家臣作品一覧
-
5.0異世界転生した先は、泣く子も黙る武闘派貴族、レックス・ヘッセリンク。 古参の名門貴族。だけど領民がいない! 領地の広さは国内有数。だけどほとんど魔獣の巣! 家臣からの忠誠は青天井。だけど自分の二つ名は『魔人』! まったくいい予感がしない異世界転生をした男。しかし彼は、忠誠心がバグった優秀な家臣達と、時に力を合わせて、時に力技オンリーで、困難を乗り越え幸せな日常を送っていく! 戦う執事ジャンジャック、美少女(?)暗殺者メアリ、天使系マスコット少女ユミカが外交から帰ってきた。彼らが持ち帰ってきた成果は……縁談?
-
5.0「この身体、アイツに触れると妙に熱くなるんだ…」 目が覚めたら、超カリスマで超わがまま暴君のドラゴン獣人に転生していた。 無愛想な家臣(男)がまさかの夜のお相手! 気絶するくらい激しいとはいえ単なる処理のはずなのに、妙にドキドキしまくりでーー アサシンスキルで無双してるけど、転生後もやたら命を狙われてるし……黒幕ってもしかして近くにいる? 隠れドSな獣人部下×地味なアサシン転生者(+極悪非道カリスマドラゴン)の転生成り代わりボーイズラブ! ※こちらは、WEB雑誌『Charles Mag』に収録されている作品の単話配信です。重複購入にご注意ください。 (※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
-
5.0信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。お城が名物のとある地方都市で、ふつーに総務の仕事をやっている。ある朝、出社しようとしたところ、高級車から出てきたアンニュイなスーツのイケメンに、なぜか「姫。お迎えに参りました」と呼びとめられて茫然自失(ぼうぜんじしつ)。平静を装い「結構です…」と断ったものの、アラサーで姫って冗談でしょ…と内心グッタリ。男の名は古賀政永(こがまさなが)。千代の会社を買収した世界的企業のトップだったのだ! 「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る男は、町のお城を買い取って(価格3億円!)、姫として千代をそこへ住まわせようとするのだが……!?降ってわいたは幸(こう)か不幸(ふこう)か。なりたて姫様とウラハラ家臣の、うきうきロマンティックラブコメディ!
-
5.0奈央が子供の頃に何度も読んでいた童話「呪いの狼と光の王子」は、人間と獣人が存在する異世界の物語。 人間と獣人の間で何百年もの間続いていた戦争は、『銀色の髪(獣たちと同じ色)の人間が生まれたら、獣人の国へ生贄として差し出す』という約束をすることで終わりを迎える。それ以降、銀髪の人間が生まれるたび、18歳の誕生日になると獣の城へ生贄として差し出すことで平和を保ってきた。 そんな中、立ち上がったのが、伝説の子として(人間の)城に生まれた王子。王子は獣の王を倒し、獣を滅ぼして平和を取り戻す。そして、世界一美しいと噂されていた(主人公の妹である)貴族の娘と結婚する。 奈央は、気付くと、その童話の脇役、しかも生贄として差し出されてしまう銀髪の令嬢・アメリーに憑依してしまったのだ。 16歳のアメリーは自分の運命を変えるため、人間の国の王族への直談判を試みるが、かえって王の逆鱗に触れ、通常よりも2年早く獣の国へと献上されてしまうことになる。 獣の国でアメリーを待っていたのは、アメリーと同様に銀髪の王・リオネルや、その家臣たち。 果たしてアメリーはこの世界で生き抜くことが出来るのか……!?
-
5.0殿様は、明治をどう生きたのか 多くの藩に起こった混乱と騒動 幕末、多くの殿様たちは二六〇年以上続いた江戸幕府が、まさか崩壊するとは思ってもいなかっただろう。しかし、長州征討で天下の徳川家が敗北し将軍・慶喜は政権を返上(大政奉還)、新政府は武力で全国を統一(戊辰戦争)してしまった。 こうした激動のなかで、多くの藩が時代に即応できず混乱を来し、なかにはお家存亡の危機に陥った殿様たちがいた。 たとえば、藩の尊王攘夷派が暴走し、新政府の転覆をはかったことで、お家をつぶされた久留米藩主・有馬頼咸。大量の贋金をつくったことが発覚し、見せしめとして処罰された福岡藩主・黒田長溥。家臣たちに監禁され、毒殺の有無を確認するため墓をあばかれ解剖された相馬中村藩主・相馬誠胤。改易状態から新天地での開拓に成功した名門仙台藩の亘理伊達邦成など。 知られざる明治の大事件と翻弄された殿様たちの人生を追う。 シリーズ累計12万部突破!『殿様は「明治」をどう生きたのか 1・2』、『お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか』に続く人気シリーズ第4弾!
-
5.0京条家の男に目をつけられたのが運の尽きだね、君を絶対に逃がさないよ──日本有数の大企業グループを統べる京条家を陰で支える家系に育った御影佐和子。ある日、海外から戻り起業した京条家の次男・慎から秘書に指名される。じつは慎と佐和子にはとある〝縁〟があった。美代姫と家臣の鉄之進──想いを秘めたまま悲しい最期を迎えた前世の記憶が呼び覚まされ、強く惹かれあい結ばれた。けれど京条家と御影家は主従関係。恋愛感情は許されないと思った佐和子が慎を突き放したのだ。なのに──「今度こそは何がなんでも絶対に守るって決めてたから」再会した慎は魅力的な大人の男性に変貌。超絶御曹司の規格外な執愛に囲い込まれて……
-
5.0試験勉強中に寝落ちしてしまった男子学生、深井長政。目覚めると、そこは戦国時代!? 彼はなんと戦国大名“浅井長政”となっていた。 そして長政はあることに気づく。浅井長政の妻と言えば……そう、織田信長の妹“市姫”だ! 戦国時代で絶世の美女と言われた彼女と、長政はイチャイチャな毎日を堪能することになる。 また、長政は大名としても辣腕を振るう。浅井家の領地を開拓するため、家臣との繋がりを強くしようと市姫とともに奔走。しかし、そんな中、隣国“六閣家”が浅井家の領地に攻めてきたとの一報が入り……!? ネットで250万人を魅了した歴史ファンタジー、大幅な加筆と書き下ろしを加えてついに書籍化。
