※新潮文庫に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。 -
旭日の牙 -比島強襲作戦
米太平洋艦隊司令部は移民などの影響もあり、真珠湾ではなくフィリピンに置かれた。そこから日本を牽制しようというのだ。その米太平洋艦隊の主力艦を分断するため、日本帝国軍は兵士と心理分析官たちからなる特殊部隊を編成した! -
旭日、遥かなり
資源獲得のため仏印に進駐した日本に対し、米国は対日禁輸政策を強化、石油の輸出を禁止した! 一方同時期、ペトロパブロフスクのロシア帝国軍が反乱を起こした。日本はロシアの要請を受けて反乱鎮圧に助力するも、その際に米国の輸送船を誤射してしまう。怒る米国は日本に最後通牒であるハル・ノートを突きつけた! 対米開戦を決意した日本は、真珠湾攻撃を計画。だが図上演習の結果は日本の惨敗だった――。真珠湾攻撃がなかった太平洋戦争を描く待望の新シリーズ。 -
曲線と曲面(改訂版) ―微分幾何的アプローチ―
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 微分積分と線形代数を学んだばかりの読者を対象に、曲線や曲面のもつ様々な性質について、曲面論から多様体論への橋渡しとして重要な「ガウス-ボンネの定理」までを無理なく理解できるように解説しました。多様体の初歩を学んだ読者のために曲面論を多様体論的立場から解説した章も設けました。 改訂版では、旧版の特徴はそのままに、より丁寧な本文の記述と解説に改めるとともに、「曲面論の基本定理とその証明」「曲面の測地的曲率」「極小曲面の具体例」などいくつかの項目を加筆または追加し、節末問題も増やしました。 曲線・曲面論の標準的教科書にふさわしい内容がすべて盛り込まれた決定版。 -
極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか: 気象のしくみを理解し、地球温暖化との関係をさぐる(DOJIN選書)
・大気の状態が不安定とはどういうこと? ・大雨が持続する危険な積乱雲はどんなもの? ・線状降水帯の発生メカニズムとは? 豪雨に備えるために知っておきたい気象の知識 数十年に一度という極端な豪雨は、なぜ頻発するようになったのか。 本書ではまず、直近10年の豪雨災害を振り返り、その発生状況を整理する。 そのうえで、気象のメカニズムをやさしく説き起こし、豪雨をもたらす要因、 線状降水帯や台風と豪雨の関係などまでを解説。 また、しばしば豪雨との関係がささやかれる地球温暖化の現状に加え、 豪雨への影響を評価する、イベント・アトリビューションによる最新研究を紹介する。 気象情報を上手に活用すれば備えができる豪雨。 その付き合い方がわかる1冊。 【まえがきより】 本書をお読みいただければ、豪雨をもたらす積乱雲の発達から地球温暖化と豪雨の関係までを、 ひとつのつながった話として知ることができるでしょう。 災害をもたらす豪雨はたしかに怖いものであり、ときには避難する必要があります。 ただ、地震のように突然起こるものではなく、ある程度は事前に予測することができます。 普段から天気予報に耳を傾け、天気の移り変わりのしくみを知っておくと、 いざ豪雨がきたときにも慌てず、適切な行動をとれるようになるでしょう。 豪雨の正体をつかめば、なぜ地球温暖化で豪雨が威力を増すのかもわかってきます。 【目次】 第1章 21世紀はじめに発生した豪雨を振り返る 第2章 豪雨はなぜ発生するのか? 第3章 豪雨をとらえる 第4章 進む地球温暖化 第5章 近年の豪雨は地球温暖化のせいなのか? -
極値統計学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ものを正当に怖がるための道具 極値統計学 極値統計学とは、豪雨、強風などの極端な自然現象や、ファイナンスなどでリスク評価のために応用される統計手法である。一般に統計学では母集団の中心に対する推測を行う。しかし極値統計学は、極端な現象、すなわち、母集団分布の端(裾)に対する推測を行う。そこには、上述したような極端な現象が存在し、リスク対応やピークの世界―自然災害、ファイナンス、保険、情報通信、生物学、スポーツ―で求められ、活用されている。 本書は導入から書かれており、また、演習問題はRを活用して、具体的に理解出来るよう工夫してある。極値統計学を学ぼうとする学生や実務家には、必携の書である。 -
