満ち作品一覧

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  • 一反(300坪)の雑穀畑×未来食で楽々年収1000万超えの田舎暮らし
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    2023年国際雑穀年! 無限大∞の雑穀パワーで食・農・お金が循環する 家族も、お客さんも、みんなしあわせになる 新たなカタチのつぶつぶ農業経営ノウハウを大公開! 家族1年分の雑穀の自給を叶え、 魂が喜ぶ理想の農業ライフがここにある 実働年間180日 売上1000万円 週の4日は大好きな雑穀畑ですごして 残りの3日は新しい人に逢いにいく 雑穀を中心に、食と農が循環する 自然で豊かな田舎暮らし、 あなたも始めませんか? 自らの手で生み出した 作物で生きていくことは、 食と人生の舵を取り戻すこと。 一度きりの人生を自分らしく エネルギーに満ちてすごしたい方は、 ぜひその扉を開いてください!

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  • 逝ってしまった君へ
    値引きあり
    3.8
    SNS上で大反響のエッセイ、待望の書籍化。 「note」での掲載が大反響を呼んだ壮絶なノンフィクション、待望の書籍化。 2019年1月。私は、古い友人のひとりを失った。 友人は突然、自らの意思で死を選んだのだ。 彼は私の大切な友人でもあり、私のはじめての恋人でもあった__ 声優・浅野真澄が体験した、大切な人の「自死」。 大切な人を失って初めてわかる、大きな悲しみと日々の「気づき」。 遺書にあった自らに向けたメッセージ、告別式、初めての「遺品整理ハイ」…そして「君」を失った悲しみの中で見つけた一つの光。 『誤解を恐れずに言ってしまうけど、君を失って、私はひとつ、大きなものを得ました。それは、自分を自分のままでいいと思える強さです』 『たった一つのものさしで自分を測ることに、意味なんてない』 『君がそこにいてくれることが、すべてでした。君の存在そのもので、私はどこまでも満ち足りた気持ちになったのです』 あまりにも突然で悲しい出来事を経た「遺された人々」のその想いを、逝ってしまった「君」への手紙の形で綴ります。 日々悲しみの中にいるあなたにこそ読んでほしい、大切な人へ向けた祈りに満ちたノンフィクション随想録。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 言ってはいけない日本語
    3.0
    世の中は、「間違い言葉」で満ちている。たとえば、「ここで弔電を披露させていただきます」というセリフ。聞き覚えのある言葉だが、「披露」には「おひろめ」の意味があり、おめでたい席にこそふさわしい。これでは、故人も草葉の陰で肩をガックリ落としてしまうだろう。また、本書のサブ・タイトルにもある「あとで後悔しない」というフレーズ。こちらもよく使われがちだが、実は日本語としておかしい。「後悔」はそもそも「あと」でするもので、二重表現となってしまっているからだ。本書は、勘違いされがちな慣用表現をはじめ、敬語や慶弔語の非常識、さらに漢字の誤読まで、「そんな言い方をしていては失笑を買う」という事例を数多く紹介。クイズ形式で楽しみながら、普段何気なく使っている言葉の「なるほど!」が実感できる。巻末には知識の整理に役立つ「間違い言葉早見表」を収録。恥をかく前に、ぜひ読んでおきたい一冊。