-
5.0九州統一戦の見事な勝利の数々、明軍相手の大勝利、関ヶ原の戦いでの敵中突破、西軍唯一の本領安堵――。「戦国最強」として世に名高い島津氏。しかし、通俗のイメージと学界のイメージが、これほど乖離している大名はいない。実は歴史学者の間では、満足に家臣を統率することもできない、「弱い」大名として理解されてきた。 家の存続という目的は同じながら、異なる道を選び、譲らぬ兄と弟。言うことの聞かぬ家臣、内政干渉する豊臣政権、関ヶ原での敗北を乗り越えながら、いかにして薩摩藩を築き上げたのか。戦国島津氏研究の第一人者による、圧巻の評伝! 【目次】 第一部 戦国期の義久・義弘兄弟―ふたりが目指したもの― 第一章 島津氏の源流と戦国大名島津氏 第二章 義久・義弘兄弟の三州統一戦 第三章 戦国島津氏権力のイメージと実態 第四章 義久・義弘兄弟にとっての九州統一戦 第二部 豊臣政権との関係―義久・義弘兄弟の反目― 第一章 降伏直後の島津領国―混乱と領国経営破綻― 第二章 義弘の「豊臣大名」化と島津久保の家督継承内定 第三章 義久・義弘兄弟の対立表面化と「唐入り」準備 第四章 「日本一之遅陣」と島津歳久成敗 第五章 島津忠恒の世嗣承認と文禄の「太閤検地」 第六章 慶長の役と秀吉の死、朝鮮からの撤退 第三部 庄内の乱と関ヶ原の戦い―晩年の義久・義弘兄弟― 第一章 忠恒の家督継承と伊集院忠棟誅殺 第二章 庄内の乱 第三章 関ヶ原の戦い―義弘が寡兵だったのはなぜか?― 第四章 関ヶ原の戦後処理―徳川家康との和平交渉― 第五章 琉球侵攻とふたりの晩年 おわりに―島津義久・義弘の人物像―
-
5.0贅沢と略奪と快楽を尽くしても尽きることのない欲望。「無窮の王」と呼ばれる美しくも強欲で非情な王に家臣が差し出したのは、精霊を閉じ込めた琥珀。 ある晩、琥珀の精霊は醜悪なバケモノの姿をとり、美しい王の身体を嬲り始める。醜悪で暴力的な性愛は、王の飽くなき欲望と渇きを鎮めるのか──!? 【醜悪なバケモノ×強欲な王】緒川千世の贈るエロティック人外BL。 キャラクターラフもカラーで収録! ※本書は電子配信中の「インモラル・セックス【デジタル・修正版】」に収録されております。
-
5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 織田信長は、「誰と戦い」「誰が支えたのか」 総勢286人、一挙登場! 人気ゲーム「信長の野望」シリーズの コーエーテクモゲームス全面協力による 「織田信長と彼をとりまく戦国武将」人物大百科! 織田信長研究の第一人者・谷口克広監修! 第1部 織田信長戦闘譜 覇業に立ち塞がった強敵たち ・対今川氏抗争(今川義元、太原雪斎、松平元康ほか) ・美濃攻略戦(斎藤義龍、斎藤龍興ほか) ・上洛・伊勢攻略戦(六角義賢ほか) ・対三好氏抗争(三好義継ほか) ・対浅井・朝倉氏抗争(浅井長政、朝倉義景ほか) ・対本願寺・一向一揆戦(本願寺顕如ほか) ・対武田氏抗争(武田信玄、武田勝頼ほか) ・対将軍家抗争(足利義昭ほか) ・対毛利氏抗争(毛利輝元、吉川元春ほか) ・対上杉氏抗争(上杉謙信、上杉景勝ほか) ・伊賀攻め(百地丹波ほか) 第2部 信長を支えた軍団 ・羽柴秀吉軍団 ・明智光秀軍団 ・柴田勝家軍団 ・滝川一益軍団 ・織田信忠軍団 ・織田信孝軍団 第3部 周辺人物事典 ・一門、側近、その他の家臣 ・信長をめぐる女性たち ・先に世を去った家臣たち ・信長の怒りを買った家臣たち ・信長に背いた者たち ほか ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
-
5.0今から400~500年ほど前の日本では、力を持っている多くの武将たちが、自らの勢力を拡大しようと各地で戦いをくりひろげていました。運命のライバル、信玄と謙信。「ふつう」でない生き方をした信長。その家臣として光と影のように存在した秀吉と光秀。天下を手にした家康。家康に果敢にいどんだ幸村。先人たちに多くを学んだ政宗。戦国時代を熱く生きた8人の武将の人生を、一冊で!【もくじ】まえがき~本書の構成~/年表/地図/情けは味方! 武田信玄/悩むほど、強くなれる。 上杉謙信/「ふつう」を捨てろ! 織田信長/ひたすら、ひたすら。 明智光秀/人の心に入り込め! 豊臣秀吉/耐える強さを……。 徳川家康/つなぐ名前、残す名誉。 真田幸村/心の目で見よ! 伊達政宗/あとがき/参考文献
-
5.0江戸時代の徳川15代全将軍の下半身事情から 江戸時代250年の歴史を学ぶ 秘録伝記「あんなこと?!」「こんなこと?!」が丸わかり! 堅苦しいしきたりに縛られた将軍様たちも、 下半身から歴史を辿るとなかなかのツワモノぞろい。 後家好き、幼女好き、男好き ……そんな将軍たちの大奥事件簿の裏には、江戸時代の真実の歴史が隠されていた! ■目次 ●初代将軍 家康の章 ・初体験は十六歳 ・側室第一号は妻の侍女 ・運命を変えた桶狭間 ・甲州女狩り ・無類の後家好み ・固め射ち三連発 ・大御所時代はロリコン 他 ●第二代将軍 秀忠の章 ・恐妻家の浮気のツケ ・床上手な正妻 ・それでも隠れて浮気した秀忠クン ・続いて兄の息子も断罪 ・謎の愛人が、もう一人 ●第三代将軍 家光の章 ・父母にうとまれ自殺未遂 ・母親のメイドに夜這い ・女体開眼。