極東のシマフクロウ ――世界一大きなフクロウを探して
アメリカ人の大学院生が、ロシアの辺境で、シマフクロウの捕獲に挑む。科学的探究×荒野の冒険×クセ強ロシア人。3つの要素が絶妙に交差する傑作ノンフィクション。全米図書賞(2020)ノミネート作品。ネイチャー・ブック・オブ・ザ・イヤー:『タイムズ』(ロンドン)ほか、受賞多数! -
極北へ【毎日文庫】
終わりのない長い旅は、このときからはじまったのだ――。 カナダ、アラスカ、グリーンランド、ノルウェーなど北極圏とその周辺地域「極北」。 なかでも世界を駆け抜ける写真家・石川直樹にとって、20歳のときに登頂したアラスカの象徴・北米大陸最高峰のデナリ山は、すべての旅の〈原点〉だった。 極寒の地に生きる人々の暮らし、厳しくも美しい自然への畏怖。 人間の野生を呼び覚ます圧倒的な世界との出会いを瑞々しい文章で綴る。 開高健ノンフィクション賞受賞『最後の冒険家』以来、初の長編エッセイ、待望の文庫化! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください -
虚構の六四天安門事件 中国共産党の不都合な真実に迫る
黒い歴史のすべては、ここから始まった――。1989年6月4日に発生した天安門事件。当時、世界中がこぞって報じたこの事件は、学生運動とそれを封じる軍部という世紀の「民主化運動」として取りざたされてきた。現在、厳しい言論統制下にある中国。その発端と言えるのが、この天安門事件である。今なお、中国国内では30年以上も前の天安門事件に関する発信はタブーとされ、ウェブ上で検索することができないばかりか、一般市民においては発言することさえ許されない状況にある。なぜ、中国共産党は、天安門事件のような騒動を二度と起こすまいと躍起になるのか。その答えは、事件後に検証された数々の不自然な事象から明らかになりつつある。事件当時NHK特派員として現地入りしていた加藤青延氏は、天安門事件の発生時から現場の第一線で取材し、日本にその状況をつぶさに伝えた数少ないジャーナリストの一人だ。加藤氏によると、長年英雄視されてきた「戦車男(タンクマン)」は、実は軍による自作自演であった可能性が極めて高いという。天安門事件とは、人民による反旗だったのか、軍による偽旗だったのか――。長年にわたる緻密な取材で明らかになった真相を、事件当時の現場を取材した著者が実証。天安門事件の真相を知れば、中国という国の根源が見えてくる。 〈目次〉●真相1 中国政府が偽り続ける死者数 ●真相2 誇張されて伝えられた胡耀邦の死 ●真相3 趙紫陽だまし討ちで出された「動乱社説」 ●真相4 指導部内の対立激化とデモ再燃 ●真相5 「動乱」の火を再燃させた趙紫陽演説 ●真相6 火に油を注いだゴルバチョフ訪中 ●真相7 号泣した趙総書記 最後の姿 ●真相8 「北京飯店」前で起きた衝突の一部始終 ●真相9 天安門広場からの撤退交渉 ●真相10 戦車男は「英雄」ではない ●真相11 「軍側被害」の多くも自作自演か 『目撃 天安門事件』を加筆修正し、改題、再編集。 -
拒食症と過食症の治し方
摂食障害は治療が難しい病気です。本人が病気と認識していないことが多く、また、薬物療法だけでは治りません。自分で治そうとしない限り、治りません。「治そう!」と決心した時から回復が始まるのです。本書では、食事日誌や過食節約貯金、嘔吐を5分間がまんするなど自分で病気を克服できる具体的な対処法を紹介します。また、この病気は周囲の人の理解が不可欠。本人との接し方の注意点も紹介、家族にも役立つ一冊です※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
虚実の群衆~松尾芭蕉異聞録~
神道を修めるために江戸へとやってきた惣五郎。 世は俳諧が流行真っ盛り。世に漏れず、俳号、曾良として俳諧を嗜む彼が引き合わされたのは、最近人気高い松尾芭蕉。 だがしかし、松尾芭蕉本人も弟子達も、人の世に雑って俳諧を楽しむ人外の存在だった。 神道家として彼らの活動に助力することになった曾良。松尾芭蕉との大変な日々が始まる。 26ページ -