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  • いってミヨーン やってミヨーン 1
    完結
    2.5
    普通の彼が出会ったのは、超“普通”の彼女。今、行方の見えないロマンスの暴走が始まる……!? 『恋の門』『俺は生ガンダム』など、常に時代を激しく挑発し続ける異能の傑物が、不安と不満と劣化と劣等感に満ちた3.11後の“今”、改めて“普通”と“愛”の意味を問う衝撃作、開幕!
  • 一本の赤いばら
    -
    今夜はマギーにとって特別な夜になる。かつてマギーは人気のあるデュオの歌手だった。だが、三年前の交通事故で何もかも失ってしまった。歩くこと、歌うこと、そして共に歌っていた夫のアダムまで。さらには、身ごもっていた大切な子供までも……。その後マギーは必死にリハビリをし、歩けるようになった。ようやく歌手としてカムバックする日を迎えることができたのだ。その記念すべき第一歩が今夜のステージ。舞台に上がったマギーの胸に、歌うことの喜びが満ちあふれた。ところが、突然マギーは会場にアダムの存在を感じた。ひどい裏切りをしたあげく私を捨てておいて、今になってなぜ?またもや私を傷つけるつもりで現れたの?
  • いつか奏でる恋のはなし
    5.0
    心にしみる、大人の恋の物語 困っている人を放っておけない奏(かなで)は、ある日の帰り道、行きつけの喫茶店のバイト大学生、琉生(るい)が冬の公園で凍えているのを見かける。そこから奏と琉生、そして奏の幼馴染の清晴(きよはる)との奇妙な関係がスタートした。それぞれがそれぞれの過去を抱えながら―。ベストセラー作家櫻いいよが真正面から描く、大人の恋の物語。 困っている人を放っておけない奏(かなで)は、ある日の帰り道、行きつけの喫茶店のバイト大学生、琉生(るい)が冬の公園で凍えているのを見かける。そこから奏と琉生、そして奏の幼馴染の清晴(きよはる)との奇妙な関係がスタートした。それぞれがそれぞれの過去を抱えながら―。ベストセラー作家櫻いいよが真正面から描く、大人の恋の物語。 1 手を伸ばした夢のはなし 2 交わらない愛のはなし 3 切り離された証のはなし 4 ここになかった恋のはなし 5 残された約束のはなし 櫻いいよ 2012年に『君が落とした青空』(スターツ出版)でデビューし、大ヒット作となる。ほかに『黒猫とさよならの旅』『きみと、もう一度』『飛びたがりのバタフライ』『交換ウソ日記』(スターツ出版文庫)、『図書室の神様たち』『海と月の喫茶店』(小学館文庫キャラブン! )、『ウラオモテ遺伝子』『世界は「」で満ちている』(PHP研究所)などがある。
  • いつかはF1 私の履歴書
    3.5
    1980年代後半、テレビの地上波がF1のグランプリシリーズを世界中から華々しく生中継していた時代。日本人で初めてF1にフル参戦したカーレーサーの自伝が本書です。飾らない言葉でクールに半生を振り返る語り口は、車への愛情に満ちていると同時に、日本人と車の切っても切れない関係にまで及んでいます。 二輪、四輪と少年時代に車に魅入られ、プロの世界に身を投じるやたちまち頭角を現した中嶋さんが、いかにして「日本一、強い男」と呼ばれるまでになったか。カーレースは自動車メーカーの技術を試す場であると同時に、その先端技術に負けない身体能力、精神力がレーサーには求められます。まるで中嶋さんの身体の一部となった車はデリケートで繊細であり、モータースポーツの深遠さがひしひしと伝わってきます。 ロータスのチームメートとしてF1をともに走ったアイルトン・セナ、国内で死闘を演じた「日本一、速い男」星野一義さん、そして中嶋さんにとって大きな存在だった本田宗一郎さん……レースに、車に情熱を注いできた人たちとの交流秘話も満載。いまなお現役でレーシングチームを率いる総監督として発するひと言ひと言は、人と車の未来に様々な思索をもたらしてくれます。
  • いつか夜の終わりに
    3.3
    1巻517円 (税込)
    山中で迷った僕は、山奥の不思議な村に辿り着く。そこで出会った少女と、ある約束を交わすが……。切なくも希望に満ちたラストが鮮烈な「てのひらたけ」他、3編を収録。
  • いつでも夢を
    4.0
    手にカッターナイフを握りしめ、街角で雨に打たれつづける女。その姿を放ってはおけない二人の男。女と同様、胸の奥に深い哀しみを抱えるヤクザ者。生きるのに無器用な、売れない小説家。それぞれの孤独が出会ったとき、ほのかに希望は生まれ、やがてそれは、大きな愛情へと育ってゆく。太宰治賞作家が描く、ひとを愛するよろこびに満ち溢れた「純愛小説」の傑作!
  • いつも彼らはどこかに
    3.7
    たっぷりとたてがみをたたえ、じっとディープインパクトに寄り添う帯同馬のように。深い森の中、小さな歯で大木と格闘するビーバーのように。絶滅させられた今も、村のシンボルである兎のように。滑らかな背中を、いつまでも撫でさせてくれるブロンズ製の犬のように。――動物も、そして人も、自分の役割を全うし生きている。気がつけば傍に在る彼らの温もりに満ちた、8つの物語。
  • いつも心に南風
    完結
    -
    東京でOLをしながらも、南の島に魅せられ移り住んできた、南野風華(26才)。ゆっくりと時間が流れる島での自然と癒しに満ちあふれたスローライフ4コマ。
  • いつも旅のことばかり考えていた
    4.0
    500倍の料金をふっかけ、ニセの耳アカを見せて、耳掃除を強要する男。寒いからと牛に抱きついて眠る人。巨大な木製タンス状のコピー機。バス後部に命がけでへばりついて無賃乗車する人。便器用の水で作られるコーヒー……。やはり世界は驚異に満ちているのだった。旅の達人による珠玉のエッセイ全75編。
  • 偽りの求婚者
    -
    ■とても信じられない。あなたがアラビアの王子だなんて。■未婚で妊娠したために教職を追われたアビーは、夏のあいだ、友人ジェシカの牧場に身を寄せることになった。今後のことをじっくり考えなければ……。空港に着き、ジェシカがよこしてくれた迎えの男性を見てアビーは仰天した。彼こそ、おなかの赤ん坊の父親だ!去年の十二月、出会ったその夜に一度だけベッドをともにして、名前も告げずに別れた相手。まさかこんな偶然があるなんて。相手のマックも、驚きながらも再会をとても喜んでいる。ところが、実はあの夜に子供ができたと告げたとたん、マックの顔から笑みが消え、激しい怒りがみなぎった。「そうか、最初からこういう計画だったのか」■権力闘争に巻きこまれ、テキサスに逃れたアラビアの王子たちの波乱に満ちた運命を描く四部作『テキサス・シーク』。第三話は前作のヒーロー、ケイドの双子の兄マックが主人公です。
  • 偽りの誘惑
    3.0
    財産目当ての愛人と誤解されて、いま、誘惑のゲームが始まる。■資産家アレグザンダー・ハリントンが亡くなり、その莫大な遺産は、遺言によって、意外な相続人ローラ・マクレーンに託された。世間は突然現れたこの謎の女性を財産目当ての愛人と噂する。真実は、若き日のアレグザンダーの恋が生んだ実の娘だったのだが、誤解はとかれぬまま数カ月が過ぎ、クリスマスを迎えようとしていた。残された家族に、いつか本当のことを告げたいと願うローラは、このクリスマスに、ハリントン家を訪問しようと思いつく。誤解をとき、家族として受け入れてもらえるなら……。しかし、そこにはひとつ問題があった――クイン・マニヨン。アレグザンダーを名付け親に持つ彼も、ハリントン家に招かれていた。クインがいるなんて……。彼は、ローラを名付け親の愛人と決めつけ、出会ったときから、悪意に満ちた言葉をあからさまに浴びせてきた。それなら、彼の望む“男を誘惑し、罠にかける悪女”を演じてやろう。ローラは自分を偽り、傲慢な彼に誘惑のゲームをしかけていった。
  • 遺伝子コンプレックス
    5.0
    遺伝子最適化が普及し、才能に満ちた若者が溢れる現代。「未調整」の凡人が、完璧な子どもたちの父親になる!? 「遺伝子最適化」が合法化された世界。 施術を受けた子どもは全員美しく、賢く、丈夫で、あらゆる才能を持っていた。 三十歳になる布津野忠人は、遺伝子最適化を受けていない「未調整」だった。 同年代は才能を活かして活躍している中、布津野は仕事をクビになり無職になってしまう。 未調整の再就職は難しく、未来に希望もない。 どうしようかと途方にくれていたとき、布津野の前に二人の美しい少年少女が現れる。 「僕たちを助けてくれませんか?」 そう言われた布津野は、誰かに追われていた少年達を匿ってしまう。 最適化された子どもよりも一層美しい、アルビノの少年と少女。 明かされた二人の正体は、国家機密級の存在だった。 凡人だったはずの布津野は、いつのまにか大事件に巻き込まれていく――。 舛本 つたな(ますともつたな):東京都在住。本作にてデビュー。 apapico(あぱぴこ):千葉県在住のイラストレーター。 キャラクターデザインやWEBデザインなど幅広く活躍中。
  • いとしいたべもの
    4.4
    できたてオムライスにケチャップをかける鮮やかな一瞬、あつあつの鯛焼きの香ばしい香り……ひと口食べた瞬間、心の片隅に眠っていた懐かしい思い出が甦る――だれもが覚えのある体験を、ユーモアに満ちた視点と、ほのぼのイラストでお届けする、23品のおいしいエッセイ集。可笑しくて、ちょっと泣ける、味の記憶を召し上がれ。
  • 愛しい人と眠る夜
    3.0
    彼と娘にもう一度会いたい。この思いに胸が張り裂けそう。■キャロラインはナニーとして二年間、エイムズベリー家で働いた。しかし、それももう終わり。一家が引っ越すことになったためだ。あと数週間で彼女には仕事も、住むところもなくなる。そんなとき、新しい仕事の話が舞い込んだ。ある裕福な実業家がすぐに仕事につけるナニーを探しているという。だが相手の名をきき、彼女は呆然とした――マシュー・キャラン。数年前憎しみと軽蔑に満ちあふれた顔で、別れを告げられた相手だ。そしてナニーが必要な子供は、キャロライン自身の娘に違いない。産んでから一度も、この腕に抱くことさえできなかった娘。娘の顔が見たい。キャロラインの心は揺れる。今の彼女は名前も変え、整形手術をしたため見かけは別人のようだ。きっとマシューにはわからない。キャロラインは決意した……。
  • 愛しのMyティーチャー 新作SS付き改稿版
    -
    奈緒は結婚したばかりの新妻。夫の宏哉は高校時代の教師で、数学を担当していた。三年間ずっと好きだった宏哉と結婚できて、奈緒は幸せいっぱいだったが、ある日、教え子たちが「奥さんを見たい」とマンションへやって来た。特進科で数学が得意だという英玲奈は、奈緒に対して挑戦的な目を向けた。「奥さんって、数学が苦手だったんでしょう?」自信に満ちあふれた英玲奈を見て、奈緒は不安になった。※本作品は「愛しのMyティーチャー」の改稿版になります。ご購入の際は十分お気を付け下さい。
  • 愛しのロイヤル・ベビー【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    こんな形で知られたくなかった。彼が父親になることを……。 旅先のギリシアで気品に満ちた男性エリアスと出逢ったベスは、言葉を交わすうちに強く惹かれ合い、めくるめく夜を過ごした――名字も連絡先も告げず、ただ思い出だけを分かち合って。やがて妊娠に気づいたベスは厳格な両親と対立して実家を出るが、数カ月後、仕事でロンドンにいる間に激痛に襲われ、破水してしまう。搬送先の病院でベスの早産の処置をすることになったのは、なんと、あの忘れえぬ一夜の相手、エリアスだった!再会の衝撃に動揺するベスとは対照的に、彼はいたって冷静だ。生まれてくるのが我が子だと知ったら、彼はなんと言うかしら?しかし、エリアスにもまた、重大な秘密があるのだった……。 ■牧師の家庭に生まれ育った内気なヒロインと、高貴な生まれゆえに懊悩するヒーロー。ハーレクイン・ロマンスでも大活躍中のキャロル・マリネッリによる、劇的なシークレットベビー物語をどうぞ! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛しのロイヤル・ベビー
    4.0
    赤ちゃんのことを告げられなかった。まさか、こんな形で知られるとは……。 旅で訪れたギリシアの島で気品に満ちた男性と出会ったベス。浜辺で言葉を交わすうち強く惹かれ合い、めくるめく夜を過ごした――連絡先も名字も告げず、ただ思い出だけを分かち合い、ふたりは別れた。やがて妊娠に気づいたベスは厳格な両親の不興を買って実家を出たが、数カ月後、仕事でロンドンにいる間に激痛に襲われ、破水してしまう。搬送先の病院で早産の赤ん坊を取り上げることになったのは、なんと、あの忘れえぬ一夜を共にした、おなかの子の父親エリアス!再会の衝撃に動揺するベスとは対照的に、彼はいたって冷静だ。生まれてくるのが我が子だと知ったら、彼はなんと言うかしら?しかし、エリアス側にもまた、重大な秘密があるのだった……。 ■命の現場にたずさわり、自らの人生経験が遺憾なく発揮された真に迫る作品で人気の作家キャロル・マリネッリ。本作では、牧師の娘として生まれた内気なヒロインと、高貴な生まれゆえに懊悩するヒーローとの、劇的なシークレットベビー・ロマンスを満喫できます。
  • いとの森の家
    3.8
    福岡市内の団地から緑に囲まれた小さな村に引っ越してきた加奈子は、都会とのギャップにとまどいながらも、次第に自然の豊かな恵みに満ちた暮らしに魅了されていく。 そして、森で出会った素敵な笑顔のおばあさん・おハルさんと過ごす時間の中で、命の重みや死について、生きることについて、考えはじめる――。 深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語。 第31回坪田譲治文学賞受賞作。
  • 稲賀敬二コレクション〈1〉物語流通機構論の構想
    -
    1~6巻7,150~12,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国文学者、稲賀敬二(1928-2001)の仕事の全貌。斬新な『源氏物語』成立論をなし、『堤中納言』『落窪物語』『住吉物語』などの魅力的な注釈者でもあった氏の、単行本未所収の論文を集め、ジャンル別に全6巻に収めたシリーズ。豊饒にして刺激に満ちた稲賀ワールドを堪能できます。各巻には、第一線で活躍中の研究者による解説をつけました。
  • 稲川会系元総長の波乱の回顧録―― ヤクザとシノギ
    -
    2014年、稲川会高田一家総長の座を二代目に譲り、長年のヤクザ人生に区切りを付けた著者。稲川会のため、高田一家のために、体を張ってきたからこそ知り得る業界の真実がある。ヤクザとは、シノギとは、博徒とは――その波乱に満ちた半生とともに書きつくした珠玉の一冊。また、東日本大震災の発生時に行ったボランティア、金、物品、シノギについても詳しく述べられている。
  • イナンナ INANNA 上弦の巻
    完結
    -
    【配信開始記念、1話まるごと試し読み】 豊穣と繁栄の象徴「女神」と、神秘の踊り「ベリーダンス」の奇跡の融合! 『陰陽師』の岡野玲子が精緻かつ情感豊かに描く女性性解放の賛歌! 古来、月の満ち欠けは、命を与え、育み、また奪う、生命をつかさどる女神の(過去、現在、未来)三相一体の仮の姿を意味しました。新月から満ちてゆく月の位相に導かれて次々に舞い現れる個性豊かな美しき女性たち――古代メソポタミアの女神イナンナ、ギリシア神話のメドゥーサ、エジプト神話の女神イシス、仏教の多羅菩薩など、世界各地の聖なる女神たちが、磨き上げられたダンサーのボディを通して大地に復活! 生命の神秘を秘めた踊り、ベリーダンスを通して、女神たちの愛と祝福をあなたに捧げます。※配信開始を記念して「イナンナの冥界下り」をモチーフに描かれたプロローグが試し読みでお楽しみいただけます。
  • 犬から聞いた素敵な話~涙あふれる14の物語
    値引きあり
    5.0