美人尼に一目ぼれ ・大奥覇権争い ・大奥ソープは出世の花道 他 ●第四代将軍 家綱の章 ・十一歳で将軍 ・強精薬エジプト・ミイラを買う ・妖婦・矢島の局 ・生ける吉祥天女 ・病弱なれども下半身は元気 他 ●第五代将軍 綱吉の章 ・転がり込んだ将軍の座 ・家臣の妻を略奪する ・妻のみならず娘まで犯される ・対抗勢力は二人の京美人 ・妻を献上した男 ・百万石のおねだり 他 ●第六代将軍 家宣の章 ・遅れて来た将軍 ・苦労人将軍は稀にみる名君 ・名君の下半身 他 ●第七代将軍 家継の章 ・四歳の幼将軍 ・ママの恋人は上様か? ・情事がらみの大奥連続殺人事件 他 ●第八代将軍 吉宗の章 ・歴代将軍随一の強運 ・リストラ藩主 ・野望の陰に暗殺の匂い ・将軍を拒否した貞女 他 ●第九代将軍 家重の章 ・不肖の息子 ・凄まじい女の闘い 他 ●第十代将軍 家治の章 ・愛妻家将軍 ・世継ぎの生母・お知保の方 ・最後に笑うものは誰だ? 他 ●第十一代将軍 家斉の章 ・パパは策謀家 ・精力絶倫のオットセイ将軍 ・出産レース ・晩年の側室たち 他 ●第十二代将軍 家慶の章 ・そうせい様 ・やっと後継ぎ誕生! ・政権崩壊の足音が聞こえる 他 ●第十三代将軍 家定の章 ・正妻が三人 ・嫉妬深いただ一人の愛妾 ・ハリスに威厳を示した家定 他 ●第十四代将軍 家茂の章 ・天下動乱 ・篤姫 vs 和宮、大奥嫁姑の闘い 他 ●第十五代将軍 慶喜の章 ・期待された秀才 ・性欲旺盛は実父の血 ・最後の将軍 ・二人の側室に二十一人の子 他 ●付録:徳川将軍関連年表(江戸時代や徳川将軍のトピックに加え、将軍家全子女の生まれ年を掲載) ■著者 天宮響一郎
-
5.0
-
5.0
-
4.8おいしい野鳥が食べたい!――幕府の権力をもってしても、江戸のグルマンの食欲を抑え込むことはできなかった。失われた食文化の全体像を、初めて描き出す異色作! 江戸時代の人々は、多くの「野鳥」を多彩な調理法で食していた。鶴、白鳥、鴨、雁、雉子、雲雀、鷺、雀、鳩・・・それらは、食のみならず政治や経済、儀礼などをめぐって、魚やほかの動物たちには見られない、複雑で高度な文化の複合体を形作っていた。鳥は、日本文化そのものを理解するうえで欠かせない重要な動物だったのである。 歴代の徳川将軍は、鷹狩で野鳥を狩り、鶴を天皇に献上し、また大名や家臣に獲物を分け与えた。中・下級の武士たちは雁鍋や鴨鍋を楽しみ、裕福な町人は料亭で野鳥料理に舌鼓をうち、庶民は鴨南蛮や雀焼といった素朴なファストフードを頬ばった。幕府によって野鳥流通が厳しく統制され、日本橋の水鳥市場は活況を呈し、その大きな利権を狙ってアウトローたちがうごめいていた。しかし、江戸時代に隆盛を極めたこの食文化は、明治以降、衰退してしまう。そして今、数千年の歴史をもつ野鳥を食べる伝統文化が、日本から消滅しようとしている。 さまざまな野鳥料理のレシピ、江戸に鳥を送っていた村のフィールドワークなどから、語られざる食文化を総合的にとらえたガストロノミー(美食学)の誕生。 目次 序章 鳥の味にとりつかれた美食家たち 第一章 鳥料理の源流――京料理から江戸の料理へ 1 日本人はいつから鳥を食べていたのか? 2 中世の鳥料理 第二章 江戸時代の鳥料理と庖丁人――鶴の味噌汁、白鳥のゆで鳥、鷺の串焼き 1 江戸の町から出てきた大量の鳥の骨 2 『料理物語』のレシピ 3 庖丁人――一流シェフの伝統と技術 第三章 大衆化する江戸の鳥料理――富商、貧乏武士、町人の味覚 1 鶏鍋、雁鍋、鴨鍋――中級・下級武士の食卓 2 料亭・名店の味――富裕層、文人墨客の贅沢 3 鴨南蛮と雀焼――庶民の素朴なファストフード 第四章 闇の鳥商売と取り締まり――せめぎあう幕府と密売人 1 「生類憐れみの令」による危機 2 アウトローたちの鳥商売の手口 3 鳥商売と大岡裁き 第五章 侠客の鳥商人 ――東国屋伊兵衛の武勇伝 1 日本橋・水鳥市場の男伊達 2 幕臣と侠客との親密な関係 第六章 将軍様の贈り物――王権の威光を支える鳥たち 1 鷹狩と贈答による秩序維持 2 「美物」の使い回し――中世の主従関係 3 「饗応料理」の鳥の意味 第七章 江戸に鳥を送る村――ある野鳥供給地の盛衰 1 手賀沼の水鳥猟 2 西洋的狩猟の浸食 3 カモが米に負けた 終章 野鳥の味を忘れた日本人
-
4.7奥州の名家である伊達家に生まれた政宗は、18歳にして家督を相続。会津に覇を唱えた蘆名氏を滅ぼし、南奥の諸家を従えるも、秀吉の天下統一の前に挫折する。その後、豊臣、徳川に従うが、たびたび謀反の噂が立ち、後半生も平穏ではなかった。膨大に残る政宗の書状から、「野望」と「忠誠」がせめぎ合う、70年の生涯を読み解く。 【目次(予定)】 序章 伊達政宗の書状 第一章 戦国大名・伊達政宗 一、父と駆け抜けた日々 二、苦戦する政宗 三、南奧の覇者誕生 四、家臣との付き合い 第二章 豊臣大名・伊達政宗 一、秀吉との出会い 二、奥羽仕置と「政宗別心」問題 三、朝鮮出兵と秀吉の死 第三章 近世大名・伊達政宗 一、関ヶ原合戦 二、仙台開府と慶長遣欧使節 三、大坂の陣 第四章 元和偃武の世 一、家康の死と時代の変化 二、晩年の政宗 終章 伊達政宗の人となりと死 一、政宗の趣味と教養 二、政宗の死 おわりに
-
4.7王子と獣人。種族も身分も異なる二人の出会いは娼館。王子は、発情した獣(ケモノ)たちの欲望を注がれる男娼となっていた――。 タオラン国の第一王子ルシュカ・ハリアムが、外交先で姿を消した。家臣たちは国家機密を漏らさぬよう必死に捜すが、見つからない。王子は、人買いの手にわたり、「獣人国」の娼館へと売られていた。 一方、獣人が支配し、人間(ヒト)が奴隷として扱われる獣人国では、ガルアドスという名の獣人が、その娼館を訪れていた。偶然ルシュカを買ったガルアドスは、その体からあふれる強烈な芳香に驚き、欲情を激しく刺激される。催淫剤でとろけるルシュカを思うままに抱き、欲望を遂げたガルアドスだったが、ルシュカの「たすけて…」という言葉に心を動かされ……?