巨人軍解体新書
2020年、原辰徳監督の下でリーグ2連覇を達成するも、日本シリーズでは福岡ソフトバンクホークスに屈辱の4連敗。読売ジャイアンツはどうすればパ・リーグに勝ち、「球界の盟主」の座を取り戻すことができるのか。現役選手からも支持される巨人ファンが、ファンもアンチも日本一多い巨人軍の哲学と将来を考察。21世紀のスター選手たちの紹介や補強戦略の変化などを分析し、巨人のすべてを書き尽くす。 -
巨人軍5000勝の記憶・永久不滅版1936-2007
2007年5月2日の対中日戦。巨人軍は公式戦5000勝の金字塔を打ち立てた。1936年の対大東京戦に始まり、天覧試合での長嶋のサヨナラ本塁打、金田正一の400勝達成、王の756号、松井の50号ホーマー、二岡の史上初2打席連続満塁弾など数限りない名場面、名勝負の数々を番記者たちが熱く解説。長嶋、王、原、そして熱血Gファン徳光和夫さんのメッセージも読み応えを膨らませてくれる。 -
巨人軍「闇」の深層
野球賭博、清原シャブ逮捕、原監督1億円恐喝事件……週刊文春スクープ記者、執念の一撃! 2016年3月、巨人軍の高木京介投手が野球賭博に関与していたとして、渡辺恒雄最高顧問を含む巨人軍トップ3人が電撃辞任した。2015年秋、野球賭博に手を染めていた3人の現役巨人軍投手が解雇され、再発防止策が講じられて沈静化した矢先の出来事だった。 振り返ればここ数年、巨人軍は数々のスキャンダルに見舞われてきた。 2012年には原辰徳監督(当時)が女性スキャンダルをネタに反社会的勢力から1億円を恐喝されていた事件が発覚。 その後、阿部慎之助捕手、内海哲也投手にも女性スキャンダルが浮上。その背後には暴力団関係者の影が見え隠れしている。 そして2016年2月には清原和博元選手が覚せい剤使用で逮捕。しかも、清原に薬物を渡していた巨人軍の元同僚投手は、「巨人時代から薬物を使用していた」という爆弾証言をおこなった。 「常に紳士たれ」をモットーにしてきた名門球団に、いったい何が起きているのか? スキャンダルの背景を探ると、野球選手の名声やカネを目当てにして巧みに近づいてくる反社会的勢力の存在がある。 そして、「コンプライアンス」を旗印に読売新聞グループをまとめあげてきた強力な司令塔「コンプラ軍団」の誤算も見えてくる。 江川事件、KK(桑田清原)ドラフト事件、桑田の登板漏洩事件などの歴史を辿りつつ、最新のスクープも満載。 巨人ファンもアンチ巨人も必読の一冊。 -
巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは
すべての勝負論、組織論は伝統の巨人軍から学べることは案外知られていない。強い球団と弱い球団の差とは何か?今期、楽天を指揮する現役監督が球界を斬る。 -
虚人のすすめ――無秩序(カオス)を生き抜け
世界的な不況、どうにも是正しようのない格差社会。老舗が傾き、名門企業が沈んで行く。あたりまえと思っていた世界が根底から揺らいでいる今、常識、肩書など何の役にも立たないのだ。「実」と思っていた世界がことごとく「虚」に転じる中、興行というノールールの世界で、大物を口説き、あまたの問題イベントを仕掛けてきた著者の人生から学ぶものは多い。本書には現代の“無秩序(カオス)”を軽やかに生き抜くための虚人の哲学がある。【目次】はじめに/第1章 「虚人主義」のすすめ/第2章 本能を覚ませ!/第3章 千の修羅場をくぐる/第4章 悪魔をも受け入れる虚人精神/第5章 現実をマジックにかける/第6章 蕩尽から生まれた新たな虚業/第7章 宇宙の創造主を笑わすときを夢見て/あとがき -
巨人のノート 記録は人生を変える最強の武器である
