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  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】
    続巻入荷

    NO.6[ナンバーシックス]再会

    小説・文芸
    4.3
    1~4巻1,870~2,018円 (税込)
    ★電子書籍特典ショートストーリー付★ ●発売決定告知後、即Xでトレンド1位で話題沸騰中! ●アニメ化、漫画化され150万部超えのベストセラー『NO.6』が 14年ぶりの新シリーズ『NO.6再会』シリーズとしてスタート! ●世間知らずな超エリートの紫苑とテロリストのネズミは運命的に出会い、 偽りの理想都市「NO.6」を崩壊させた。 「再会を必ず、紫苑」と告げて、ネズミが「NO.6」を去ってから2年後、 『NO.6再会』が幕をあけるーーー。 ●紫苑は「NO.6」再建委員長に就き、不安定な政情に悩み、得体のしれない無差別暗殺者に狙われていて、ネズミの存在を渇望していた。そんなとき、ネズミの気配を近くに感じて……。 二人は、再び、誰もが虐げられない世界をつくることができるのかーー? 罠だらけの現実に二人は「希望」を見つけることができるのかーー? 紫苑とネズミ、二人の少年のかけがえのない結びつきと「戦い」を見届けてください! ●「NO.6」シリーズ読者からの感想 「たくさん本は読んできたけれど、これ以上面白い本に出合ったことがない」 「呼吸を楽にしてくれた本」 「死にたくなったらネズミの言葉を思い出します。逃げずに前へ進め!現実を見ろ! どんなに現実が辛くても光を見いだせる人になりたいと思います」 「泣きたくなった夜に読みます。おまえはどうありたいんだ? いつでも自分にできることを問いかけ、動きづつけたいと思います」 ●あさのあつこさんからのメッセージ 声を聞きました。ネズミの声です。 「生きる場所も死ぬ場所も自分で決める。あんたじゃなくおれが決める。余計なお節介は止めてもらおうか」と。 そうか、彼らは既に出逢い、運命を紡ぎ始めているのか。 だとしたら、わたしも、もう一度だけ、本当にもう一度だけ、彼らに手を伸ばそう。この手で彼らの生に触れてみよう。 『NO.6』の作者として戦ってみよう。あれほど恋焦がれた少年たちに挑んでみよう。 今はただ、それだけを考えています。 14年の時を経て、あなたに再び『NO.6』を届けます。
  • ビッグコミックオリジナル 2026年21号(2026年10月20日発売)
    NEW

    ビッグコミックオリジナル

    新連載巻頭カラー60P!! 『朱宮茜子の祈り』 むつき潤 大人気外伝シリーズ!! 『アオアシ 異邦のひと』 小林有吾 新章開幕巻中カラー!! 『ミワさんなりすます』 青木U平 新連載第2回!! 『小規模ナー! 小陣まりの貢献』 西村マリコ ●親GoGoGo 吉田戦車 ●ポーさん キューライス ●まるさんかくしかく 東村アキコ ●釣りバカ日誌 やまさき十三+北見けんいち ●昭和天皇物語 能條純一 原作:半藤一利(『昭和史』平凡社刊) 監修:志波秀宇 ●黄昏流星群 弘兼憲史 ●深夜食堂 安倍夜郎 ●いけない二人 稲岡和佐 ●卑弥呼 リチャード・ウー+中村真理子 ●大市民 がん闘病記 柳沢きみお ●サテンdeサザン 渋谷直角 ●公事師の弁 田島隆+星野泰視 ●看護助手のナナちゃん 野村知紗 ●百年川柳 業田良家 ※『ビッグコミックオリジナル』デジタル版には、紙版の付録、特典等は含まれません。
  • NO.6〔ナンバーシックス〕全9冊合本版

    NO.6〔ナンバーシックス〕全9冊合本版

    小説・文芸
    4.6
    1巻4,257円 (税込)
    人類の理想を具現化した完璧な人工都市「NO.6」。幼少期より最高ランクのエリートとして大切に育てられた紫苑(しおん)は、12歳の夜、「ネズミ」と名乗る薄汚い少年に出会った。急転回する運命――どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう? そうしなければ、飢えることも、嘆くことも、戦いも知らずに済んだのに。紫苑とネズミの未来は。そして「NO.6」に隠された秘密とは。二人の大冒険が、今はじまる! シリーズ9作品を収録した合本版。
  • NO.6 [ナンバーシックス](1)
    無料あり

    NO.6 [ナンバーシックス]

    少女・女性マンガ
    4.1
    全9巻0~792円 (税込)
    人類の叡智を集めた未来都市≪NO.6(ナンバーシックス)≫。そこで幼い頃から未来を約束されエリートとして育った紫苑(しおん)は、12歳の誕生日の嵐の夜、「ネズミ」と名乗る傷ついた少年を匿ってから、運命が急旋回。4年後、紫苑の周りで続々と奇怪な事件が起こり始める。紫苑とネズミの、あまりにも過酷な青春が幕を開けた……! あさのあつこの大ヒット近未来SF小説を完全コミカライズ!!
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

    NO.6〔ナンバーシックス〕

    小説・文芸
    4.1
    1~9巻638~704円 (税込)
    2013年の未来都市《NO.6》。人類の理想を実現した街で、2歳の時から最高ランクのエリートとして育てられた紫苑は、12歳の誕生日の夜、「ネズミ」と名乗る少年に出会ってから運命が急転回。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう? 飢えることも、嘆くことも、戦いも知らずに済んだのに……。「わたしはNO.6という物語の中で、生きる希望とやらを掴んでいけるのだろうか」――あさのあつこ
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

    NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

    西ブロックに稀な、春の日のような穏やかな一日。NO.6崩壊後にNO.6に留まった紫苑。風のようにさすらうネズミ。そして、紫苑の父の秘密―。惜しまれつつ完結した物語に、さらなる命を与え、それぞれの生の一瞬を、鮮やかに切り取る。
  • 紙魚の手帖Vol.01
    続巻入荷

    紙魚の手帖

    小説・文芸
    5.0
    1~31巻1,500~1,699円 (税込)
    「ミステリーズ!」の後継誌ついに創刊。コンセプトは、国内外のミステリ、SF、ファンタジイ、ホラーを刊行してきた東京創元社による「総合文芸誌」。『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞W受賞の櫻田智也が贈るシリーズ最新作。第21回本格ミステリ大賞の全選評も一挙掲載。さらに、第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」ほか、充実の創刊号。/【目次】『紙魚の手帖』創刊にあたって/【創刊記念特別エッセイ】投げ込みマガジン〈紙魚の手帖〉戸川安宣/【受賞作決定!】第31回鮎川哲也賞 選評  辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第18回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信/【第18回ミステリーズ!新人賞受賞作】三人書房 柳川 一●第18回ミステリーズ!新人賞受賞作。若き日の江戸川乱歩を描く、流麗な謎解き譚/【第21回本格ミステリ大賞全選評】第21回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第21回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉 [小説部門] 櫻田智也 [評論・研究部門] 飯城勇三/選評 小説部門/選評 評論・研究部門/【日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞第一作】白が揺れた 櫻田智也●ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、悲劇の真相は?〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/【読切】ゼロ 加納朋子●私の元にやってきたのは、カフェオレ色の天使だった。少女と犬の絆を描く最新ミステリ!/スフレとタジン 近藤史恵●コロナ禍の影響で志村さんが講師で始めた〈パ・マル〉の料理教室。タジン鍋を使うモロッコ料理を……。/フォトジェニック 秋永真琴●カメラを構える彼女の目に、この世界は、僕は、どんなふうにうつっているんだろう? 気鋭が贈る傑作掌編。/108の妻 石川宗生●点描の妻、夢見る妻、革命家の妻、お品書きの妻……様々な「妻」をお楽しみください。/セリアス 乾石智子●ひっそりと暮らす魔道師夫婦、彼らの秘密とは……/魚泥棒は誰だ? ピーター・トレメイン 田村美佐子 訳●修道院の厨房で起きた二件の事件をフィデルマが解き明かす/【INTERVIEW 期待の新人】千田理緒『五色の殺人者』/大島清昭『影踏亭の怪談』/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/『紙魚の手帖』創刊記念読者プレゼントキャンペーン/執筆者紹介/編集後記・次号予告
  • 読楽2026年5月号
    続巻入荷

    読楽

    【豪華執筆陣!】伏尾美紀 柏井壽 赤川次郎 【大藪春彦賞受賞記念特別読み切り】 伏尾美紀 荷物 スカウト業の野口は自分より格下のティッシュ配りのおっさんと出会う 【好評連載】 柏井 壽 三日月旅館 念願の京の都での民泊開業前。大物客来訪で掬月に試練が迫る─! 【歴史&時代】 坂井希久子 夜鷹狩り あさのあつこ おもみいたします 参 梶 よう子 とむらい屋颯太 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 吉田篤弘 月とコーヒー 【警察&ミステリー】 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
  • 隠元

    隠元

    小説・文芸
    -
    1巻2,400円 (税込)
    世の理不尽と悟り。弟子から見た高僧の実像 寺の門前に捨てられ、自らの名前以外、何も持たなかった孤児。 すべてを諦めてきた彼の目の前にあらわれたのは、 日本中の注目を集める高僧だった――。 鎖国時代に明から来日し、隠元豆、木魚、煎茶、椅子などさまざまな文物を伝えた隠元禅師。 仏教界のみならず、庶民たちの間にまで一大ムーブメントを巻き起こし、禁裏と幕府の双方から厚い帰依を受けるが、それゆえに時代の渦のなかにも巻き込まれていく。 江戸からの圧力に不満をためる公家たち。帝と、時の権力者の諍い。それの影響としてあらわれる理不尽…… 我欲にまみれた人の世で、異国の僧が日本に示した献身の理由とは。 誰もが知る高僧のとらえがたき実像を、 彼を慕う寺男・快鳳の目から描く傑作歴史長編!
  • 飛燕

