検索結果

  • 文藝春秋2026年1月号
    NEW
    -
    ■■■高市総理の対中戦略■■■ ◎3つの処方箋 垂秀夫 前駐中国大使が渾身の緊急提言!「問われているのは“国家のあり方”だ」 ◎片山さつき財務相インタビュー 取材・構成 森健 「財務官僚のマインドをリセットします」 ◎鈴木憲和農相インタビュー 取材・構成 奥野修司 「農業は稼げてなんぼでしょ、というのが総理の考えです」 ◎高市首相を支える60人 出身校・仕事ぶり・実績……霞が関コンフィデンシャル名鑑【似顔絵付き】 ◎米国の敗北を直視して核武装せよ E・トッド×佐藤優 ◎中国には核保有も選択肢だ 用田和仁×神保謙×小黒一正 高市首相「持ち込ませず」見直しでは甘い 【復活拡大版27組 僕の、わたしのオヤジとおふくろ】 ◎ファザコン娘の父自慢 吉田羊 ◎ご両親は共産党ですか 斎藤幸平 ◎休日のおでかけ 新井紀子 ◎死ぬならみんな一緒に 森本毅郎 ◎陸軍経理学校卒 林原めぐみ ◎数字と睨めっこ 伊達美和子 ◎父の病院の小さな増築 藤本壮介 ◎大関で終わるなよ 湊川親方 ◎実家のスーパーストアー 神谷宗幣 ◎アンマーとおっかあ 玉城デニー ◎鬱を隠していた母 村山斉 ◎母とのキャッチボール 和田一浩 ◎母が読んだら大変だ 小川哲 ◎糸井アナが心配だわ~ 河崎秋子 ◎献身の人 藤崎忍 ◎四〇冊以上の育児絵日記 矢部太郎 ◎殿に土下座した母 玉袋筋太郎 ◎男がピアノなんて 反田恭平 ◎父富十郎の教育論 中村鷹之資 ◎二つの人格を持った父 EPO ◎阪神電鉄の踏切で 浅野ゆう子 ◎この、下手くそ 一龍斎貞鏡 ◎父と母の術中にはまる 光浦靖子 ◎母が飾ってくれた作品 日比野克彦 ◎過剰な母と曲者の父 山口真由 ◎アニメ『白蛇伝』生みの親 山根一眞 ◎男は十年だ 北方謙三 ◎ニデック永守代表の落日 井上久男 指示は「執念を見せろ!」。不正は一千億円を超えていた ◎USスチール買収と日本の勝ち筋 橋本英二(日本製鉄会長)×齋藤ジン(投資コンサルタント) ◎南場さん、現場のミスはどう注意しますか 南場智子×宮本恒靖  ◎株主は企業を育てる資本家であれ! 石井光太郎×楠木建 ◎日本の顔インタビュー 藤田晋 ◎〔名古屋主婦殺害〕安福久美子の名が閃いた刑事との問答 小野一光 ◎〔戦後80年の新発見!〕「けものみち」モデル、伝説のフィクサー辻嘉六の遺言状 千本木啓文 ◎〔箱根駅伝〕早大×中大監督の「打倒青学」 花田勝彦×藤原正和 ◎「頭抜けた大傑作にやられた」年忘れ映画ベスト10 芝山幹郎×森直人 ◎仲代さん、叱ってくれてありがとう 役所広司 ◎〔伝統の芸 幇間〕お座敷遊びのコーディネーター 櫻川米七 ◎藤井六冠に勝ったと思った瞬間 伊藤匠 二冠奪取した最強ライバル・インタビュー ◎パリの日本人、人気ユーチューバーになる 井筒麻三子 ◎「入れ歯お治し達人」全国歯科医60人リスト 塩田芳享 ◎〔読書〕2025年「わたしのベスト3」 BOOK倶楽部特別篇 【連載】 ◎〔最終回〕秀吉と秀長 磯田道史 豊臣兄弟流 もてなしの極意 ◎〔新連載〕飲食バカ一代!3 松浦達也 ◎〔新連載〕大成建設の天皇、大いに語る3 森功 ◎ディープな地経学7 マット・ポッティンジャー ◎ゴルフ春秋11 ◎言霊のもちぐされ15 山田詠美  ◎地図を持たない旅人21 大栗博司 ◎成田悠輔対談10 椎名林檎 ◎有働由美子対談84 清水ミチコ ……ほか

    試し読み

    フォロー
  • ぼくは愛を証明しようと思う。(1)
    完結
    3.7
    恋も愛もすべてはテクノロジーが勝利する――。女性を虜にする究極の技術「恋愛工学」を伝授しよう! 26歳の弁理士・渡辺は、溺愛していた恋人・麻衣子に浮気されショックを受け、すべてが上手くいかない現実に塞ぎこみBARで酒に溺れていた。すると突然、以前仕事で出会った永沢が現れ、初対面の美女を瞬く間に虜にする現場を目撃する! 追いすがる渡辺に、永沢はモテるための究極のテクノロジーの存在を伝えるのだった。
  • 損する結婚 儲かる離婚
    3.8
    大人の男女にとって最大のリスクは「結婚相手」である。実際の結婚と離婚でどう金が動くのか、世間には驚くほど正確な情報が伝わっていない。知っているはずの弁護士も建前しか話さないのだ。しかし、結婚相手選びは株式投資と同じ。夫婦は、ゼロサムゲーム=お互い食うか食われるかの関係にある。そんな身もフタもない男女のマネーゲームの真相と、適切な結婚相手の選び方を、具体的なケースをもとに解き明かす。
  • 人生の土台となる読書―――ダメな人間でも、生き延びるための「本の効用」ベスト30
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    「ザ・ノンフィクション」で「日本一のニート」として有名な著者。ゆるい思想を伝え続け、一定の地位を確立した。「生きるのがヘタな人」に送る、新しい読書案内。すごい人のすごい話より、ダメな人のダメな話を読んでみよう。
  • パーティーが終わって、中年が始まる
    値引きあり
    3.7
    定職に就かず、家族を持たず、 不完全なまま逃げ切りたい―― 元「日本一有名なニート」がまさかの中年クライシス!? 赤裸々に綴る衰退のスケッチ 「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。 何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。 この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。 喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」――本文より 若さの魔法がとけて、一回きりの人生の本番と向き合う日々を綴る。
  • できないことは、がんばらない
    3.7
    他の人はできるのに、どうして自分だけできないことが多いのだろう? 「会話がわからない」「服がわからない」「居酒屋が怖い」「つい人に合わせてしまう」「何も決められない」「今についていけない」――。でも、この「できなさ」が、自分らしさを作っている。小さな傷の集大成こそ人生だ。不器用な自分を愛し、できないままで生きていこう。本書は『がんばらない練習』を改題したものです。
  • うまれることば、しぬことば
    4.1
    「婚活」を皮切りに始まった◯活ブームと人生模様。「陰キャ」と「根暗」の絶妙な違いから見えてくる時代の変化。ネット用語の「映え」と、紫式部や清少納言も使っていた「映え」の共通点。日本社会において黒船的な役割を果たした「セクハラ」・・・・・・。言葉の生死の現場から見えてくる、日本人の性(さが)とは? 「ことば」にまつわるモヤモヤの原因に迫る、ポリコレ時代の日本語論。古典や近代の日本女性の歩みなどに精通した著者が、言葉の変遷をたどり、その栄枯盛衰をじっくり考察。日本人の意識、社会的背景を掘り下げるエッセイ!
  • どこでもいいからどこかへ行きたい
    4.0
    家にいるのが嫌になったら、突発的に旅に出 る。カプセルホテル、サウナ、ネットカフ ェ、泊まる場所はどこでもいい。時間のかか る高速バスと鈍行列車が好きだ。名物は食べ ない。景色も見ない。でも、場所が変われば、 考え方が変わる。気持ちが変わる。大事なの は、日常から距離をとること。生き方をラク にする、ふらふらと移動することのススメ。
  • 負け犬の遠吠え
    3.7
    嫁がず、産まず、この齢に。負け犬、今なお増殖中! 日本を揺るがしたベストセラーが文庫に! どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです! 鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。〈文庫版特典「オス負け犬たち4人との座談会」を収録〉(講談社文庫)
  • その人、独身?
    値引きあり
    3.7
    男性の話題になると「その人、独身?」と聞かずにはいられない。そんな30代以上で、独身、子ナシの女性、いわゆる「負け犬」の日常生活と胸の内が赤裸々に。合コンのようなイベントや伝統芸能にハマる中でわかる、独自の生態と思考回路とは? 『負け犬の遠吠え』著者による爆笑エッセイ、シリーズ第1作。(講談社文庫)
  • 男尊女子
    4.0
    夫、旦那、パパ。結婚相手をどう呼ぶかが、女性の深層心理を炙り出す。(「主人」)学歴・年収・年齢・身長が男性より上だと、なぜ女性は負い目に感じるのか。(「高低」)男尊女卑が今なお続く理由は、女性の側にもあることを示す20章。「男尊女子」は、あなたの中にも存在する……?
