きみが来た場所

きみが来た場所

1,870円 (税込)

9pt

命のバトンをつないで、あなたは今、ここにいる。
家族に会いたくなる、奇跡の物語。

ベストセラー作家、喜多川泰の隠れた名作!
書き下ろし新作短編を収録

<あらすじ>

もうすぐ二児の父になる秀平は、経営する塾がうまくいかず、不安な毎日を過ごしていた。
そんなある日、口にすると「自分の先祖の体験」が夢にあらわれる不思議なキャンディを手に入れて……?
秀平は祖父たちの生きざま、決意、つないできた命の奇跡を知るなかで、これから自分の子として生まれる新しい命と、塾の子どもたちに伝えなければならない大切なことに気づいていく。

<読者から感動の声、続々!>

・本屋さんで数ページ立ち読みし、引き寄せられるように購入しました。命の重みやつながりを考えさせられました。(20代、女性)
***
・読み終えたとき、とても心地良い気持ちになると同時に、心の底からグツグツと力が湧いてきました。(30代、男性)
***
・当たり前に思っていた家族の存在を、改めて深く考えさせられました。(30代、男性)
***
・家族のルーツ、祖先の生き方に触れる作品で心が熱くなります。(30代、男性)
***
・何度読んでもおもしろい。新しい発見もありつつ、やはり同じところで「グッ」ときます。(40代、男性)


*本作は、『母さんのコロッケ 懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語』(2011,大和書房)に書き下ろしの短編を加えた新装版です。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

きみが来た場所 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    喜多川作品を読むのはこれで9作品目。どの作品も読むと温かい気持ちになれます。

    ひとつの命が生まれるのは奇跡、とよく言われますが、ここまで深く考えたことはなかったような気がします。私もあの不思議な夢を見て自分のルーツを知りたくなりました。

    そして、親は子供に成長させてもらっている。これにはとても共

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    喜多川さんの作品は、非常に読みやすいなぁと思う!
    自分も6ヶ月になる娘が1人いるので、父親になったばかり。秀平の気持ちがよくわかったし、自分ごとのように感じられた。
    何十億という可能性の中から、僕たちの家族のもとに来てくれた娘、選んできてくれたとしか考えられない。この子には無限の可能性があり、それを

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    主人公の秀平40歳は営業職に見切りをつけ子どもたちの本当の生きる力を育てる塾を創りたいと脱サラする。【分からないこと】を大人が丁寧に教えてくれる事に慣れた子どもの考える力は育たない。自分の力で何とかする→達成感→また次も自分の力で何とかする。喜多川さんの塾に通ってみたい。

    0
    2025年04月22日

    QM

    購入済み

    想像以上に壮大な物語でぞわぞわっときた(いい意味で)。
    主人公が、キャンディを舐めた後大抵公衆の面前で醜態晒すの分かってるのにそれでも何度かやらかしてるのが個人的ツボ。
    本当に自分たちはすんごい確率のもと生まれてきたんだなって。
    そして戦時中命を懸けて後世の人たち、家族を守ろうとした先祖たちの境遇に

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    今を丁寧に大切に生きようと思わせてくれる、そんな一冊でした。
    母の心の強さがどこから来るのか、昔尋ねたら『腹を括るだけよ。腹をくくれるか、括れないか。それだけ』と言っていたことを思い出しました。
    私達は自分の使命のために、必要なものは全部持って生まれてきた。
    私の人生には子供はやってこなかったけど、

    0
    2024年01月07日

    Posted by ブクログ

    熱血でちょっとくさいけれど、胸が熱くなる本。
    終戦の日、そしてちょうど1週間後に第一子が産まれる予定の日にこの本に出会えました。ちょっと運命を感じたり。
    母ちゃんがんばるぞ!

    0
    2023年08月15日

    Posted by ブクログ

    自分の娘が生まれてきた時のことを思い出しました。子は親に使命を気づかせるために生まれてくるのだとわたしも思います。実際、今まで自分中心で生きてきたわたしが、娘のため、次の世代のためのことを少しずつ考えられるようになってきました。逆に自分が生まれてきた時はどうだったのだろうと、自分のルーツが気になり始

    0
    2023年08月08日

    Posted by ブクログ

    ビフォー
    喜多川先生の家族の本ということで楽しみに読みました。家族やご先祖様がいてくれたからということはわかっていたけど、戦後を生き抜いた方のことまでは思っていなかった。

    気付き
    戦争時代のリアルな生活が今が当たり前ではないことに気づいた。1人でも欠けたらワタシはいない。ご先祖様たちが命を繋いでく

    0
    2023年04月03日

    Posted by ブクログ

    ひとつ前に読んだ同じく喜多川さんの「運転者」と通じるものがある。こちらの方がより「家族の絆」「いのちのバトン」に重きが置かれている印象で、たびたび目頭が熱くなった。子どもがいる人には特に刺さる内容だと思う。
    自分にしかできないことは何か?
    日々の暮らしや仕事で忙殺されて心に余裕がなくなってきたときに

    0
    2023年03月12日

    Posted by ブクログ

    普段は考えないようなことでも、考えるべき問題というのがあり、この本はそれに向き合わせてくれるいい機会でした。まだ私は子供の世代なので自分の両親に照らし合わせて読んでおり、親の苦労や覚悟はどんなものだったのかとても気になってしまうし、とにかくありがとうと言いたくなりました。そして同時に「子供がやりたい

    0
    2022年05月10日

きみが来た場所 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

喜多川泰 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す