    飛燕

    小説・文芸
    3.7
    1巻2,090円 (税込)
    小舞藩で代々納戸頭を務めてきた高蔵家。当主亡きあと、長女の徳子は市中道場で師範代を務める藤十郎を婿に迎えて幸せな生活を送っていた。そんなある日、藤十郎が遊女と相対死にしたとの事実が告げられる。しかも、二人は昔からの馴染みで、徳子との祝言後も、その縁は続いており、子まで生しているという。信じられない思いに打ちひしがれる徳子だが、藤十郎の子である萩丸を自分の子として育て始める。一方で、次女のあぐりは、城内でも名の通った大店の主・紀野屋丈衛門に嫁ぐと言い出した。その言葉通り、母よりも年上の丈衛門に嫁いだあぐりは、商いを通じてさまざまな情報を耳にする。ある日、徳子はあぐりから、義兄は殺されたのではないかとの疑問を突き付けられる。しかも、彼の死には、何らかのかたちで丈衛門が関わっているらしい。やがて、丈衛門は、徳子に藤十郎の死の真相を語り始め……。藩を揺るがす事件に巻き込まれながらも、凛として生きる女性たちを描く時代小説。
  • 赫夜

    赫夜

    小説・文芸
    3.7
    1巻2,420円 (税込)
    延暦十九年。駿河国司の家人・鷹取は、軍馬を養う官牧で己の境遇を嘆く日々。ある日、鷹取は富士ノ御山から黒煙が噴き上がるのを目撃し、降り注ぐ焼灰にまみれて意識を失う。一方、近隣の郷人や遊女などの避難民を受け入れた牧は混沌とする。灰に埋もれた郷で盗難騒ぎが起こり、不安、怒り、絶望がはびこるなか、京から蝦夷征討のための武具作りを命じられる。地方の不遇に歯噛みする鷹取は――。【電子版には直筆サインなし】
  • のち更に咲く(新潮文庫)
    NEW

    のち更に咲く(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻935円 (税込)
    この世をばわが世とぞ思う望月の……。道長の権勢が最高潮に達する平安京。天皇の外戚となる夢を絶たれ悶死した祖父の怨念と、殺人を犯した父の業を背負う道長邸の女房小紅は、都を荒らす盗賊袴垂の首魁が自害したはずの兄だという噂を耳にする。亡き兄の影を追い辿り着いたのは、栄華に隠された王朝の禁忌だった――。権力を巡る暗闘と、血脈に翻弄される一族の運命を描く歴史ミステリー。(解説・蝉谷めぐ実)
  • 天を灼く
    完結

    [天地人]シリーズ

    小説・文芸
    3.3
    全3巻814~825円 (税込)
    元服を目前に控えた伊吹藤士郎は、天羽藩上士の嫡男として何不自由ない生活を送っていた。 だが突然、父の斗十郎が、豪商と癒着した咎で捕縛されてしまう。無実を信じながら母や姉と共に不安な日々を過ごす中、ついに斗十郎に切腹の沙汰が。 一目会うべく牢屋敷に忍び込んだ藤士郎に、斗十郎は介錯を命じるが……。 ひたむきな生を描く青春時代小説シリーズ、第一弾!
  • 孤鷹の天 上〈新装版〉

    孤鷹の天

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻968~1,045円 (税込)
    デビュー作にして第17回中山義秀文学賞受賞を受賞した 直木賞作家・澤田瞳子の原点である奈良大河青春ロマン! 時は天平宝字。十四歳の高向斐麻呂は大学寮に入寮した。主の遣唐使・藤原清河を 唐に迎えに行くためだ。その陰には父を待つ娘・広子への思慕もあった。 紀寺の奴・赤土と偶然出会った斐麻呂は秘かに彼に学問を教えることになる。 儒学の基本理念である五常五倫を学び、国を支えるという理想を抱く若者たち。 だが看病禅師・道鏡を寵する阿倍上皇とそれを諫める藤原仲麻呂との対立が深まり、 斐麻呂らは不穏さを増す政に巻き込まれてゆく。 【主な登場人物】 高向斐麻呂(たかむくのいまろ) 藤原北家・藤原清河家に仕える少年。清河の娘・広子のために十四歳で大学寮に入る 藤原広子(ふじわらのひろこ) 遣唐使として唐に渡った藤原清河の一人娘。気が強く、自分の思いを貫く少女 赤土(あかつち) 紀寺の奴婢(奴隷)。自らを良戸(良民)と公言し直訴、後に紀朝臣益麻呂の名を賜る 佐伯上信(さえきのうわしな) 大学寮の学生。左馬寮の飼丁の息子。勉学より弓術に心が傾く 桑原雄依(くわはらのおより) 上信の親友。日向国出身。任官試験を受けずに大学寮に入り直した好学の徒 恵美押勝(えみのおしかつ) 清河の従兄。宮廷の権勢を掌握する実力者。学問奨励に力を尽くす。阿倍上皇と対立 阿倍上皇(あべじょうこう) 当代一の崇仏者として知られ、弓削道鏡を寵愛。儒教を重んじる押勝と次第に敵対する
  • うさぎ玉ほろほろ
    値引きあり

    うさぎ玉ほろほろ

    小説・文芸
    4.3
    1巻598円 (税込)
    武士から菓子職人に転身した変わり種の主、治兵衛。父を助ける出戻り娘、お永。看板娘の孫、お君。 親子三代で切り盛りする江戸麹町の評判の菓子舗「南星屋」には、味と人情に惹かれやって来るお客が列をなす。 麹町を大火が襲った夜以来、姿を見せなくなった気のいい渡り中間を案ずる一家だったが、 ある日、思わぬところから消息が届き……。 「誰だって、石の衣は着ているもんさ。中の黒い餡を、見せねえようにな」 ほろりとやさしく切ない甘みで包む親子の情、夫婦の機微、言うに言えない胸のうち。 諸国の銘菓と人のいとなみを味わう直木賞作家の大人気シリーズ、最新刊! 〈収録作〉 饅頭くらべ 母子草 肉桂餅 初恋饅頭 うさぎ玉ほろほろ 石衣 願い笹
  • 恋ふらむ鳥は

    恋ふらむ鳥は

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,188円 (税込)
    宝女王(斉明天皇)に引き立てられた歌人・額田王。次代の大王である葛城王子(天智天皇)、その弟でかつての夫・大海人王子(天武天皇)、二人の異父兄・漢王子、葛城の忠臣・中臣鎌足らに囲まれ、宮人としての勤めに邁進する彼女を時代の波が翻弄する。大敗を喫した白村江の戦いから古代史上最大の内乱たる壬申の乱へ。激動の飛鳥時代と額田王の半生を描いた歴史巨編!
  • 金春屋ゴメス 因果の刀(新潮文庫nex)

    金春屋ゴメス 因果の刀(新潮文庫nex)

    ラノベ
    4.2
    1巻935円 (税込)
    江戸国からの阿片流出事件について、日本から査察が入った。団長は大御所議員の印西茂樹。江戸城で評定が開かれる中、印西は秘密裡にゴメスに接触し、江戸国の開国と明け渡しを迫る。印西の目的は江戸国深くに眠る白緑石で、この資源を元にロケット燃料を開発し暴利を貪る算段だ。拒絶すれば江戸国は消滅――。開国以来の危機に襲われる江戸国をゴメスは守り切れるか。書き下ろし長編。
  • 星に祈る おいち不思議がたり

    星に祈る おいち不思議がたり

    小説・文芸
    3.9
    1巻850円 (税込)
    「おいちは江戸の女性ですが、今に繋がる生き方を貫いています」――あさのあつこ 現代女性にも通じる悩みを抱える主人公を思わず応援したくなる人気時代小説最新刊。父のような医者になりたいと願う娘おいちに、絶好の機会が訪れる。女性の医者を育てるための医塾が開かれるというのだ。おいちは、希望に胸を膨らませ、夢への第一歩を踏み出そうとする。そんななか、深川で謎の連続失踪事件が起きる。忽然と姿を消した四人に、共通点は見出せなかった。不可解な事件が気になるおいちの許に、岡っ引の仙五朗が思いがけない情報を携えてやって来る。この世に思いを残して死んだ人の姿を見ることができるおいちは、事件を解決に導くことができるのか。一方、心を寄せ合う新吉との関係も、新たな局面を迎える。仕事も家庭も持ちたいという娘の密かな願いは、叶えられるのか。人気の青春「時代」ミステリー第五弾!
  • 神無島のウラ

    神無島のウラ

    小説・文芸
    4.0
    1巻847円 (税込)
    教師も子どもも取り残さない令和のケア小説。 関東で小学校の教員をしていた槙屋深津は、二十年ぶりに故郷の神無島へ帰った。三年に満たない結婚生活にピリオドを打ち、島の小・中学校の臨時教諭になるためだった。神無島は、週に二便しかないフェリーで鹿児島港から約十二時間、外周十五キロほどの鹿児島県の離島だ。 学校の教師や子どもたち、島の人たちは深津の帰郷を歓迎するが、小学四年生の宇良という男の子だけ現れなかった。人の善悪を見抜き、どちらかわからないうちは、姿を見せないという。自分はどんなふうに見られているのだろうか。深津は悪寒を覚える。島を離れた十二歳の自分の姿が蘇る──。 地元の子どもだけでなく、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をする子どもたちも通う全校生徒十二名の学校。厳しくも豊かな自然と、子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラに見守られながら成長する子どもたちと、家庭の事情やトラウマを抱えた大人たちの心の解放を描く。 解説は、小説家の真下みことさん。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『神無島のウラ』 の文庫版となります。
  • 神々の午睡(再編集版)
    値引きあり

    神々の午睡(再編集版)

    アニメディアで連載された、人気作家あさのあつこのファンタジー小説が待望の児童書化。全6編のお話を2分冊でご紹介。今回の第1巻ではそのうちの3編を収録し、さらに新規書き下ろしストーリーも追加。
  • 金春屋ゴメス 芥子の花(新潮文庫nex)

    金春屋ゴメス 芥子の花(新潮文庫nex)

    ラノベ
    3.9
    1巻781円 (税込)
    人が月に住む近未来の日本に、独立を宣言し、鎖国状態の「江戸国」が出現した。上質の阿片が海外に出回り、その産地として日本をはじめ諸外国から槍玉に挙げられた江戸国。老中から探索を命じられた「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守は、阿片を祭祀に使用する異人たちが住む麻衣椰村に目をつけ、辰次郎や松吉に真相の究明を命じるが――。『金春屋ゴメス 異人村阿片奇譚』改題。
  • アニメディアブックス 神々の午睡 金の歌、銀の月
    値引きあり