話題沸騰! 10万部突破のベストセラー、日本上陸!! 〈ソウル大×東大〉韓国最高の記録学者が教える、人生がうまくいくたった1つの習慣 壁にぶつかって挫折したあなたを成功に導く「3段階成長記録術」 ===第1段階 記録する=== 勉強、会話、思考、日常、仕事の5つの分野を記録し、知識、マインド、力量を高める。何をどう記録し、活用するかによって、成長速度が上がることもあれば、足踏みすることもある。 ===第2段階 反復する=== 反復を通じて記録の質を高める。記録が原石を発見して選別する過程が記録だとすれば、反復は熟練した技術で原石を宝石に加工する過程だといえる。 ===第3段階 持続する=== 成長を習慣にするためには、昨日より今日、今日より明日の進歩を目指すことが必要だ。目標を高く定めて自分を追い詰めるよりも、1日、1週間、1カ月単位で着実に実行していくほうが効果的だ。 すると、 ◆人生がシンプルになる ◆頭を悩ませていた問題がすっきりする ◆心がスッと軽くなる ◆自分らしく生きられる ◆目標・夢がかなう …etc. ――人生で何を見て、どう記録するのか―― 「巨人の肩の上に立てば、巨人よりも遠くを見渡すことができる」という言葉がある。 記録もそれと同じだ。いまの自分が小さな存在だとしても、日々の記録が積み重なっていけば、その上に立つことでもっと遠くを眺め、考えを深化させることができる。自分が残した記録の上に背筋を伸ばして立てば、巨人となった自分に出会えるはずだ。 ――(「はじめに」より) -
巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道
セ・パ両リーグ日本一監督による、日本野球への愛の鞭 セ・パ両リーグで日本一監督となった球界の伝説・広岡達朗氏が、84歳になってやっとわかった「野球の神髄」をまとめた、野球人生の集大成的な一冊。 新監督、大リーグから賭博事件、元選手の薬物逮捕といった近年の球界を取り巻く問題まで舌鋒鋭く斬り込んだ、日本プロ野球への「愛の鞭」が綴られている。 もくじ 巨人・高橋新監督の課題 ――まえがきにかえて―― 第1章 名監督の条件とは? 原・巨人の敗因/清原を責めるだけでいいのか/ヤクルト・リーグ優勝の勝因はバレンティンだ/プレミア12の小久保監督は悪くない ほか 第2章 選手指導の神髄 阿部の後継者を育てなかった巨人のコーチ/繰り返されるオリックスの悲劇/メジャーからの復帰選手は1年契約・出来高優先にしろ/松井は巨人に帰ってくる ほか 第3章 日本野球よ、それは間違っている! 日本ハム・大谷の二刀流はやめろ/誤審問題の再発防止は機械化より人を生かせ/バントをしない監督/監督はマウンドへ行け ほか 第4章 頑張れ! 日本のコミッショナー 正力松太郎が泣いている/巨人の賭博事件は氷山の一角/外国人選手の扱い方/プロ野球改革5つの注文 ほか -
巨人論
すべての野球ファン必読!! 江川卓が明かす投球の秘密、自らの巨人時代、 そして現在の巨人軍解説まで。 昭和の怪物、20年ぶりの単著がここに登場!! ・ストレートとカーブだけでどう戦っていたのか? ・「江川の投げる時はがんばらない」と言われた過去 ・長嶋さん、王さんたちレジェンドとの思い出 ・ライバル西本との知られざる関係性 ・2022年の巨人振り返りと2023年シーズンへの期待 etc. 怪物の現役時代を振り返れるだけでなく 江川流「野球の見方」も学べる1冊です。 本書は4章構成で、 「江川の現役時代のエピソード」 「江川の投球論・投手論」 「巨人軍レジェンドたちの伝説」 「令和の巨人軍解説」 を本人の言葉で追っていきます。 登録者数21万人突破のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」待望の書籍化!! ※カバー画像が異なる場合があります。 -
巨人をクビになりハローワークに通った男が、工場勤務で見つけた“本当の幸せ”
『文春野球コラム』 前代未聞の3万5000HITで大バズり! 坂本勇人、菅野智之、戸郷翔征、阿部慎之助らとの秘話も プロ野球戦力外の先にたどり着いた僕の居場所 「便利屋」と呼ばれた元中継ぎピッチャーの人生訓 野球コラム界に現れた新星、初の書籍化 後上翔太(純烈)推薦! 自称「草食動物」の田原さん。 攻めに攻めた心の叫び。 これを言える人に僕はなりたい。 <目次> 第1章 人生は、なんとかなる。 第2章 草食動物の目は、横についている。 -
巨星 ピーター・ワッツ傑作選