    愛犬家でなくとも感涙必至の物語14編。  犬を愛するすべての人に贈る、人と犬との短編集。  交通事故で脚を亡くした犬と、生まれたばかりの赤ちゃんが一緒に成長していく家族の物語。亡くなったおばあさんの「忘れ形見」の犬とおじいさんとの、さみしくも愛情に満ちた日々のお話し。ずっと一人で生きてきた女性が、被災地に取り残された犬と暮らしはじめて知ったこと・・・・・・。収められた14編の物語は、いずれも、筆者がいぬと暮らす知人友人を訪ね歩き、丁寧に拾い集めた実際のエピソードを元に紡がれたものです。第1章は、飼い主から愛犬へ―。第2章は、愛犬から飼い主へ―。それぞれの目線で、両者の間に通い合う心を愛情深く描いています。  寄り添ってくれるあたたかさ、信じてくれるけなげさ、そこにいてくれるだけでいいと思える愛おしさ。出会いや暮らしはさまざまでも、どの子もみんな飼い主にとってかけがえのない大切な家族です。犬を飼った人ならば、きっと、本書の中で何度も胸が熱くなる瞬間に出会うでしょう。  多くの共感と感動を生んだベストセラーが待望の文庫化です。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 犬神と内緒の六日間【イラスト入り】
    3.6
    1巻794円 (税込)
    それは、ある長閑な春の日のこと。4歳の弟・悟にせがまれて近所の山へ足を運んだ春原智一は、そこで石や水を落とし込むと美しい音色を奏でる、不思議な穴を見つけた。興奮し、穴を覗き込む悟──と、その瞬間、地面が崩れ、智一は弟ごと地下洞窟に真っ逆さま! 「上から余計なものを落としたのはお前たちか」無傷を喜ぶまもなく響いた、怒りに満ちた声。震え上がった春原兄弟の前に現れたのは……!? 獣度満点、犬神×人のハートフル幻奇譚?
  • イヌジニン ―犬神人― [電子新装版] 1
    5.0
    1巻704円 (税込)
    イヌジニン(犬神人)。それは古来より「怪(け)」を鎮めることを任務とする者たち。気の澱みが生む「怪」の怒り、憎しみを、彼らは超常の力と、哀しみに寄り添う熱き魂で、迎え撃ち、あるいは受け止め、鎮めてゆく。恐怖とユーモアに満ち、クールにして血潮に熱を帯びる、鬼才が放つ衝撃のオカルトアクション!!
  • 犬と暮らせば―しっぽが教えてくれた大切なこと―
    完結
    5.0
    全1巻880円 (税込)
    6匹のユニークな犬たちが教えてくれた、目に見えない大切なこと……ボロ布をずっと舐め続ける犬。目が見えないのに散歩好きな犬。犬がいる暮らしは、発見と感動で満ちている…! 犬の想い。人との絆を、情緒豊かに紡いだオムニバスコミック。
  • 犬に贈るラブレター
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 君に伝えたい――ありがとう。全国から寄せられた、2000通以上の手紙から厳選! 愛犬への愛情に満ちた、十人十色の涙あふれる真実の物語。 【内容紹介】2010年から毎年開催している「動物感謝の手紙コンテスト」。2014年の第4回目には700近くの応募があり、累計応募数が2000通を越えました。その応募作から特に心に沁みる手紙を厳選し、45通を収録。家族の一員として、ともに生きるパートナーとして欠かすことのできない犬たち。もの言わぬ彼らへの溢れる想いに涙し、勇気づけられる一冊。
  • 犬は夜嗤う #1
    完結
    -
    全6巻110~220円 (税込)
    気鋭の若頭と、彼の右腕である素性不明の少年・狛崎(こまざき)。2人は自分たちの組のシマを荒らしている組織の正体を探ろうと動くが…。裏社会を舞台に、欲望に満ちた宴が始まる…!! ※この作品はカチCOMI vol.15に収録されているものと同一のものとなります。
  • 犬も歩けば
    -
    「犬も歩けば棒に当たる」の正しい解釈は? 辞書を調べてみて驚いたその理由とは……。ことわざ一つをとっても考えをめぐらせれば世界は無限にひろがっていく。日々の暮らしや創作活動の中でふと立ち止まった瞬間に、作家は何を考え思うのか。「想像力の寄り道」を、エスプリに満ちた筆致で綴ったエッセイ集。疲れた頭をいやしたい方、必読。
  • いのちの器〈新装版〉 医と老いと死をめぐって
    4.0
    「私たちの今のからだは、ステンレスでもプラスチックでもなく、朽ちる土の器である。その中に何を盛るかが、私たちの一生の課題である」――医師と患者が、共に人間としての誇りをもって心を通わせあう医療を提唱・実践してきた著者。長年にわたる患者との対話、人間の生と死を見つめてきた時間を通しての深い思索は、『生きかた上手』などのベストセラーによって語り明かされ、多くの読者に支持されてきた。本書は、90歳を越えてなお現役医師として活躍する著者が、70代のときに「医と老いと死をめぐって」その思うところを執筆した随筆集。「いのちと時間」「第三の人生」「ヘレン・ケラーに学ぶ」「心の中の春」「言葉と医療」といったテーマについて、信念と温かさに満ちた言葉が散りばめられている。『生きかた上手』に代表される、その後の著作の原点ともなった作品を装丁を新たに復刊。人生に迷ったとき、老いや健康に不安を感じたときの心の特効薬。
  • いのちの選別はどうして起こるのか──ER緊急救命室から見たアメリカ
    -
    《 シカゴ大学の緊急救命医が告発する[人種差別×医療格差 ]の実態 》 「差別と貧困」が医療ケアに爪を立てる日常に挑み続けた、あるシカゴER医師の葛藤と前進、そして憤懣と挑戦に満ちた熱きドキュメント。 --------- 〈 格差が分断する、医療という名の戦場 〉 通院するカネがなくて病状を悪化させた者、銃撃事件に巻き込まれた者、麻薬中毒者……。 救命救急室に担ぎ込まれるのは、社会構造と医療保険制度から取りこぼされた貧困層の黒人ばかり。 ──アメリカ型資本主義の価値観は医療システムの中に勝者と敗者を生み続け、“敗者のいのち” は常に軽んじられてしまう。 社会で正義がおこなわれないかぎり、医療もまた、正当に人を救えるものにはなりえない。 これは、私たち日本人にとっても対岸の火事ではない。 --------- 〈序文寄稿〉タナハシ・コーツ(2016年タイム誌『世界で最も影響力のある100人』選出) 「本書は、パンデミックさなかのERの1年を描いているのみならず、複雑な医療システム全体、そしてそれを捻じ曲げる分配の不平等について果敢に検証する。思い出してほしいのは、新型コロナウイルスの流行が始まったばかりの頃、ウイルスには〝肌の色は無関係〞と言われていたことだ。たぶん、本物の危機にあっては、人間誰もが共有する弱さを克服するため、誰もが立場を超えて力を合わせることになる、そう信じたかったのだろう。 しかし、それから3年が経過した今、黒人とラテン系の人々はこのパンデミックのあいだに平均寿命が3年も短くなった。これは白人の3倍に当たる。あの時点で予想してしかるべきだったのだ。そして今こそ、利口になるべきだ」 --------- 〈訳者〉宮﨑真紀(「訳者あとがき」より) 「全編を通して、ドラマ『ER』さながら救急医療現場に緊張感と切迫感がみなぎり、黒人コミュニティを少しでも癒そうとする著者の情熱と不平等への怒りが満ちあふれていて、読む者を圧倒する。そして、格差構造の根深さをあらためて思い知らされる。いや、日本でも、貧困層の無保険問題、地方と都市部の医療格差など、医療環境に確かに深い溝が存在していることを忘れてはならないだろう」 --------- 【目次】 ■序文……タナハシ・コーツ  ■1………2020年2月  ■2………2020年3月 ■3………ジャネットへの手紙 ■4………2019年11月(パンデミックの前) ■5………ニコールへの手紙 ■6………2020年5月 ■7………ロバートへの手紙 ■8………2020年7月4日 ■9………ダニアへの手紙 ■10………2020年8月 ■11………リチャードへの手紙 ■12………2020年9月 ■13………フェイヴァースさんへの手紙 ■14………2020年11月 ■15………母への手紙 ■謝辞 ■訳者あとがき
  • 命のワンスプーン
    -
    1巻1,430円 (税込)
    咲いてこそ花、枯れてこそ命           これぞ生きた証 この小説は、大学病院を舞台に、ひとりの老人が入退院を繰り返すなかで、命を全うするまでの医療現場を描いた渾身のドラマである。 著者が専門とする「摂食機能療法科」は、全国29の大学歯学部のなかで唯一、日本大学にある学科。 一般に歯科といえば虫歯治療、矯正歯科、口腔外科、インプラント科等が知られるが、 この摂食機能療法科とは、「口から食べる」ことに特化した治療やリハビリをするところである。 病気や事故で口から食べることが困難になった患者は、点滴や胃瘻で命をつなぐ。 たんに生きながらえれば良いのではなく、生きることの「質」が問われる時代では、 手足のリハビリがあるように、食べる機能にもリハビリの原理を応用することで、 ふたたび口から食べることができるようにする摂食機能療法は、 生きることの意味を満ちたものにしうる療法であり、それが「命のワンスプーン」といわれる所以である。 脳神経外科、消化器系内科の患者であろうとも、最後の砦は結局は「摂食」なのである。
  • 命ひとつ-よく生きるヒント(小学館101新書)
    値引きあり
    -
    ただ生きるのでなく、「よく生きる」 哲学者、仏教思想家、そして毎日俳壇選者の俳人として活躍する著者が、哲学、仏教、俳句それぞれの視点から「生きることの意味」や「命とは何か」について読者に問いかける一冊。 過去10年以上、日本では自殺者が年間3万人前後を記録しているが、私たちがこの宇宙の中で「生きている」ということそのものが、決して当たり前ではなく、途方もない不思議な謎であることに気づいてほしい、と著者は強調する。そして、松尾芭蕉や正岡子規の生き方と俳句、浄土真宗で「南無阿弥陀仏」という仏の名号を称えることの意味、古今の哲学者の死生観などを語りながら、「何のために私はこの人生という不思議なところに来たのか」をもう一度考えることの大切さを訴える。 悩める人、失意の人にただ「頑張れ」と背中を押すのではなく、人間存在の根源から生きることの大切さを一緒に考えていく本書は、人生をただ生きるのでなく「よく生きる」ための新鮮なヒントに満ちている。
  • 祈りのカルテ
    4.1
    諏訪野良太(すわのりょうた)は、純正会医科大学附属病院の研修医。初期臨床研修で、内科、外科、小児科など、様々な科を回っている。 ある夜、睡眠薬を大量にのんだ女性が救急搬送されてきた。その腕には、別れた夫の名前が火傷(やけど)で刻まれていた。 離婚して以来、睡眠薬の過剰摂取を繰り返しているというが、良太は女性の態度と行動に違和感を覚える。 彼女はなぜか、毎月5日に退院できるよう入院していたのだ――(「彼女が瞳を閉じる理由」)。 初期の胃がんの内視鏡手術を拒否する老人や、循環器内科に入院した我が儘な女優など、驚くほど個性に満ちた5人の患者たちの謎を、新米医師、良太はどう解き明かすのか。 「彼」は、人の心を聴ける医師。こころ震える連作医療ミステリ!
  • 祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る。【電子特典付き】
    5.0
    世界を滅ぼす邪神の眷属への対抗手段である“遺物”。 それを扱う才能を持たぬ【亜人】を純血人類たる【貴族】が従属させ、確固たる身分制度が敷かれた時代。 そんな千年後の世界に蘇った英雄・セロトは、人類の衰退ぶりに愕然としつつも、とある問題の解決のため、貴族の身分を得て、全ての叡智が眠るという【学院】に通い始める。 しかし、入学時の検査で遺物適正が最低ランクと判明。 劣等貴族と侮られることになるが、実技で実力の片鱗を見せていき……? これは悪夢のような世界と、苦痛に満ちた虚構、そして闇を裂く微かな希望についての物語。 『幻想再帰のアリュージョニスト』の著者が贈る純血のハイ・ファンタジー。 【電子限定!書き下ろし特典つき】
  • イハーブの生活(1)
    完結
    4.0
    スカートを着せられて育った少年・イハーブは、愛し合う女性の間から人工授精で生まれた男の子。父親役のエリーは失踪しており、母親役のマリーとの母子家庭である。男であることを「私たちの計画の最大の失敗」となじられつづけたイハーブは、ある日男根を切断し、精子バンクに登録された遺伝子上の父を求めて冒険の旅に出る……。「失われた父性」とは、「社会的性役割」とは何か。出会いと謎と刺激に満ちたビルドゥングス・ロマン。
  • 歪な絆と満ちた情慾
    完結
    4.3
    雨宮和幸は幼い頃から父に全てを、精通でさえも管理されてきた。しかしその歪んだ快楽世界は21歳の時、父の突然の死によって封印された。それから数年、偶然入ったバーの店長・横澤によって、閉ざされていた欲望の扉が再び開かれることに。そして店の常連である憧れのミステリー作家・那花との出会いは、そんな雨宮の快楽の蕾を開花させ色づかせていく。やがて同僚の飯山までもが意味深な行動をとるようになって…。
  • 異聞 太平洋戦記
    3.7
    太平洋戦争は今なお謎に満ちている! 東京大空襲にも真珠湾攻撃にも、史実ならざる「真相」があった。『下山事件 最後の証言』の著者にして大藪春彦賞受賞作家が長年の取材に基づき「あの戦争の闇」を照射する、驚愕のノンフィクションノベル。(講談社文庫)
  • イブン=ハルドゥーン
    5.0
    十四世紀のチュニスに生まれ、政治家として栄達と失脚を繰り返すなかで独自の「文明の学問」を拓いたイブン=ハルドゥーン。文明と王権はいかにして崩壊するのか、都会と田舎の格差はなぜ広がるのか、歴史の動因となる「連帯意識」とは――。イスラーム世界にとどまらない普遍性と警句に満ちた主著『歴史序説』の抄訳と、波瀾の生涯。(講談社学術文庫)
  • 伊平屋島民俗散歩
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。 伊平屋村は、沖縄本島北端の辺戸岬から北西へ33kmの位置にあり、伊平屋島と野甫島の2つの島からなり、田名、前泊、我喜屋、島尻、野甫の五字にわかれている。昭和14年には伊是名村を分ち、現在に至る。 著者は現在でも伊平屋島に足繁く通う名桜大名誉教授で久米島博物館名誉館長と務める上江洲均氏。本書は伊平屋島の衣食住にはじまり、行事や風習、そしてそこに住む人びとの一生まで、まさに伊平屋島がまるごと収まった1冊である。 初版から20余年の時をへた伊平屋島もまた新たな変化を見せている。「近年、伊平屋島は活気に満ちている。圃場整備を終えた水田には稲作、畑にはサトウキビが以前のように栽培され、古くからの風景を見せてくれる。漁港が整備され、漁業が盛んに行われるようになった。ムラの公民館が近代的な建物に新築され、集落と集落を繋ぐ道路が美しく整備された。そこへ島の自然環境や歴史的遺産を保護し活用しようという考え方ができて、「景観保護条例」をつくることになり、私も専門家や島の人びとと共に会議に加わったのである。野甫島に空港建設の話も持ち上がっている。実現すれば島人の期待することがらの一つが実現されることになる。自然と神々の居ます伊平屋島の新たな時代となることであろう。―2012年電子版あとがきよりー」「本書は伊平屋島に限りない思いを寄せる著者が、過去十年余にわたる調査をもとに書きおろしたものである。著者のあたたかい人柄と民俗学者としての眼が達意の文章と相俟って、行間ににじみ出る島の営みは読む者を魅了してやまない。(1986年当時のあとがきより)。」
  • 今はかわいいバンビーノ【新装版】【ペーパー付】
    4.4
    1巻768円 (税込)
    イタリアンレストランでバイトをしている大学生の茅は、ある日無口で無愛想な新人・外口の教育係に任命される。とっつきにくい態度に気後れする茅だったが、彼の仕事のミスをフォローしたことをきっかけに妙にシフトが被るようになったり、熱い視線を感じたり、さらには休日のお出かけに誘われるようもになって…?ノンケの茅は、尊敬を超えた外口の好意に戸惑い一度はお断りするのだが―――。表題作ほか、やさしさと愛に満ちたハートフル・ラブストーリー3編を収録。
  • 今、本田宗一郎ならどうする? 夢を実現し、自分を生かす成功法則
    -
    戦後、町工場から世界のホンダに育て上げたモノづくりの超人経営者、本田宗一郎はその型破りな生き方でも知られるが、発想法や考え方は驚くほどの先見性に満ちあふれていた。豊富なエピソードをまじえながら、つねに夢を抱き、夢を追い求め、夢を実現した宗一郎の熱きメッセージを明快に伝授する。

