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Posted by ブクログ 2023年10月25日
ポプラ社_1967年にジュニア版 吉野源三郎全集から発行された本
ナポレオンやガンダーラ地方の仏像について、主人公の中学1年生「コペルくん」に向けておじさんが話してくれた説明のなんと分かりやすいとこ。
内容は現代に通ずる話で、世界平和が脅かされている中で、ジブリがこの本を映画の題材にしたのも理解出来...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月13日
1937年出版の、小説だか問答だかわかんない体裁の本がちょっと前に話題になって、そのときは天邪鬼だから読むもんかい!なんて思っていたけれど。ブームが去った頃合に読んでみると、80年たった今でも示唆に富む叔父さんの卓見たること!
コペル君の柔らかな木の芽みたいな自我を、自分はいつ失ったんだろうなんて...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月08日
今からずっと前に書かれた本なんだ。今の時代、というかいつの時代の子どもたちに読んでおいてほしい一冊ということは明白。
物事を深く考えることの大切さ。
何かを生み出すことの尊さ。
人は一人では行けていけないという事実。
うん。
ボクも学生のときに出会いたかった。でも、今出会えたことが嬉しかっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月30日
社会の中で大切なことのようなものは、なんとなく理解して身についていることも多いかもしれないけど、じゃあなんで大切なのか、きちんと説明することは案外難しい。
なんで勉強するの?
なんでものを大切にするの?
なんで子供は大人を敬うべきなの?
なんで人は後悔するの?
なんで好奇心を大切にするべきなの?好...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月24日
本書は、日中戦争中に書かれた少年少女向けの倫理の本。中学生のコペル君が友達との学校生活や叔父とのやり取りを通じて物事の考え方を学んでいくスタイルで、今読んでも全く色褪せない内容です。子どもが小学校高学年になったら、ぜひ読ませたいおススメの一冊です。
<ポイント>
・自分を世の中の一分子と感じる...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月29日
中学生の主人公が、友人や家族との日々の生活を通して、自分と社会との関わりを考えていく。
その思考を引っ張っていくのは「おじさん」だ。
「後悔」や「痛み」についての考察は、とても面白かった。
"正しい理性の声にしたがって行動するだけの力が、もしぼくたちにないのだったら、なんで後悔の苦し...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月20日
以前から哲学に興味があるのですが、どうにも
とっつきにくく、初心者向けの本を探していました。
この本の主人公コぺル君は中学2年生の14歳です。
もっと早くにこの本に出会いたかったです。
しかし、10代の私には難しかったかもしれません。
今だからこそ、この本の良さを感じることができた
のだと思うことに...続きを読む
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