    アニメディアブックス 神々の午睡 金の歌、銀の月

    小説・文芸
    3.3
    1巻484円 (税込)
    あさのあつこのファンタジー小説、アニメディアブックス『神々の午睡』シリーズの第3弾は、完全新作の書きおろし! 前作で登場した人気キャラ3人がチームを組み、音楽の都の危機を救うために旅立ち……。表紙は人気コミック作家のCLAMPが担当。
  • 彼女が知らない隣人たち

    彼女が知らない隣人たち

    小説・文芸
    3.3
    1巻968円 (税込)
    地方都市で暮らす三上咏子は、縫製工場でパートとして働きながら、高校生の翔琉と小学生の紗希、夫の丈史と平凡な毎日を送っていた。ある日の夕方、駅近くの商業施設から白い煙が上がるのを目撃。近くの塾に通う息子が気になり電話を掛けるが、「誰かが爆弾を仕掛けたテロだ」と興奮して語る様子に違和感を覚える。翌日、今度は市立図書館でも同様の事件が発生。いったいなぜこの町で、こんなことが? 咏子は今まで気にも留めなかった、周囲の異変に気がついていく・・・・・・。
  • 名残の花(新潮文庫)

    名残の花(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻737円 (税込)
    ご一新から五年。花見客で賑わう上野の山に、かつて南町奉行を務め、「妖怪」と庶民から嫌われた鳥居耀蔵の姿があった。失脚し、二十三年の幽閉の末に耀蔵が目にしたのは変わり果てた江戸の姿。明治を、「東京」を恨み、孤独の裡に置き去られていた男の人生は、金春座の若役者・滝井豊太郎と出会ったことで動き始める。時代の流れに翻弄されながらも懸命に生きる人々を描く感涙の時代小説。(解説・末國善巳)
  • 隠居すごろく

    「隠居」シリーズ

    小説・文芸
    4.5
    1~2巻836~902円 (税込)
    ※本書は、角川書店単行本『隠居すごろく』を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。 巣鴨で六代続く糸問屋の主人を務めた徳兵衛。還暦を機に引退し、悠々自適な隠居生活を楽しもうとしていたが、孫の千代太が訪れたことで人生第二のすごろくが動き始めた……。心温まる人情時代小説!
  • 神々と目覚めの物語
    値引きあり

    神々と目覚めの物語

    アニメディアで連載された、人気作家あさのあつこのファンタジー小説が待望の児童書化。全6編のお話を2分冊でご紹介。今回の第2巻では、第1巻に続き、3編の物語を収録し新規書き下ろしも追加。
  • 漆花ひとつ

    漆花ひとつ

    小説・文芸
    4.5
    1巻781円 (税込)
    変転する時代を生きのびろ! 平安末期、貴族の世から武士の世に時代が移ろうとする都を舞台に、権力者に翻弄されながらも懸命に生きる人々 の姿を描く。 二十二年前に討たれたはずの悪対馬守が二人舞い戻り、「我こそが本物」と衝突する表題作、内裏に勤める楽人が琵琶の達人を帝の師に迎えるため奔走する「鴻雁北」など至高の五編収録。 必死に足掻いて生き続けるのさ。この国の政がどうあろうともーー。 宮廷を覆う不穏な影。 猛き者たちの世へ時代が移ろう中で、滅びゆくものと、生き続けるもの。 歴史小説の一等星、澤田瞳子が描く至高の短編集。
  • 若冲

    若冲

    小説・文芸
    3.9
    1巻764円 (税込)
    若冲の奇妙にして華麗な絵とその人生。 大ベストセラー文庫化! 緻密な構図や大胆な題材、新たな手法で京画壇を席巻した天才は、 彼を憎み自らも絵師となった亡き妻の弟に悩まされながら描き続ける。 京は錦高倉市場の青物問屋枡源の主・源左衛門――伊藤若冲は、 妻を亡くしてからひたすら絵に打ち込み、やがて独自の境地を極めた。 若冲を姉の仇と憎み、贋作を描き続ける義弟・弁蔵との確執や、 池大雅、与謝蕪村、円山応挙、谷文晁らとの交流、 また当時の政治的背景から若冲の画業の秘密に迫る入魂の時代長篇。 解説・上田秀人
  • 一鬼夜行

    一鬼夜行

    小説・文芸
    3.8
    1~12巻660~748円 (税込)
    江戸幕府が瓦解して五年。 強面で人間嫌い、周囲からも恐れられている若商人・喜蔵の家の庭に、ある夜、不思議な力を持つ小生意気な少年・小春が落ちてきた。 自らを「百鬼夜行からはぐれた鬼だ」と主張する小春といやいや同居する羽目になった喜蔵は、次々と起こる妖怪沙汰に悩まされることに―――。 めっぽう愉快でじんわり泣ける人情妖怪譚!
  • 待ってる 橘屋草子

    待ってる 橘屋草子

    小説・文芸
    3.4
    1巻770円 (税込)
    「藪入りには帰っておいで。待ってるからね」母の言葉を胸に刻み、料理茶屋「橘屋」へ奉公に出たおふく。下働きを始めたおふくを、仲居頭のお多代は厳しく躾ける。涙を堪えながら立ち働く少女の内には、幼馴染の正次(しょうじ)にかけられたある言葉があったが――。江戸深川に生きる庶民の哀しみと矜持を描いた人情絵巻。
  • 火群のごとく

    小舞藩シリーズ

    小説・文芸
    3.5
    1~3巻649~880円 (税込)
    山河豊かな小舞(おまい)藩、父代わりの兄を何者かに殺された林弥(りんや)は友らに支えられ剣の稽古に励む日々を送るが、江戸から来た家老の息子・透馬との出会いから運命が動きだす。やがて藩の政争と陰謀が少年たちをも巻き込み……。身分や立場の差を超えてつながる少年剣士の成長に清々しい風が吹く、著者の新たな代表作。
  • 藍の夜明け

    藍の夜明け

    小説・文芸
    3.2
    1巻726円 (税込)
    16歳になった翌朝、爾はひどい悪夢から目を覚ます。その手の平には寝る前にはなかった浅い傷と、指には長い髪の毛が絡みついていた。前夜、近所で起きた女性の通り魔殺人の報道を知り不安に駆られる爾。異変は次々起き、三度目の朝。爾は自分が脱いだTシャツから血の匂いをかぎ取る。そして少女の他殺体発見のニュースが! その少女は、看護師を務める爾の母の患者だった。犯人が自分かもしれない。爾は親友の達樹にも話せず悩んでいた。ある日、学校で見知らぬ少年と遭遇する。達樹からは自分たちの幼なじみの白兎だと言われるが、爾には全く見覚えがなく……。大人のサスペンス・ミステリ、第3弾!
  • I love letter アイラブレター

    I love letter アイラブレター

    小説・文芸
    3.8
    1巻743円 (税込)
    小学生からの殺害予告に引きこもり人間からの告発――。 文通会社に届くワケありの手紙には、手紙で立ち向かえ! 「ねぇ、まめに手紙をくれてた人と急に音信不通になるって、どんな場合だと思う?」 叔母さんが突然切り出した質問にたじろぐ、17歳の岳彦。 叔母さんのむぅちゃんは秘密裏に、ILL(I love letter)という会員制の文通会社をやっている。 年会費を納めると、会員は自分のペースでILLの社員宛てに手紙を書いて出す。 毎日でも、ひと月に一度でも構わないが、姓と住所は本物を明記しなくてはならない。 子供の頃、せっせと叔母さんに手紙を書いていた岳彦はその腕を見込まれ、ILLの臨時スタッフとして雇われることに。 二年間、ずっとILLと文通していた水元さんに何があったのか。 岳彦は叔母さんに変わり、水元さんに手紙を書き始めるが……。 「ぼくはママをころそうと思います」――八歳の少年からの殺害予告や、「どうしても、あの恋文を見つけたい」――大女優からの無茶な依頼などなどの難問に、自分自身の言葉を便箋に書き連ねて向き合う岳彦。 メールや電話では伝わらない想いがある――。 温かくて切なくて、ちょっと怖い六つの物語。 ※この電子書籍は2016年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 葵の残葉

    葵の残葉

    小説・文芸
    4.2
    1巻880円 (税込)
    新田次郎文学賞&本屋が選ぶ時代小説大賞W受賞! 維新に放浪された高須松平家の四兄弟。 石高わずか三万石の尾張高須の家に生まれた四兄弟は、縁ある家の養子となる。 幕末の激動期、官軍・幕府に別れて戦う運命に。 御三家尾張藩主となり、いち早く官軍についた次男・慶勝。 一橋家を継ぎ維新派と交渉した五男・茂栄。 美貌と高潔で知られた会津藩主、六男・容保。 京都所司代として兄・容保を補佐し、最後まで転戦した八男・定敬。 兄弟の誰か一人でも欠けていれば、幕末の歴史は変わった――。 埋もれた歴史を活写する傑作長篇小説! 解説・内藤麻里子 ※この電子書籍は2017年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 葵のしずく

    葵のしずく

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,799円 (税込)
    徳川慶勝、一橋茂栄、松平容保、松平定敬―― 徳川の傍流に生まれて幕末、維新の波に翻弄された 悲運の高須松平家・四兄弟。 彼らの近くにいて、激動の時代に 「生きる選択」をした女性たちを描いた物語。 新田次郎文学賞、本屋が選ぶ時代小説大賞をW受賞した『葵の残葉』に連なる作品です。
  • 梧桐に眠る

    梧桐に眠る

    小説・文芸
    3.8
    1巻2,039円 (税込)
    直木賞受賞後、初の長編連載が待望の単行本化! 天平の寧楽(奈良)、欲望渦巻く平城京に 投げ出された異邦人と浮浪者たちーー。 国家の秘事に巻き込まれて唐から来朝し、 不安と孤独な生活を強いられた袁晋卿(えんしんけい)は、 浮浪児と出会い、心を通わせていく。 争いの渦の中でもがき生きる彼らの姿を 稀代の作家が精緻な筆致で描く、衝撃のデビュー作『孤鷹の天』へと続く物語。
  • あかね色の風/ラブ・レター