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  • 今もなお瞼に浮かぶ旅の断片
    -
    1巻1,232円 (税込)
    過去から今、半世紀を縦断する旅の記憶。 1970年代、世界は混沌に満ちていた。世界大戦の傷跡、憎悪と憤懣、新しい「若者」世代の喪失――。 過去から今、半世紀を縦断する旅の記憶。 東南アジア、インド、中東、アフリカ、ヨーロッパ......。日本と世界は何が違うのか。 人に安住の地はあるのか。 軍が進駐した地域や国では日常の、ごくありふれた出会いの中に、かつての痕跡が水泡のようにポッカリ浮上することがある。戦争を知らない世代だと、いくら無垢を装おうとも歴史や民族の束縛から決して逃れることはできない。それでも人間というのは、性懲りもなく根っこのところで、辻褄の合わない齟齬だらけのものにすがって生きていかなければならないのかもしれない。

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  • イミテーション・ロマンス
    -
    智紀が両親のどちらにも似ていないせいで、不協和音に満ちる稲森家。なかでも憧れの兄・和志がよそよそしくなってしまったことが、何より智紀の心を塞いでいた。大学一年生の夏、智紀の出生の秘密が明かされて家族の断絶は決定的に。しかし、留学を終え駆けつけた和志は「嫌ってなどいない」とまっすぐに告げ、さらには智紀を強く抱きしめて……!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • イメージを読む
    -
    絵画は美しいのみならず、描かれた時代の思想・宗教観を密かに映し出している。ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』、デューラーの『メレンコリア』、ジョルジョーネの『テンペスタ(嵐)』。世界の名画のなかでもとくに謎に満ちたこれらの作品から、絵画の隠された謎をさぐる。画家が本当に描きたかったのは何か、何に託してその意図を伝えたか? 美術研究の成果を存分に駆使しながら、絵画に描かれた思想や意味を鮮やかに読み解くスリリングで楽しい美術史入門。
  • 妹 1
    完結

    -
    両親の死から三年―。二人の義兄妹、あかねと慎平が始めた新生活は、妹を想う慎平の愛情に満ちていた。苦しいながらも、妹のために孤軍奮闘する兄の姿に、いつしかあかねは、つまずきながらも、家族の温かさと、絆の深さを感じ始める…。
  • 妹は秘密の花嫁
    -
    義兄への憧れが弾けた一夜に、小さな奇跡が舞い降りて……。 最後にひと目、義兄コンスタンティンに会って別れを告げよう。 身重のジェニーはそう決めて、継父の追悼会に出席した。 彼女が9歳のとき、実母がコンスタンティンの父と再婚して以来、ずっと優しかった義兄。友情はやがて片想いへと変わっていった。 ところが3カ月前、ジェニーに思いがけない奇跡が起きた。 コンスタンティンに誘惑されて純潔を捧げ、身ごもったのだ。 でも、彼には婚約者がいる──この子を守れるのは私だけ……。 悩む彼女にコンスタンティンが放ったのは、耳を疑う宣言だった。 「婚約は破棄した。愛はないが、代わりにきみと結婚する」 ■斬新なアイデアに満ちた作品が人気のジャッキー・アシェンデン。『消えた初恋と十五年愛』の関連作となる、義理の兄と妹の切ないロマンスをお楽しみください。愛のない結婚生活のさなか、ヒロインは偶然、ヒーローの秘密の部屋に立ち入ってしまい……。
  • イモムシ偏愛記
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    中学3年生の凪が出会った嘉世子は、大好きなアイドル・ヒカルのおばあちゃんだった。嘉世子の家に招かれ、広大な庭に圧倒されていると、なんとイモムシの世話を託されることに! ヒカルに近づくためしぶしぶ引き受けるが、いつの間にか不思議な愛らしさといじらしさに満ちたイモムシに魅了されてゆく。しかしそんな穏やかな日々に不穏な影が忍び寄り……。多感な少女の心の成長を描く、爽やかでほろ苦い青春ストーリー。
  • いやしい鳥
    3.5
    だんだんと鳥に変身していく男をめぐる惨劇、幼い頃に母親を恐竜に喰われたトラウマ、あまりにもバイオレントな胡蝶蘭……グロテスクで残酷で、やさしい愛と奇想に満ちた、芥川賞作家のデビュー作!
  • 西表島に生きる―おばあちゃんの自然生活誌―
    -
    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。 本書は編集者である安渓遊地(京都大学理学博士)、貴子(広島大学理学博士)夫妻が1974年から18年かけて、問わず語りの形で聞くことができた山田雪子さんという、西表島のひとりの女性の暮しの記録である。 雪子さんは1999年1月25日老衰のため死去。92歳であった。雪子さんの語りには、大自然の中で暮してきた人たちのシマへの愛着と、子孫の代のことを考えながら生きていくという教えがこめられている。地域に根を降ろして生きてきた人のなにげない語りに、私たちは未来につなげるべき多くのことを学ぶことができる。 本書は明治の末に網取村に生まれた山田雪子さんの生い立ち、そして西表島での暮しの智恵と生活の技術の記録で構成されている。イリオモテヤマネコで有名になった西表島は、どの季節に訪れても緑あふれる島。その自然に注目して「最後の秘境・原始の島」ともてはやされることも多い。しかしそこには、独自の文化と言語をはぐくんできた人々の暮しがあり、山の幸・海の幸・川の幸を活かし、その自然のめぐみに生かされてきた島びとの長い歴史がある。その歴史の中から、神がみにささげる歌と踊りをもつ多くの祭りが生まれ、何度も通うほどに、人と自然と神がみの共存が実感されてくる不思議な魅力をもった島である。  南の島の自然のただ中に生きてきた人々の暮しはどんなものか。西表島の西南部の網取(あみとり)村での、自然にとけこんだ生活の中からうみだされた暮しの智恵と生活の技術を、山田雪子さんが語る。自然のめぐみを大切にする生活の教科書となる1冊が電子書籍として復刻。 「四季を通して緑あふれる西表島に生きる人びとは、昔からその豊かな大自然と共に生きて行く暮らしの知恵を伝えてきました。つつましい祈りに満ちたその世界を、一人の女が食と料理を中心に語りつくします。生き物の暮らしと人間の暮らしに魅せられた編者夫妻の『わが故郷』シリーズ第3弾。「いま自然と共に生きるため」の知恵と技術を満載した手引書(1992年当時の作品紹介文より)。」
  • 医療にたかるな
    4.2
    あらゆる「敵」を名指しして、例外も聖域もなく徹底的に叩く――地域医療の最前線でたたかう医師が、医療にたかる「恥知らずな人々」に宣戦布告! 弱者のふりをして医療費をムダ遣いする高齢者、医療ミスを捏造するマスコミ……この国の未来を喰いものにする「甘え」と「ごまかし」の構造を容赦なく斬る。不満だけを訴えて、自らの手で健康と安心を守ることを忘れた日本人に贈る、過激かつ愛に満ちた処方箋。
  • イルカは笑う
    3.8
    時に、二一九五年、日本は倒産しました――すべてのSFファンに捧ぐ「ガラスの地球を救え!」、最後の地球人がイルカと出会う表題作他、笑いと脱力、まさかの感動に満ちた十二の名短篇。日本よ、これが小説だ。
  • いろ・いろ 色覚と進化のひみつ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「色の見え方」を通して考えよう、わたしとあなたの多様性。 わたしたちが感じるさまざまな色は、目と脳のはたらきで、頭の中にできるものです。だから、人によって見え方はいろいろです。たとえば、多くの人にとってはっきり違って見える「赤と緑」が、「近い色」に見える人たちがいます。100人のうち、数人が持っている特別な見え方です。この絵本では、わたしたちの色の見え方がどのようにできたのか、恐竜時代にさかのぼり、進化の歴史から振り返って見ていきます。 さあ、色の見え方のふしぎな世界をいっしょに探検しましょう! この世に生きるすべての子どもと大人に伝えたい、 色覚と進化の驚きとふしぎに満ちたひみつ! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • いろけ満貫1
    -
    裸で寝ていて、家賃を取りに来た大家のお婆さんに犯されてしまった(?)貫満。ところがアソコの形が麻雀牌の一つに見え、それがツキ牌になる事を発見する。二度目はソープ嬢のアソコで決めた牌でも大当たり。しかし一定時間過ぎてしまうと、ツキも消える事が判った。新しいツキを仕込むために、貫の女漁りが始まる。セックスと麻雀の結びついた貫満の、エロスと爆笑に満ちた人生模様!「第1話 くそーヅキの巻」以下「第2話 その日のアレは□中だった」「第3話 三色同喰いの巻」「第4話 ベッドで指南の巻」「第5話 オカマ八目の巻」「第6話 百の説法屁一つの巻」「第7話 ポーカー麻雀の巻」「第8話 ツキたくないときツイちゃって」を収録。
  • 彩無き世界のノスタルジア
    3.6
    過去を捨て、裏社会で生きる「交渉屋」のキダ。キダに仕事を発注、交渉時に使用する銃器や爆発物を調達するなど、表向きの輸入代行業とは別に裏稼業を営む会社「川端洋行」に、ある日両親を殺されたという少女・彩葉(いろは)が訪れる。その子の世話を押し付けられたキダは彩葉を匿うことになり、奇妙な共同生活がスタートする。彩葉と暮らすうち、孤独に暮らしていたキダの世界に鮮やかな色が満ちていく。しかし、その裏で蠢く影が、次第にキダを飲み込もうとしていた。やがて明らかになる彩葉の真実とは――。『名も無き世界のエンドロール』の結末から五年後、切なく忘れがたい「企み」の物語。
  • 色のコードを読む
    3.3
    色は、私たちの脳と宇宙が出会う場所だ。 ──パウル・クレー 青と黒? 白と金? ネット上で大論争を呼んだ「あのドレス」のように あなたの見ていた「色」が一変する! 目からウロコのサイドストーリーが満載の、 たのしい色の文化誌 私たちは日々、色に囲まれて過ごしています。その日に履く靴、運転する車、壁に飾った好きな絵にいたるまで、あらゆるものには「色」があり、その根底には「意味」があります。色は「見るもの」というだけではなく、「考えるもの」でもあるのです。 また、「色」を考えることは、私たち「人間」について考えることでもあります。なぜ虹が7色なのか、なぜ白いドレスをまとうのか、なぜ革命は赤なのか、なぜプリンスは紫を愛したのか……。色は、個人のパーソナリティはもちろん、政治にも影響を与え、歴史を動かしていると言えるでしょう。 本書は、そんな発見に満ちた「色」に関わるさまざまなことを、感情、芸術、歴史、宗教、科学、医学、政治、ポップカルチャー等々、多様な側面からひもときながら、その背景にある秘密を解き明かしていきます。 私たちの身のまわりにあるさまざまなものがなぜこの色をしているのか、明日の重要なミーティングには何色の服を着ていけばいいのか、今描いている絵の人物の髪の色は何色が最適なのか。この本には、そうした私たちの日々の疑問や迷いを解決するヒントが、たくさん詰まっています。 明日誰かに話したくなるトリビアと、誰かに何かを伝えたいときにきっと役立つ知識が満載の、読んで楽しく見ても楽しい一冊! ☆ かつてピンクは男の子の色だった? ☆ 緑を「嫉妬」の代名詞にしたのはシェイクスピアだった? ☆ 英国紳士は茶色の靴を敬遠する? ☆ 画家のモネは新鮮な空気を描くのに必ずスミレ色を使った? ☆ 詩人ホメロスが見ていた海は「青」ではなかった? ☆ 「雲のダンサー」「象の息」という色名からどんな色を想像する? ……などなど、気になる雑学が目白押し!
  • いろんな気持ちが本当の気持ち
    4.2
    2011年デビュー10周年を迎えた著者の、創作の原点がわかる、第一エッセイ集。じたばたと考え、小説を書き、小説を読み、記憶をさぐり、そして日常を送る……。世界のなにに注目し、それをどう描いていくのか。新鮮な驚きと独特のこだわりに満ちた、長嶋有ワールドは、どんなに短いエッセイでも健在。文庫化にあたり、書き下ろしエッセイを追加。
  • 「違和感」の日本史
    3.7
    1巻968円 (税込)
    中世から近代までの通説に 「そんなバカな! 」 人気歴史学者が“威勢のいい学説”を疑う ●江戸期の鎖国は噓? ●秀忠が天皇に激怒? ●信長は英雄ではない? 島国であることが歴史の形成に大きな影響を与えた。 だからこそ、外交を考えることがとりわけ重要になります。 ぼくが「江戸時代の日本は鎖国していなかった」とする 最近の近世史の解釈に執拗に疑いをもち、 批判せざるを得ない理由がそこにあるのです。(本書より) 歴史は疑問に満ちている 〈主な内容〉 第1章 江戸時代に鎖国はなかったのか 第2章 2代将軍が天皇に激怒の「違和感」 第3章 信長の「天下」とは京都周辺だけか 第4章 なぜ西郷どんは大隈重信を嫌うのか 第5章 「男と女」の立ち位置の行方 第6章 天皇をめぐる歴史の謎 第7章 夏目漱石のワケありな門人たち 第8章 人物を語らない歴史研究でいいのか
  • いわさきちひろの絵と心
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 やさしさとは、何だろう。弱さの裏返しとしてのやさしさではなく、世の辛酸を知りぬいて、なおやさしく強く生きることはすばらしい。多くの人に愛されてきた画家・いわさきちひろの絵には、限りない奥行きと魅力に満ちたやさしさがあるという。その美しい人と芸術を、今、遺された子が熱情をもって語る。
  • いわて星日和【HOPPAライブラリー】
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    ダウン症の娘とともに札幌から岩手県一戸町に移住したハハが、豊かな自然と温かな人びとに囲まれた「驚き」と「不思議」に満ちた暮らしを綴った、イーハトーブな移住エッセイ。