  • 子の無い人生
    3.9
    『負け犬の遠吠え』刊行後、40代になり著者が悟った、人生を左右するのは「結婚しているか、いないか」ではなく「子供がいるか、いないか」ということ。子がないことで生じるあれこれに真っ向から斬りこむ
  • そんなに、変わった?
    値引きあり
    3.0
    負け犬ブームから早や十年。晩婚や晩産が当たり前の今、もはや贅沢となった看取られ死、企業化するEXILE、旧外観そのままの新歌舞伎座etc. キョンキョンの役柄が、独身中年から母親に変わるほどに、はたして自分は変わったのか? あおられる激変ムードに棹さして書き継いだ「週刊現代」人気連載第8弾。
  • 「結婚・妊娠・出産」って最後の宗教みたい
    -
    「子どもを持って初めて成長できる」。 印籠のようなこのセリフを否定するつもりはありませんが、でも、誰もが当たり前のように結婚して、子どもを産む時代は終わりに近づいているように思います。 それでも、非婚も子ナシもまだまだマイナーな選択なのでしょう。 王道のライフコースを選ぶ人生と選ばない人生。 そこにうずまく不安、安堵、諦念、自由……。 気鋭の学者、作家たちが、「結婚」と「出産」にまつわる社会の本音をあぶりだします。 <目次> 1 「結婚・妊娠・出産」って最後の宗教みたい 永田夏来+pha 2 日本社会に存在する「普通の結婚をしない人」へのスティグマ 藤沢数希+山口真由 3 女の人生に重くのしかかるのは、「未婚・既婚」より「子のアリ・ナシ」 酒井順子 ※本作品は幻冬舎plus( http://www.gentosha.jp/ )に公開された記事(1:2017年10月、2:2017年6月、3:2016年5月)を再編集したものです。
  • 移動時間が好きだ
    -
    「毎日寝て暮らしたい」「だるい」が口癖の、日本一有名な「ニート」(もう38歳なので「元ニート」)による移動をめぐる考察。 高速バス、鉄道、フェリー、バイク、そして徒歩……目的地に到着することより、むしろ移動の時間自体を楽しんだほうが、人生はより楽しくなる。 お金も家族も仕事もなくたって、人生を存分に楽しむ方法とは。 <目次> 1 ぼーっとしたいときは高速バスに乗る 2 青春18きっぷでだらだら旅をするのが好きだ 3 小笠原諸島で何もしなかった 4 野宿未満 5 こうやって歩く(世界・町内・体内) *本作品は、幻冬舎plus(http://www.gentosha.jp/)に掲載した「ぼーっとしたいときは高速バスに乗る」(2016年6月28日、7月13日)、「小笠原諸島で何もしなかった」(2017年1月28日、2月13日)、「野宿未満」(2017年2月28日、3月13日)を再編集し、「青春18きっぷでだらだら旅をするのが好きだ」(初出「phaの日記」2015年7月17日)と「こうやって歩く(世界・町内・体内)」(書き下ろし)を追加したものです。
  • 朝からスキャンダル
    4.0
    人の転落、わが身の快楽?人気俳優が選んだ妻に"銃後っぽさ"を感じ、老年世代でこそ高まる性欲求に唖然、一方、国民的アイドルの解散危機に新時代を見つけたり。日々噴出するワイドショーネタを語るとき、なぜか生き生きする我々。刺激的なスキャンダルがストレスを吹っ飛ばす!平成の日本を見つめ続けるロングランエッセイ、第11弾。「我々はスキャンダルを消費し、消化する生き物です。(中略)スキャンダルの当たり年における主役の皆さんは、ストレスフルな日々だったことと思います。しかしそれは、スキャンダル消費によって晴らされた一般人のストレスを全て引き受けたようなもの。こうしてスキャンダルとストレスは世の中を巡るのであり、この循環はこれからもずっと、続いていくのです」ーー著者あとがきよりフジテレビの中年感、取り壊されるお年頃、五十三歳のスキャンダル、「出産」って「活躍」なんですね、「週刊現代」の罪、上空にミサイル、紀香さんと養子、不倫の地味化etc.
  • アナタとわたしは違う人
    3.3
    子供にお受験させる女vsさせない女、内股の女vs外股の女、パンツをはく女vsパンティーをはく女、和式便所を使う女vs洋式便所を使う女…。「この人って私と別の人種だわ」と内心思いながらも、なぜか器用に共存してしまう女たち。ならば二種類に分類してみようではありませんか。すると、その嗜好や態度の裏に隠された、女の本音が垣間みえてきて…。斬新な角度から現代女性を二通りに分類し、その素顔を浮び上がらせてゆく、痛快エッセイ!
  • アベノミクスの終わり・リフレ派の嘘
    -
    参議院選挙で圧勝して勢いがつくかと思ったアベノミクスが、急に失速しています。黒田日銀総裁の「量的・質的緩和」は予告どおり激しくマネタリーベースを増やしましたが、物価(コアコアCPI)はデフレのまま。彼の重視する予想インフレ率(ブレークイーブン・インフレ率)は下がってしまいました。  「2年で2%のインフレ目標が実現できなければ辞任する」と大見得を切った岩田副総裁も、最近の記者会見で「予想インフレ率は下がっている」と追及されて「もう少し長い目で見てほしい」と苦しい言い訳をしています。  おまけに与野党3党で合意して法律で実施が決まった消費税率の引き上げを、土壇場になって見直すとか見直さないとか安倍首相の方針が迷走し、その決断力のなさが露呈して政権の求心力が失われてきました。  「第2の矢」の財政政策は、旧態依然のバラマキ公共事業で、財政を悪化させる以外の効果はありません。「第3の矢」の成長戦略は各官庁の概算要求をホッチキスで綴じただけ、という伝統的な自民党の政策で、中身が何もありません。  GDP(国内総生産)の半分を超える270兆円の日銀券をばらまく「異次元緩和」は、失敗したら金融危機が発生するだけでなく、財政が破綻するリスクもある、史上最大規模のギャンブルです。  何もやらないより新しい政策にチャレンジすべきだ、という意見もありますが、このギャンブルが失敗すると、莫大な損害を負担するのは国民です。この結果がどう出るのか、外資系金融機関でキャリアを歩んできた藤沢数希氏と一緒に考えてみました。池田信夫――プロローグより
  • 甘党ぶらぶら地図
    3.7
    食いも食ったり! にっぽん全国ご当地甘味、その数なんと一都一道二府四十三県分。世に便利なお取り寄せあれど、現地に行かねば味わえない、できたてハフハフ、作りたてアツアツの味もある。すべてをのんびり歩いて味わった極上の甘味地図。あなたの住む町からも、ちょっと足をのばせば出会える、その土地ならではの老舗の味が満載。本書を読んだら、すぐにでも出かけたくなること受けあいの旅心刺激エッセイ。
  • ananの嘘
    3.8
    女の本音、最前線! 1970年創刊から50年。 女の欲望、好奇心の最前線に立ち、 人気雑誌となっていった「anan」の歴史をひもとき、 誌面に映し出されてきた女性たちの本音や 価値観の変遷を鋭く分析した本書。 女性たちの生き方、出版界の舞台裏をよく知る 著者ならではの辛口かつユーモラスな視点が冴える 話題満載のananクロニクル&エッセイ。 「ananの嘘」とは……。  江原啓之さんとのスペシャル対談収録
  • いいエリート、わるいエリート
    3.7
    東大法学部在学中に司法試験と国家公務員I種に合格、成績はオール「優」で首席卒業、財務省に入り、弁護士に転職、ハーバード留学――そんな「非の打ちどころのないキャリア」は、どのようにして獲得されたのか。その裏にはどんな苦悩があったのか。エリートになりたい人、子どもをエリートにしたい親、エリートなんて鼻持ちならないと思う人へ、自らの半生をもとに本音で語る体験的エリート論!
  • 入れたり出したり
    3.6
    分類――それはすべての煩悩を生み出す本能的働き。食事、排泄、生死からセックスまで人生は入れるか出すか。携帯電話をかけるか、かけられるかが人気のバロメーター。見られるために大枚をはたいて買う勝負パンツも、大抵の男は見ることがない。この世界の現象を二つに極めれば、人類が抱える屈託ない欲望が見えてくる。盲点をつく発想で世の常、人の常をゆるゆると解き明かした分類エッセイ。「業と煩悩はお友達」という方、これを読んだら、もう「無分別」ではいられない!
