おあとがよろしいようで

おあとがよろしいようで

1,672円 (税込)

8pt

人は皆、出会ったものでできている。

金も夢も友もない上京したての大学生・暖平。
ひょんなことから落語研究会に入ることになり、
“背負亭(しょいてい)こたつ”として高座に立つ羽目に!?

累計100万部突破の名手がおくる、
新しい自分に出会える人生応援小説。

あらすじ

大学進学を機に群馬から上京したばかりの門田暖平は一人、新品のこたつを亀の甲羅のように背負い佇んでいた。配送料が払えず自力で下宿に持ち帰ろうと思ったが、帰宅ラッシュで電車に乗り込むことができない……。
途方にくれる暖平の前に、一台のワゴンが停まる。乗っていたのは、入学式当日、構内で落語を演っていた落語研究会の部長・忽那碧だった。落研に誘われるが、金もなく、コミュニケーションにも自信がなく、四年間バイト生活をして過ごすつもりだと語る暖平。
「必要なのは扇子一本。あとは座布団さえあればどこでもできる」という碧の言葉に背中を押され、暖平の人生が大きく動き出すーー。

・「面白さ」「上手さ」は一つじゃない
・明日が来るのが楽しみになるくらい準備する
・徹底的に同じ型を踏襲し、初めて個性は爆発する
・追い詰められてはじめて、人は真価を発揮する
・どんな時も楽しむ。自分がやりたいことをやる

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    落語は全然分からないけど、とても惹き込まれる内容だった。電車で涙した。
    1人の殻に閉じこもった少年が落語を通じて開花する話。人は皆で会う人でできてるって本当だなと。最後の終わり方も次の想像をして勝手ににやけた。
    こ・こたつに色んな景色を見せてあげたい。
    明日がたのしみになる準備をしていきたい。

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    落語の知識全くなく読んだけど、惹き込まれる内容で一気読みだった!
    落語全く興味なかったけど、見てみたいなあと思った、落語の知識があったらもっと楽しめたのかな。
    題名が終盤に回収されるのも気持ちがいい。

    ・明日が来るのが楽しみは自分でつくるもの
    ・これまで出会ったことでた自分はできている
    未来

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    出会ったものでできている、すごく自分が感じているフレーズが目に入って手に取った本。
    一章始まるたびに目次に戻る作業をした人は私以外にもいるはず笑
    自己啓発本×小説という感じ、また読み返したい。

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    熱血ものではないのに、胸が熱くなる青春物語。
    読んでいて、自分の人生を楽しくする考え方をたくさん教えてもらえる作品だとも思った。

    大学の入学式というタイミングにも関わらず、「何もない自分なんて」と期待してないふりをして、大学生活も、その先の未来もどこか諦めている暖平。

    そんな暖平を落研に引き摺り

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    「こたつ」も「こ・こたつ」もみんな幸せになーれ!
    自分の青春にもこんな熱い出会いが欲しかった。いや、ひょっとしたらほんの少しはあったのかも?
    登場人物の一人一人が魅力的で、何度も読み返したくなる本。

    0
    2025年05月15日

    Posted by ブクログ

    面白い‼️
    ひっそり孤独な大学生活を送ることになるだろうと思っていた暖平は、蒼に声をかけられ落語研究会に入る。落語や蒼や仲間との出会いが、暖平を変えていく。落語の面白さにも惹かれて一気に読んだ。

    0
    2025年04月26日

    Posted by ブクログ

    やっぱり喜多川シリーズはハズレがない。

    「何でもいいよ、楽しくやれや。」の碧の一言は印象に残った。
    落語のことは全然知らなかったけど、登場人物が「みんな抜けてるくらいがちょうどいい。」という言葉にもあったように、自分はいつも完璧を求めがちで自分はできてないことがあるにも関わらず、家族には完璧を求め

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    勇気をくれる名作!
    上手く人間関係を築けない人におすすめの一冊。仕事でも、家庭でも、あらゆる悩みに対してそっと寄り添ってくれる処方箋のようでした。
    主人公の暖平の気持ちがすごくよくわかるから、尚更碧さんに惹かれ、架空の人物でもファンになりました!
    落語研究会というから落語メインかと思いきや、しっかり

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    自分に何を見せてあげるか、聞かせてあげるか感じさせてあげるか。五感に何を感じさせてあげるのかで見える世界が大きく変わってくると強く感じた。
    今までの人生は今までの積み重ねてきた経験であり、これからの人生はこれから積み上げていく経験であるという言葉がすごく刺さった!
    いろんな人と出会って、多くの体験を

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    スッと心に入ってきた。
    私のこ・こたつにもいろんな景色を見せてあげたい。
    落語あまり聞いたことがなかったけどすごく興味が湧いた。
    楽しいことばかりじゃないのが人生だけど
    喜多川さんの本は自然と、明日も頑張ろうって思わせてくれる。
    落研のメンバーもみんないい味出してるなぁ。

    0
    2024年11月25日

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