地球を発って十億年以上、もはや故郷の存続も定かでないまま銀河系にワームホール網を構築し続けている恒星船と、宇宙空間に生息する直径2億kmの巨大生命体との数奇な邂逅を描くヒューゴー賞受賞作「島」、かの有名な物語が驚愕の一人称で語られるシャーリイ・ジャクスン賞受賞作「遊星からの物体Xの回想」、戦争犯罪低減のため意識を与えられた軍用ドローンの進化の果てをAIの視点で描く「天使」――『ブラインドサイト』で星雲賞など全世界7冠を受賞した稀代のハードSF作家ピーター・ワッツの傑作11編を厳選。日本オリジナル短編集。【収録作】「天使」/「遊星からの物体Xの回想」/「神の目」/「乱雲」/「肉の言葉」/「帰郷」/「炎のブランド」/「付随的被害」/「ホットショット」/「巨星」/「島」/解説=高島雄哉 -
巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか
2012年、ムンクの「叫び」が当時の史上最高落札価格を更新する1億700万ドルで落札された。オークション会社サザビーズの手数料を加えると1億2000万ドル。当時の為替レート、1ドル80円で換算すると96億円! オークション会場で展開された息詰まる一騎打ち。ただよう緊張感。そして高値を引き出すオークショニアのテクニック・・・。 マドンナ、ディカプリオ、エリック・クラプトン、ビル・ゲイツといったセレブや、ビジネス界の大物、億万長者ならぬ「兆円長者」たちが、しのぎを削る華やかなオークションの舞台裏へ、アートビジネス裏の裏まで知りぬいたサザビーズジャパン前社長で、世界的な富裕層と交流のある著者がご招待。 戦乱やインフレにも強いアートは資産としても位置づけられており、富裕層の「資産の20%はアート」とも言われている。そのためアート市場は巨大化、グローバル化しつづけている。欧米だけではなく、中国、ロシア、中近東など新興国が台頭する一方、日本は大きな遅れをとっている。 日本にいては目の届かない世界のアート産業の今が分かる! -
巨大おけを絶やすな! 日本の食文化を未来へつなぐ
しょうゆ,みそ,酒など,日本の伝統調味料づくりに欠かせない巨大な木おけ.日本固有のこの巨大おけを,つくれる職人がいなくなる! 「しょうゆ屋が,おけつくったら,おもろいやん!」――立ち上がったのは小豆島のしょうゆ蔵.最後の職人に弟子入りし,次々に降りかかる困難を乗り越えて,おけづくりの輪を全国に広げた奇跡の奮闘記. -
巨大銀行の消滅
日本長期信用銀行が経営破綻して十数年が経過した。これまで、1997年、1998年の金融危機における銀行などの破綻のいきさつなどについて、当時の経営当事者の口から、その実情が語られることは皆無に等しかった。それには理由があった。銀行が破綻した当座は、彼らが何を言っても、単なる保身や責任逃れの言い訳だと片付けられ、逆に、歴代の経営陣や銀行という組織体のずさんさを指弾する材料にされた。そのため関係者は身を固くしてマスコミの熱心な取材要請をかたくなに断り続けた。当事者が裁判の制約から解放されて、様々な発言をするまでには、「事件」が「歴史」となる十数年の歳月を必要としたのである。世界的な金融の混乱や信用収縮の暗雲に覆われている現在、長銀破綻の今日的な意味が浮かび上がってくる。企業ガバナンスのあり方、規制緩和の進め方とセーフティネットの構築、市場の暴力的な動きに対する対応、危機管理における政治と金融当局の役割、そして法の適用と司法の役割など示唆するものは多い。 ※本書は2009年1月に東洋経済新報社より刊行された『巨大銀行の消滅』を電子書籍化したものです。 -
巨大高層建築の謎 古代から現代まで技術の粋を集めた建造物のおもしろさ
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法律を改正してまで建築した霞ヶ関ビルから40年。日本の巨大高層建設がここから始まりました。 柔構造の解析設計を使い、大型H型鋼やスリット壁を採用したりと、いまでは当たり前になっている多くの技術が、霞ヶ関ビルの開発時に生まれています。 セルフクライミング方式のタワークレーンも、安全な避難階段や防災センターでの集中管理方式も、ここからでした。 また、世界一の明石海峡大橋から10年。東京タワーは自立式鉄塔として世界一。新東京タワーは、当然この記録を塗り替えます。 ところがドバイには800m級の世界一となるビルが建造中です。世界に名だたる巨大高層建築物には、ケタ違いの知恵と技術と資金が投入されています。 建築に秘められたエピソードからして、おもしろさは常識外れ。 本書は、いくつもの巨大建築プロジェクトに関わった著者が、過去から現代に至る巨大高層建築の謎に迫ります。 -