-
4.7オメガ=白銀、アルファ=山吹と呼ばれている日本の戦国時代。大名に仕える弱小国・椿木家当主で山吹の傑に嫁いだ白銀の葉月は、幼い頃からの想い人、傑の正室になりやがて懐妊。元気な山吹の男児・千寿丸を産んだ。武家ならば普通は子供の養育を家臣に頼むものだが、葉月は傑とともに子育てをすることに。初めての抱っこ、初めてのおしめ替え。授乳だけは乳母に頼むけれど可愛い千寿丸との初めてだらけの生活は楽しく、傑との夫婦生活もますます円満。幸せな家族の生活を守りたい葉月だけど、椿木家を取り巻く乱世の足音が否応なく近づいてきてーー!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
-
4.7井原西鶴が男色をテーマに描いた傑作短編小説集が今、BL漫画として現代に蘇る。本武士編では、面目や意気地のためには、命を捨てて顧みない武士たちの悲壮な恋を描く。 一人の美しい若衆をめぐって、朋輩の武士たちが恋のさや当て。殿様が寵愛する美童に、家臣が決死の横恋慕。恋の道を貫くために、命をかけて愛し合う、男たちの生き様をご覧あれ!! ≪執筆陣≫装画:ZAKK/時東穹生/オトノアヲ/雁皮郎/九州男児/黒井つむじ/眞山りか/宮木りえ解説:敬愛大学教授 畑中千晶
-
4.7
-
4.6
-
4.5信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。お城が名物の地方都市に幼い頃から住んでいる。ある朝、高級車から出てきたスーツのイケメンに、なぜか「姫。お迎えに参りました」と呼びとめられるが、アラサーで姫って冗談でしょ…と相手にしない。男は古賀政永(こがまさなが)。彼は千代の会社を買収した世界的企業のトップだった。「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る古賀は、町の城を買い取り(価格3億)、千代をそこへ住まわせようとするのだが……。『信濃の千代姫』となった彼女のまわりに、ひと癖ある人物が集まり始め、やがて『城』と『姫』にまつわる秘密が明かされていく。男と女の思惑が絡み合う中、千代の気持ちは誰に向かう……? ※本書は配信中の「「蝶よ花よ」とそのくちびるで~わたしの家臣が愛をうそぶく~」を大幅に加筆、修正したものです。
-
4.5☆☆共感の声がたくさん届いています☆☆ 歴史が嫌いだった私でも読みやすかったです。(40代会社員) 江戸時代の徳川家を現代に変えて、わかりやすく書かれていたので読みやすかったです。(20代学生) 超口語で書かれていて、漫才を聞いてるように頭に入ってきて面白かった。 子供のために買いましたが親子で楽しんで読んでいます。(40代自営業) 中学受験予定の子どもといっしょに読んで、歴史を好きになりました(40代専業主婦/夫) (以上、読者アンケートから) 振り回し、振り回されながら懸命に生きた徳川将軍の壮絶で痛快な奮闘記! 初代家康から15代慶喜まで、15人の徳川将軍が生きた時代が楽しく学べて、どんな人でも歴史が大好きになる本です。家康はピンチを家臣団と乗り越えた! 綱吉は”命を大切にする”現代の倫理観を構築! 家定は激動の幕末に料理に没頭!? 家臣からあだ名をつけられても、うまくいかなくても精一杯やりきった、人間味あふれる将軍たちの生きざまが明らかに。260年以上続いた徳川幕府の時代を面白おかしくスルスル読める一冊。
-
4.5ケモノと胸キュンいっぱいの えっちな異世界ラブファンタジー! <あらすじ> ウサギ族の青年ハクトは、凶暴なサメ族への捧げ物として孤独な日々を過ごしながら、 サメたちの歌にどこか心惹かれていた。 ある日ハクトは、少し変わったサメの青年ヨルが、大怪我をして倒れているのを見つけ、自宅へと運びこむ。 目覚めないヨルのためサメ族の歌を口ずさんでみると、彼は突然ハクトを押し倒してきて――!? CONTENTS 「鮫は歌う、兎は恋する。」 「鈴ふる魔物は囚われる」 「ドS先生にエッチな治療をさせられています。」 「地味アサシンの俺が転生した竜の暴君、家臣に抱かれまくりなんですけど?1-2」 「描き下ろし」 (※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
-
4.5いま、「徳川家康」像が大きく揺れ動いている! 徳川家康といえば、武田信玄に三方原の戦いで完敗した際、自画像を描かせ、慢心したときの戒めにしたとされる。「顰(しかみ)像」として知られる絵だが、近年、それは後世の作り話との説が出されている。それだけでなく、家康に関する研究は急速に進み、通説が見直されるようになっているのだ。一例を挙げれば、家康の嫡男・松平信康が自害に追い込まれた事件は、織田信長の命令によるものとされてきた。しかし近年では、その事件の背景に、徳川家内部における家臣団の対立があったことが指摘されているのだ。本書はそうした最新の研究動向を交えつつ、桶狭間の戦い、長篠の戦い、伊賀越え、関東移封、関ヶ原合戦など、家康の人生における9つの危機を取り上げ、それらの実相に迫りつつ、家康がそれをいかに乗り越えたかを解説する。そこから浮かび上がる、意外かつ新たな家康像とは――。
-
4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 貴重な資料を所蔵元の専門家が詳しく解説! ★ 年表や相関図、ゆかりの地で深堀も。 ★ あらたな視点で語られる「あの出来事」、 家臣や友人にみせた「意外な素顔」 ★ 親しい人への私信に垣間見える日常や家族のありかた…。 ★ 激動の時代を生きた人物たちの足跡と、 息づかいを感じる人気の連載が1冊に! ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 裸一貫から天下人に登りつめた豊臣秀吉、 江戸幕府を開いた徳川家康、 薩長同盟の成立に尽力した坂本龍馬…。 私達が歴史上の偉人に思いを巡らせる時、 映画やドラマ、時代小説に描かれたイメージが 浮かんでくることが多いのではないでしょうか。 後年に創作された逸話や伝聞ではない、 生身の姿を描くことは難しいものです。 そうした時に手掛かりとなるのが、 その人物が自ら記した手紙です。 記された内容は差出人の人柄だけでなく、 その時代の空気感までも伝えてくれます。 また、個性溢れる筆跡にも性格が表れているようで、 遠い過去に生きた人物がぐっと身近に 感じられることもあるかもしれません。 貴重な歴史資料でありながら 様々な楽しみ方ができるのは、 直筆の手紙ならではだと思います。 戦国や幕末といった時代の転換期の 緊迫感が感じられるようなものから、 日本を代表する作家の交友関係を伝えるもの、 家族への愛情に溢れたものまで様々。 その中から四〇点を厳選し、 相関図やゆかりの史跡などを加えて纏めたのが本書です。 日本史上の事件の舞台裏を覗いたり、 偉人の意外な素顔と出合ったり、 はたまた手紙の筆跡に注目したり。 それぞれの楽しみ方で読んでいただければ幸いです。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 戦国時代 * 毛利元就→三人の息子 * 浅井長政→阿閉甲斐守 * 明智光秀→土橋重治 * 豊臣秀吉→滝川一益 * 徳川家康→浅野長政 * 徳川秀忠→結城秀康 ・・・など ☆ 江戸時代 * 直江兼続→松本高次 * 勝→本居宣長 * 平賀源内→宮脇又右衛門 * 十返舎一九→藤森善兵衛 * 原惣右衛門→超倫子六左衛門 * 松尾芭蕉→句空 ・・・など ☆ 江戸幕末期 * 河井継之助→河井代右衛門 * 坂本龍馬→乙女 * 沖田総司→佐藤彦五郎 * 高杉晋作→木戸孝允 * 渋沢栄一→千代 * 徳川斉昭→徳川慶恕 ・・・など ☆ 明治以降 * 樋口一葉→くに * 太宰治→井伏鱒二 * 芥川龍之介→山本喜誉司 * 福澤諭吉→鐘 * 夏目漱石→藤代禎輔 * 徳川慶喜→筆子 ・・・など
-
4.5
-
4.5漂う者はいつかどこかにたどり着くのを望むのか それとも―― 高校を卒業したルーク。たったひとりの友達・ラウの旅立ちが近づいて―― 大人と子どものあわいを生きる少年たちを、詩情あふれるタッチで描く表題作「Mr.Jellyfish」明治を舞台に主家の跡取り息子と、その代々の家臣として奮闘する熱血少年の絆がおかしくも愛おしい「柿と豆腐」ゲイの小説家がテーラーである義兄と密やかな情事を重ねる「オーダーメイド」ほか、商業未発表作品も収録。 短編の名手・TATSUKIによる待望のサードコミックス!
