Posted by ブクログ
2021年07月26日
発売当時、メディアなどでそこそこ紹介されていて気になったので読んでみた。
内容は大雑把に、
筆者が考える4つのメソッドの紹介
インプットの方法
アウトプットの方法
モチベーションとスケジュールの管理方法
の4つの章で構成される。
気になった点として、~しなさいだとか~しなければならない...続きを読むとか強めの言葉では書かれておらず、誤解をうけるかもしれないが全体的にゆるく書かれているような印象を受けた。それは筆者が勉強する際に大事だと思っているものの中に「楽しいことだけをやる」と言っているようにこの本も筆者が楽しんで書いたからだろうか。しかしそのゆるさのおかげで変に畏まらずに本を読むことができた。
勉強の概念について
> そもそも勉強というのは、本に載っている情報に自分なりのメタ情報を付け加えていく行為。本に載っている無味乾燥な情報に、自分なりの思い入れや思い出や思想などを絡ませながら、自分の中の血肉としていくこと。
と本書にはある。
自分にとってこのことに当てはまるのは「坊っちゃん」で、
中学生の頃担任から夏目漱石の坊っちゃんを丸暗記しろと言われ、掃除の時間のあと教室内で全クラス名とと坊っちゃんを冒頭から延々と音読していた。この強烈な記憶から今でも冒頭から数ページは見ずに音読できるので、きちんと?自分の血肉になっているのだなと読んでいて思い出した。