巨大債務危機を理解する
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者にして、2008年の金融危機を予見した伝説の投資家レイ・ダリオ。世界的ベストセラーとなった著書『PRINCIPLES』では、「世の中では同じことが何度も何度も繰り返し起こる」と説き、そのパターンと因果関係を理解すれば効果的に対応するための《原則》を学べると唱えた。 本書は彼の哲学を債務危機や金融危機に適用し、危機が起きるパターンと因果関係を過去100年間、48のケーススタディーから徹底研究。今後の危機を未然に防ぎ、発生した危機を乗り越えることを目的に、彼が研究した「テンプレート(枠組み)」を3部構成で解説する。 歴史上、何度も繰り返されてきた債務危機や金融危機は、いかなるサイクルで起きるのか。危機が生じるパターンと危機の背後にある因果関係を正しく理解することで、私たちは来るべき危機に備えることができる。金融危機を勝ち抜いたレイ・ダリオが、投資家、政府関係者、債務危機に関心をもつすべての人に向けて書いた、市場と経済を理解するための最高の1冊。 -
巨大システム 失敗の本質―「組織の壊滅的失敗」を防ぐたった一つの方法
あらゆる破滅に通じるヒューマンエラーと その解決策を導き出す 企業存続のバイブルが誕生! フィナンシャル・タイムズとマッキンゼーが選び、35歳以下の俊英に贈る 「ブラッケン・バウアー賞」受賞作、待望の邦訳。 <本書でとりあげた「メルトダウン(組織の壊滅的失敗)」事例> ・ハッシュタグで炎上したスターバックス ・フォルクスワーゲンのディーゼル排出量偽装 ・スティーブ・ジョブズの「なにがなんでも着きたい病」 ・福島第一原発防波堤の高さ設定判断方法 ・アカデミー賞のクレイジーな誤発表 ・勝手に止まるジープチェロキー ・逸脱が標準化したチャレンジャーとコロンビア …etc. <内容紹介> ●21世紀を生きるためには、電力網から浄水場、交通システム、通信ネットワーク、医療制度、法律まで、私たちの暮らしに重大な影響をおよぼす無数のシステムに頼るしかない。だがときにシステムは期待を裏切ることがある。これらの失敗や、メキシコ湾原油流出事故、福島の原子力災害、世界金融危機などの大規模なメルトダウン(組織の壊滅的失敗)でさえ、まったく違う問題に端を発したように見えて、じつはその根本原因は驚くほどよく似ている。 ●複雑で結合されたシステムを運営するには、直感や自信を称え、よい知らせを聞きたがり、自分と見た目や考え方の似た人たちと過ごすことを好むといった「人間の本能や直感」に“逆らう”ことが、有効な対策を導き、問題解決のアイデアをもたらすことを示す。 ●『LIFE SHIFT』のリンダ・グラットンも審査員を務めた、フィナンシャル・タイムズとマッキンゼーが選ぶ、35歳以下の俊英に贈られる「ブラッケン・バウアー賞」受賞作。 -
巨大地震の日 ――命を守るための本当のこと
日本には地震予知のための組織が大きく分けても6つある。毎年、膨大な予算がつかわれる。しかし、マグニチュード7.3という巨大地震が予知された例は、いまだ世界にひとつしかない。1975年、中国遼寧省の地震ただひとつである。事前の警報はないと思ったほうがよい。そして、予知組織の発表する楽観的被害予測に惑わされることなく、自分の命は守らなくてはならない。本書にはそのための「よすが」となる貴重な情報と教訓が込められている。【目次】はじめに/(1)東京を襲う巨大地震/(2)巨大地震のあとに―湧き起こる多くの問題―/(3)海溝型巨大地震/(4)津波/(5)防災と減災/(6)政府が行なっていること/終わりに -
巨大地震はなぜ連鎖するのか 活断層と日本列島
2016年4月、熊本県及び九州一帯を襲った熊本地震は、地下にひそむ活断層がずれ動いたことで起きた。西南日本では、この年ほど内陸地震と火山活動が活発化しており、この状況は南海トラフ巨大地震までおさまらないと考えられる。日本列島に活断層が多い理由、列島が形成されたメカニズムをひもときながら、「プレートの交差点」に位置する日本列島の将来を専門家が易しく解説する。 今後の地震に備えて、知っておくべき基礎知識を多数掲載! ・ 熊本地震は想定内だった ・ 日本列島が過去に受けた古傷、それが活断層 ・ 活断層は日本国内で約2000見つかっている ・ プレートの沈み込みが内陸地震を引き起こす ・ 内陸地震の活発化が意味することとは? ・ 南海トラフ巨大地震の災害群にどう備えるか -