-
4.5戦国の英雄として有名な伊達政宗。彼は、徳川の世になっても、天下取りの野望を捨てず、家臣・支倉常長をヨーロッパに派遣し、ローマ法王の援助を得て、幕府を転覆しようとした――こういう話は昔からあったのですが、定説ではありませんでした。 ところが、これは事実だったのです!! ヴァティカン機密文書館庁には、カソリック教会にかかわる2000年間の秘密史料が厳重に保管されていますが、その中に、政宗が「カソリック王」に叙任されることを願い出た証拠が、ちゃんと残っていたのです。 では、なぜ、その野望は実現しなかったのか? 歴史好きはご存知のように、政宗は講談などで描かれる豪快な人物なのではなく、じつに細心、もっといえば臆病極まりない男でした。失敗したときに、どうやって言い逃れるかを考えてからではないと行動しないタイプだったのです。 この遣欧使節でも、幕府にバレたときの対応を周到に考えました。自分自身は洗礼を受けず、いざとなったら腹を切らせるため、下級の家臣を遣わしてローマ法王を丸め込もうとしたのです。でも、そんなのうまくいくはずありません。 ローマ法王庁から、「カソリック王にしてくれ、と言いながら、本人がキリシタンじゃないのは、おかしいんじゃないの?」とツッコまれ、支倉たちも、「まー、そーですが、心の中では信仰はあると思うんですよね~」などと、苦しい弁明につとめますが、結局、ローマの返事はノー。政宗の野望は潰えたのです。 筆者は中世のスペイン語、ポルトガル語、スペイン語、ラテン語に精通し、原史料を精緻に翻訳して、この結論にたどり着きました。 戦国ブームの中でも、もっとも人気の高い伊達政宗の人間像ががらっと変わる、画期的な新書です。
-
4.5本書では、歴史に刻まれた日本人の生き方を、それぞれの土地・風土との関連の中に、共通項と独特の個性の両面から、探ってみることにしました。それは、言い換えれば、日本人の遺伝子とは何か、ということを、それぞれの時代に、日本の各地で活躍した人物の生きざまを通して考えることでした。そして、そうした歴史上の人物にスポットライトを当てるために、いくつかの地域を選んで述べていくスタイルにしました。それは、いま流行の「歴史のパワースポット巡り」に通じるものがあるかもしれません。本書は、いわば私にとっての「歴史のパワースポット巡り」です。 本書の特色 ・【鹿児島】人々の生活の向上を産業革命のテーマにした島津斉彬 ・【福岡】保身をせず国家のため無言で死んでいった広田弘毅 ・【徳島】日本初の「第九」公演を実現させた松江豊寿 ・【島根】神話の時代に日本人の生き方とは何かを示した素戔嗚尊 ・【和歌山】戦国武将の夢をすべてかなえた真田幸村 ・【伊勢】国学の師弟、天才・賀茂真淵と努力家・本居宣長 ・【岐阜】落城を前に家臣の身の振り方を思いやった織田秀信 ・【福井】相手のいいところに光を当てる天才・お市の方 ・【新潟】戦いに敗れても精神的な背骨を残す道を選んだ小林虎三郎 ・【千葉】年を取るごとに成長していった伊能忠敬 ・【山形】第二次大戦で武士道精神を世界に示した工藤俊作 他
-
4.5
-
4.4桶狭間合戦を契機にした自立から今川攻め、家臣離反と亡国の危機に瀕した三河一向一揆、信玄による駿河侵攻と三方原合戦の大敗――若き家康が直面した「どうする?」の決断には、つねに大国武田との攻防があった。両者はいつどのように互いの存在を意識し、なぜ手を結び、ついには手切れとなったのか。息詰まる駆け引きと命運をわけた決断の背景には、いったい何があったのか。巷間いわれる「信玄にやられ続けた家康」像は果たして正しいのか。膨大な史実を丹念に読み解き、数少ない史料の「点と点」をつなぎ合わせながら、立体的に歴史を浮かび上がらせる。2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」時代考証担当が、これまでほとんど語られてこなかった家康・信玄の攻防を軸に、戦国史の最前線に斬り込む。 第一章 松平元康と武田信玄 第二章 今川氏攻略に向けた動き 第三章 家康と信玄、今川攻めへ 第四章 不気味な静けさ 第五章 徳川家康、生涯最大の危機
-
4.4
-
4.4三河吉田藩の目付役が書き残した詳細な記録から「参勤交代のリアル」を再現! 天保12年(1841)、病気の藩主に変わって江戸から国元の三河吉田(豊橋)への参勤交代を命じられた若殿・松平信宝(のぶとみ)。若殿にとっては初めてのお国入りである。この参勤交代の準備を仰せつかったのが目付役の大嶋左源太。しかし、決まらない日程、馬に乗れない老家臣、ダブルブッキング、初のお国入りの理想と財政難という現実……次々と問題が持ち上がる。左源太は、若殿を無事に出発させることができるのか? ○磯田道史氏推薦!「三河吉田藩の若殿様が参勤交代をした時の詳細な記録が発見された。この古文書をもとに参勤交代の驚くべき実情が明らかにされる」
-
4.4山奥で野人のように暮らしていた“足弱”は、初めて上京した都で、今世王レシェイヌの庶子の“兄上さま”だと発見され、宮殿に保護される。国土に緑をもたらす奇跡の力を持つ王族は、血族しか愛せない宿命。しかし流行病により、今や生き残っているのは今世王ただひとりだった。孤独のために死にかけていた今世王は足弱に夢中ですがりつき、愛を捧げる。王族命の家臣一族「灰色狼」もまた、足弱に尽くそうとする。自分が王族だとは思えない足弱は耐えられず、ついに宮殿をあとにしようとするが……。シリーズ分冊版第1巻! ※本書は分冊版です。電子限定書き下ろしショートを収録した単行本「緑土なす(1)黄金の王と杖と灰色狼<電子限定かきおろし付>【イラスト入り】」もございますので内容お確かめの上、お間違えないようご購入ください。
-
4.4【曹操に、殺される?】 悠久の中国、群雄割拠の時代。中原の覇者、曹操。義を掲げ戦う、劉備。本当は凄いけどあんまり目立たない呉の孫権が主役の三国志正史コミック、それが「みんなの呉」! ゆる~い孫権とクセ者揃い家臣たちの前に、曹操の大軍が迫りくる―――!!? (C)2009-2010 Karuna Kuj?
