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Posted by ブクログ
イモムシ、毛虫が苦手です。存在を排除したいとは思わないのですがどうしても心が拒否します。
虫嫌いの少女が、近所のイモムシ大好きおばあさんと友達になって、次第に虫への愛着を深めていく話です。
ほんわかで進んで終わるのかなと思いきや、イモムシおばあさんと母親の確執から始まる毒を含んだ人間関係がとてもスパイシーで素晴らしいです。
本の中でも、次第にイモムシが可愛く思えてくる少女の心境変化に伴い、自分も段々と拒否感が薄れ、イモムシ可愛いかもなあと思い始めました。
流石にスズメガ系のでかいイモムシを触るのは絶対無理と思うけれど、拒否感って知らない事に関する事が多いので、誰かと一緒にずっと面倒見ていたら可愛く感じるだろうし、触れるようになるであろう予感はあります。
友達との関係、親との距離感、ご近所さんとの交流、色々と成長している少女の姿が清々しくて読んでいてひたすら楽しかった。
ちなみに少女がブロッコリーから出てきたイモムシを育てて、コナガという小さい蛾が産まれて飛び立っていく所ジンとしました。この間家で見つけて逃がしたのはコナガだったと判明しました。確かに蛾感が無くて可愛い虫でした。
最近小さい虫を殺すのも嫌になって来ていたので非常に共感しながら読めました。昔は虫はおもちゃでしかなかったのに。大人になるってこういうことなのね。
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小説・文芸
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