  • Web新小説 2022年4月22日号(通巻1号)
    -
    <特集>『新・日常考―きのうまでと違うこと』 「非日常」が私たちの「日常」を覆いつくしてから、二年余りが過ぎました。いままた恐ろしい「非日常」を告げるニュースが途切れず、不安な日々が重ねられていきます。それでも、きのうより今日を、明日こそはと願う気持ちは万国共通のはず。新・日常考―きのうまでと違うこと。「日常」を問い直し、新たな日々を編むための試みです。 【目次】噓でもいいから/堀江敏幸、斎藤茂吉の危機と再生/小池光、離れて働く、みんなと働く/酒井順子、特集とりとめな記/   特集編集班、週末のアルペジオ/三角みづ紀、藤沢周・連作小説館⑥/藤沢周、猛獣ども/井上荒野、町田康の読み解き山頭火/町田康、しおり物語/岡もみじ、アマネク ハイク/神野紗希、兼好のつれづれ絵草紙/三遊亭兼好、漱石クロニクル―絵で読む夏目漱石の生涯―/大高郁子、楸邨山脈の巨人たち/北大路翼、Dr.よねやまの芸脳生活芸術家の生き様を医学で考える/米山公啓、江戸の愛猫/宮川匡司、気まぐれ編集後記/万年editor
  • 裏が、幸せ。
    4.0
    「裏日本」の魅力満載、酒井版『陰翳礼讚』。 常に時代を先取りする話題作を刊行してきた酒井順子氏が、“控え目だけれども鋭い光を放つ”日本海側の魅力を存分に伝えるエッセイ。 経済発展=幸福と、太平洋側を「表」として走ってきた日本ですが、とくに東日本大震災以降、その構図はくずれつつあります。経済至上主義によって、私たちは、日本人にとって大切なものをたくさん失ってきたのではないかということに、多くの人が気づき始めています。 そして、その開発の手を逃れて、ひっそりとマイペースで生きてきた日本海側=「裏」には、裏だからこその日本の大切なもの=「幸せ」が、たくさん詰まっていることに、日本中を何度も旅してきた著者は魅了されました。 都道府県別幸福度ランキングでは、トップ3は福井、富山、石川の北陸三県。富山にある世界一のスタバ、日本海が必須の演歌、美人が多い秘密、谷崎潤一郎、水上勉、泉鏡花、川端康成が描いた「裏」、顔を隠す盆踊り、金箔のほとんどを生産する金沢…などなど 「裏日本」の宝ものが次々と紹介されます。「裏の幸せ」を求めて旅に出たくなるエッセイです。
  • エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。
    3.9
    1番は狙わない、「陰ながらの努力」はしない、雑談はやめる、事務作業中に化粧はしない……東大首席卒業のエリート弁護士は、常に「何をしないか」を意識していた! 成功者がこっそり犠牲にしている45のこと。
  • 老いを読む 老いを書く
    4.0
    老後の不安と欲望をエネルギーに、百花繚乱の「老い本」ワールド――そこに映し出される私たちの無意識とは? 名エッセイストが読み解く「老い」のニッポン精神史。 先人・達人は老境をいかに乗り切ったか。
  • おかげさま 就職界見聞録
    -
    「未婚・子ナシ・30代以上の女性」をテーマにしたエッセイ「負け犬の遠吠え」で一世を風靡した著者の復刻エッセイ第2弾! コネ、青田刈り、面接、自己PR…学生生活に終わりを告げ、OLになった著者が、就職活動の裏側を「学生側の視点から」面白おかしく振り返ります。

    試し読み

    フォロー
  • 男と女がいつもすれ違う理由
    2.5
    恋愛だけで生きていこうとする女性と、仕事も恋愛も両方頑張りたい女性では、どちらが恋愛に有利なのか――? 「忙しい男は一途で都合のいい女が好きだ」という藤沢数希氏に対して、「恋愛は100%コミットしたからといってうまくいくわけじゃない」と応戦するはあちゅう氏。 恋愛に対して率直な発言が話題のふたりが浮き彫りにする、男女のすれ違いの現実。 限られた時間と金銭の中で、恋愛、結婚はどれほどの価値があるのか? <目次> パート1 男は都合のいい女が好き。 女は自分を好きな男が嫌い。 最初のデートで高級店は重すぎる 女の子から「高級レストランに行ってみたい」とは言いづらい 男は「都合のいい女」が好き? 仕事の能力の高さと恋愛の能力は別物 みんな恋愛も結婚もしなくなっている 恋愛しない人の遺伝子は滅びる 東京のキャリア女は働き蜂? パート2 恋愛は脳内麻薬の仕業。 結婚は金銭の取引契約。 男は大勢にアプローチしないとたったひとりとも付き合えない モテる男は社会から嫌われ、迫害されているかわいそうな存在!? 女性はなんだかんだ言っても「モテる男」が好き 愛とは繁殖のために必要な脳内麻薬の分泌にすぎない? お金持ちは結婚するな!? すれ違うふたりの結婚観 ※本作品のパート1は、幻冬舎plus(http://www.gentosha.jp)で2014年12月に「1周年記念対談」として、パート2は、2015年7月に「『ぼくは愛を証明しようと思う。』発売記念対談」として、それぞれ掲載したものです。
  • お年頃 乙女の開花前線
    3.0
    問題は、自意識!――男の子に好い印象を与えたか? 友達は、本当は私の事をどう思っているのだろう? ひと一倍それに悩んでいた私は、はたと気づいたのです。みんな思っていることは同じなんだって。おしゃれや雑貨にこだわるのも、男の子に恋するのも自意識があるからこそ。 せっかく女の子に生まれたんだから、楽しまなくては損ってものだわ。肩の力を抜いて、平凡さに胸をはりましょ。人気上昇中、女の子たちの代弁者、酒井順子が放つ、新感覚エッセイ。
  • おばあさんの魂
    4.3
    平均寿命が世界一である日本人女性は、かなりの確率でおばあさんとなる宿命。私達はいかにして、おばあさんになっていくべきか。瀬戸内寂聴、がばいばあちゃん、白洲正子、兼高かおる、市川房枝、オノ・ヨーコ、草間彌生……。人生の荒波をのりこえつつ、大胆に生き抜いてきた、有名無名の偉大なる先達から学ぶ「おばあさん道」。
  • おばさん未満
    3.7
    若いのか、若くないのか。シミなのか、クスミなのか。あちらとこちらの間で揺れる、微妙なお年頃が40代。恋にファッションに、いつまで現役であり続ければいいのかと、悩んだことはありませんか。まだおばさんではないけれど、もう若者ともいえない……と悶々とする女性たちに、「痛くない」歳のとり方を明るく提案。中年になりきれないあなたへ、うなずきと驚きが詰まった一冊です。
  • 思い通りに伝わるアウトプット術
    3.7
    「言いたいことが伝わらない……」「知っているのにうまく言えない……」そんな悩みを解決する「新しい伝え方の教科書」! 著者は東京大学在学中に司法試験・国家公務員一種試験に合格。在学中4年間を通じて「オール優」で、総長賞も受けた人物。しかし、そんな著者も社会人になった頃は、インプットした知識を実務に活かせない「アウトプット下手」で、とても苦労したという。しかし、その経験をバネに、「学びを成果に直結させるアウトプット術」を独自に開発。そのメソッドを実践することで、仕事の成果が出はじめ、現在はテレビのコメンテーターとしても活躍するほどの「アウトプット上手」になったという。そこで本書では、そんな著者が教える「インプット型のためのアウトプット術」の秘訣を1冊に凝縮。学校では教えてくれない「アウトプットの極意」がここにある!
  • オリーブの罠
    3.6
    『オリーブ』とは「モテの戦場」からの解放だった――女子高生時代から『オリーブ』愛読者であり執筆者でもあった著者が、少女達を夢中にさせ、その人生観にも影響を与えた伝説の雑誌を振り返る。大人になった今だからわかること――「オリーブの罠」とは何だったのか。(講談社現代新書)
  • 音楽が聴けなくなる日
    4.3
    電気グルーヴのピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕された翌日、レコード会社はすべての音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を発表した。近年ミュージシャンの薬物事件ではこのような対応が即座になされ、また強化されてきたが、その「自粛」は何のため、誰のためのものだろうか? こうした「自粛」に異を唱える著者たちがそれぞれの立場から問題の背景と構造を明らかにし、現代社会における「音楽」「薬物」「自粛」の在り方について考察を深めていく一冊。巻末の音楽自粛小史は必見。
  • 女の仕事じまん
    3.7
    誰でも子供の頃は、いろんな職業に憧れるもの。CA(キャビン・アテンダント)、アイドル歌手、看護士さん、保母さん……。でも「今の私は仕事を持っているし、こんな不況じゃ、転職する勇気もない」と思っているあなた! それなら、想像するしかありません。“看護士さんになって、他人の腕に注射針を表情ひとつ変えずに突き刺す私”“トラック運転手になって、次のドライブインで、「歌うヘッドライト」に八代亜紀の曲をリクエストしようと考える私”“主婦になって、奥様友達と懐石ランチする私”……。女性のための「想像上の転職」ガイド! 爆笑エッセイ。
  • 女の旅じまん
    3.0
    財力、人数、そして持ち前の自己中心性にものを言わせ、世界各地の重要拠点を破竹の勢いで次々と制覇しているOLたち。言葉の通じない国でもオドオドすることなく、「だって日本人なんだもーん!」とばかりに郷に入っても郷に従わずマイペースで行動し、体当たりのボディランゲージでコミュニケーションをとってしまう…。成田出発から税関での攻防、旅先での友情決裂、土産話の苦痛まで、“緊張しない”“躊躇しない”“遠慮しない”と海外で快進撃を続けるOLたちの旅姿を詳細にレポートした爆笑エッセイ!