-
4.3
-
4.3最悪の出会い 暴かれる身体 結ばれるはずのなかった二人は 身分を隠し、惹かれ合う―― 傲慢だけど一番に信じて愛してくれる、彼の素顔は――? 「…その瞳は俺を狂わせる」式の直前、婚約者に逃げられてしまった王女アイリーン。自国を守るため政略結婚を破談にはさせまいと、家臣が身代わりに連れてきたのは、正体不明の旅人ウォルフだった。強引に地下牢に囚われた彼は、謝罪の代償として彼女の身体を要求する。「顔を隠すな、余計に鳴かせたくなる」婚前の身でありながら、美しくも強靱な彼の肉体によって溺れるような熱と快楽を刻まれたアイリーン。花婿の代役を立てられぬまま、式当日を迎えるが…中止の決断を下した彼女の前に、華やかに着飾ったウォルフが現れて――!?
-
4.3戦国時代に転生し、現代の記憶を持ったまま農民の子として育った少年・久次郎は、若き織田信長と偶然に出会い、やたらと気に入られてその友人となる。革新的な思想を持ちながらも家臣と衝突が絶えない信長。それを見かねた久次郎は、信長の考えをうまく周囲に理解させる、いわば「信長の通訳」として活躍を始める。やがて彼は信長とタッグを組み、その戦国知識と補佐力を活かして乱世を切りひらいてゆく――。
-
4.3鎌倉時代から650年にわたり薩摩の地を治めてきた島津家。その私領である都城島津家は4万石に多数の武士を抱え、藩の中で特殊な地位にあった。その都城島津家が残した日誌をはじめとする多数の史料から、明治維新とその後の日本の近代化を主導した薩摩藩の実像、都城島津家の君主と家臣団の知られざる物語が浮かび上がる。薩摩から見たもう一つの日本史、迫真の歴史ノンフィクション。
-
4.3エルディア王国で請け負うはずの仕事を失ったばかりの、お馴染みインシード四人組の前に、王家に連なる大公家の家臣たちが現れた。ヴィンセントに、命を狙われている皇子の身代わりになってほしいというのだが……。
-
4.3主君の為に死すことこそ至上の誉れ--。謀反や寝返りが当たり前の戦国の世にあって、主君・徳川家康に対する絶対の忠義で戦い続けた忠勇無比の家臣団、通称“三河武士”。そんな三河武士の中でも、とりわけ異彩を放つ男がいた。隻眼、片足、そして数えきれないほどの戦傷。主君といえども容赦なく叱り、天下人相手に正面からケンカを売る男。戦国最“恐”の硬骨漢、その名を本多作左衛門重次。人呼んで“鬼作左(おにさくざ)”!!
-
4.2王子と狼。主と家臣。何もかも違うのに、愛してしまった。 獣人たちの反乱により、国王である父と母を殺され囚われの身となったニコラウス王子。何もかも失った王子は、最も信頼する家臣・トラヴィスにまで「裏切り」を告げられ、強引に体を奪われる。だが裏切ったはずのトラヴィスは牢獄に捕えられた王子をなぜか命がけで救おうとして――!? 電子限定特典は描き下ろしマンガ1pを収録。
-
4.2「茶」を軸として、織田信長・豊臣秀吉、二人の天下人の戦略を読み解いた、新しい戦国史! 室町から戦国にかけて、武士の文化として発展した「茶」。しかし、それは一方で政治のツールとしても活用されました。 なかでも信長は「名物」とされた茶道具を家臣たちに分け与えることで、自らの信頼の証とし、家臣統制に活用します。またそれは外交のツールでもあり、茶の文化をリードした堺の商人たちと深く交わる手段でもありました。 そのなかで、信長に重用された一人が、千利休であり、信長の戦略を継承したのが秀吉だった、と著者は説きます。 では、なぜ堺の商人のなかでも後発だった利休が重用されたのか? そして秀吉の側近として盤石の地位を築いたかに思われていた利休が突然失脚したのか? 著者の田中氏は大日本茶道学会会長、公益財団法人三徳庵理事長として茶道文化普及に努めるかたわら、徳川林政史研究所や徳川美術館で歴史・美術を研究。茶の道に精通した著者ならではの視点が光ります。
-
4.2残忍な国だと噂される極夜の国を治める王・宵闇王は、 妾の子であるが故に自国の家臣にすら「お飾りの王」「零番」と呼ばれ、 厄介者扱いされている。 唯一の心の支えは、幼い頃に出会ったオアシスの国の皇子・煌。 彼を手に入れるため、戦を仕掛け籠の檻に閉じこめたが、 煌は宵闇王のことを覚えておらず憎き仇敵として反抗する。まともな名もなく、 愛されたこともない宵闇王は愛を伝える術を知らず、 煌の家族を盾に脅し夜毎煌を抱くが、 想いが届くはずもなく空しく時が過ぎるのみ―― そうしているうちに、自らを暗殺する噂を耳にしてしまう。 このままでは皇子の身も危ない。愛ゆえに、鳥籠から解放しようと決意するが―――!? ★雑誌掲載時のカラーを完全収録!!
-
4.2小国ファヴェールの王女・ソアラは悩んでいた。隣国との緊張が高まり、戦争の気配がちらつき始めた今、国力が低い自国を守るにはどうすればよいか。父王は病に倒れ、頼みの綱の家臣たちも、前時代的な「戦いの栄誉」ばかりを重視し、国を守る具体案を誰も持たないまま。このままファヴェールは滅ぶのか……。しかし、そんな時、彼女の前にある人物が現れた。《ナオキ》――後の歴史に《魔術師》の異名を残したその青年が扱う『数字』の理論と思考は、ソアラが求めた「国を救うための力」だった……! 異能ナシ、戦闘力ナシ、頼れるのは2人の頭脳だけ……! 理系青年と、敏腕王女が『戦争』という強敵に挑む『異世界数学戦記』、ここに登場!
