あらすじ
大きな橋から落下し、気づくと三途の川に辿り着いていた小学六年生の叶人は、事故か自殺か、それとも殺されたのか死因がわからず、そこで足留めに。やがて三途の渡し守で江戸時代の男と思しき十蔵と虎之助を手伝い、死者を無事に黄泉の国へ送り出すための破天荒な仕事をすることになる。それは叶人の行く末を左右する運命的なミッションとなった。
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直木賞から西條奈加さんの棚が大幅に増えた。現代版もだが、初めて読んでみる。何気に江戸時代の登場人物が入っているけどご愛嬌か。どんな時代でも目的があるので読み尽くすだけ。天国でも地獄めぐりでもなくて三途の川が舞台なのが世界観かな。地獄はある意味魂を癒すと、天国なんかないと断言する。輪廻転生するけど7回迄の記憶しかない、同じ事をするけど、輪廻転生を意思で断れる。しかし虐める人間は無くならない、巧妙で複数人で。本当に腹が立つ、この事は黙ってるろとビンタで終わりとか緩いよ、同じ苦しみ与えようよ。だって三途の川だよ
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後味が気持ちのいい話しです。
ああ 天国や地獄は 本当はこんな所なのかもしれないなあ!とか思いました。
三途の川と現実の世界とを 行ったり来たりしながら
魂のこだわりを見つけて 開放する。
なるほどなあ!と納得!
若い人より還暦過ぎて読むと 納得できるなかもしれません。
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タイトルの感じでは正直惹かれなかったのですが、読み始めたら、2鬼や江戸時代人の連れ2名とのやり取りに大いに笑わされ、血みどろ描写もありながら軽やかでした。しかし小学生ってこんなに知識豊富なのかな。
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現代っ子の男の子、そっちの難しい方で考えるか?と引っかかりつつも、奪衣婆と懸衣翁にぎゅっと掴まれましたね。耳から得た情報が先だと、勝手なイメージで思い込むことはよくやりがちなので共感しました。
死後の世界へのイメージも、刷り込みが無い子供だったらこんな風にも思っちゃえるんだなと。
読み進めると少年がその考え方になる理由もちゃんと書いてあって、全部繋がって読後安心出来ました。
面白かった
主人公の少年と、三途の川で仕事をする2人おじさんの関係性が面白かったです。どんなに短い間でも、2人と共に過ごした記憶が現世に戻ると消えてしまう切なさ。だけど、、、最後が良かったですね。
Posted by ブクログ
意識不明で仮死状態の少年が、たどり着いた三途の川に居たのは江戸時代の武士とヤクザ者の2人の渡し守。3人は川を渡りきれない人の未練を果たすために現世に送り込まれ。。。
何だか何処かで読んだような気もする物語です。
ありきたりといえばそうなのですが、でも逆に安心して楽しめたような気がします。
時代小説の味もありますし、西條さんらしい話でした。
Posted by ブクログ
意識不明で、気がつくと三途の川に来ていた少年。生きることに投げやりだった少年が、死者を送り出す手伝いをすることで、やり残したことに気がついていく。死んだあとは地獄にいくのか天国にいくのか?
「天国はない、生まれ変わることでしか魂は救すわれない」が印象的。生きている間精一杯やりましょ。
Posted by ブクログ
生きることとは何か、命とは何なのかを考えさせられる。
大分時代錯誤な登場人物が出てきたな、と思ったが、この作家さん、結構時代小説も書いているらしく。漫才の様なボケをする時代組と、ツッコミ役の小学生、と言うバランスも面白かった。
Posted by ブクログ
いじめ問題が主なテーマだと思うのですが、何故か三途の川というちょっと不思議な舞台設定。
2人の侍や三途の川の番人とのやり取りはユーモラスで、最後の解決も良い感じでしたが、このテーマと舞台の組み合わせの必然性がよく分かりませんでした。