菅豊の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 鷹将軍と鶴の味噌汁 江戸の鳥の美食学
    かつて日本では、野鳥を食し、愛でる文化があった。
    その当時、様々な分野に影響を与えた野鳥食について、考察する。
    序章 鳥の味にとりつかれた美食家たち
    第一章 鳥料理の源流
    第二章 江戸時代の鳥料理と包丁人
    第三章 大衆化する江戸の鳥料理
    第四章 闇の鳥商売と取り締まり
    第五章 侠客の鳥商人  第六章...続きを読む
  • 鷹将軍と鶴の味噌汁 江戸の鳥の美食学
    めちゃめちゃ面白かった!これは掘り出しもの。
    日本の野鳥食についての書籍。
     手賀沼の水鳥猟。現在、私たちが行っている鳥類標識調査のヘッドクオーターは手賀沼のほとりにある。なぜ、手賀沼で我孫子にあるのか、というのが本書の最終章でなるほど、と納得。別の理由もあるかもわからないが、調査と狩猟が表裏一体だ...続きを読む
  • 鷹将軍と鶴の味噌汁 江戸の鳥の美食学
    これはかなりの労作。作者は民俗学者で歴史や料理の専門家ではないところが興味深い。千葉は柏の辺りに手賀沼という湖があってたまたまその近辺の神社を訪れた際に江戸時代に百両もの寄進を行った町民がいることを知り、興味を持ってどういう人物か調べたところいわゆる任侠でありかつ、野鳥の卸売業者であったということを...続きを読む
  • 鷹将軍と鶴の味噌汁 江戸の鳥の美食学
    インパクトのあるタイトルが好き笑
    坂本龍馬が近江屋で食べようとしていたシャモ鍋以外、江戸時代の人が鳥を食べるイメージは正直乏しかった。

    現代の感覚で読むとたちまち胸の内が違和感で充満してくる。
    「食用鳥」というパワーワードに、「鳥柴(としば)」とかいうゾッとする贈答品、魚問屋に水鳥が並ぶ不思議…
    ...続きを読む

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