  • 女を観る歌舞伎
    3.7
    歌舞伎の女たちを鋭く楽しく読み解く一冊 忠義のために我が子を差し出す女、初めての男が忘れられず、姫から遊女に身を落とす女、嫉妬する女、罪な女、だめんず好きの女…歌舞伎に登場する女性たちには時を越えた共感と驚きがある。今昔の女性を見続けてきた著者の“目からウロコ”の分析が冴え渡り、歌舞伎が身近に感じられる楽しい一冊。市村萬次郎氏との対談を特別収録。
  • 会社員で行こう!
    3.0
    ダサくて、いつも疲れた顔で、たいてい酔っ払っている会社員。外からは、そんな風に見えるけど、実際会社に入ってみると、彼らが最も格好いいのは、会社にいるときの姿だった!もてる名刺、もてない名刺。キャリアと美意識のせめぎ合い、会社員ファッション。挨拶の微妙な距離感。会議必修用語集。〈噂〉の流通ルート…など。全ての女性部下を持つ上司と、若きビジネスマン、そして男社会に働くOLに捧げる会社生活必勝エッセイ。
  • 会社人間失格!!
    -
    バブル絶頂期に大学を卒業後、広告代理店で総合職OLとして好調なスタートを切った著者。しかし入社はや一か月で気づいてしまった衝撃の事実「私って、会社人間失格!!」やり手のキャリアウーマンにもキャピキャピのOLにもなりきれず、戸惑いと驚きの日々の中で遭遇するたくさんの難題。コピー地獄、会議中の睡魔。「協調性」のワナ、職場旅行、はては会社の辞め方等々……。3年間のOL生活から垣間みた摩訶不思議な常識や人間模様を思う存分綴った、本音の会社エッセイ!
  • 快楽は重箱のスミに
    4.0
    大きな「獲物」を狙う耳アカ取り、なるべくたくさんの面積がいっぺんに取れるようそーっとはがしていく日焼け後の「皮剥き」、「苦労好き」な日本人に達成感を与えてくれるカニ食い……。身近にありつつなんだかセコい、人知れず楽しみたい日本人ならではの快楽。ハマれば二度と抜け出せない禁断の「気持ちいい」エッセイ集。
  • 家族終了
    4.0
    「家は存続させねばならぬ」と信じていた、明治生まれの祖父母。一方その孫で未入籍のパートナーと暮らす著者は、外形的には独身子ナシ。両親と実兄を見送り、酒井家は「家族終了」。だからこそ見えてきたのは、日本の家族の諸問題。上昇し続ける生涯未婚率に、事実婚、同性婚、シングル家庭、ステップファミリー、ルームシェアする疑似家族、毒親……。多様化する家族観の変遷を辿りながら、過去から未来までを考察。激変する日本の「家族」はどこへゆくのか?
  • 家族終了
    3.5
    親が好きですか? 自分の子供をかわいいと思いますか? 夫婦で同じお墓に入りたいですか? 一緒に暮らしたいのは誰ですか――? 「日本の家族」の象徴である天皇家が抱える諸々、50歳時に未婚の割合を示す「生涯未婚率」(45~49歳の未婚率と50~54歳の未婚率の平均)の上昇、事実婚、シングル家庭、同性婚……近年の家族をめぐる状況は多様化した。『負け犬の遠吠え』『子の無い人生』『おばさん未満』『男尊女子』『百年の女』など、話題作を発表し続ける酒井順子氏。未入籍のパートナーと暮らし、両親、実兄をすでに見送ったからこそ見えてくる家族の諸問題とは。日本の家族観の変遷を辿りながら、現在を考察、未来予測まで言及する。
  • かわいい顔して……
    4.0
    渡る世間はエセ面ばかり。誰もがかぶるガラスの仮面――。子供のころは誰でも感情と表情が直結しているものですが、大人になったら感情をそのまま表情に出すわけにはいきません。時には本当の気持ちを表情によって隠したり、適当とされる表情を作ってみたり……。そんな複雑怪奇な大人の面々を眺め、「なんでこの人は今、こんな表情をしているの?」「この顔の裏にはどんな気持ちがあるの?」と勝手に憶測し、表情に隠されたドラマと本音を鋭くえぐる、爆笑辛口顔面エッセイ!
  • 外資系金融の終わり
    3.6
    世界同時金融危機からユーロ危機に至る最近のマクロ経済の重要なトピックの解説を縦糸に、そして激変する金融業界の赤裸々な内幕――人事制度、報酬やリストラ、そこで働く人の人となりやキャリアなど――を横糸にして、これからの金融の行方を解説。身も蓋もなく、苦笑せずにはいられない人気ブロガーの筆致が冴えわたる。
  • ガラスの50代
    4.0
    本当に私、大人なのか? 『負け犬の遠吠え』の著者が綴る、令和の50代! Webマガジン「ミモレ」の大反響コラム、文庫化! 上の世代からも下の世代からも、 頼りにはされても心配はされないこの年頃の懊悩を、 これから探ってまいります。――本文より 夏目漱石は四十九歳で亡くなった。 かたや、今は人生百年時代。 令和の五十代が抱える悩みの原因は、寿命が長くなったせい。 美容、体調、親、子供、仕事、趣味、セックス、老後の準備……。 もう若くない。でも、老いてもいない。 心身ともにガラスのように繊細な季節を、どう生きる? 共感必至の人気エッセイ!
  • 「来ちゃった」
    3.9
    山へ!海へ!裏へ!端っこへ!の女子旅日記。 著書多数、超人気エッセイスト・酒井順子さんと、『きょうの猫村さん』で人気爆発の超人気漫画家・ほしよりこさん。 ふたりが選んだ目的地は、「出生率1位の地」「寅さんが最後に行った地」「こけし工人がいる温泉」etc. ど真ん中よりも端っこへ。限りなくニッチなデスティネーション(目的地)ばかり。 行った先ではリュックひとつ背負って、灼熱の太陽に焼かれながらサトウキビ畑のなかで自転車をひたすらこいだり、藁ぞうりに白手袋をはめ、ロープにつかまって岩をよじ登ったり、船酔いで顔面蒼白になったり―― いろんな意味で「来ちゃった…」とぽつり、つぶやいてしまうような、近くて遠い国内旅35+海外2か所、計37の旅の記録を1冊に詰め込み人気を博した単行本が文庫になりました。 文庫化に際し、2015年に旅したばかりの「インド マハラジャ・エクスプレス紀行」もあらたに収録。 あたりまえの観光地を訪ねる旅にはもう飽きてきた大人女子の皆さん、今度はこんな渋い目的地へ、ゆるーい旅をしてみませんか? 【ご注意】※この作品はカラ―イラストが含まれます。
  • 気付くのが遅すぎて、
    3.0
    「一般の方」を選ぶ男性芸能人に殿方の真意を知り、世襲総理が"お友達"を登用するワケに呆れ、三、四十代アイドルの延命術に感心する。そんな重箱の隅はよく見えるのに、大局観は抜け落ち気味。非凡な人生視力で切り取った「その時」を重ねて早十年超! 殿堂入り人気エッセイ、新たな地平へ。
  • 究極の学び場 京大吉田寮
    -
    共に暮らすことが、最高の学びだ! 医師、起業家、作家、現役寮生らが多様性を学ぶ学生寮の魅力を紹介。 共に暮らすことが、最高の学びだ! 京大吉田寮は日本最古の学生寮。築100年以上の歴史的建物は現役で、学生の生活を包む。 寮の運営は、大学と寮生との話し合いにより担われてきた。 京都大学の初代総長であった木下広次が「寮は学生の切磋琢磨の場であり、大学の研学修養上の重要な機関である」と位置づけ、共同生活のもたらす教育効果を重視したことが原点だ。 開かれた場で過ごし、多様性を学ぶ場の魅力を、現役寮生、医師、起業家、研究者、作家が紹介。 ノーベル賞受賞 故・益川敏英博士からのメッセージも掲載! 【目次】 ◇第Ⅰ部 学び、暮らし、自由を考える場 吉田寮ってどんなとこ? 冨岡勝 「話し合い」と「自由」、そして歴史と現在 最新式のアクティブ・ラーニング仕様の素敵な教室よりも、寮の食堂や大部屋で議論するほうがずっと楽しい 佐藤公美 ぼくが猟師になったわけ 千松信也 ニューヨークと吉田寮の共通点 近藤司 「『一緒に場を作る』 京都大学吉田寮の共在秩序」を読む 福島直樹 「京都啓蒙」と吉田寮 スコットランド啓蒙との共通点 山森亮 寮自治とフェミニズム オールジェンダートイレ 高橋歩唯 対談・毎日が多文化コミュニケーションの演習だった 色平哲郎+合田真 ◇第Ⅱ部 魅力がいっぱい!木造建築と寮生活 人間性を鍛えてくれた自炊制度と寮生活 奈倉道隆 古い建物とともに暮らす 多田麻美 木造建築と吉田寮の魅力 細入夏加 吉田寮の建築的な価値 中尾芳治 寮食堂と厨房の位置づけを考える 小林拓也 自治寮とシェアハウス pha 【インタビュー】益川敏英先生から、吉田寮生へのメッセージ 【著者】 冨岡勝 近畿大学教職教育部教授 佐藤公美 京都大学大学院人間・環境学研究科教授 千松信也 猟師 pha 作家
  • 着ればわかる!