    試し読み

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  • イングランド・イングランド
    3.0
    ブッカー賞受賞作家が描くテーマパーク・イングランド。そこにはウェストミンスター寺院、ガーデニング、ロビン・フッド、紅茶、シェイクスピア、生ぬるいビール、ハロッズ、王室までもがある。そんなプロジェクトに参加したマーサだったが。レプリカが本物を凌駕するのか。アイロニーと風刺に満ちた傑作!/解説=古川日出男
  • insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力
    4.2
    佐渡島庸平さん(株式会社コルク代表取締役)推薦! 「汝自身を知れ。自分自身を理解できない存在だと考え、理解しようと努め続けている人こそがプロフェッショナルだ」 成功と失敗を左右する、最も重要なのに最も見逃されている要素、「自分を知る力」 仕事での成果や良好な人間関係、そのカギは「自己認識」にある。 しかし、多くの人は思い込みにとらわれ、自分の可能性を狭めてしまっている。 ビジネス界でも活躍する組織心理学者が膨大な先行研究と自身の研究・実践から、 自己認識の構造を理論的に解明し、 思い込みを乗り越え、より深く自分を知るための方法を伝える。 複数の賞を受賞! Strategy+Business誌ベストビジネスブック2017選出 Business Insider誌ベストビジネスブック2017選出 各界のプロフェッショナルも大絶賛!! 「自己認識、内省、および自分と向き合う方法に対する世間の考えは、 基本的に間違っていて役に立たない。 そうした情報を信じて、私生活でも仕事でも好ましくない行動を続けてしまう人が多い。 自身の経験と膨大なリサーチをもとに、ユーリックは真のインサイトにいたる方法、 つまり自分自身を変え、仕事で関わる周りとの関係を変革する方法を明らかにする」 エド・キャットムル(ピクサー・アニメーション・スタジオ共同創設者、『ピクサー流 創造するちから』著者) 「自分が駆け出しの頃に欲しかった一冊であり、 人格や職業上での成功の基盤となる自己認識を高めたいと願うすべての人びとにお勧めしたい一冊だ。 まさしくインサイトに満ちている!」 アラン・ムラーリー(フォード・モーター・カンパニーの元CEO) 「単なる一過性のスキル・ノウハウ本ではない。 根底から自己認識の大切さを紐解き、誰もが一生をかけて、 本気で向き合っていかなければならい自己を知るためのガイドラインとなっている」 中竹竜二(本書監訳者、株式会社チームボックス代表取締役、日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター) 目次 第1章 二一世紀のメタスキル <第1部 基礎と障壁> 第2章 自己認識の解剖学―インサイトを支える七つの柱 第3章 ブラインドスポット―インサイトを妨げる目に見えない心のなかの障壁 第4章 自分教というカルト―インサイトを阻む恐ろしい社会的障壁 <第2部 内的自己認識―迷信と真実> 第5章 「考える」=「知る」ではない―内省をめぐる四つの間違った考え 第6章 本当に活用可能な内的自己認識ツール <第3部 外的自己認識―迷信と真実> 第7章 めったに耳にしない真実―鏡からプリズムへ 第8章 予想外の厳しいフィードバックを受け止め、向き合い、行動に移す <第4部 より広い視点> 第9章 リーダーがチームと組織の自己認識を高める方法 第10章 思い込みにとらわれた世界で生き抜き成長する 巻末資料 謝辞 原注 監訳者あとがき(中竹竜二)
  • インサイド・ワールド
    -
    エスケープ×エスケープ。 僕は、悪意に満ちたその世界から、彼女の内なる世界へと迷い込んだ。夢と希望で形作られた欺瞞の世界を破滅に追いやるために。 言ってやるんだ。 ざまあみろ、そしてごめんなさいって。 冬のプレハブ小屋で出会った彼女。 黒髪ロングで、とても薄着で此処にはいない向こう側の女の子だった。 もうすぐ、世界が終わってしまうかも。そんなときに、ふたりは出会い、ことばを交した…。 第5回電撃hp短編小説賞「大賞」受賞作。
  • インスタグラム:野望の果ての真実
    3.9
    ★発売即重版決定! ★世界のビジネス書の頂点 「フィナンシャルタイムズ&マッキンゼー BUSINESS BOOK OF THE YEAR 2020」受賞 ★名だたるメディアの「年間ベストブック賞」を総なめ! (エコノミスト誌、フィナンシャルタイムズ紙、 フォーチュン誌、Inc誌、NPR、 etc……) ★21か国で続々刊行! 注目のビジネス・ノンフィクション、待望の日本語版 ビジネスと「美意識」は両立できるか? 世界に「善きもの」をもたらしながら、事業を圧倒的に成長(グロース)させる術はあるのか? そして、「幸せな仕事人生」はどうすれば実現するのだろうか――? 親会社フェイスブックの傘下でもがいたインスタグラム創業者の、理想と裏切りと決断、そして希望――。 200%の共感に満ちた、教訓満載のビジネス・ノンフィクションの最高峰。 「写真の共有」というシンプルなコンセプトで生活・文化・ビジネスに革命を起こしたSNS、インスタグラム。社員数わずか13人だった同社は2012年、前代未聞の10億ドル(1100億円)でフェイスブックに買収される。その後、全世界ユーザー数は10億人(日本国内3300万人)を突破。 だがフェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグの野望、そして決定的なビジョンのズレにより、その内側は想像を超えたカオスに満ちている。 共同創業者ケビン・シストロムは何を追い求め、ケタ外れの重圧にどう対峙し……そして、どう「敗北」したのか? われわれにとっての最大の教訓とは? 苦難に立ち向かうすべてのビジネスパーソンに贈る、教訓満載のビジネス・ノンフィクション。
  • インディヴィジュアル・プロジェクション
    -
    1巻385円 (税込)
    最後の一文字に驚愕する、知的スリルに満ちた現代文学の金字塔。渋谷で映写技師として働くオヌマは、かつてスパイ養成塾に在籍していた。オヌマの日記から伝えられる、プルトニウム爆弾を巡るヤクザとの攻防や、その撮影フィルムの存在……次第に気味悪く変調する日記は、一体何を明かすのか?
  • インドな日々 1巻
    4.2
    1~4巻720~740円 (税込)
    毎年インドへと旅立ち、 インド人のダンナを持つ、 インド大好きマンガ家・流水りんこの、 笑いと驚きに満ちたインド旅行を描いたエッセイコミック!書き下ろしエッセイや旅行スナップも満載!
  • インド綿の服
    4.7
    「足柄山からこんにちは」――自然に囲まれて暮らす一家の様子を、長女はユーモアあふれる楽しい手紙で知らせてくれる。山の豊かな四季。そこで営まれる若さと活力に満ちた生活。その便りは“私たち”に大きな喜びを与えてくれる。表題作をはじめ「楽しき農婦」「足柄山の春」など、家族の愛の交流を描く足柄山シリーズ6篇。
  • インド洋 日本の気候を支配する謎の大海
    3.7
    インド洋を抜きにして、地球を語ることはできない! 大陸移動から気候変動、生命の起源まで──。 世界第3位の巨海から、この惑星のダイナミズムが見えてくる! 海洋と大気と大陸が連動するおどろきのメカニズム! 日本に過酷な異常気象をもたらす、インド洋独自の大気海洋現象「ダイポールモード」とは何か? ソマリア海賊も怖じ気づく季節風「ヒッパロスの風」はなぜ生じる? 三つの海底山脈が交差する「ロドリゲス三重点」特有の生き物とは? 巨大火山と地震の巣をもつ「日本列島のふたご」が存在していた! 驚きと謎に満ちた「第三の大洋」の全貌を解き明かす。 ロングセラー『日本海 その深層で起こっていること』『太平洋 その深層で起こっていること』著者による、海洋科学ミステリー第3弾。 【もくじ】 第1章 インド洋とはどのような海か──二つの巨眼と一本槍をもつ特異なその「かたち」 第2章 「ロドリゲス三重点」を狙え!──インド洋初の熱水噴出口の発見 第3章 「ヒッパロスの風」を読む──大気と海洋のダイナミズム 第4章 インド洋に存在する「日本のふたご」──巨大地震と火山噴火 第5章 インド洋を彩るふしぎな生きものたち──磁石に吸いつく巻き貝からシーラカンスまで 第6章 「海のシルクロード」を科学する──その直下にひそむ謎の海底火山とは?
  • インナー・エンジニアリング
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    内なるエネルギーでいかに身体・心を最適化するか NYタイムズベストセラー!世界39か国翻訳の名著 インドで最も影響力ある50人の1人に選出―― 現代最高峰のグルが古典ヨガの科学を今に蘇らせる! 「自己変革」成就への究極の実践プログラム ☆今こそ“絶対幸福への道”を歩きだそう 「グルとしての私には、人に教える教義も、 布教する哲学も、広める信念もない。 なぜなら人間の悩みは自己変革でしか解決しないからだ。 自己変革とは、段階的に起こる自己改善のことではない。 またモラルや倫理、態度を変えることによってできるものでもない。 自己変革は『限界がない本当の自分自身』を 本当の意味で理解することによって達成できるのだ。 自己変革を成就すれば古い自分は残らない。 人生の見方や体験のしかたが 今までとは違う次元にシフトしてしまうのである。 これを理解することがヨガだ。 これを体現するのがヨギであり、 この方向へ人を導くのがグルである。 この本での私の目的は、 読者が常にジョイを手にするように手助けすることだ。 したがって、この本は説法ではなく科学を述べている。 教えではなくテクノロジーである。 教訓ではなく道を示した。 今こそ、この科学の世界を探索し、 このテクノロジーを活用して歩きだそう」 (本文より) ☆いま世界中で氾濫する 危険かつ間違った方向へ人々を導く教え 「この瞬間に生きる」 意識が今この瞬間以外に飛ぶことなどあり得ない。 過去(記憶)や未来(想像力)がもたらすものは マインドが管理すればいいだけのこと 「一時に一事を」 マインドは一度に幾つもの違うレベル活動をこなす 多次元の能力を持つ驚異的な機械。 活用しなければその能力を無駄にしてしまう 「ポジティブ・シンキング」 自信や楽観には本質的に限界がある。 現実を否定したり現実から目をそらしたりすることは 偏った人生観を持つことになる 「宇宙は愛でできている」 愛は人間のひとつの可能性。学びたいのなら、 犬は愛に満ちている。子どもじみた哲学は、 「この世の存在は人間が中心」という考えに基づいている ☆本書への推薦の言葉 サドグルの洞察と教えが凝縮した魅力的な書。 準備が整っているなら、本書は「知性」を 目覚めさせるためのツールとなる。 宇宙の叡智を反映する、究極かつ至上の能力である 「内なる知性」を。 ―ディーパック・チョプラ 医学博士・統合医療/ウェルネス /ウェルビーイング分野の世界的第一人者 この書では、彼自身の人生と意識を 変革することになる体験、そして深い洞察が語られている。 さらに、著者にインスピレーションを与え続けている ヨガマスターたちの尊い教えを基に、 時を経て磨かれてきた自己変革のための 実践的プログラムを提供する。 ―ケン・ロビンソン卿 教育学者・作家 サドグルのジョイについての知的理解、 漲る生への横溢、強い好奇心と 知識の深さと広さに感銘を受けた。 彼の本は、驚き、畏敬の念、 そして知的挑戦に満ちている。 自己変革を求める全ての人に薦めたい。 ―マーク・ハイマン 医学博士・ ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家