-
4.2
-
4.2
-
4.2【カッコつけなきゃ、伊達じゃない。】 独眼龍の異名を持つ伊達家当主「伊達政宗」。彼はいかに「カッコよく・粋に」生きられるかだけに執念を燃やす、超お調子者だった!! 今日も今日とて周りの迷惑もかえりみず、自由奔放に敵武将の持つ「カッコいいお宝」を欲しがり「片倉小十郎」達家臣を振り回す! 唯我独尊独眼龍・傍若無人伊達人間!! 戦国の世をド派手に駆け抜ける、超ブッ飛び戦国綺譚!!!! (C)2009-2010 Ryu Miyanaga
-
4.1アルス・ローベントは転生者だ。 卓越した身体能力も、圧倒的な魔法の力も持たないアルスだが、 「鑑定」という、人の能力を測るスキルを持っていた! ゆくゆくはローベント家の長男として家を継がねばならないアルスは、 鑑定スキルを使い、有能な人物を出自に関わらず取りたてていく。 「類い稀なる才能を感じたので、私の家臣になってほしい」 アルスが取りたてた有能な人材が活躍し、領地の発展という大志は燃え上がる――!
-
4.12023年NHK大河ドラマ「どうする家康」時代考証者による徹底解説! 家康の生涯における最強の宿敵・武田勝頼。ふたりの熾烈な対決は、実に9年にも及んだ。その間の幾多の合戦や陰謀、家族・家臣たちとの軋轢から起きた事件には、最新研究によって知られざる側面が次々と明らかになってきた。長篠合戦の勝敗を分けた「意外な要因」とは? 家康の正室・築山殿と嫡男・信康の「死の真相」とは? 勝頼を滅亡に追い込んだ家康の「深慮遠謀な戦略」とは? 本書では武田氏研究の第一人者が、家康と戦国最強軍団との死闘の真実に迫る!
-
4.1大陸の東半分を占める大帝国・尤(ゆう)。建国の祖・陶淵紫は紫がかった瞳をもつ美丈夫だったが、暗殺され非業の死を遂げる。 寵姫・劉昭儀は来世で淵紫に巡り会い、彼を護る力を得るため、神仙に自らの命を供物として捧げた。 ――それから二百年後、尤の都・賀陽。 秘書省少監の一人娘・白花珠は、女ながら剣技に秀で、軍人として活躍している。 実は彼女は劉昭儀の生まれ変わり。前世の記憶を持ち、物心ついた頃から淵紫の姿を探し求めていた。 ある日、式典の警護に立った花珠は、若き皇帝・陶紫英を目にする。忘れ得ぬ愛しい人・淵紫と同じ、紫がかった彼の瞳に運命を感じる花珠。 式典の途中、何者かが紫英に矢を射かける! 彼女は身を挺してこれを守り、皇太后に能力を買われて皇帝の警護係として仕えることに。 しかし、宮廷内には彼の存在を疎む家臣たちがいるのか、紫英は頻繁に命を狙われ――。 陰謀渦巻く宮廷で、花珠は無事に皇帝を守り通すことができるのか? ロマンあふれる傑作中華ファンタジー!
-
4.1【内容紹介】 中国四千年の歴史で最も安定した時代「貞観の治」を演出した、名君と、それを取り巻く名家臣たち―上司と部下の関係学、組織運営の妙。リーダー学の宝庫が、いま扉を聞く。 【著者紹介】 著述業(中国文学者)。 昭和7年、宮城県生まれ。 東京都立大学中国文学科修士課程修了。 著訳書に『中国古典の名言・名句三百選』『「貞観政要」のリーダー学』『完本 中国古典の人間学』『「老子」の人間学』『全訳「武経七書」』(全三巻)(いずれもプレジデント社)など多数。 【目次抜粋】 はじめに 〈解題〉唐の太宗と補佐役たち 序章 創業か守成かを問う 一章 安きに居りて危うきを思う 二章 率先垂範、わが身を正す 三章 臣下の諫言に耳を傾ける 四章 人材を育成し、登用し、活用する 五章 明君と暗君とを分かつもの 六章 初心、忘るべからず 七章 有終の美を飾らん
-
4.1『八男って、それはないでしょう!』のY.A最新作が登場! 時は戦国、一隻の宇宙船が時空を超えて日本へ飛来する。織田家家臣となった宇宙輸送船『カナガワ』のクルーたちの明日はどっちだ!
-
4.0信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。お城が名物の地方都市に幼い頃から住んでいる。ある朝、高級車から出てきたスーツのイケメンに、なぜか「姫。お迎えに参りました」と呼びとめられるが、アラサーで姫って冗談でしょ…と相手にしない。男は古賀政永(こがまさなが)。彼は千代の会社を買収した世界的企業のトップだった。「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る古賀は、町の城を買い取り(価格3億)、千代をそこへ住まわせようとするのだが……。『信濃の千代姫』となった彼女のまわりに、ひと癖ある人物が集まり始め、やがて『城』と『姫』にまつわる秘密が明かされていく。男と女の思惑が絡み合う中、千代の気持ちは誰に向かう……? ※本書には電子配信中の「【新装 加筆修正版】蝶よ花よとそのくちびるで~わたしの家臣が愛をうそぶく~」(1)~(5)が収録されています。
-
4.0家康の家臣で一族でもある松平家忠は、戦国期の17年間にわたり、毎日の出来事や見聞きした情報を記録し続けた。「家忠日記」と呼ばれるこの日記には、家康の合戦に対する苦悩や、行動の詳細な変遷、家忠の豊臣政権による不条理な要求への愚痴、茶の湯・能の鑑賞・連歌に勤しむ日常生活など、当時の一武将の周辺が記録されている。日記をもとに先駆的な研究を手掛けた著者が、戦国の合戦や日常生活から、贈与やもてなしの実態までも明らかにする。 〈目次〉 序章 松平家忠と『家忠日記』 第一章 武田氏との戦い 第二章 秀吉との対決 第三章 家忠の日常生活 第四章 忍における日々 第五章 上代での日々と伏見普請 補論一 家忠の所領と兄弟 補論二 鵜殿氏・水野氏の動向と家忠 補論三 不動国行の刀と惣無事令
-
4.0
-
4.0信長の「能力主義」はどこからきたのか? それは、父・信秀から引き継いだ体制に理由があった。有力部将の多くは従属的ではなく、代々仕える譜代家臣が少なかった。そのため、重臣には戦闘動員力を持つ国人領主をあてざるをえなかった。能力や資質よりも門閥主義を選択したが、徐々に小身の側近たちを抜擢していった。信長が、自らの家臣団をどのようにして最強の軍団へと成長させていったのか、豊富な史料を使って検証する。 【目次】 第1章 前史としての父・信秀 1 信秀の擡頭 2 那古野城攻略 3 三河攻略 4 美濃出兵 第2章 信長の尾張統一 1 信秀の死 2 清須織田家との対立 3 筆頭家老・林佐渡守との対立 4 尾張の統一 第3章 桶狭間の合戦と美濃・近江侵攻 1 桶狭間の合戦(永禄三年五月) 2 美濃侵攻 3 足利義昭を奉じて上洛 第4章 織田家臣団の形成 1 信秀家臣団はあったのか 2 青年期・信長の部将は家柄で選ばれた 3 カネで買った旗本を育てる 4 旗本から部将への昇格 第5章 方面軍ができるまで 1 近江 有力部将による分封支配 2 近畿 旧勢力の温存 3 越前 方面軍司令官の誕生 4 近江の直轄化と家督譲渡 第6章 方面軍司令官の時代 1 方面軍司令官とは 2 柴田勝家(天正三年九月) 3 佐久間信盛(天正四年五月) 4 羽柴秀吉(天正五年一〇月) 5 瀧川一益(天正一〇年四月) 6 神戸信孝(天正一〇年六月) 7 織田家臣団としての明智家臣団