    あかね色の風/ラブ・レター

    小説・文芸
    3.8
    1巻517円 (税込)
    陸上部で怪我をして自棄になっている遠子のクラスに転校生の千絵がやってきた。複雑な家庭の事情も屈託なく話す千絵に、遠子は不思議な魅力を感じる。二人の友情と成長を描いた「あかね色の風」。大好きなクラスメイトに手紙を出そうとする愛美の純粋な想いを綴った「ラブ・レター」。思春期の少女達の揺れる感情を照らし出す、青春小説の金字塔。
  • 秋萩の散る

    秋萩の散る

    小説・文芸
    4.5
    1巻715円 (税込)
    『若冲』『落花』等で注目の歴史小説家、 澤田瞳子の原点 デビュー作にして 中山義秀文学賞受賞作 『孤鷹の天』で描かれた 奈良の世に生きる人々の姿を 活写した傑作集! 【三省堂書店有楽町店 内田 剛氏絶賛!】 本作から澤田文学に触れた読者は極めてラッキーだ。 この著者のエッセンスと最大長所を余すところなく 知ることができるからだ。 歴史ものを書かせたらいま最も信頼のおける 書き手と言っても差し支えないだろう。 (解説より)
  • 秋葉原先留交番ゆうれい付き

    秋葉原先留交番ゆうれい付き(角川文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻704円 (税込)
    電気とオタクの街――秋葉原。その交番に勤める権田は、筋金入りのオタク警官。対してコンビを組む長身イケメン警官・向谷は頭はからっぽだが、類い稀なコミュニケーション能力の持ち主。ひいては美脚の「足だけの幽霊」を連れてきてしまった。2人は「足子」さんと呼び、彼女の死の理由を探し始める。フィギア盗難、抱きつき魔、迷子、メイド喫茶のいさかい……ご当地ならではの「謎」に凸凹警官が挑む、新境地人情ミステリ!
  • あさのあつこがマンガで伝授!想いが伝わる物語の作り方 ~人気作家の創作の極意1~

    あさのあつこがマンガで伝授!想いが伝わる物語の作り方 ~人気作家の創作の極意1~

    『バッテリー』あさのあつこが、小説作りのノウハウを公開! あなたの想いが届く文章が書けるようになる! マンガ&エッセーで楽しく学んで、すぐに身につきます。 『ヤングエース』などで活躍中の漫画家・鈴木小波が、人気作家を徹底取材して描いたマンガが心に刺さります。
  • あさのあつこ短編小説 夏を見上げて。

    あさのあつこ短編小説 夏を見上げて。

    小説・文芸
    4.0
    1巻110円 (税込)
    創作に打ち込む少年の一夏を描いた短編小説が、多くのリクエストの声に応えて、電子書籍化。名作『バッテリー』の少年たちがグローブをペンに持ち替えたかのような、温かくも切ない物語です。
  • あさのあつこ 白兎 全4冊合本版

    あさのあつこ 白兎 全4冊合本版

    小説・文芸
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ホテルで行きずりの女を殺してしまった吉行は、車で逃げる雨の山中で少年と幼女の二人連れに出会う。和子という幼女の家に帰る途中だという。近くまで乗せることになった車内で、和子の無邪気な話を聞きながら、ふと吉行は自分の過去を振り返る。夜の闇が迫り、ひどい疲労感に襲われた吉行は親子と偽り宿をとる。穏やかな夕食と温泉。まるで本当の親子のようだ。そう独り言ちる吉行が目にしたのは、和子の首に残る、一筋の赤い線だった(『緋色の稜線』)。他に『藤色の記憶』『藍の夜明け』『白磁の薔薇』と、シリーズすべてが収録。謎の少年「白兎」の時を超えた旅路の中で描かれる、男と女の運命のほころび。物語の名手が紡ぐ大人のサスペンス・ミステリ―、シリーズ4作合本で、一気読み! ※本電子書籍は『緋色の稜線』『藤色の記憶』『藍の夜明け』『白磁の薔薇』全4冊を1冊にまとめた合本版です。
  • 朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)

    朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)

    小説・文芸
    3.9
    1巻544円 (税込)
    父を亡くし若い継母と2人暮らすことになった高校生、目覚めたらシッポがはえていたイジメられっ子の小学生、人間界へ潜入中に女性と恋仲になってしまった雄キツネ──希望がきらめく瑞々しい少年少女の気持ちがギュッと詰まった、まさに小説の“玩具箱”。新聞連載された12話の中から6話を採録。もう6話を収録する姉妹篇『夜のだれかの玩具箱』と併せて、幅広い作風のあさのあつこワールド入門にも最適な短篇集。一話ごとに寄せる想いを綴った【自作解説】付き。
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

    朝日文庫時代小説アンソロジー 家族

    居酒屋「だるま」を営むおつやは、姑との確執から13年前に離縁していた。夫のもとに残してきた一人息子のいまの暮らしぶりを耳にし、心が揺れる……(藤原緋沙子「雪よふれ」)。第一線の女性作家それぞれが「家族」をテーマに描く珠玉の6編。文庫オリジナル。
  • 朝日文庫時代小説アンソロジー 母ごころ

    朝日文庫時代小説アンソロジー 母ごころ

    絵師の千鶴は、駿河屋惣兵衛の依頼で妾お仙の亡くなった母の似絵を描くことに。目の前にいない人を描くのは初めてで、千鶴はお仙に母のことを尋ねるが……(永井紗耶子「母の顔」)。第一線の女性作家らが「母」をテーマに織りなす珠玉の6編。文庫オリジナル。
  • 明日になったら~一年四組の窓から~

    明日になったら~一年四組の窓から~

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    中学2年から3年に進級した井嶋杏里、市居一真、里館美穂、前畑久邦の仲良し4人組。高校進学を前にして、それぞれの夢に向かって突き進もうとする4人の前に、新たな壁が立ちはだかる。将来への不安、新しい環境への不安に押し潰されそうになりながら、かけがえのない友だちと家族に支えられ悩みながらも成長する15歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
  • 明日へつながる5つの物語

    明日へつながる5つの物語

    小説・文芸
    3.6
    1巻682円 (税込)
    がんになった父親と結婚を控えた娘の、ある夜の心の交流を描く(「この手で抱きしめて」)。岡山藩の若き城主池田綱政と寵臣津田、御用石工の藤吉とが結んだ歴史の中の友愛物語(「烏上の空」)。熱烈交際中の高校生愛莉は、ある日突然信じられない告白をカレシから受ける(「カレシの卒業」)。東京マラソンを舞台に、男同士の友情と過去の恋心を描く(「フィニッシュ・ゲートから」)。幼い頃、母親から桃畑に置きざりにされた記憶を持つ女性が、優しさと真実を取り戻す物語(「桃の花は」)。人として、家族として、優しく前向きな気持ちになる。明日に向かう5つの人生を描いた、コロナの時代の珠玉の作品集!
  • アスリーツ

    アスリーツ

    小説・文芸
    3.7
    1巻792円 (税込)
    陸上では、自分に失望した。もう、負けたくない――。 結城沙耶は、中学2年で出場した全日本中学陸上広島県大会100メートルハードル女子決勝で転倒し、失意のうちに陸上部を退部した。親友の松前花奈に誘われ、広島の進学校・大明学園高校へ入学し、射撃部に入る沙耶。初めて構えるビームライフルの重さに驚き、個性豊かな先輩たちに励まされ、童顔の監督・磯村辰馬の指導を受けつつ、未知の競技に戸惑いながらも花奈とともに励む毎日だったが――。 五輪種目のライフル射撃と格闘する少女たちの喜怒哀楽に心震える、名作『バッテリー』に連なる10代の挫折と再生の物語。 〈解説〉斎藤美奈子
  • あなただけの物語のために ――どうすれば自分を信頼できる?

    あなただけの物語のために ――どうすれば自分を信頼できる?

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,287円 (税込)
    世の中にあふれている誰かが描いた紛(まが)い物の物語。それらは時にあなたの行く手を阻んだりもする。その話はあなたの物語ではない。「書いたり」「読んだり」を通して、自分の内にあるあなただけの物語、あなただけの希望を見つめてみよう。
  • 雨上がり月霞む夜

    雨上がり月霞む夜

    小説・文芸
    4.1
    1巻792円 (税込)
    堂島で紙油問屋を営んでいた上田秋成は大火によって焼け出され、幼馴染の雨月が結ぶ香具波志庵に転がりこんだ。がさつだが情に篤い秋成と、死者や妖しと交流する力を持つ雨月。二人は言葉を話す兎「遊戯」との出会いをきっかけに、不可思議な出来事の数々に巻き込まれることに――。掛け軸から飛び出す金鯉、哀しい恋物語に、罪の果てに鬼になった男まで。二人と一匹がたどり着く、優しく切ない真実とは。直木賞作家が江戸怪奇譚の傑作『雨月物語』を大胆に解釈した、切なく幻想的な連作短編集。
  • ありふれた風景画

    ありふれた風景画

    小説・文芸
    3.6
    1巻550円 (税込)
    高2の琉璃は「ウリをやっている」という噂を流され、上級生に絡まれていたところを美少女・綾目周子に助けられる。周子もまた、動物や自然の声と対話ができるという特異な能力をもつために、周囲から浮いた存在だった。2人は魅かれあい、互いをかけがえのない存在として純粋に求めていくが――。親、姉妹、異性…一筋縄ではいかない関係性に悩む10代女子の、脆くてフキゲンな日常。大ヒット「バッテリー」シリーズのあさのあつこが贈る、瑞々しい青春小説!
  • アレグロ・ラガッツァ

    アレグロ・ラガッツァ

    小説・文芸
    3.0
    1巻770円 (税込)
    吹奏楽はもうやらないと高校の入学式で美由は心に決めていた。だが大人びた久樹さんや人懐っこい菰池くんとの出会いがその気持ちを徐々に変えて……。新しい世界の扉を開けたばかりの16歳の揺れる心を、にぎやかにキュートに描く。元気の出る青春小説。
  • アンサンブル