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  • インビジブル・インフルエンス 決断させる力 あらゆる行動を方向づける影響力の科学
    3.8
    お昼のレストラン選びから選挙の投票まで、人生とは小さな選択の連続だ。だがその選択のほとんどが、実は周囲からの社会的影響力によるとしたら? 実はあなた自身も気づかぬまま影響(インビジブル・インフルエンス) を受けているのだとしたら? 意識しないうちに、人と人とのかかわりは、私たちの人となりと行動をたえず方向づけている。 本書は、この社会的影響力という行動を方向づける隠れた要因をあきらかにする。いわば決断のメカニズムに精通するための内容である。よい人間関係づくり、部下のモチベーション向上、マーケティング戦略など、あらゆる問題解決に生かせるアイディアが詰まっている。 「『インビジブル・インフルエンス』は、ビジネス・心理学・社会科学の研究と考え方を統合することで、個人の選択の背景にある「見えない影響力」に焦点を当てている。社会的影響力がどのように作用するかを理解すれば、状況に応じてそれを避けたり、逆に利用できるようにもなる」――『ニューヨーク・タイムズ』 「J.K.ローリングの新刊の売れ行きからウェイターの注文の取り方まで、意思決定を左右する見えない力を論じている」――『ファイナンシャル・タイムズ』 「集団の心理を複雑に辿っていくその手腕は、見事の一言に尽きる」――『ワシントン・ポスト』 「『インビジブル・インフルエンス』は、豊富な情報量であり、かつ気楽に読める、ビジネス書としてたぐいまれな一冊と言える」――『フォーチュン』 「本書が魅力的であるのは、人の決断にかかわるミステリアスな仕組みを、具体的に見せてくれる点にある」――『パブリッシャーズ・ウィークリー』 「前著同様、ジョーナは魅力的な結論とともに、私達を物事の深層まで我々を誘います。『インビジブル・インフルエンス』は、我々がこの世の中で、人々や周囲の環境をどのように見ているか、その考え方を根本から変える力を持った本です」――アリアナ・ハフィントン(『ハフィントン・ポスト』 創始者) 「周囲に影響を与えたい、スマートな決断をしたい、あるいは単に人間の行動の謎に迫りたい……本書は、その要求に応えてくれる。素晴らしく、洞察に満ちた内容だ」――トニー・シェイ(ザッポス CEO) 「ジョーナは見えない影響力の覆いを取り除き、人の行動にまつわる謎を解き明かしている」――ロバート・チャルディーニ(『影響力の武器』シリーズ 著者) 「あなたの行動がどのように影響力に左右されているか知りたければ、ジョーナの最新刊『インビジブル・インフルエンス』がうってつけです。思考を刺激する研究結果、印象的なエピソード、そして優れた洞察。素晴らしい読書体験です」――ウィリアム・ユーリー(『ハーバード式交渉術』著者) 「バーガーが今度書き上げたのは、世の中をどのように見ていくか、そのアイディアやツールに満ちた、実に魅力的な本だ」――チャールズ・デュヒッグ『習慣の力 The Power of habit』著者) 「本書を読み始めるとすぐに、自分自身や周囲への見方が変わる事でしょう。啓発的で、実に魅力的です」――エイミー・カディ(『パワーポーズが最高の自分をつくる』著者) 「ジョーナは最もイノベーティブな心理学者として、精力的に出版を続けている。その主張は、我々の直感と異なる刺激的なものであるだけでなく、プラクティカルかつプラグマティックに言い表されている。彼の書いたものなら何でも読みたいし、それを活用したいと思っている」――ライアン・ホリデイ(『グロースハッカー』著者)