    3.7
    セーラー服に自衛隊、ゴスロリに茶摘み娘、そしてAKB! 本物を着てみて分かった「あちら側」女子の気持ち 何を着るかによってその人の性格や心構えは変わる。“あの服”を纏う彼女はどんな世界を生きているのか? 女子の心理を鋭く読み解いて世間を震撼させてきた著者が「わからないなら、着てみよう」の精神で果敢に挑む18着。特別編「AKBになる!」も収録の傑作エッセイ。イラスト・森伸之
  • 金閣寺の燃やし方
    4.4
    若い修行僧はなぜ火を放ったのか。「金閣寺焼失事件」に心を奪われ、共に事件を題材に作品を書いた三島由紀夫と水上勉。生い立ちから気質まで、すべてが対照的な二人を比較すると、金閣寺の蠱惑的な佇まいに魅入られずにいられない日本人特有の感覚まで見えてくる。著者ならではの分析眼が生きた文芸エッセイ。
  • ギャルに小判
    3.0
    みんな「もっと欲しい」と思っているのに、口に出すのははばかられる。み~んな好きなくせに、そうでもないフリをしている……オ・カ・ネ。金は天下のまわりものとはいうけれど、できれば自分のまわりにより多く集まってほしいと、そう思うアタシって、とても人間的。「お金が好き」と堂々広言するサカイが、稼いで使って、ケチって増やす、いまどきの娘のお金とのつきあい方、本音で教えます!
  • 黒いマナー
    3.5
    今、日本のマナー界が危ない。いわゆる“冠婚葬祭の常識”のような当たり前の物差しが、当てはまらなくなっているのだ。とはいえ、社会生活において程よい礼儀は必要不可欠なもの。「俺の髪、ちょっとヤバくなってきた?」とハゲの恐怖を感じている相手にどう対応すべきか? できちゃった婚の披露宴で、友人として取るべき態度に正解はあるのか? 実に様々な対処法が求められる社交の場。人の心のヒダを読み、スマートな人付き合いの術を考察する“使える”マナー本!
  • 携帯の無い青春
    3.7
    黒電話の前で、「彼」からの電話を待つ。そんな、今の若者には信じられないであろう、青春時代の思い出を持つ「バブル」世代。女子大生ブーム、ワンレン、ディスコ、竹の子族、カフェバー、アメカジ、ぶりっ子など、振り返ると、あの頃は、恥ずかしかった……。でも、「良い青春時代だった」とも、思えるのです。イタくもしみじみするエッセイ。
  • 結婚疲労宴
    3.4
    艱難辛苦待ち受ける幸せのプレリュード!? 「僕と結婚してください」。プロポーズの言葉に、そっと頷く貴女。じっと見交わす瞳と瞳、2人の影は1つになって。しかし「幸せ」はまだ遠い。親の承諾、婚約指輪の選定、式場予約、そして花嫁衣装、2次会に新婚旅行……。豊富な結婚式出席経験をもつ著者(未婚)ならでは、必読爆笑ブライダル大コラム。(講談社文庫)
  • 「芸」と「能」
    3.0
    ユーミンのコンサートには男性同士のカップルが多い。「アナ雪」に見る、「姫」観の変遷。モノマネとは、文章の世界で言うなら「評論」。香川照之さんと立川談春さん、歌舞伎と落語のにらみ合い。冬季オリンピックの女子フィギュアは、女の人生の一里塚。「話芸」の達人と「文芸」の達人が、「芸能」のあれこれを縦横無尽に掘る、掛け合いエッセイ。
  • 源氏姉妹(新潮文庫)
    4.0
    源氏物語、それは高貴さに美貌と知性を兼ね備えた主人公、光源氏と肉体関係を結んだ女性たちが織りなす、「姉妹(シスターズ)」のお話。天性の床上手だった夕顔、体の相性ばっちりのセフレ朧月夜、幼女の頃にさらわれた紫上、義理の母なのに関係を持った藤壺……。エロティックな濡れ場や姉妹の心情を肉付けし、源氏のセックス依存と背徳を浮き彫りに。古典を現代的に再構成した刺激たっぷりのエッセイ。(解説・高橋源一郎)
  • 高学歴エリート女はダメですか
    3.8
    偏差値の高い女は幸せになれないのか? 東大法卒→財務省→弁護士→留学→准教授で37歳、未婚。 恋に仕事に打ちこむほど、なぜかややこしくなる私の12ヵ月 いい大学も出てキャリアも積んだ。恋愛もして人生のパートナーを見つけようとがんばってきた20代、30代のはずだった。けど気づくと37歳の独り身で、結婚はこのまま無理かもな……と思ったら、なんだか急に寂しくなった。 どうしてこうなったのか? 走れども走れども幸せのゴールが遠のく気がするのはなぜ? 等身大の女子たちや、女子アナ、芸能人まで下世話に観察、おおいに自省しながら、ハイスペック女子の幸せをあれこれ模索してしまう“ひとり茶話会”的エッセイ。 ◯「東大首席」か「おバカでかわいい女の子」か ◯私は松居一代を笑えない ◯スキャンダルの後に速攻で和田アキ子に根回しできちゃうこじるり ◯弁護士になりたての私が、超音波のように高い声で話していた理由 ◯女子アナの結婚は時代を映す鏡 ◯東出不倫はなぜ人を引きつけるのか……etc
  • コスパで考える学歴攻略法(新潮新書)
    4.0
    子供の教育には多大な費用と時間を割かねばならない。家庭の限られたリソースを使って、いかに効果的に果実を得るか。中学受験と高校受験ではどちらがコストパフォーマンスがいいのか。身も蓋もないが、子供にはできれば一流大学を卒業し、高い年収を得られるやりがいのある仕事に就いてほしい。そんな親心に応えるべく、膨大なリサーチと実体験をもとに、子供が現代の学歴獲得競争で勝ち抜くための戦略を論じる。
  • この年齢だった!
    3.4
    「その時期がなければ、今の自分はない」――そんな転機となった瞬間が、どんな人にもあるものです。何かを成し遂げた女性たちの転機はダイナミックなうえ、皆それを乗りこなすのが上手。レディー・ガガ11歳、紫式部35歳、市川房枝52歳……古今東西の有名女性27人の転機となった年齢にスポットを当て、その人生を読み解くエッセイ集。思わず自分の人生と比べたくなる、驚きと共感に満ちた一冊です。
  • ごはんの法則
    4.2
    にこやかにお皿を回しても、大皿盛りのえびの数が気になって心中穏やかでいられない、ヨーグルトの砂糖がどうしても捨てられず大量の小袋を抱えて実家に里帰り、サンドイッチのパンをつい開けて具の量を確認してしまう……。いやしくて人に言えない、貧乏臭くて誰にも見せられない、自分の食癖をついに暴露。抱腹絶倒の酒井節炸裂、食エッセイ。
  • 駆け込み、セーフ?
    3.4
    30代、ラストスパート! 「週刊現代」の人気エッセイ「その人、独身?」文庫第2作! 40歳を控えた女友達の結婚披露宴に出席して感じた新郎新婦の立場の変化とは。交際相手が変わるときと、携帯の機種変更に共通する“微妙な違和感”。身近な話題から、日韓の整形意識の違いまで多岐にわたって綴られた30代最後の日々。(講談社文庫)
  • いつから、中年?