    アンサンブル

    小説・文芸
    4.5
    1巻880円 (税込)
    芸術の道を歩む限り、 私たちもまた「アンサンブル」の 一員なのだと胸が熱くなる。 長田育恵(劇作家・脚本家) ___【著者からのコメント】___ 島村抱月の出身地、島根県浜田市は、 私の故郷でもあります。 人気女優、松井須磨子とスキャンダルを起こして 恋愛に走り、大学教授の地位も家庭も捨てて 一座の興行主に成り下がった男、島村抱月。 郷土の偉人といえば かならず名が挙げられるのに、 そのじつ侮蔑と揶揄をもって人物が語られる。 子供ながらに、疑問に思っていました。 ほんとうに、スキャンダラスなだけの 人物だったのか。 ほんとうは、何をしたかったのか。 彼の書生、中山晋平の視点を借りて 抱月の真の姿に迫ろうと試みたのが、 本書『アンサンブル』です。 ――日本に新しい演劇を! 高い理念を掲げる師、抱月に出会い、 長野から上京した晋平の人生が動き始めます。 ――日本に新しい音楽を! 家庭の安定、仕事、進むべき道、創作、恋。 もがき、迷い、悩んだ末に 彼らがたどり着いた境地とは……。 ぜひ、本書をお手に取っていただけると嬉しいです。 _________________ 聞き手がいて 音楽がある。 島村家の書生の中山晋平は「早稲田文学」の 編輯補佐をしていた。しかし師の島村抱月や 編輯部員の文学談義についていけず、 知識も才能もない晋平は居心地の悪さを覚える。 俳優養成所の設立、海外作品の翻訳・演出から 新劇の興隆に情熱を燃やす抱月や松井須磨子、 坪内逍遥たちと出会い、 晋平は大衆のための新しい音楽を模索する。 今も歌い継がれる数々の曲を手がけた 若き作曲家の波乱に富んだ半生。(解説:長田育恵)
  • アンソロジー 料理をつくる人

    アンソロジー 料理をつくる人

    どんな料理であっても、そこにはつくり手の感情が込められているものです。プロが提供する料理は支払われた報酬と引き換えにお客さまを満足させるために、家庭料理は同じ食卓を囲む家族の健康や団らんのために、たとえ自分以外に食べる者のいない簡単なものであったとしても、そこには自分への思いが注ぎこまれているのです。本書では、そのような様々な立場の「料理をつくる人」たちをテーマにした短編を、文芸の最前線で活躍中の六名の作家に執筆していただきました。心とお腹を満たす極上の物語のフルコースを、どうぞご堪能くださいませ。/【目次】西條奈加「向日葵の少女」/千早茜「白い食卓」/深緑野分「メインディッシュを悪魔に」/秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」/織守きょうや「対岸の恋」/越谷オサム「夏のキッチン」
  • アーセナルにおいでよ

    アーセナルにおいでよ

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    スタートアップ企業を立ち上げようと奮闘する4人の訳アリな若者たち。 『バッテリー』『NO.6』から連なる、著者4年ぶりの現代青春小説! 若者たちに、生きていく武器をちゃんと身につけてもらいたい。 そういう思いを込めて書きました。――あさのあつこ 今、注目の起業家たちからも、絶賛のコメントが寄せられました! 「社会を変えるのは常にはみ出しものたちだ。生きづらさを武器に戦う若者たちの、起業物語」 ――家入一真(株式会社CAMPFIRE 代表取締役) 「僕も、自分たちで生み出した、眩いばかりの閃光に人生を変えられた一人。これは初期衝動からしか生まれない奇跡の軌跡!」  ――片石貴展(株式会社yutori代表取締役) 「高校生が挑む、自分たちの居場所革命! 正解のない時代に、生きる希望をくれる一冊」 ――福田恵里(SHE株式会社代表取締役/CEO・CCO) 【あらすじ】 「おれ、今度、起業するんだ」 幼馴染で初恋の相手・甲斐から突然呼び出された高校3年生の千香は、その文章力と思索力を見込まれ、スタートアップのメンバーとしてスカウトされた。会社の名前は「アーセナル」。“武器庫”を意味するという。容姿にコンプレックスを持つ千香。中学生で不登校になった甲斐。詐欺に巻き込まれて逮捕歴のある陽太。バツイチのコトリ。それぞれの痛みを抱えたメンバーたちは、起業という一つの目標に向かい、生きる「武器」を手に入れていく。 ネットの中傷、不登校、詐欺など学校や社会に馴染めずドロップアウトした4人の若者たち、彼らが起業という一つの目標に向かい、奮闘し、生きる「武器」を手に入れていく、まさに現代に求められる、青春小説の新たなる傑作です。 【著者プロフィール】あさの・あつこ 岡山県生まれ、在住。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991年『ほたる館物語』で作家デビュー。97年『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、99年『バッテリーII』で第39回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリーI~VI』で第54回小学館児童出版文化賞、11年『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に『NO.6』『ランナー』『火群のごとく』『透き通った風が吹いて』『野火、奔る』など多数。児童文学から時代小説まで様々なジャンルの書き手として、幅広い世代に親しまれている。
  • 無花果の実のなるころに

    無花果の実のなるころに

    小説・文芸
    3.5
    1巻618円 (税込)
    お蔦さんは僕のおばあちゃんだ。もと芸者でいまでも粋なお蔦さんは、神楽坂・本多横町で履物店を営んでいる。気が強くて面倒くさがりなのに、何かと人に頼られる人気者のお蔦さんと、中学生の僕はふたりで暮らしている。幼なじみが蹴とばし魔として捕まったり、ご近所衆が振り込め詐欺に遭ったり、ふたり暮らしの日々はいつも騒がしい。神楽坂界隈で起こる事件をお蔦さんが痛快に解決していく! あつい人情と神楽坂の魅力があふれる6編を収録した連作ミステリ。
  • 一年四組の窓から

    一年四組の窓から

    小説・文芸
    3.7
    1巻572円 (税込)
    中学1年の夏に引っ越すことになった井嶋杏里。転校でなじめない中学の校舎で、使われなくなった教室『1-4』に入った杏里は、市居一真と出会う。杏里に出会った一真は、杏里に絵のモデルになって欲しいと頼む。そこから物語は始まった――。杏里、一真、そして、かけがえのない友だちと家族。悩みながらも成長する14歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
  • 一鬼夜行 1巻
    無料あり

    一鬼夜行

    少年・青年マンガ
    4.3
    全3巻0~789円 (税込)
    【累計20万部突破の大人気時代小説をコミカライズ!】 江戸幕府が瓦解して五年――。強面で人間嫌いの古道具屋の主人・喜蔵の家に、ある日突然、百鬼夜行からはぐれた鬼・小春が落ちてきた。小春はずうずうしく居候を決め込み、喜蔵はそれを嫌々受け入れる。そして二人は、数々の妖怪沙汰に巻き込まれる事になり…!? めっぽうゆかいでじんわり泣ける明治人情妖怪譚! (C)Emel Komatsu 2010 (C)2014 Yuu Morikawa
  • いつもが消えた日

    いつもが消えた日

    小説・文芸
    4.0
    1巻753円 (税込)
    中学三年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、気が強く面倒くさがりだけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。ある日、望の幼なじみの洋平と同級生の彰彦、後輩の有斗が滝本家を訪れていた。夕飯をお腹いっぱい食べ、サッカー談議に花を咲かせたにぎやかな夜。しかしその夜、息子ひとりを残して有斗の家族は姿を消した。神楽坂一家三人行方不明事件は大きく報道され、一家が抱える秘密が明らかに――。神楽坂で起きた事件にお蔦さんが立ち上がる! 粋と人情、望が作る美味しい料理がたっぷり堪能できるシリーズ第2弾。/解説=宇田川拓也
  • 亥子ころころ
    値引きあり

    亥子ころころ

    小説・文芸
    4.0
    1巻523円 (税込)
    “思い”のこもった諸国の菓子が、強張った心を解きほぐす――。 親子三代で営む菓子舗を舞台に、人の温もりを紡いだ傑作時代小説! 武家出身の職人・治兵衛を主に、出戻り娘のお永、孫娘のお君と三人で営む「南星屋」。 全国各地の銘菓を作り、味は絶品、値は手ごろと大繁盛だったが、治兵衛が手を痛め、 粉を捏ねるのもままならぬ事態に。不安と苛立ちが募る中、店の前に雲平という男が行き倒れていた。 聞けば京より来たらしいが、何か問題を抱えているようで――。
  • 上野池之端 鱗や繁盛記

    上野池之端 鱗や繁盛記

    小説・文芸
    3.9
    1巻737円 (税込)
    騙されて江戸に来た13歳の少女・お末の奉公先「鱗や」は、料理茶屋とは名ばかりの三流店だった。無気力な周囲をよそに、客を喜ばせたい一心で働くお末。名店と呼ばれた昔を取り戻すため、志を同じくする若旦那と奮闘が始まる。粋なもてなしが通人の噂になる頃、店の秘事が明るみに。混乱の中、八年に一度だけ咲く桜が、すべての想いを受け止め花開く――。美味絶佳の人情時代小説。
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

    渦の中へ おいち不思議がたり

    小説・文芸
    3.8
    1巻850円 (税込)
    医者を目指しつつ、女としての幸せも諦めたくないおいちは、飾り職人・新吉との結婚を決意する。しかし祝言の当日、『浦之屋』という商家で毒物混入事件が……。おいちは祝言の途中で現場に駆け付け、父・松庵とともに苦しんでいる人達の手当に奔走する。そして後日、『浦之屋』の若旦那の乳母が服毒死。犯人だと名乗り出たのは、なんと菖蒲長屋の元住人・巳助だった。この世に思いを残して死んだ人の声を聞けるおいちは、巳助が闇に呑み込まれる姿を見てしまい、事件の裏に何かあると確信。仙五朗親分とともに、事件の真相究明に動き出す。体調に異変を感じていたおいちは、この奇怪な事件の謎を解くことができるのか。シリーズ累計45万部突破! 仕事も家庭も手に入れたい娘の奮闘と成長を描いて話題の、青春「時代」ミステリー第六弾!
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