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  • インビンシブル・アイアンマン:リブート
    4.0
    天才にして億万長者、トニー・スタークが新アーマーを発明!? 新しい出会いと新しい目的に導かれて、トニー・スタークは人生を再定義するであろう試練に挑む。マーベル・ユニバースを揺るがした“シークレット・ウォーズ”を経て、アイアンマンが得た驚くべき協力者とは……? さらに、彼の前に旧敵マダム・マスクが現れる! 苦悶するホイットニー・フロストはいままでになく危険で、怨恨に満ちている。衝撃に満ちた物語が、全身を包む驚異の装甲の限界を試そうとしていた。 新たな仲間を得て、天才にして億万長者、そして慈善家の遊び人がスーパースターへの階段をまた一歩上る! ●収録作品● 『INVINCIBLE IRONMAN(2015)』 #1-5 ©2021 MARVEL
  • 淫婦お伝(単話版)<まんがグリム童話 昭和の淫らな風習>
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    「今日は大股開きで縛ってやろう、お伝のアソコがよく見えるように」 変態の叔父に嬲られた地獄の少女時代! 稀代の悪女と呼ばれたお伝の愛欲に満ちた一代記! 淫靡な女たちの激動人生を描く! ※この作品は「まんがグリム童話 昭和の淫らな風習」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
  • インフルエンサー 行動変化を生み出す影響力
    -
    インフルエンサーこそが真のリーダー 本書では、ムハマド・ユヌス氏のグラミン銀行起業をはじめ、エイズやギニア虫症の爆発的感染の鎮静化など数多くのエピソードが紹介される。 たとえば、心理学者のスタンレー・ミルグラムの“拷問”実験の話では、残虐性とは関係なく「他人への攻撃をやめられない」人間の性質が描かれる。 企業はじめあらゆる組織のリーダー必読の書といえるだろう。2008年の米国初版は『インフルエンサー』という言葉を広め、定着させた名著。 本書への賛辞 「これはまさに現代の古典だ! 人や職場を変えたいときも、あなた自身を変えたいときも、この本が頼りになる」、スティーブン・R・コヴィー(『7つの習慣』著者) 「人の心と行動に変化を与える影響力を身につけてこそ、アイデアで世界を変えることができる。世界を変える必要があるなら、本書をひもとこう。人を変え、勇気づけるための実践的方法を教えてくれるはずだ」、ムハマド・ユヌス(ノーベル平和賞受賞者) 「人間の行動を変えることは、経営者にとっていちばんの難問だ。本書は人に持続的な変化をもたらすための強力なヒントに満ちている」、シドニー・トーレル(イーライリリー・アンド・カンパニーCEO) 目次 第I部 変化を促す新たな方法 第1章 リーダーシップとは影響力 共通項/影響力の不足/インフルエンサーを探して 第2章 影響力の三つのカギ キー1.目標を定めて成果を測定する/キー2.きわめて重要な行動を見つける/キー3.六つの影響要素をすべて活用する 第3章 きわめて重要な行動を探す 国王誕生日のプレゼント/ミミが指摘した方法/フォーカスを合わせ続ける/きわめて重要な行動を見つける/成果を確かめる/まとめ 第II部 六つの影響要素を活用する 六つの影響要素をマスターする/六つすべての影響要素を活用する 第4章 嫌いなことを好きにさせる―個人的意欲 火曜日の午後、ディランシー・ストリートで/苦痛を喜びに変える/方法一.自分で選択させる/方法二.自ら体験させる/方法三.有意義なストーリーを語る/方法四.ゲームにする/まとめ:個人的意欲 第5章 不可能を可能にする―個人的能力 誰にでも希望はある/意志の強さはスキルだ/能力は訓練のたまもの/複雑な技術を完成させる/感情コントロールの技術を身に付ける/脳のスイッチを入れる/まとめ:個人的能力 第6章 励ましを与える―社会的意欲 巨大な力/一人の力/まとめ:社会的意欲 第7章 援助を与える―社会的能力 ノーベル賞受賞者の教訓/ソーシャル・キャピタルの力を使う/支援によってソーシャル・キャピタルを築く/まとめ:社会的能力 第8章 賞罰を与える―組織的意欲 「報奨」を使うのは三番目にする/インセンティブを賢く使う/罰はあってもなくてもメッセージとして作用する。だから賢く使おう/まとめ:組織的意欲 第9章 環境を変える―組織的能力 魚はなかなか水に気づかない/「物」の影響を意識する/見えないものを見えるようにする/データの流れに気を配る/空間(スペース):最後のフロンティア/簡単にする/やるしかない状況に追い込む/まとめ:組織的能力 第10章 インフルエンサーになる あなたにできること/小出しと本気の努力は違う/処方する前に診断する/影響要素を付け加える/コミュニティーに加わる
  • インペリアルバスケット 1
    完結
    2.0
    経済学×バスケットボール=新感覚スポーツコミック登場! 弱小プロバスケチーム「埼玉ブルオンズ」! 球団経営も赤字続きで、チームは売却の危機に。その再建に向けてGMに就任したのは、なんと経済学者だった! 風変わりで自信に満ちた彼の指揮のもと、最強のチームに挑むブルオンズだが…!?
  • 陰謀の日本近現代史
    4.1
    必敗の対米開戦を決定づけた「空白の一日」、ルーズベルトが日本に仕掛けた「罠」、大杉栄殺害の真犯人、瀬島龍三が握りつぶした極秘電報の中身──。歴史は陰謀に満ちている。あの戦争を中心に、明治以降の重大事件の裏面と人物の命運を検証し、真実を明らかに。
  • 淫夢鏡・ナルシス×ナルシス~ギリシャ神話「ナルキッソス」より~
    完結
    -
    全1巻132円 (税込)
    男娼ヴィートは、貴族のエウジェーニオに買われ、豪奢な館を訪れる。水仙で埋め尽くされた部屋には、妖しげなバスタブが水鏡を作り出す。狂気に満ちたエウジェーニオがヴィートに強要する、妖しくも淫靡、エロティックなプレイとは…?ギリシャ神話の「ナルキッソス」を大胆に翻案! エロスで耽美な世界が繰り広げられる、大人気イラストレーターによる電子書籍向け描き下ろし作品!!
  • インヴィンシブル
    4.3
    《レギスⅢへの着陸完了。サブ=デルタ92型砂漠惑星。われわれは第二手順に則ってエヴァナ大陸の赤道地帯へ上陸する》この通信から40時間後、まったく意味をなさない奇妙な音声を伝えてきたのを最後に消息を絶ったコンドル号を捜索するため、二等巡洋艦インヴィンシブル号は琴座の惑星レギスⅢに降り立った。そこは見わたす限りの広大な大地に生命の気配のない、赤茶けた灰色の空間であった。やがて、偵察のために投入された撮影衛星が人工的な構造物をとらえ、探索隊が写真が示す地点へと向かう。たどり着いたのは、奇怪な形状を有し廃墟と化した《都市》であった。《都市》の内部へと足を踏み入れ、調査を進める探索隊であったが、そこにコンドル号発見の知らせがもたらされる。急ぎ現地に向かった一行が目にしたのは、あたり一面に物と人骨が散乱し、砂漠にめり込んでそそり立つ、変わりはてたコンドル号の姿であった。謎に満ちたこの惑星でいったい何が起こったのか!?――『エデン』『ソラリス』からつらなるファースト・コンタクト三部作の傑作のポーランド語原典からの新訳。

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  • イヴたちの白い月
    -
    1巻330円 (税込)
    女性患者が病気よりも心に抱えている重いもの……その押し潰されるような苦しみから救いたい!高橋素子が描く感動のメディカル・ストーリー。多額の借金を背負い、南青山のビルの一室に女性のためのクリニックを開設した平木麻子(ひらき・あさこ)。開業したものの、患者は月数名、用意した運転資金が尽きることを危惧した麻子は営業を始める。なかなか成果があがらないが、ついに営業した近都百貨店から、大野咲子(おおの・さきこ)が、麻子の元を訪ねてきた。咲子は体型の変化、強くなった疲労感、頭痛と吐き気、そして止まった生理を訴えるのだが、麻子には咲子がずっと何かに怒っているように感じられた……。表題作の他、妊娠をめぐる立場の違う医師の姿を描いた「潮の満ちを待って」を収録。
  • イヴの誘惑〈ハリウッド・光と影I〉
    完結
    -
    艶やかな美貌で悪女を演じ“魔性の女”と呼ばれる女優タラ。たとえそれが真実でなくても女優なら夢を与えることも大切。でも、仲間にまで誤解されるのはたまらない!巡ってきたハリウッド主演女優のチャンス--。恋人役の人気俳優ピアスとの迫真に満ちた演技に鋭いまなざしを向ける、撮影監督ゲイジ。ハリウッド映画界に君臨するキングストン家の長男…。カメラ越しに見るタラの美しさに奔放なゴシップを重ね、弟ピアスを誘惑していると誤解する、ゲイジの態度を意識せずにはいられないタラ。やがて交わされる視線の中に隠された、互いの熱い想いに気づくタラ。そして、ゲイジも…。スキャンダルに翻弄される恋の行方は!?
  • イヴの誘惑〈ハリウッド・光と影Ⅰ〉【分冊】 1巻
    無料あり
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    艶やかな美貌で悪女を演じ"魔性の女"と呼ばれる女優タラ。たとえそれが真実でなくても女優なら夢を与えることも大切。でも、仲間にまで誤解されるのはたまらない! 巡ってきたハリウッド主演女優のチャンス――。 恋人役の人気俳優ピアスとの迫真に満ちた演技に鋭いまなざしを向ける、撮影監督ゲイジ。ハリウッド映画界に君臨するキングストン家の長男・・・。カメラ越しに見るタラの美しさに奔放なゴシップを重ね、弟ピアスを誘惑していると誤解する、ゲイジの態度を意識せずにはいられないタラ。やがて交わされる視線の中に隠された、互いの熱い想いに気づくタラ。そして、ゲイジも・・・。スキャンダルに翻弄される恋の行方は!?

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  • WILDERNESS AND RISK 荒ぶる自然と人間をめぐる10のエピソード
    3.4
    富と名声を求め、ビルの高さの大波に乗るサーファー。 火星の生命の謎を解くために、北米大陸でもっとも深い洞窟に潜るNASAの研究者。 生活のために命をかけてエベレストに登り、外国人が使う酸素ボンベを運ぶシェルパたち。 本能に突き動かされるままに、70歳近くになっても未踏ルートに挑みつづける老登山家……。 それぞれの理由を胸に、極限の自然に挑む人間たち。 荒ぶる自然と対峙したとき、彼らは何を考え、どう行動するのか? そして人間と自然の関係は、時代とともにどのように変わってきたのか? 『空へ―「悪夢のエヴェレスト」1996年5月10日 』や『荒野へ』の著作で知られる、アメリカの人気ジャーナリスト、ジョン・クラカワーの、自然と人をめぐる10のエピソードを収録したエッセイ集。 ■内容 イントロダクション 第1話 マーク・フー、最後の波 第2話 火山の麓で暮らすということ 第3話 エベレストにおける死と怒り 第4話 火星への降下 第5話 転落のあとで 第6話 北極圏の扉 第7話 愛が彼らを殺した 第8話 穢れのない、光に満ちた場所 第9話 フレッド・ベッキーいまだ荒ぶる 第10話 苦しみを抱きしめて ■著者について 著 ジョン・クラカワー 1954年生まれ。シアトル在住のアウトドアライター、ジャーナリスト。 元登山家の経験を活かし、アウトドア関連のルポルタージュを中心に複数の著書を発表している。 巧みな構成と情感のある文章には定評があり、日本にも固定ファンを持つ。 ノンフィクション作家の角幡唯介も、もっとも影響を受けた作家としてクラカワーの名を挙げている。 翻訳 井上 大剛(いのうえ・ひろたか) 翻訳会社、出版社勤務を経て独立。 訳書に『インダストリーX.0』(日経BP) 『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』(共訳、KADOKAWA) 『初心にかえる入門書』(パンローリング) 『世界でいちばん高い山 世界でいちばん深い海』(パイインターナショナル)など。
  • WIND SOLDIER
    完結
    -
    二十四世紀の地球。世界を統括していた人工頭脳に人類が反逆して『変動期』となり、地上には小さな基地に残る生者と、地を埋め尽くす死者(ゾンビ)の戦いが続いていた。新人類のリリー、ケン、キラーは、それぞれの使命と運命を背負って、多くの生と死を体験していく…。宇宙の意志とは?地球とは?神もまた、時の旅人に過ぎないのか?独自のイマジネーションに満ちた、松久由宇ワールド。
  • ウェス・アンダーソン
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「映画を作るというのは、混沌を整頓しようとしながら、同時に新しい混沌を生み出してしまうことなのです」 ポップかつシニカル、そして大胆な脚本。キャッチーな色彩とディテールで構築されたセットや小道具の数々。精巧な構図とカメラ移動で生み出されるマジカルな空間演出。そしてひとクセもふたクセもありながら誰もが愛さずにはいられない登場人物たち……。日本国内のみならず世界中に熱狂的な信者を持つウェス・アンダーソン。この一人の芸術家をめぐり、最新作『フレンチ・ディスパッチ』を含むその全てを総括する評伝がついに刊行! 長編デビュー作『アンソニーのハッピー・モーテル』から『フレンチ・ディスパッチ』まで、素晴らしくも困惑に満ち、個性的かつ一点の汚れもないような10本の映画たちを監督したウェス・アンダーソン 。監督作品のその優れた作家性のみならず、ファッション、音楽、美術、など彼の作品をとりまくディテールは多くの人を魅了する。 本書では、長編監督作はもちろん、『ホテル・シュヴァリエ』『カステロ・カヴァルカンティ』といった短編全作をカバーし、さらには監督が影響を受けた人物や映画作品、プライベートな交友関係についても紹介。あますことなくウェス・アンダーソンの「人生」を詰め込んだ1 冊となっている。 我々がウェス・アンダーソンの作品に絶妙な親しみやすさを感じるのは、他の誰の映画とも違うというセンスの集積に他ならない。 コーデュロイのスーツやABC順に整頓された本棚、アート映画へのオマージュからアナグマに扮したビル・マーレイに至るまで、彼の映画は彼自身の人生の、そして人格の延長なのだ。 各作品の原点をたどり、インスピレーションの源を探り、どのような過程を経て作品が生まれているのか。多くの美しい場面写真やオフショットとともに、その知られざる神秘を紐解いていく。
  • ウェスカの結婚式
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ブリュッセルの王立音楽院に留学している長男が、エレーナというスペインのお嬢さんと、彼女の故郷ウェスカという田舎町で結婚するという。ユーモアとペーソスに満ちた父の心境を描出。
  • 上杉謙信 1巻
    完結
    -
    全2巻576円 (税込)
    波乱に満ちた怒濤の生涯を生き抜いた「才知溢れる若き武将・上杉謙信」の若き時代を描き上げた超大作戦国絵巻。
  • <上杉謙信と戦国時代>“義”の心で駆け抜けた 謙信の生涯
    -
    上杉謙信――越後の龍と称えられた男の生涯は、波乱に満ちていた。大人も持て余すほど腕白だった少年時代、骨肉の越後統一戦、そして、幾度も矛を交わらせた、武田信玄、北条氏康ら好敵手たち。“義”の猛将、謙信の誕生から死没まで徹底的に検証する。
  • ウエディング・ストーリー2010 愛は永遠に
    3.0
    ◆『小さな約束』(シャロン・サラ) リビーは恋人のサムに浮気を疑われ、ひどい喧嘩をした。サムに嫌われたと思い込んだ彼女は、妊娠していることを告げないまま彼の前から姿を消す。移住先で息子を産むと、リビーは花屋に勤めながら新しい人生をスタートさせた。だが八年後、悲劇が起きて……。 ◆『花嫁の帰る場所』(スーザン・ウィッグス)結婚式を一週間後に控えたイザベルは喜びに満ちていた。里親のもとで育った彼女にとって、婚約者の家族の一員になれることが何よりもうれしかったのだ。そんなとき、昔の恋人ダンがふいに現れる。元ロック歌手のダンは、話があると言って強引に彼女を船に乗せた。 ◆『運命のプロポーズ』(マーガレット・ウェイ)十九歳のナイリーは広大な農場を相続することになった。農場のある町に着くとすぐに、彼女はブラントと出会う。彼の圧倒的な魅力に恐怖を覚えながらも、ナイリーは運命のようなものを感じた。ブラントが農場を奪い取ろうとする大企業の後継者だとは知りもせず。 *本書に収録されている『小さな約束』、『運命のプロポーズ』は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 雨月奇譚1
    -
    時代は昭和初期。アヤカシが跋扈する魔都・神戸の北野町に事務所を構える『なんでも屋』の雨月了の回りには常に摩訶不思議な出来事が満ち溢れている。依頼はこの世ならざるものとの関わりが中心。めんどくさがりのくせに顔を突っ込む変人。気難し屋。タバコを手放すことができない。洋服の趣味はかなりブッ飛んでます。一話完結のショートストーリーで、徐々に舞台を神戸から広げていきます。

