姥玉みっつ

歴史・時代 10位

姥玉みっつ

1,630円 (税込)

8pt

3.8

江戸を舞台に、個性豊かな三人の婆たちの日常と
その周りで起こる悲喜劇をコミカルに描く
「女性の老後」をテーマにした長編小説。


名手宅の祐筆(文書や記録を取り扱う職)を得て静かな余生を
過ごしたいお麓(ろく)は、おはぎ長屋という長屋に住んでいた。

これで老後の安泰は約束されたと思い込んでいたが、
その平穏な暮らしはわずか一年で終わりを迎えた。

お菅(すげ)が越してくると、さらに半年後には
お修(しゅう)がやってきたのだ。

二人の幼馴染はお麓の長屋を毎日欠かさず訪ねてきては、
心底どうでもいい話をしゃべり散らす。

お麓はこの先、二人とうまくやっていけるのか。
安穏に暮らすはずの余生はどうなってしまうのか。
さらには、いろいろな事件に巻き込まれていき……。

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姥玉みっつ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月27日

    西條さんの江戸モノ、楽しくほっこり読める。こんないい結末は、現実には、ほとんどなかっただろうけど…。「人生とは波のように、次から次へと押し寄せるしがらみの連続」「そもそも何事にも解を得ようとするのが悪い癖だ。スッキリしないものを抱えうじうじ悩み、悔いやら無念やらをだらしなく引きずっていくのが人の生か...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月22日

    最初は うるさい婆さんたちの話しです。
    うっとおしいわ!
    と思っていると 助けた女の子を教育しなくちゃいけなくなる。
    おっかさんに死なれた可哀想な女の子
    婆さん3人は それぞれの味を生かして世話をする。
    そうすると 3人の力倍増
    いい人じゃん!
    特に お修が先妻の娘から 体を売ってる卑しい商売をして...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月05日

    おはぎ長屋で静かな余生をと考えていたお麓のもとに、幼馴染のお菅とお修も住むことに。
    お萩を守るため、三婆たちが立ち上がる。

    続編として、三婆たちの堺への旅も読んでみたい

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    「江戸を舞台に、個性豊かな三人の婆たちの日常とその周りで起こる悲喜劇をコミカルに描く「女性の老後」をテーマにした長編小説」とのことなのだが……

    「婆」と言われているが、8歳のときに知り合って53年のつき合いとあるので、60歳前後の三人なのである。当時は確かに「婆」なのだろうが、現代の感覚だとまだま...続きを読む

    0

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