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〈信長が、もし「文春砲」を食らったら?!〉〈戦国時代の伝承を「週刊誌の記事風」にリメイクした新感覚・歴史読本!〉信長の壮絶パワハラや家康の脱糞疑惑、上杉謙信のインサイダー取引疑惑などなど、戦国武将にまつわる史実や言い伝えを、【家臣や民からの匿名告発を受けた週刊誌がスクープ記事にした】というテイで誌面構成。スキャンダラスなゴシップネタのみならず、インタビュー、ルポ、エッセイなどあの手この手で約50ネタを掲載します。著者お得意の歴史パロディ要素を取り入れた広告ネタも随所に盛り込み、武将の性格・趣味嗜好から武士の生活文化・作法まで、楽しみながらざっくり学べる斬新な歴史本です。
-
4.0【内容紹介】 『どうする家康』をより面白く、勉強や仕事にも役に立つ! とりたてて秀でた能力の持ち主でもなく、すぐカッとする気性の持ち主で、しかも六歳から十九歳まで他家の人質という困難な状況下で育った気弱な徳川家康が、なぜ天下をとったのか──。 本書は、その要因を、家康の「学び方」、とりわけ「真似(まね)び方」にあった、と狙いを定め、そこにスポットを当てて探ってみました。すなわち困難な境遇の中で、家康はどのように考え、どんな学びを得て、どんな方法で自らを成長させていったのか、というプロセスを丹念に描いています。 さらに家康がとくに熱心に勉強した、武芸、健康、兵法、儒学、歴史など、その「勉強家」ぶりとその成果も紹介しています。 変化が激しく、先が見通せないのは現代も戦国時代も同じです。本書には、あなたの日ごろの勉強や仕事に役に立つ自分で自分の実力を向上させるための知恵が詰まっています。 【著者紹介】 [著]加来 耕三(かく・こうぞう) 歴史家・作家 1958年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒業。同大学文学部研究員を経て、現在は歴史家・作家として、独自の史観にもとづく著作活動を行う。内外情勢調査会、地方行財政調査会、政経懇話会、中小企業大学校などの講師も務める一方、テレビ・ラジオなどの番組監修・構成、企画、出演など多方面で活躍する。現在、BS-TBS「関口宏の一番新しい中世史」(毎週土曜昼12時)に出演中。 主な著書 2023年に作家生活40周年を迎え、これまでに刊行した作品は400冊を超える。近著に、『偉人たちの決断 新たなる道を拓いた有名・無名28人のものがたり』(戎光祥出版)、『家康の天下取り 関ケ原、勝敗を分けたもの』(つちや書店)、『日本史を変えた偉人たちが教える 3秒で相手を動かす技術』(PHP研究所)、『鎌倉幕府誕生と中世の真相 歴史の失敗学2──変革期の混沌と光明』(日経BP)などがある。 【目次抜粋】 ・みんなが知っている家康像は史実とは異なる ・祖父、父の二代を襲った悲運 ・稀代の軍師から何を学んだのか ・『吾妻鏡』を愛読し、源頼朝を尊敬する ・「仇を報ずるに恩を以てする」 ・三河武士の忠誠の背景 ・桶狭間の戦いで見せた「律儀者」の顔 ・生来の気性が招いた生涯最大の惨敗 ・武田信玄から学んだ「兵法」三つの極意 ・敗北の貴重な経験を子々孫々までの戒めに ・天下人へと猛烈なスピードで駆け上がる信長に学ぶ ・家族の生命か、徳川家の存続か ・長年の宿敵にして師・信玄の遺臣を召し抱えた理由 ・自分に敵対した家臣を懐刀に ・「先手を打ったほうが負け」秀吉と家康の我慢比べ ・鉄の結束といわれる徳川家臣団の本当の姿 ・小田原でもなく鎌倉でもなく、なぜ家康は江戸を選んだのか ・豊臣家中を二分し、一方に乗れ ・十万の兵を結集させた三成の構想力 ・小山評定で見せた家康のしぶとい根回し力 ・臣下が主君を討つことは正しいか誤りか ・「学びの達人」家康が遺した最大の失敗 ・家康を人使いの達人にした究極のテキスト『貞観政要』 ・「我一人の天下とは思うべからず」
-
4.0泰平の世を過ごした江戸時代のお殿様は、世襲が前提。戦国大名のように弱肉強食、食うか食われるかの日々を送ったわけではない――。 しかしだからといって、身分が保証されたわけではなかった。幕府の意向に沿わなければ身分を突然剥奪され、下手をすれば命を失うこともあった! 怨恨のあるお殿様を殺害して身分剥奪、領民が江戸に押しかけてトラブルが露呈、お家断絶の原因になりかねないと家臣に閉じ込められたお殿様、親族大名や幕府も巻き込んで、お家存続をはかろうとする人々……。 大名としての身分・地位を失った様々な事例――大名廃業に注目して、お家存続をめぐる諸勢力の思惑や隠れた慣行に迫る。
-
4.0幼いころに徳川家康の家臣・服部半蔵に命を救われた瑠璃。 その時、半蔵が見せた薬草の使い方に興味を持ち、 保護された村で出会った師匠から本草学の書籍をもらい受け、薬師になる夢を膨らませる。 その後、家康の祖母に小間使いとして仕え、本草学の知識を生かして体に良い茶を煎じる日々を過ごす。 半蔵もそんな瑠璃を気にかけ、何度も様子を見に来ていた。 一方、今川家での人質として暮らしに鬱屈していた松平元康(徳川家康)。 今川義元の姪(瀬名・築山御前)との望まぬ婚姻が決まり、その報告に祖母の家を訪れる。 そこで、出会ったのが小生意気な少女・瑠璃だった。 その後、時代は流れ、桶狭間の戦いを経て戦国大名へと昇り詰めていく家康。 しかし、決して安穏な日々ではない。武田信玄による三河侵攻、織田信長からの圧力・・。 そして重要性を増す瑠璃の師匠がもつ各大名の病状と処方箋を記した覚書の存在。 心労の絶えない家康の傍らで瑠璃は茶をそして薬を煎じて支える。 戦国乱世において、家康の体調や精神を支え、共に歩んだ女性の物語。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。