    3.7
    惑い続けて、40年。「週刊現代」人気連載の文庫第3作。セクハラに対する東京と地方でのとらえ方の違いとは? 「オカン」と呼ぶ男性の急増、そしてマザコンとの関係。芸能界で活躍する歌舞伎役者と宝塚出身女優における「類似と相違」などなど、気になるテーマをちりばめたエッセイ集。四十歳を迎えてもなお惑い続ける日々を綴った「週刊現代」連載のシリーズ第三作。(講談社文庫)
  • 女も、不況?
    3.3
    お洒落出産の効果、ハゲと結婚適齢期、サルコジ婚への憧れ、お通夜不倫というスタイルから、パフューム、探偵ナイト、梨園、桑田佳祐まで、「時代」と「女性」を鋭く穏やかに斬った、綴った、珠玉(? )のエッセイ56編。若い女性から中年男性までファンますます増殖中! 「週刊現代」人気連載、文庫化第4弾。(講談社文庫)
  • こんなの、はじめて?
    3.4
    奢られる側から奢る側へ。仕切られる側から仕切る側へ。叱られる側から叱る側へー―いつの間にか立ち位置が変化する「中年」は、初めて経験することばかり。40代での結婚・出産も不況の斜陽感もすべて「こんなの、はじめて」! 下座に座っていれば事足りた若かりし日から遠く離れた大人の初体験のあれこれを綴った「週刊現代」人気連載、第5弾。(講談社文庫)
  • 昔は、よかった?
    -
    朝ドラの復権。歌舞伎座改築と度重なる梨園の騒動。SNSが焚きつける同窓会不倫。そんな日本人の生活を一変させた東日本大震災……。辛い日々を経て、三陸鉄道の運転再開が灯した復興への希望。板についてきた中年生活、過去を振り返ることが癖になりつつ、良い未来を祈りながら綴られた「週刊現代」人気連載第6弾。
  • もう、忘れたの?
    -
    東電社長の土下座。震災と「絆」キャンペーン。高まった結婚欲求……。3.11以降、「忘れる能力」が恵みとなったのも事実。それでも忘れられなかったのはどんなこと? 婚活殺人のキジカナ。褒め言葉となった「バブルって感じ~」。記憶力の塩梅に悩まされつつ綴った「週刊現代」人気連載第7弾。清水ミチコさんとの特別対談収録!
  • 泣いたの、バレた?
    -
    演技に失敗した真央ちゃん、STAP細胞騒動を釈明したオボちゃん、政治活動費疑惑を糾された野々ちゃん。「泣き様」が「生き様」を語るこの時代、泣かない美徳はどこへやら……。アラフィフ子ナシへの逆風にめげず、緩む一方の涙腺をコントロールして見極める、涙の本気度。「週刊現代」人気連載第9弾。
  • 作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草
    -
    代表的な古典作品である土左日記から徒然草まで、人気作家たちはどう捉え、どう訳したのか。作家ならではの古典作品への誘いとそれぞれの文学論が楽しい、大好評の古典講義。
  • 挫折からのキャリア論
    3.7
    キラキラに見える人生は、実際は泥沼だった。 何度でも失敗からはい上がる 折れないキャリアのつくりかた この本では、私の失敗談を「これでもか!」というほど紹介します。 私たちがもっとお互いの弱さを開示して、手を取り合っていくことで、 職場でもっと違う振る舞い方ができるようになるのではないかと思うからです。 「仕事ができなかったんです、私」――。「東大を全優で卒業」「財務省に入省」「米ハーバード・ロースクール卒業後、NY州弁護士登録」といったキラキラな印象のある著者ですが、実は人知れぬ悩みを山ほど抱えていました。時間がかかった「自分探し」の末に見つけた「キャリアの軸」とは? 悔しい挫折や失敗を乗り越えて、前に進むエネルギーに変える「飴玉メソッド」も詳しく紹介します。
  • 下に見る人
    3.7
    人が集えば必ず生まれる序列に区別、差別にいじめ。時代で被害者像と加害者像は変化しても、「他人を下に見たい」という欲求が必ずそこにはある。自らの体験と差別的感情を露わにし、社会の闇と人々の本音を暴く。
  • しないことリスト
    3.7
    1巻715円 (税込)
    これが、ラクを極めた人の「頭の中」。所有しない、努力しない、期待しない…。本当はしなくてもいいことを手放して、「自分の人生」を取り戻そう。仏教の教えや哲学者の言葉などを引用しながら提案する「ラクしたい人」の脱力系自己啓発書!
  • 生涯未婚時代
    3.7
    結婚する人生も、しない人生も、同じぐらい尊い――。 かつて日本は「皆婚社会」だったが、近年は生涯未婚率(50歳時点での未婚率)が急上昇し、最新調査では男性23・4%、女性14・1%と過去最高の数字に上った。2030年には男性の3人に1人、女性の4人に1人が占めるという予測もある。この未婚化、あるいは晩婚化は個人の問題にとどまらず、今の日本が直面する「少子高齢化」の原因として関心を集め、地方自治体による「官製婚活」にも大きな予算が投入されている。しかし、生涯未婚時代とは単に「結婚しない中高年の増加」ということではない。「結婚を人生設計に組み込まない若者の登場」ということでもある。「結婚、出産を経て配偶者と添い遂げる」という生き方や「正社員となって定年まで働く」という人生設計が社会で共有できなくなった時代を前に、家族社会学の視点から今改めて結婚という選択肢を再考する。
  • 少子
    4.1
    このままいくと西暦三五〇〇年には日本の人口約一人。この社会の大問題に、多少の罪悪感はあるものの、「別にほしくないから」「痛いから」「生活を変えたくないから」「面倒くさいから」と言ってはまずいでしょうか。誰も口にしなかった本音で〈出産・結婚・女の人生〉と〈少子化〉の核心に迫る、傑作エッセイ。
  • 消費される階級
    3.6
    あの人より、上か、下か―― 「差別や格差を無くして、様々な違いを持つ人々が全て横並びで生きていきましょう」となった昨今、表面上は序列、区別、差別は消えたものの、姿を変えた「凸凹」は、いまだ世の中のあちこちに。 『負け犬の遠吠え』『下に見る人』『男尊女子』『家族終了』など、時代を切り取る名著の書き手が、日本人の根深い階級意識をあぶり出す。 以下、「上に見たり、下に見たり」を考察する21章タイトル。 ・男高女低神話のゆらぎ ・五十代からの「楢山」探し ・まぶた差別と日韓問題 ・“親ガチャ”と“子ガチャ” ・東大礼賛と低学歴信仰 ・『ドラえもん』が表す子供社会格差 ・「有名になる」価値の今昔事情 ・「ひとり」でいることの権利とリスク ・おたくが先達、“好く力”格差 ・バカ差別が許される理由 ・ミヤコとアズマ、永遠のすれ違い ・「かっこいい」、「ダサい」、「センスいい」 ・超高齢化社会のおばあさん格差 ・姫になりたい女の子と、姫として生まれた女の子 ・デジタル下層民として生きる ・男性アイドルは無常の風の中に ・世代で異なる、斜陽日本の眺め方 ・反ルッキズム時代の容姿磨き ・モテなくていいけど、出会いたい ・稼ぐ女と、使う女・遅ればせながらの金融教育 「人が二人いればすぐに上下をつけたくなる人間という生き物は今、もしかしたら本能なのかもしれないその「上下差をつけたい」という欲望を内に秘めつつ、「違いを認め合い、すべての人が横並びで生きる」という難題に挑もうとしています。 実は革命以上の困難を伴うものなのかもしれないその挑戦は、これからどうなっていくのか。 我々の生活の中に潜む階級の数々を見つめつつ、考えていきたいと思います」(本書「はじめに」より一部抜粋)
  • 食のほそみち
    3.5
    米の味音痴コンプレックス、鍋物豆腐不要論、女一人メシのメッカ、スタバの節回し、京野菜というブランド……。本来楽しいはずの「食べる」こと。なのに、家庭でも、レストランでも、デパ地下でも、私たちは日夜、様々な煩悩と戦わなくてはなりません。「食」にまつわる喜怒哀楽から、今を生きるということが見えてくる。誰もが共感の名エッセイ。
  • 食欲の奴隷
    4.0
    「食べてはいけない、太るのよ!」とつぶやきながらの真夜中の台所。たくあんの音と格闘した、漬物の嫌いな彼との食卓。領収書をもらう男の気持ちを測る、レストランでのデート。いろんなことがあるけれど、やめられない食の快楽、飽くことのない食べ物への好奇心。そう、食べている時にこそ、女の成熟度が現れる。食事にまつわる、この42の事柄が、あなたを大人の女に変える! 書下しを含む、42の食卓エッセイ。あなたの食欲の奴隷度をチェック。
  • 処女の道程(新潮文庫)
    4.3
    女は結婚するまで処女でいるべきか――なんて議論は過去のもの。だが処女の価値には、その時代の女性の地位やモラルの変遷が現れていた。性に開放的だった古代~平安、儒教の貞操観念が浸透した封建社会。純潔が尊ばれた大正から、出産を国に推奨された戦時下。未経験が恥だった80年代を経て、性交渉しない自由を得た令和へ。古今の文献から日本の性意識をあぶり出す画期的な性のクロニクル。(解説・花房観音)
  • 自意識過剰!