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  • 動く指
    3.8
    傷痍軍人のバートンが療養のために妹とその村に居を構えて間もなく、悪意と中傷に満ちた匿名の手紙が住民に無差別に届けられた。陰口、噂話、疑心暗鬼が村全体を覆い、やがて名士の夫人が服毒自殺を遂げた。不気味な匿名の手紙の背後に隠された事件の真相とは? ミス・マープルが若い二人の探偵指南役を務める。

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  • うさぎ装束
    完結
    3.6
    全1巻550円 (税込)
    もしも「心」が届くならこんな絵にして届けたい――。叙情と幻想に満ちた瑞々しい作品たち。兎になってしまった少年の話、石と石とが惹かれあう話、人間が大好きな神様の話、エトセトラエトセトラ…。心のゆらぎがつむぐ「不思議」を鮮やかなタッチで描き出す、釣巻和のコミック・イリュージョン!!
  • うしこのひみちゅ【豪華版】
    -
    誇り高きうしこお嬢さま。「お手」の所作も、とっても気品に満ち溢れている…!? わがままで、やりたい放題で、だけど可愛げも忘れない!それがうしこさまのすごいところ! 何も言わずに、仕草や視線で訴えかけてくることが、こんなにも愛おしいなんて…。 次はいったいどんな行動をとるんだろう…? 尊すぎるうしこお嬢さまのあれやこれやに、あなたも思わず釘づけ! そんな日々をお届けするのが、うしこのひ・み・ちゅ! ※この作品は『この世の中心はお猫さま【単行本版】』『うしこのひみちゅ』(ねことも2010年4月号~2017年10月号)を収録した豪華版になります。重複購入にはくれぐれもご注意ください。
  • 失われた一夜 テキサスの誘惑 I
    -
    私ったら、いったいどうしてしまったの?満ち足りた気分で目を覚ましたダニーは、裸でベッドに横たわっているのに気づいて愕然とした。長年のいがみ合いをお互いに改善しようと、数日前、ダニーは人気俳優のボーと一緒に海辺のこの別荘にやってきた。だが夕食の席で酒を飲み、そのあとの記憶はまったくないのだ。覚えているのは、ボーと愛を交わしたとぎれとぎれの記憶と、それがとてもすばらしいものだったということだけ。ダニーは思いをめぐらせ、浮かんできた情景の数々にいたたまれなくなってその場から走り去った。一夜の過ちが、思いがけない出来事の始まりになるとは想像もせずに。
  • 失われた絆 ある運命の物語 III
    -
    派遣会社からの紹介を受け、エリンは仕事の面接へと向かった。ある独身男性が、二歳の女の子のナニー子守りを探しているというのだ。一つだけ気がかりなのは、相手が年のいった地味な女性を探していること。きっと雇い主は、女性には興味のない堅物の男性に違いない。だが面接場所に着いたエリンを迎えたのは、とびきりセクシーなサムという男性の侮蔑に満ちた表情だった。「手違いがあったようだ。帰ってくれないか」そう冷ややかに言われ、エリンは思わず大胆な行動に出ていた。★『ある運命の物語』第三話です。エリンは、ひと目で引かれたサムの影のある表情が気にかかります。やがてその秘密が明らかになりますが……。★
  • 失われた30年 逆転への最後の提言
    4.7
    何度、同じことを言わせるのか! ズルズルとした対応が続くエネルギー政策。税と社会保障についての相変わらずの弥縫策。TPP交渉参加表明に象徴される「グローバリズム」への安易な追随…。このままでは間違いなく「失われた30年」に突入してしまう。危機の本質を明らかにし、新しい社会や経済システムの全体像を打ち出す緊迫感に満ちた討論。

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  • 失われた時を求めて 1~第一篇「スワン家のほうへI」~
    4.1
    色彩感あふれる自然描写、深みと立体感に満ちた人物造型、連鎖する譬喩……深い思索と感覚的表現のみごとさで20世紀最高の文学と評される本作が、豊潤で絢爛たる新訳でついに登場。第1巻では、語り手の幼年時代が夢幻的な記憶とともに語られる。プルーストのみずみずしい世界が甦る!〈全14巻〉
  • 「失われた時を求めて」の完読を求めて 「スワン家の方へ」精読
    -
    20世紀文学の金字塔である、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』。ところが、その難解さと長大さゆえに、最後まで読むのは至難の業。途中で挫折した人は数知れず。そんな難攻不落の大傑作を制覇する道しるべとなるのが本書です。全7篇のうち、第1篇「スワン家の方へ」を丹念にひもときながら、全篇を読み通すヒントを紹介します。『失われた時を求めて』は当初「スワン家の方へ」のみで構成しようとプルーストは考えていました。そのため、この本を読めば、プルーストの狙いや読みどころなど、完読のために必要なポイントを知ることができます。「このくだりは退屈に感じてOK」「この描写には実はこんな意図がある」「こういう表現が出てきたら、注意深く読む」「これは伏線となる大事な箇所」など、大長編を読み通せる勘と基礎体力が身につくはず。また、有名な「紅茶とマドレーヌ」をはじめ、『失われた時を求めて』のハイライト・シーンが多数登場する「スワン家の方へ」によって、最終篇まで到達する弾みがつくのです。著者自身が大長編マニアにもかかわらず読み通せなかった経験を持つため、つまずきやすいポイントをおさえながら、完読へと導きます。原典からの引用は、すべて著者訳。「鹿島版プルースト」が楽しめる一冊でもあります。母親に「おやすみのキス」をねだる少年の苦悩、紅茶にひたしたマドレーヌがよみがえらせる記憶、19世紀末パリの華麗な社交界で繰り広げられる猜疑と嫉妬に満ちた恋――。挫折した人も、ゼロからの人も楽しめる、エキサイティングな読書体験! 世界的名著のエッセンスを味わえます。
  • 失われてゆく、我々の内なる細菌
    4.4
    19世紀に始まる細菌学によって、人類は微生物が病原になりうることを知った。そしてカビに殺菌力が見出される。抗生物質の発見である。以来この薬は無数の命を救う一方、「念のため」「一応」と過剰使用されてきた。これは、抗生物質は仮に治療に役立たなくても「害」は及ぼさない、という前提に基づいている。しかし、それが間違いだとしたらどうなのか――。人体にはヒト細胞の3倍以上に相当する100兆個もの細菌が常在している。つまり我々を構成する細胞の70-90%がヒトに由来しない。こうした細菌は地球上の微生物の無作為集合体ではなく、ヒトと共進化してきた独自の群れであり、我々の生存に不可欠だ。構成は3歳くらいまでにほぼ決まり、指紋のように個々人で異なる。その最も重要な役割は先天性、後天性に次ぐ第三の免疫である。しかしこの〈我々の内なる細菌〉は抗生剤の導入以来、攪乱され続けてきた。帝王切開も、母親から細菌を受け継ぐ機会を奪う。その結果生じる健康問題や、薬剤耐性がもたらす「害」の深刻さに、我々は今ようやく気づきつつある。マイクロバイオーム研究の第一人者である著者は、この問題に対して実証的に警鐘を鳴らすとともに、興奮に満ちた実験生活、忘れがたい症例や自身の腸チフス感染などを通じて、興味深いが複雑なマイクロバイオームへの理解を一気に深めてくれる。その案内人とも言えるのがピロリ菌だ。19世紀にはほぼ全ての人の胃にありながら、21世紀の今は消えつつある。そのピロリ菌の本態に迫ることは、マイクロバイオーム全貌解明への指標となりうるかもしれない。
  • 鵜頭川村事件
    3.6
    3年ぶりに帰った故郷は、狂気に満ちていた 父と娘は、閉ざされた狂気の村から逃げられるか 墓参りのため、亡き妻の故郷・鵜頭川村を三年ぶりに訪れた岩森明とその娘。 突然、豪雨にみまわれ、山間の小さな村は土砂崩れで孤立。 そして、若者の死体が発見された。 犯人は村人か、それとも――。 降りしきる雨の中、父と幼い娘は暴動と狂乱に陥った村から脱出できるのか。 血と恐怖のパニック・サスペンス!

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