    渦の中へ おいち不思議がたり

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,799円 (税込)
    医塾に通い、医者を目指しつつ、女としての幸せもつかみ取ろうとするおいち。そんなおいちの祝言の日に事件が……。浦之屋という商家で、毒物混入事件が起きたのだ。おいちは、祝言の席から浦之屋に駆けつけ、父・松庵らとともに、苦しんでいる人達の手当てに奔走する。そして、浦之屋の若旦那の乳母が服毒死し、菖蒲長屋の元住人の巳助が犯人として名乗り出る。この世に思いを残して死んだ人の声を聞けるおいちは、巳助が闇に呑み込まれていく姿を見てしまい、事件の裏に何かある、と思い、真相を突き止めるべく動き始める。やがておいちの身体に異変が……。父の手伝いと勉強、そして家庭をもったおいちは、大切なものや人を守っていけるのか。シリーズ累計35万部突破! 人気の青春「時代」ミステリー第六弾。
  • 姥玉みっつ

    姥玉みっつ

    小説・文芸
    3.9
    1巻929円 (税込)
    直木賞作家が描く江戸の痛快時代劇! 静かな余生のはずが・・・・・・ なんでこうなった!? ひとり静かに老後を送りたいお麓のもとへ ふたりの幼馴染が転がり込んできた! 名主の書役として暮らし、歌を詠みながら安穏の余生を送ろうとしていた お麓の閑居へ、能天気なお菅と、派手好きなお修が転がり込んできた。 さらには、お菅が空き地で倒れていた女と声が出せない少女を 見つけてきてしまう……。 お麓にとって騒がしい悪夢の日々が始まった。 何が悲しくて婆三人つるまなければならぬのか――。 泣いて笑える江戸の痛快小説。 解説=田口幹人 「読みどころは、お麓、お菅、お修のお萩との交流を経て変わっていく 心模様である。お萩の出自に辿り着いてしまうと、 四人の暮らしが失われるかもしれないという不安を抱えつつ、 お萩の未来に寄り添う姿に、胸が熱くなった。」 (解説より)
  • うふふな日々

    うふふな日々

    小説・文芸
    3.8
    1巻620円 (税込)
    『バッテリー』『NO.6』『おいち不思議がたり』シリーズなど、ベストセラーを次々と生み出している人気作家・あさのあつこ。都会のきれいな書斎で、パソコンに向かって優雅に執筆しているのかと思いきや、生まれ故郷・岡山の緑豊かな町で、家事、育児と悪戦苦闘しながら物語を紡ぎ出してきたという。子ども達の成長に一喜一憂、ずっこけまくり、妄想一杯の日常生活。散歩で目にした風景はいつしか霧のロンドンにすり替わり……。田舎暮らしを愉しむなかで、奇跡のように出会った本や、滾るような想いを抱きながら悶々としていた日々にも思いを馳せる。大切で愛おしい日常をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集。読むだけで元気になれること請け合います。
  • 心淋し川

    心淋し川

    小説・文芸
    3.9
    1巻649円 (税込)
    江戸、千駄木町の一角は心(うら)町と呼ばれ、そこには「心淋し川」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがいていた。青物卸の大隅屋六兵衛が囲っている年増で不美人な妾のおりきは、六兵衛が持ち込んだ張形をながめているうち、悪戯心から小刀で仏像を彫りだし…(「閨仏」)。飯屋を営む与吾蔵は、根津権現で小さな唄声を聞く。荒れた日々を過ごしていた与吾蔵が捨ててしまった女がよく口にしていた唄だった…(「はじめましょ」)など、生きる喜びと哀しみが織りなす全六話。第164回直木賞受賞作。
  • X-01 エックスゼロワン [壱]

    X-01 エックスゼロワン

    N県稗南(ひなん)郡稗南町。由宇(ゆう)の15歳の誕生日の前日、大好きな父親が「X-01(エックスゼロワン)」と言い残して急死した。そして黒づくめの男たちが、「X-01」を求めて、町を破壊しにやってきた!? 一方、ラタの住む小国、永依(えい)の国は滅亡の危機を迎えていた。隻眼(せきがん)の将軍に拾われたラタは戦士としての血の道を歩み始める。運命に翻弄される由宇とラタ、2人の魂の物語。
  • 江戸に花咲く 時代小説アンソロジー

    江戸に花咲く 時代小説アンソロジー

    練達のベテランから気鋭の若手まで、時代小説の粋 江戸の華〈祭り〉をテーマに人気時代小説作家が競作! 宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作など、読み応え十分のアンソロジー。
  • 江戸落語事始 たらふくつるてん

    江戸落語事始 たらふくつるてん

    小説・文芸
    -
    1巻858円 (税込)
    口下手の甲斐性なしが「江戸落語の始祖」!? 覚えなき殺人罪で京から江戸に追われた鹿野武左衛門。仇討ちの恐怖に怯える中、馬鹿咄をする才を見いだされ、崖っぷち人生が変わっていく。将軍綱吉による激しい言論弾圧やコレラの騒乱に抗い、命を賭して〝笑い〟を届けた伝説的咄家の知られざる物語。『たらふくつるてん』より改題。
  • 光のしるべ えにし屋春秋
    完結

    えにし屋春秋

    小説・文芸
    3.6
    全2巻1,870円 (税込)
    身寄りの子どもたち十五、六人と暮らす孤児・信太。物乞い稼業で糊口をしのぐ毎日だ。だが、どうしても実入りのなかった日、信太は一緒に物乞いをするおみきさんに連れられ、〈えにし屋〉を訪ねる。信太たちを出迎えたのは、お初という妖しくも美しい女。一方同じ頃、三十路を過ぎと見える、やけに疲れ果てた夫婦もお初を訪ねていた。五年前行方知れずとなった一人息子を探してほしいという。今になって何故。二組の客になぜか心を揺さぶられるお初。つなぐも切るも容易ではない縁(えにし)。真剣に扱うならなおのこと――。人生の光と影を描く、身も心も震える傑作時代長篇サスペンス!
  • えにし屋春秋

    えにし屋春秋

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻792円 (税込)
    浅草の油屋・利根屋の娘お玉に、本所髄一の大店の主人との縁談が持ち上がった。しかし見合いの前日、お玉は置手紙を残して姿を消した。利根屋の体面と命運のかかった縁談である。身代わりとなったおまいは、当日、〈えにし屋〉を名乗る謎めいた女の元で、美しく着飾らせてもらい見合いの席に臨む。しかしその後もお玉の行方は一向に掴めないままで……。浮世には結びたい縁もあれば切りたい縁もある。縁を商いとする者と頼る者の光と影に、心揺さぶられる長篇時代ミステリー、シリーズ第一作。
  • 圓朝

    圓朝

    小説・文芸
    3.0
    1巻880円 (税込)
    裏切り、怨念、なんのその! 「怪談牡丹灯籠」を生んだ近代落語の祖・三遊亭圓朝。精魂こめて仕込んだネタを師匠に奪われ、愛弟子に裏切られ、息子はスリで逮捕……壮絶な芸道を駆け抜け怪物となった圓朝は、「真景累ヶ淵」「死神」と数多の名作を生み出していく。不屈の魂に燃えた〈大圓朝〉の知られざる迫力の一代記。〈解説〉中江有里
  • おいち不思議がたり

    おいち不思議がたり

    小説・文芸
    3.8
    1巻789円 (税込)
    あれは何? なんで見えたの?おいちは十六歳。江戸深川の菖蒲長屋で、医師である父の仕事を手伝っている。おいちが他の娘と違うのは、この世に思いを残して死んだ人の姿が見えること。そんなおいちの夢に、必死で助けを求める女が現れる。悩みながらも己の力で人生を切り拓き、医者を目指す娘が、自分に宿った不思議な力を生かし、絡み合う因縁の糸を解きほぐしていく青春「時代」ミステリー。
  • おしごとのおはなし お医者さん ママはお医者さん

    おしごとのおはなし お医者さん ママはお医者さん

    小説・文芸
    3.0
    1巻990円 (税込)
    美生は、患者さんに愛されているお医者さんのママが大好き。ママの姿からお医者さんがどんなに大切な仕事かわかるようになる。 子どもたちに人気の職業をテーマにした童話シリーズ「おしごとのおはなし」。 あこがれのお仕事や子どもに身近なお仕事を題材に、10人の豪華執筆陣が描き下ろした、小学低~中学年向けの創作童話です。 ●シリーズ「おしごとのおはなし」の特色 ・野間児童文芸賞等多数の受賞作家やミリオンセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。 ・「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた童話作品として楽しむことができます。 また、シリーズを通して読むことで、さまざまな職業に触れることができ、視野が広がります。 ・実力ある画家によるイラストが入っていて、低学年から、ひとりで読めます。 ・巻末に収録したコラムページで、職業への理解が深まります。 ・朝読にもぴったりのボリュームです。
  • 音四郎稽古屋手控 音わざ吹き寄せ

    音四郎稽古屋手控 音わざ吹き寄せ

    小説・文芸
    3.0
    1巻800円 (税込)
    血を分けた兄妹でも知らぬことがいいことがある 元吉原の北、長谷川町に住まいする役者あがりの音四郎と妹お久。 足に大けがを負い舞台から去った異父兄にはお久の知らぬ事情が……。 江戸・元吉原の「猫返しの神さま」 と言われる三光神社近くの長屋で、 長唄を教えている音四郎、お久の兄妹。 将来を期待されていた歌舞伎役者だった兄は足に傷を負って役者を辞め、稽古屋を始めた。 負傷にはなにやら因縁があるようだ が、お久には知らされていない。 兄にはまだ他にも、人に言えぬ秘密があるようだ。 「大女」「ならのかんぬし」「いぬぼうざき」「はで彦」「宵は待ち」「鷺娘」「菊の露」「丙午」「にせ絵」。 弦音ひびく江戸情緒あふれる9編を収録。 解説・吉崎典子
  • 大人も読みたい!中学の国語入試問題に使われる名作

    大人も読みたい!中学の国語入試問題に使われる名作

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    名門中学の入試国語問題に、何度も使用されてきた名作を、実は大人のあなたは読んでいなかったりしませんか?  中学生塾の主宰を務める受験のプロ・南雲ゆりかさんがおすすめする、受験によく出る名作『バッテリー』(著:あさのあつこ)『駅伝ランナー』(著:佐藤いつ子)『絶対泣かない』(著:山本文緒)をこの機会にぜひ、三作まとめて読んでみませんか? 合本だから、お得に一気に読めますよ! 十代に戻って感動、再び!
  • 鬼を待つ