巨大中国を動かす紅い方程式 モンスター化する9000万人党組織の世界戦略
YouTubeでも話題の自称「マッドサイエンティスト」による新時代の中国分析解説本、堂々の登場! 言論統制や人権弾圧を平気で実行する中国の共産党一党独裁体制―― 日本国内の中国理解はほとんどこのレベルにとどまっている。 しかし、こんなワンパターンの精度の低い見方では中国という国家の本当の恐ろしさはわからない。 2021年7月23日に100周年を迎える中国共産党は、国家と軍のうえに君臨する巨大組織である。 先に党があって、後に国家あり。古今東西人類史上最大の9000万人のピラミッド型利害関係組織が「中国共産党」だ。 この習近平国家主席を頂点とする中国共産党による支配を、全体主義や独裁主義と批判するのはやさしい。 しかし無慈悲で冷徹な組織成長マシーンへと成長した「党」がマネージする中国は、すでに共産主義を超越した存在となりつつあることを理解している日本人は少ない。 北京大学大学院戦略管理学科で日本人初の博士号を取得した著者が、 これまでの「中国論」とは一線を画す斬新な切り口で、党という存在を組織論の視点で根底から解き明かす。 【内容紹介】 序 章 傍らにある存在としてクールに見つめること 第一章 党があって、国家あり 第二章 チャイナを動かす紅い方程式 第三章 分析便利ツール「五権分立一統制」 第四章 魅惑の情報統制と官製アナーキズム 第五章 米中発新混沌の時代 チャイナが権威主義であることは否定しませんが、 超大国となったチャイナ内政をより解像度高く観察して情報精度を上げると、新しいチャイナの行動原理に基づいた国際関係分析や予測ができてくると僕は考えています。 商売をされている方にとっては、不可抗力としての国際的ルールメーカーである超大国チャイナの今後の動静を多角的に見極めることは言うまでもなくビジネス上で重要でしょう。 また我が国の政治や政策の意思決定者にとっても、対峙する隣国のチャイナについて「基軸となる日米同盟利益と相反する国家」や「イデオロギーや基本的価値観で対立する国家」といった伝統的なチャイナ観よりも 深みのある見方によって、新しい駆け引き(ネゴシエーション)材料のひとつになってくれるとも思います。 (「はじめに」より) -
巨大通信ベンチャーの軌跡 ブロードバンドをめぐる攻防
NTT、KDDI、ソフトバンク――。数千人の社員と莫大な資金を持つ巨大通信会社に、通信業界の経験もなく、通信技術も知らず、民間企業で働いた経験もほとんどない30代の元通産官僚が挑んだ! ライバルであるNTTグループからも出資を仰ぐなど、これまでのベンチャー経営者とはまったく違う手法を取り、売り上げ400億円の巨大通信ベンチャー「アッカ・ネットワークス」をつくり上げた。しかし、無線事業への進出を計画するものの、複雑な通信業界の事情に翻弄され、免許を取得できずにアッカを去ることになり、結局はライバルとの合併を余議なくされた――。本書は、著者が通信業界で奮闘した3000日の記録である。 -
巨大津波は生態系をどう変えたか 生きものたちの東日本大震災
福岡伸一氏推薦! 生命は大きく変わらないように絶えず小さく変わっている。生態系という動的平衡は大激変から回復できるのか。物言わぬ生きものたちが問う「復興とは何か」。2011年3月11日に東北を襲った巨大津波は、生き残った動植物の生息地をも激変させた。死滅するカエルの卵、真夏に枯れゆく木々、姿を消した絶滅危惧種のトンボたち……。しかし津波の影響がかつてない規模になったのは、人間による隙間のない土地利用が原因だった。「復興」の名のもと、急速に進む土木事業は、本当に東北の「豊かな自然」を回復できるのか。震災直後から生きものたちの消息を追って東北全域を奔走した著者が問う「真の復興とは」。(ブルーバックス・2012年4月刊)
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