コカイン所持でピエール瀧が逮捕されたことは、残念だったし、衝撃だった。
罪は償わねばならないのはわかる。
だけど、所属している音楽ユニットの全音源の発売と配信を停止する必要まであるのか?
作った人が犯罪を犯したからといって、自分が好きな音楽を聴く権利を、なぜ奪われないとならないのか?全く理解できない
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SONYの措置には怒りしか感じない。
一年経った今でも、未だ解除されないことも非常に遺憾に思っている。
石野卓球が最近呟いている。
ー おいSONYよ。
さっさと俺や前科者と作った曲を解放しろよ。
ほんとだよ。
いくら原盤権があるからと言って、電気グルーヴやファンへの嫌がらせを続けるのは誰のためなんだ!
…という、疑問に答えてくれる本。
特に第3章がよい。
いろいろな意味でキレている宮台真司さんの文章は、難解なのでまだ全てを理解できていないけど、スリリングで心を抉られる。圧巻。
芸術論として、とても深いです。
特に「アートは人の心を傷つける目的のを目的とする」という言葉には深く感銘を受けた。
「アートの目的は、それを体験した以上は以前の日常に戻れなくさせることにある」という。
電気グルーヴの「ビタミン」というアルバムは、僕にとってそんなアートな音楽だった。出会った瞬間、心がヒリヒリして、ゾクゾクして、息が苦しくなって幸せになった。
以前の僕には戻れなくなった。
電気グルーヴの楽曲の販売や配信が早期に再開されることを強く希望します。