三途の川で落しもの

三途の川で落しもの

700円 (税込)

3pt

大きな橋から落下し、気づくと三途の川に辿り着いていた小学六年生の叶人は、事故か自殺か、それとも殺されたのか死因がわからず、そこで足留めに。やがて三途の渡し守で江戸時代の男と思しき十蔵と虎之助を手伝い、死者を無事に黄泉の国へ送り出すための破天荒な仕事をすることになる。それは叶人の行く末を左右する運命的なミッションとなった。

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三途の川で落しもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    直木賞から西條奈加さんの棚が大幅に増えた。現代版もだが、初めて読んでみる。何気に江戸時代の登場人物が入っているけどご愛嬌か。どんな時代でも目的があるので読み尽くすだけ。天国でも地獄めぐりでもなくて三途の川が舞台なのが世界観かな。地獄はある意味魂を癒すと、天国なんかないと断言する。輪廻転生するけど7回...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月23日

    あなたは、『三途の川』を見たことがありますか?
    
    さてさてさん、最近調子に乗ってないですかー?という声が聞こえてきそうですね。『三途の川』は、死んだ人が渡るところでしょ。生き返りました!とか、でまかせ言ってお金を稼いでいる人じゃないんだから、そんなもの見れるはずがない!まあ、当たり前ですね。

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    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    後味が気持ちのいい話しです。
    ああ 天国や地獄は 本当はこんな所なのかもしれないなあ!とか思いました。
    三途の川と現実の世界とを 行ったり来たりしながら
    魂のこだわりを見つけて 開放する。
    なるほどなあ!と納得!
    若い人より還暦過ぎて読むと 納得できるなかもしれません。

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    Posted by ブクログ 2018年03月26日

    タイトルの感じでは正直惹かれなかったのですが、読み始めたら、2鬼や江戸時代人の連れ2名とのやり取りに大いに笑わされ、血みどろ描写もありながら軽やかでした。しかし小学生ってこんなに知識豊富なのかな。

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    Posted by ブクログ 2017年01月12日

    叶人はなぜ三途の川までやって来たのか?三途の川の渡し守を手伝いながら色々な事を見聞きしていく。未来に繋がる最後のシーンが嬉しい。

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    Posted by ブクログ 2021年09月21日

    現代っ子の男の子、そっちの難しい方で考えるか?と引っかかりつつも、奪衣婆と懸衣翁にぎゅっと掴まれましたね。耳から得た情報が先だと、勝手なイメージで思い込むことはよくやりがちなので共感しました。
    死後の世界へのイメージも、刷り込みが無い子供だったらこんな風にも思っちゃえるんだなと。
    読み進めると少年が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月07日

    主な登場人物がみんな好きな感じ。ファンタジー色が濃いけど、ちゃんと地に足がついていて、きちんと読める。
    何より、オチがステキだった。ラーメン食べたい。

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    Posted by ブクログ 2021年04月24日

    生きることとは何か、命とは何なのかを考えさせられる。
    大分時代錯誤な登場人物が出てきたな、と思ったが、この作家さん、結構時代小説も書いているらしく。漫才の様なボケをする時代組と、ツッコミ役の小学生、と言うバランスも面白かった。

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    Posted by ブクログ 2020年06月16日

    いじめ問題が主なテーマだと思うのですが、何故か三途の川というちょっと不思議な舞台設定。
    2人の侍や三途の川の番人とのやり取りはユーモラスで、最後の解決も良い感じでしたが、このテーマと舞台の組み合わせの必然性がよく分かりませんでした。

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    Posted by ブクログ 2017年02月22日

    読みやすく面白い作品だけど、似たような物語が多いので目新しさに欠けた印象。
    あらすじ(背表紙より)
    大きな橋から落下し、気づくと三途の川に辿り着いていた小学六年生の叶人は、事故か自殺か、それとも殺されたのか死因がわからず、そこで足留めに。やがて三途の渡し守で江戸時代の男と思しき十蔵と虎之助を手伝い、...続きを読む

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