作品一覧 2018/12/21更新 島津家の戦争 試し読み フォロー 天皇陛下の私生活―1945年の昭和天皇―(新潮文庫) 試し読み フォロー 明治宮殿のさんざめき 試し読み フォロー 明治天皇の一日―皇室システムの伝統と現在― 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 米窪明美の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 島津家の戦争 米窪明美 気になっていた、都城島津家のお話。 戦国時代から、戦後まで。 薩英戦争の講和のことや、西南戦争の背景など、知らなかったエピソードを知ることができ、おもしろかったです。 薩摩藩ではおよそ4分の1が武士であった、というのは知っていましたが、都城ではおよそ半分が武士であった、ということを初めて知り、驚き...続きを読むました。 薩摩藩の武士たちが「土地」とのつながりを大切にしてきたこと、歴史の変わり目でものごとが変わりゆく中、何を誇りに思い、何に怒りを感じ、何に失望したかがしみじみと伝わってくるお話でした。 Posted by ブクログ 明治宮殿のさんざめき 米窪明美 平安時代から連綿と続く宮廷のみやびは、明治において西洋の宮廷文化を受け入れることで明治宮廷特有の様式美を生み出した「奇跡の一瞬」。明治宮廷の生活の様子を多くの資料から拾い上げて一年の流れにまとめている。筆者の目線がそのまま、読み手を宮殿に迷い込んだかのような気持ちにさせてくれました。 Posted by ブクログ 明治天皇の一日―皇室システムの伝統と現在― 米窪明美 おひーる。 申しょー、おひるでおじゃー 。 米窪明美さんの「明治天皇の一日」を読んだのですが、しょっぱなの「申しょー、おひるでおじゃー」にやられました。そんな吹雪日和いかがお過ごしでおじゃー。ちなみに「おひる」は「お目覚め」という意味なのだそうです。 明治天皇は外国の香水を2、3日で一瓶使...続きを読むい切ったそうです。つけ過ぎじゃないか。 Posted by ブクログ 明治天皇の一日―皇室システムの伝統と現在― 米窪明美 ==明治天皇の日常を綴る== 歴史書ではなく、明治の天皇がどのような生活をしていたのか?また、そこで働く人たちはどのような働きをしていたのか?ということについて当時そこで働いていた人の日記やその他詳細な資料を基に書かれた本です。自由気ままに生活していたのかな天皇はと思っていましたが、伝統と決まりごと...続きを読むで結構窮屈な生活をされていたんだなってことが分かりました。また、意外と天皇はお茶目だったということも分かりました。 そして、果たして今の天皇はどのような生活をおくられているのかが非常に気になりました。そんなノンフィクションな一冊です。非常に読みやすく興味深く読める一冊でした。 Posted by ブクログ 島津家の戦争 米窪明美 都城島津家を中心に、薩摩藩の、特に関ヶ原以降の歴史が分かりやすくまとめられている。 そうした歴史の中から、根幹にある薩摩独自の精神性を見出していくのがこの本の特徴であり、鋭い指摘に驚きながら、夢中になって読んだ。 作者の薩摩に対する思い入れの強さはすさまじく、さながら小説のような抒情的な表現になるこ...続きを読むともしばしば。ここで好き嫌いが分かれるかもしれない。 ただ、個人的には歴史は解釈されるものだと考えているので、これでよいと思う。 にわか歴史ファンながら、最初から最後まで楽しく読ませていただいた。 都城の緑の盆地をぜひこの目で見てみたいと思った。 Posted by ブクログ 米窪明美のレビューをもっと見る