    鬼を待つ

    小説・文芸
    4.1
    1巻770円 (税込)
    飲み屋で男二人が喧嘩をした。一人は大怪我、殴った男は遁走の果てに首を吊った。町方にすれば“些末な”事件のはずだった。しかし、怪我を負った男が惨殺されたことから事態は大きく展開し、小間物問屋〈遠野屋〉の主・清之介の周囲で闇が蠢く。北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎と岡っ引の伊佐治が辿り着いた衝撃の真相とは――。一気読みのシリーズ第九弾。
  • おもみいたします

    おもみいたします

    小説・文芸
    3.9
    1巻858円 (税込)
    「我慢しなくていいんですよ」 天才的揉み師のお梅が、 あなたの身体と心の闇まで ほぐします。 申し込めば半年待ち。 評判のお梅の揉み治療だが、 一刻の猶予もない患者が現れた! 揉んだ人々の身体は、 全てこの指が覚えている。 身体に触れさえすれば、 いつどこで揉んだあの人だと 言い当てられる。 人に揉み治療を施すのが、お梅の生業。 ■あらすじ■ 頭風に苦しむお清を訪ねたお梅は ギリギリのところまできていると 感じ取る。 揉みはじめると、 お清の身体に潜む「淀み」を感じ――。 彼女を悩ませるその原因とは? ■主な登場人物■ ・お梅 五歳の時に光を失い、  人に揉みを施すことを  生業としている十七歳。 ・お筆 豆大福が評判の  紅葉屋を出している。  依頼を受け、お梅に取り次ぐ。 ・お昌 祖母のお筆と暮らし、  お梅の仕事の段取りを担う。 ・十丸 お梅の用心棒。  人には白い大きな犬にみえる。
  • おもみいたします 凍空と日だまりと

    おもみいたします 凍空と日だまりと

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    「生きねばなりません。   そのお手伝い、 させていただきます」 切腹を命じられた武士を お梅は療治できるのか? 読むと身も心もやわらぐ時代小説 【あらすじ】 五歳の時に光を失い、 揉み療治を生業としているお梅。 市井の人々に大評判で、一年先まで申し込みが 埋まっている。ところが今すぐ主の腕が動くよう 療治してほしいという武士が現れた。 お梅でなければ駄目なのだと。 武士から「張りつめた者」の気配を 感じ取ったお梅は、 三日後、主のものとへ向かう! 「人は、どこか緩めないと生きていけない」 【著者からのコメント】 江戸の揉み師、お梅の物語、その二作目です。 お梅は、早とちりもするし、とても弱い部分 もある少女です。でも、人の芯に凛とした気迫 を宿してもいます。盲目だからこそ見え、 感じる世界と共に、お梅の凛々しい生き方を 読んでいただけたら嬉しいです。 ■主な登場人物■ お梅 五歳の時に光を失い、人に揉みを    施すことを生業としている十七歳。 十丸 お梅の用心棒。    人には白い大きな犬に見える。 お筆 豆大福が評判の紅葉屋を出している。    揉み仕事の依頼を受けお梅に取り次ぐ。 お昌 両親を亡くし、祖母のお筆と暮らして    いる。お梅の仕事の段取りを担う。 先生 お梅に揉み師の才を見抜いた者。人には    白茶の天竺鼠に見えている。    お酒に目がない。
  • 御師弥五郎 お伊勢参り道中記

    御師弥五郎 お伊勢参り道中記

    小説・文芸
    3.9
    1巻759円 (税込)
    訳ありの弥五郎は伊勢詣の世話役・御師の手代見習いとして修業中。ある日、侍に襲われる材木商・巽屋清兵衛を助けた縁で、用心棒を兼ねて清兵衛の伊勢参りに同行するはめに。「御師は盗人」と言い放つ変わり者の弥五郎だったが、伊勢を目指す人々と関わるうちに、心境に変化が。そして清兵衛の過去を知った弥五郎は…。時代小説界の気鋭が描く笑いと涙の道中記。
  • 花下(かか)に舞う

    花下(かか)に舞う

    小説・文芸
    4.1
    1巻770円 (税込)
    口入屋『佐賀屋』の主夫婦が惨殺された。死体は何かに驚いたまま死んだようだった。北町奉行所定町廻り同心の木暮信次郎は岡っ引きの伊佐治に命じて事件の謎を追わせる。すると、小間物問屋『遠野屋』主・清之介の周囲に繋がりが。浮かんでくる事実の裏にまたも意外な真相が――。最後に待つ大どんでん返しの衝撃。100万部を突破した人気シリーズ、驚愕の第十弾。
  • 駆け入りの寺

    駆け入りの寺

    小説・文芸
    4.1
    1巻880円 (税込)
    悩みを抱える人々が門を叩く、一風変わった駆け込み寺。 平穏で優雅に暮らす尼たちの元へ、ある日飛び込んできたのは「助けてほしい」と叫ぶ若い娘……。雅やかで心に染み入る連作時代小説。 ※この電子書籍は2020年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 火定

    火定

    小説・文芸
    3.9
    1巻850円 (税込)
    ――己のために行なったことはみな、己の命とともに消え失せる。(中略)わが身のためだけに用いれば、人の命ほど儚く、むなしいものはない。されどそれを他人のために用いれば、己の生には万金にも値する意味が生じよう。(本文より抜粋)時は天平――。藤原氏が設立した施薬院の仕事に、嫌気が差していた若き官人・蜂田名代だったが、高熱が続いた後、突如熱が下がる不思議な病が次々と発生。それこそが、都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせる“疫神(天然痘)”の前兆であった。我が身を顧みず、治療に当たる医師たち。しかし混乱に乗じて、病に効くというお札を民に売りつける者も現われて……。第158回直木賞と第39回吉川英治文学新人賞にWノミネートされた、「天平のパンデミック」を舞台に人間の業を描き切った傑作長編。解説:安部龍太郎。
  • 火定

    火定

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,899円 (税込)
    パンデミックによって浮かび上がる、人間の光と闇。これほどの絶望に、人は立ち向かえるのか。時は天平、若き官人である蜂田名代は、光明皇后の兄・藤原四子(武智麻呂、房前、宇合、麻呂)によって設立された施薬院の仕事に嫌気が差していた。ある日、同輩に連れられて出かけた新羅到来物の市で、房前の家令・猪名部諸男に出会う。施薬院への悪態をつき、医師への憎しみをあらわにする諸男に対して反感を持つ名代だったが、高熱に倒れた遣新羅使の男の面倒をみると連れ帰った行為に興味も抱く。そんな中、施薬院では、ひどい高熱が数日続いたあと、突如熱が下がるという不思議な病が次々と発生。医師である綱手は首をかしげるが、施薬院から早く逃げ出したい名代は気にも留めない。だが、それこそが都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせた、“疫神”豌豆瘡(天然痘)の前兆だったのだ。病の蔓延を食い止めようとする医師たちと、偽りの神を祀り上げて混乱に乗じる者たち――。疫病の流行、政治・医療不信、偽神による詐欺……絶望的な状況で露わになる人間の「業」を圧倒的筆力で描き切った歴史長編。
  • 風の館の物語1 -心をもつ館-

    風の館の物語

    小説・文芸
    -
    1~4巻647~678円 (税込)
    母親の入院で、しばらくの間、田舎の親戚の家に世話になることになった小学6年生の水内洵と5歳の妹・沙菜。姉妹が訪れたその家は、地元の人たちが「風の館」と呼ぶ大なお屋敷だった。 突然、台風のような激しい風が部屋に吹き込んでくるなどの不思議な現象にとまどいながらも、どうにか館での暮らしに慣れてきたある夜、洵の前に少年の幽霊があらわれる。 その翌日、それまで洵と会うことを拒んでいた館主の主、風間琴音が洵たちを自室に招き入れる――。
  • かぜゆら
    NEW

    かぜゆら

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「風鈴って、まるで人みてえだ……不揃いで、どれも音が違う」 若き風鈴職人と、孤独を抱えた者たちが織りなす、優しくて力強い再生の物語。 師匠夫妻を亡くし、大道芸で糊口を凌ぐ若き風鈴職人・宇多次。 己の未熟さに悩み、型破りな硝子(びいどろ)師・国平のもとで働き始めた彼は、献身的な商家の奥女中・お櫂、奉公先で傷ついた少年・小丸と出会う。 訳あって宇多次は小丸を引き取るが、そこに六年前に出奔した師匠の娘・お勢が突如帰還。 裏長屋での奇妙な三人暮らしが始まった。国平に導かれ、宇多次が新しい風鈴の創作へ挑む一方、お勢の言動には拭いきれない違和感が漂い始めて……。 江戸の市井を描く名手・西條奈加の真骨頂!
  • 風を織る

    風を織る

    小説・文芸
    3.3
    1巻2,090円 (税込)
    おちえ、危うし―― 人気時代シリーズ第4弾! 深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙の娘、おちえが、不吉な模様の小袖を大店「出雲屋」別邸に届けると、邸内で突然五人の男に襲撃される。 同行した丸仙の職人・一居となんとか応戦するが、ふたりの前に老女が現れて――。 「出雲屋」の過去と、おちえにはどんなかかわりがあるのか。剣を愛するおちえと、武家の家を捨て刺繍の道を志す一居が真相に迫る。 『風を繍う』『風を結う』『風を紡ぐ』に続く、大好評〈針と剣 縫箔屋事件帖〉シリーズ、緊迫の第4弾! 〈目次〉 一 風花飛鳥模様 二 紅牡丹火車模様 三 白菊残陽模様 四 再びの花折枝模様 五 白無地 六 井桁模様 七 藤花下飛燕模様 八 青海波模様 装画/田尻真弓
  • 風を紡ぐ

    風を紡ぐ

    消えた花嫁衣裳と竹刀 不可解な盗人の正体とは―― 深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙の娘、おちえの竹刀が盗まれた。 おちえの父が、ある大店のため縫い上げた花嫁衣裳にも不穏な影が忍び寄る。 剣の達人であった職人・一居でさえも、その気配に気づくことができなかった賊の意外な正体とは。 一方、おちえにも突然求婚者が現れて――大人気時代青春ミステリー〈針と剣〉、風雲急を告げるシリーズ第3弾!
  • 風を繍う 針と剣 縫箔屋事件帖