    3.5
    この人に私はどう思われているのだろう? 小学生の頃から自意識が強く、相手の視線を意識するあまり、話すより書くことを選ぶようになったという酒井さん。お葬式では美しく悲しみたいと願い、女友達の輪の中ではつい自分に順位をつけてしまう。日々繰り返される他人の視線との葛藤は、アホらしくもあり深刻でもあり……。日本人の自意識の正体に鋭く迫る、痛快エッセイ。
  • 地震と独身
    3.2
    2011年3月11日以降、震災をめぐる家族の物語は様々な形で語られてきた。一方で、あまり聞こえてこない独身者の声。地震は彼らにどんな影響を与えたのか? 既婚者に代わり必死で働いた人、故郷の東北に戻った人、ボランティアに身を捧げた人、結婚を決めた人……。被災地を訪れ、独身者たちとの対話を重ねて見えてきた、「個」として生きる人々の多様な姿と、新たなつながりの可能性。
  • 時代の動かし方 日本を読みなおす28の論点
    -
    政治・経済から歌舞伎、恋愛、アートや相対性理論まで、各分野で活躍中の著者28名が「これだけは言っておきたい!」ことをテーマに執筆。 次々新しい出来事が起こっても、時間は地続き。情報の波にのまれそうになったら、これら28個の視点を、前に進むとき、考えるときの指針にしてください。 【収録作品(一部)】 飯田泰之 日本経済にまず“実力通り”の力を発揮させよ 生島淳 東京オリンピックもWCラグビー日本大会もすぐにやってくる 大栗博司 まさか毎日アインシュタインのお世話になるとは 沖田×華 北陸新幹線開通でおとずれた幸せと誤算 開沼博 『福島第一原発廃炉図鑑』が埋める「空白」 國分功一郎 無人島をどう生き延びるか? コグマ部長 仕事始めにテンションの上がる読書案内 今野晴貴 本当に恐ろしい「奨学金」という時限爆弾 坂口孝則 万全のリスク管理は無理だと認める勇気を持とう 佐藤慶一 “分散型”が進むメディア業界ではWebライター/編集者の“身体性”が鍵を握る 辛酸なめ子 印象に残ったフェス10選 鈴木大介 貧困問題をオワコン化するな! 武田砂鉄 2016年に求められるのは、「五郎丸ピケティ」的な語感 中川右介 海老蔵をもっと歌舞伎座に――これにつきる 中田考 難民問題が“先進国”に突きつけたもの 中村淳彦 2015年、介護という社会保障は破綻した 速水健朗 聖子とマッチとハムスターとしての僕たち 久田将義 山口組分裂で抗争勃発?乗じて半グレがのし上がる? 北条かや 上司の方々、『タラレバ娘』にきちんと向き合って下さい。 ※本作品は「幻冬舎plus http://www.gentosha.jp/」で連載した“言っておきたい!!2016”の記事をまとめたものです。
  • 儒教と負け犬
    4.0
    どんなに美人でも仕事ができても30代以上、未婚、子ナシは負け犬! 大ベストセラー『負け犬の遠吠え』から6年。「なぜ我々は負け犬になったのか?」そのさらなる答えを求めて、著者は韓国、中国に飛んだ! かの地で出会った同胞=負け犬たちの生き方を通して浮き彫りになった、我ら“負け犬”真の敗因とは? (講談社文庫)
  • 女流阿房列車(新潮文庫)
    3.8
    電車に揺られてうとうとが大好きなゆる女子鉄の著者が、鉄人編集者のマニアックでむちゃぶりな鉄道旅プランに身を投じ、線路の果てまでいざ出発。東京メトロ全線を一日で完乗、鈍行列車に24時間、東海道五十三回乗りつぎ、日本最長各駅停車。次第にエスカレートする旅程もなんのその、気づけばダイヤに縛られる快感の虜……鉄道の楽しさが無限に広がる、新しい旅の仕様をご提案。(解説・田中比呂之)
  • 人生にゆとりを生み出す 知の整理術
    3.9
    1巻748円 (税込)
    そろそろ本気出したいあなたへ。超・面倒くさがりやの著者が「京大現役合格」「人気ブログ運営」「シェアハウス運営」をやってのけた、ゆるく続けられる独学勉強法! 歯磨きするように、勉強しよう。
  • 図解版 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。
    値引きあり
    3.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 努力の方法を説いたベストセラーが、わかりやすい図解版に!7回サラサラと読むだけで本の内容が理解できると話題のメソッド「7回読み」をはじめ、東大法学部首席卒業の弁護士が教える、努力を続けられる方法を図解&イラストで!
  • 成功したければ日本型エリート思考
    値引きあり
    4.0
    グローバルスタンダードに惑わされない!出世するスーパーエリートたちの得意ワザは「根回し」と「気配り」だった!東大首席→財務省→弁護士の著者が明かす、本当はすごい日本型エリートの働き方。 ・「空気を読む」という技術こそ磨く ・打ち負かすよりも戦わずして勝つ ・優位な立場でもマウンティングしない ・「全員経営」という言葉に騙されない ・匠の技でしぶとく生き残る ・クリエイティブより速さを重視する ・お金とやりがいに執着しない これらのような、一見「古くさい」と思えるようなやり方にこそ 日本のエリートたちが培ってきたビジネス術が詰まっていました。 地に足を付けながら、着実に成果を生み出す日本型エリートの姿勢は 弱肉強食の現代において、ひとつの指針となるはずです。
  • 制服概論
    4.2
    どうしてもウラの顔を想像してしまう看護婦さんの白衣、見せる/隠すのバランスが世界遺産級の「宝塚音楽学校」の制服、「JAPAN」「日の丸」を背負ったスポーツの場におけるユニフォーム・ハイ、制服界の横綱・軍服の萌えポイントなど…。なぜ私は、そしてなぜ日本人はこんなに制服好きなのか? 人生で一度も制服を着る機会に恵まれなかった著者が、「私は制服が好き!」と声高にカミングアウト。“制服ホルモン”を激しく分泌させながら考察する、制服偏愛エッセイ。
  • 世界一やさしいフェミニズム入門 早わかり200年史
    値引きあり
    4.3
    フランス革命以降、人権への強い関心の潮流は止まらず、世界は今最もリベラル化していると言える。とはいえ、さらに男性に変化が求められる近年は、フェミニズムの視点抜きで、国や企業の成長は語れない。世界標準に遅れ、その分、伸びシロたっぷりの日本が知るべき「男女同権」の歴史とは? 米国で家族法を学び、自身も後発で目覚めた著者が、熱狂と変革のフェミニズム史を大解剖。ウルストンクラフト、ボーヴォワール、マッキノン、与謝野晶子など、主要フェミニスト五十余人を軸に、思想の誕生とその展開を鷲掴みした画期的な入門書。
  • たのしい・わるくち
    3.8
    「わたしは負け犬でーす。きゃいーん」とおなかを見せて開き直り、淡々と人生を歩む「自称・年寄」の酒井順子が女のウソを看破。「つきあおう、とか言われて困っちゃって」「アタシってぼーっとしちゃってるからー」「○○ちゃんって、すっごくいい子なのよ」「お医者さまに行ったほうがいいわ」「いいなあ、田舎がある人って」──だまされてはいけません。こんな台詞のウラにも、毒や悪意が隠されているのです。痛快きわまりないわるくちの数々。
  • 誰でもできるストーリー式記憶法
    4.3
    テレビで話題の美人弁護士である著者が最も得意としているのがインプット(記憶)。インプットには特別な才能はいらないという著者が実践する「ストーリー法」を初公開!
