米窪明美のレビュー一覧
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==明治天皇の日常を綴る==
歴史書ではなく、明治の天皇がどのような生活をしていたのか?また、そこで働く人たちはどのような働きをしていたのか?ということについて当時そこで働いていた人の日記やその他詳細な資料を基に書かれた本です。自由気ままに生活していたのかな天皇はと思っていましたが、伝統と決まりごとで結構窮屈な生活をされていたんだなってことが分かりました。また、意外と天皇はお茶目だったということも分かりました。
そして、果たして今の天皇はどのような生活をおくられているのかが非常に気になりました。そんなノンフィクションな一冊です。非常に読みやすく興味深く読める一冊でした。 -
Posted by ブクログ
皇室改革は、戦後だけに行われたのではなかった、ということらしい。
本書の大部分は、明治天皇の夫妻の日常生活のディテイルをこれでもか、と詳述するのに費やされているが、最後の一章で、上記の問題が述べられていて、これが非常に面白かった。
明治天皇の宮廷は、まだそれ以前のしきたりが残っていた、という。
少年時代から「侍従職出仕」として、天皇とともに育つ側近たち。
これらはやがて貴族院議員として、政治と天皇のパイプ役を務めたという。
このシステムは、今上天皇の時、途絶する。
一方皇后をとりまく女官(典侍を頂点として、権典侍、掌侍、命婦、女儒と下っていく女官機構。
尚侍が欠員になっていたということは -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
雅子さまの健康問題や皇室典範改正論議など、伝統と革新の狭間で揺れる平成の皇室。
変わるべきか、変わらざるべきか―。
だが、こうした天皇家の苦悩は、すでに「明治」から始まっていた。
かくも堅苦しく息苦しいシステムが、なぜ脈々と生き続けるのか?
中世から近代への変貌を試みた明治皇室まで時代を遡り、天皇や女官、侍従たちの「奥」での何気ない生活ぶりを見つめることで、そこに潜む皇室問題の核心に迫る。
[ 目次 ]
第1章 御内儀の長い朝
第2章 御学問所の優雅な午前
第3章 御内儀の長い長い昼食
第4章 御学問所の何もない午後
第5章 御内儀の賑やかな夕食
第6章 眠りにつく宮殿
第7章