    風を繍う 針と剣 縫箔屋事件帖

    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    剣才ある町娘と、刺繍職人を志す若侍。 一途なふたりの人生が交わったとき、事件が―― 深川の縫箔(刺繍)屋丸仙の娘・おちえは、「弟子入りしたい」と丸仙を訪れた若侍・吉澤一居に心を奪われる。娘斬殺事件が江戸を震撼させるなか、新たな事件が――。あでやかな刺繍を生み出す職人技と、その対極にあるような剣術。ふたつの世界に生きるおちえと一居の葛藤と成長をみずみずしい筆致で描く、一気読み必至の時代青春ミステリー!
  • 風を結う

    風を結う

    小説・文芸
    3.6
    1巻814円 (税込)
    憎むより、笑って生きたい。 剣才ある町娘×武士の身分を捨てた職人 町医者不審死の謎を追う―― 深川の縫箔(刺繍)屋・丸仙を訪れた町医者の宗徳は、職人の一居(いちい)の姿を目にした瞬間「亡くなった知人に似ている」と取り乱し、直後に謎の死を遂げる。 宗徳は一居の過去を知っていたのか。剣術を愛する丸仙の娘・おちえ。武家に生まれながら、刺繍の道を歩む一居。ふたりの葛藤と成長をみずみずしい筆致で描く時代青春ミステリーシリーズ〈針と剣〉第2弾!
  • 花鳥茶屋せせらぎ

    花鳥茶屋せせらぎ

    小説・文芸
    4.0
    1巻814円 (税込)
    高く、遠く羽ばたけ、見果てぬ明日へ―― 初恋、友情、夢、仕事……幼馴染みの少年少女たちの巣立ちを描く、瑞々しく豊潤な傑作時代小説! 上野不忍池の「花鳥茶屋せせらぎ」は、珍しい鳥や植物を愛でる行楽の苑。いかがわしさとは縁遠く、女子供にも人気だ。 幼い頃、手習い師匠が語る鳥の話を、仲間と共に夢中で聞き入った勝次は、「せせらぎ」で鳥かご職人の修業中だ。 ある日、黒目の双眸が白肌に映える女から注文を受けた勝次は心を奪われ――
  • 角川つばさ文庫書き下ろし短編集 きみに贈る つばさ物語

    角川つばさ文庫書き下ろし短編集 きみに贈る つばさ物語

    人気作家6名の豪華な競演! あさのあつこのミステリー。椎名誠のノンフィクション。関口尚の野球小説。宗田理のエンタテインメント。はやみねかおるのマジカルミステリー。松原秀行のファンタジー。【小学上級から ★★★】
  • 神々の午睡

    神々の午睡

    小説・文芸
    3.9
    1巻596円 (税込)
    その昔、神と人が共に暮らす世界があった。ある日、雨の神に選ばれたばかりのシムが降らせた恵みの雨が、止まなくなってしまう。姉を心配し、彼女のもとへ向かった弟のリュイは、その原因がシムの恋にあることを知る。彼女は人間の若き細工師に一目惚れをしていた……。恋愛や友情が人間だけのものでなかった頃の、優しく切ない六つの連なる物語。
  • 神々の午睡
    値引きあり

    神々の午睡

    著者初の神話モチーフのファンタジー小説。神様たちの織りなす6編の話と書下ろしを収録。「友情」「恋愛」「戦争」「世界の危機」とシリアス&ユーモラスに楽しめます。表紙は大人気コミック作家CLAMPが担当します!
  • 烏金

    烏金

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    因業な金貸し婆・お吟のもとへ押しかけ、金貸し業の手伝いをする浅吉。新しい発想で次々と借金をきれいにし、貧乏人たちを助ける彼には、実は秘密があった。大金を得るべく浅吉が仕掛ける真の目的はいったい……。日本ファンタジーノベル大賞作家が江戸を舞台に描いた痛快時代エンターテインメント小説!
  • かわうそ お江戸恋語り。

    かわうそ お江戸恋語り。

    小説・文芸
    3.4
    1巻759円 (税込)
    「あたし、あの人がこんなにも好きなんだ」太物問屋『あたご屋』の一人娘・お八重はごろつきから助けてくれた“川獺”と名乗る男に想いを寄せている。もう一度逢いたい一心で江戸をさまようお八重は、裏長屋で川獺といた女の死体を発見してしまう。殺していないと言う川獺を信じるお八重は……。恋を知った少女が大人になっていく姿を描いた感動の時代小説。
  • かんかん橋の向こう側

    かんかん橋の向こう側(角川文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    父の亡き後、常連客に支えられながら残された食堂『ののや』を守リ続ける継母の奈央と高校生の娘真子。客の笑い声があふれる店にある晩、新顔の青年が現れる。東山と名乗るその男は、ネットで評判の小説を読み、その舞台になっている『ののや』と登場人物のモデルを見にやって来たという。「小説? ののやが?」「いったい誰が?」みなの驚きをよそに、すっかり気に入って町に滞在する東山。しかし間もなく、胡散臭い探偵が町にやってきて……。「人は帰る場所があるから、旅立つことができる」小さな食堂を舞台に、毎日をせいいっぱい生きる人々の絆とそこから巣立っていく少女の成長を描いた傑作長編!
  • かんかん橋を渡ったら

    かんかん橋を渡ったら(角川文庫)

    小説・文芸
    3.9
    1巻924円 (税込)
    四方を中国山地に囲まれた、寂れた温泉町にかかる小さな石橋『かんかん橋』。食堂『ののや』の一人娘真子は、毎日その橋を渡って学校に通っていた。真子と父を残して出て行った母。かつて白無垢をまとい嫁入りしてきた写真館の老婆。町を去り愛する人とともに帰ってきた踊り子。誰もが『かんかん橋』を渡る……。小さな食堂を舞台に、精一杯生きる女たちのたくましさ、しなやかさを鮮やかに描き出した、人気作家の長編傑作!
  • かんばん娘 居酒屋ともえ繁盛記

    かんばん娘 居酒屋ともえ繁盛記

    小説・文芸
    5.0
    1巻792円 (税込)
    <うまい酒肴と江戸人情に心の芯まであったまる、絶品時代小説!> あんこう鍋に、鯔(ぼら)のへそ焼き、浅蜊の佃煮入りの卵焼き。 絶品料理には、かんばん娘・なずながつけた燗酒をどうぞ! 「めそめそしてはいられない。わたしは、ともえのかんばん娘だもの」 菱垣廻船の水主だった父が行方知れずになり、神田花房町にある居酒屋「ともえ」で働くこととなった”なずな”は14歳。 器量よしでぴりっとした女将のお蔦と、腕の立つ板前の寛助、ふたりの役に立ちたいなずなは、酒の燗をうまくつける工夫をしようと思い立つ。 だが、お客のことに首を突っ込んでしまい、思わぬ騒動に……。連作時代小説!
  • 合本 燦【文春e-Books】

    合本 燦【文春e-Books】

    小説・文芸
    -
    1巻4,074円 (税込)
    『バッテリー』『NO.6』のあさのあつこが描く! 江戸時代を舞台に、少年たちの成長と葛藤を描く、人気青春活劇全八巻がこの一冊に。 【収録作一覧】 『燦 1 風の刃』 江戸から遠く離れた田鶴藩。その藩主が襲われた。疾風のように現れた刺客は鳥獣を操り、剣も達者な謎の少年・燦(さん)。筆頭家老の嫡男・伊月(いつき)は、その矢面に立たされるが、2人の少年には隠された宿命があった――。 『燦 2 光の刃』 江戸での生活がはじまった。伊月は藩の世継ぎ・圭寿(よしひさ)とともに窮屈な大名屋敷住まい。一方、異能の一族に生まれ育った少年・燦も、祖父の遺言を守り、江戸の棟割長屋に暮らす。その2人が町で出会った矢先に不吉な知らせが届く。 『燦 3 土の刃』 「圭寿、死ね」。江戸の大名屋敷に暮らす田鶴藩の後嗣(こうし)に、闇から男が襲いかかった。同じころ、伊月は、藩邸の不穏な動きを探らせていた石崎文吾(ぶんご)の無残な死体を前にしていた。そして燦は、江戸で「神波の一族」を知る人物に出会う。彼らにいったい何が起ころうとしているのか――。 『燦 4 炎の刃』 「闇神波は本気で我らを根絶やしにする気だ」。刺客、暗殺、陰謀。江戸で男が次々と闇から斬りつけられる中、燦はついに争う者たちの手触りを感じ始める。一方、伊月は藩の代替わりの準備に追われるが、圭寿の亡き兄が寵愛した美しき側室・静門院(せいもんいん)が面会を求めてきて……。 『燦 5 氷の刃』 燦、助けてくれ。頼む、燦。――圭寿の亡き兄が寵愛した側室・静門院の住まう屋敷からの帰り道、刺客に襲われた伊月は、生死の境をさまよい続ける。正体を現さぬ敵、闇神波への激しい怒りに揺り動かされる燦が静門院のもとを訪ねると、予想外の真実が明らかになり……。 『燦 6 花の刃』 手伝ってくれ、燦――田鶴藩立て直しのため、燦に頭を下げる圭寿。藩の「病巣」かもしれぬ父・伊佐衛門への懸念を伊月が抱く中、闇神波と田鶴藩との繋がりも明らかになっていく。一方、静門院とお吉のふたりの女子は、思いがけない形で三人と深くかかわることになり……。 『燦 7 天の刃』 田鶴藩に戻った燦を不意に襲う、謎の飛礫。それはかつて共に暮らした與次の仕業だった。「今更のこのこ帰りやがって。何もかも遅すぎるんだ!」與次から篠音の身の上を聞いた燦は、ある決意をする。 『燦 8 鷹の刃』 おれが必ず燦に逢わせてやる――遊女に堕ちた身を恥じながらも燦への想いを募らせる篠音に、伊月は誓う。遊里からの帰り道、星月夜に轟く鳥の声に不吉な胸騒ぎがし、城へと急ぐ。正に刺客が薄主・圭寿に放たれていた。その頃、静門院とお吉は田鶴に向かって道を急いでいたが……。

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