  • 団塊の花道
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●僕たちはどう死ぬのか 好き勝手やってきたから最後までやりたいことを テリー伊藤 ●最後に頑張るときが来た! 男は島耕作、女は毒親 嫌われた世代の正の遺産は 上野千鶴子 ●自己イメージ、消費、健康意識、夫婦関係…… データで見る団塊のリアル 斉藤 徹 ●〔対談〕「老害」批判をこえて 「リベラル世代」の政治家が築いたもの 海江田万里×古賀伸明 ●2040年の社会をイメージし、逆算で考える 高齢者の急増に社会保障は耐えられるか 香取照幸 ●超高齢社会を乗り切るべく「生涯観」の刷新を 「平均的な人生」を後続の世代に押し付けないために 筒井淳也 ●〔対談〕世代間対立は先鋭化するのか 前例踏襲の限界と団塊ジュニアの抱える困難 永田夏来×西田亮介
  • 男尊女子
    3.7
    社会現象を巻き起こした『負け犬の遠吠え』、子の有無から女性の人生を考察した『子の無い人生』など、自身の同世代と並走し話題作を送り続ける著者が、現代日本社会の男尊女卑意識に切り込む。日本社会の男尊女卑感は、男性側だけによるものなのか。女性側にも「男が上、女が下」という意識はないだろうか。現代日本社会の女性蔑視感を女性側の視点から浮き彫りにする。学生時代、運動部系女子マネージャーに眉を顰めたことはないだろうか? 夫でも恋人でもない男子の汚れ物を嬉々として洗っているあの女たちは何者なのか(「小さな女子マネ」)。デスクを回って茶を淹れる女性社員を横目に「女を捨てて仕事に邁進したいわけではないが、茶を淹れる、しかも自分よりアホで暇そうな男性社員に…それはできない!」という雇均法第一世代女性社員がいた一方、お茶女子を全うするキャリア組も(「お茶女子」)。男尊女卑のアイコン、九州男児。リベラル系東京女と最悪の相性と言われる彼らも、その逆の組み合わせ――東京男と九州女子は、うまくいくことが多いらしい。その意味するところは?(「九州男女」)。夫、旦那、ダーリン。婚姻相手の呼称が女性の深層心理を炙り出す。「養ってもらっている」専業主婦ならともかく、キャリア妻が「うちの主人」と言えるのはなぜなのか(「主人」)。他、合計20章のエッセイ集。
  • 地下旅(チカタビ)!
    3.1
    鉄道好きとして名高い著者が、今回取り上げたのは「地下鉄」! 張り巡らされた地下鉄路線を使って、東京中の名所を余すところなくまわってきました。上野の国際子ども図書館、護国寺の鳩山会館、大手町の逓信総合博物館、白山の小石川植物園など、訪れたスポットは50以上。なかには東京生まれ、東京育ちの著者をして、初めて行ったと言わしめる隠れ名所も……。駅近辺の美味しいもの情報も満載です。片手に携えて地下鉄に乗りたくなる、新・東京ガイドをお楽しみください。
  • 中年だって生きている
    3.7
    「中年ではあるが、おばさんではない」と思っている新種の中年=バブル世代。常に消費の先導役を担ってきたこの世代は、体力的に衰えてきてはいてもまだまだ舞台から降りたくないと思っているのである。だから、同窓会でかつての美女が一気に老け込んでいることにほくそ笑んだり、緩んできた涙腺に戸惑ったり――。人生百年の今、そんな女性たちの生態を鋭い視線で見抜き、赤裸々に綴った新・中年論。
  • 「超」勉強力
    3.8
    【内容紹介】 頭のよさは後天的に伸ばせる! 試験、仕事、そして人生で確実に結果を出す。今の自分を超えていく! 脳科学×経験知から導き出した、学びを最大化するメソッド。 学び続ける人だけがたどり着ける世界。 【著者紹介】 [著]中野信子(なかの・のぶこ) 脳科学者・医学博士・認知科学者。1975年、東京都に生まれる。東京大学工学部卒業後、同大学院医学系研究科修了、脳神経医学博士号取得。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。現在は、東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授として教鞭を執るほか、脳科学や心理学の知見を活かし、マスメディアにおいても社会現象や事件に対する解説やコメント活動を行っている。レギュラー番組として、『大下容子 ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系/毎週金曜コメンテーター)、『英雄たちの選択』(NHK BSプレミアム)、『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)。著書には、『サイコパス』、『不倫』(ともに文藝春秋)、『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『空気を読む脳』(講談社)などがある。 [著]山口真由(やまぐち・まゆ) 研究者・法学博士・ニューヨーク州弁護士。1983年、北海道に生まれる。東京大学を「法学部における成績優秀者」として総長賞を受け卒業。卒業後は財務省に入省し主税局に配属。2008年に財務省を退官し、その後、2015年まで弁護士として主に企業法務を担当する。同年、ハーバード・ロースクール(LL.M.)に留学し、2016年に修了。2017年6月、ニューヨーク州弁護士登録。帰国後は東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に進み、日米の「家族法」を研究。2020年、博士課程修了。同年、信州大学特任准教授に就任。出演中の主な番組として『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)、『ゴゴスマ』(CBCテレビ/TBSテレビ系)など。主な著書に『いいエリート、わるいエリート』(新潮社)、『思い通りに伝わるアウトプット術』(PHP研究所)などがある。 【目次抜粋】 はじめに 中野信子 学ぶ、知る、生き延びる 中野信子【思索編】 前進はいつも勉強とともに 山口真由【思索編】 脳がよろこぶ学びの技術 中野信子【実践編】 反復と継続の極意 山口真由【実践編】 「好き」を追求した学生時代 中野信子×山口真由◉STUDY_01 才能の伸ばし方 中野信子×山口真由◉STUDY_02 流動化する社会を生きる 中野信子×山口真由◉STUDY_03 おわりに 山口真由
  • 次の人、どうぞ!
    -
    女性主導の時代が、ついにやってきた! 「不倫ブーム」の着地にさせ方で日本社会の成熟度が分かる!? 小池百合子氏に象徴される、「強い女」の変遷。 人生百年時代を、我々はヨボヨボの身体で生き抜かねばならないのか。 政治から芸能、鉄道から老いの話まで。「平成」が終わり、「令和」の時代が来た今、新しい女性像とは。伝説のロングランエッセイ、ついに最終巻!
  • 徒然草REMIX
    3.7
    「人間、やっぱり容姿でしょう」「男が持つべきでないもの、それは妻」「過去の逢瀬をしのぶ時間っていうのが恋の真髄じゃない?」日本人なら誰もが一度は教科書で学んだ古典的名作『徒然草』は、兼好法師の毒舌と自意識にまみれたエッセイだった!? ――同業者(エッセイスト)の視点で、酒井順子が大胆解釈。平成の世にも通じる本音の数々に思わず笑って頷ける、清少納言との「仮想対談」も収録。
  • 鉄道旅へ行ってきます
    4.0
    「鉄道愛の方向性は人それぞれではありますが、三者三様の愛の形が混ざり合うことによって、よく知っている人と行く時には味わうことができない、オリジナルな旅ができてきたのです」(酒井順子氏)。 鉄道の旅はいつも楽しい。東武特急スペーシア&わたらせ渓谷鐵道、磐越東線、八高線&秩父鉄道SL急行パレオエクスプレス、北陸駅そば五番勝負! 北陸本線、「名駅」「変駅」「絶景駅」を訪ねて 名古屋鉄道&東海交通事業ほか、冬の日本海 雪と演歌と絶景の旅 五能線など。男性二人+女性一人という珍しい組み合わせでの鉄道旅。文庫版スペシャル旅として「銚子鉄道で行く、美味な日帰り旅」企画を加えた充実の一冊。ローカル列車と美味しいもの。旅のお供に、ガイドに!
  • 鉄道旅へ行ってきます
    3.6
    「鉄道愛の方向性は人それぞれではありますが、三者三様の愛の形が混ざり合うことによって、よく知っている人と行く時には味わうことができない、オリジナルな旅ができてきたのです」(酒井順子氏)。北陸本線を一日で巡り、駅そばを次々に平らげる驚愕の行脚企画「徹底検証 北陸駅そば五番勝負!」を始め、「小説現代」で大反響を呼んだ人気シリーズが遂に電子書籍化。
  • 鉄道無常 内田百けんと宮脇俊三を読む
    3.5
    鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百けん 「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三 日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百けん。「なんにも用事がない」のに百けんが汽車で大阪に行っていた頃、普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを『時刻表2万キロ』で告白しています。鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です。
  • テレビってやつは
    -
    口をポカンとあけて、ボーッとテレビを見ていませんか? テレビは話題(ネタ)の宝庫です。意外な学歴・意外な身長の芸能人たち。ドラマやCMで、思わずチャンネルを変えたくなる耐えられない瞬間。ケッ、な瞬間。クイズ番組やニュース番組での人間模様。そして酒井順子がプロデュースする各局別新番組発表会……などなど。ただ見ているだけではつまらない! よりテレビを面白く見るためのヒント満載!!どこまで笑わせれば気が済むんだ。もう、テレビってやつは…。

最近チェックした作品からのおすすめ