明治天皇の一日―皇室システムの伝統と現在―

明治天皇の一日―皇室システムの伝統と現在―

660円 (税込)

3pt

4.0

雅子さまの健康問題や皇室典範改正論議など、伝統と革新の狭間で揺れる平成の皇室。変わるべきか、変わらざるべきか――。だが、こうした天皇家の苦悩は、すでに「明治」から始まっていた。かくも堅苦しく息苦しいシステムが、なぜ脈々と生き続けるのか? 中世から近代への変貌を試みた明治皇室まで時代を遡り、天皇や女官、侍従たちの「奥」での何気ない生活ぶりを見つめることで、そこに潜む皇室問題の核心に迫る。

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明治天皇の一日―皇室システムの伝統と現在― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ==明治天皇の日常を綴る==
    歴史書ではなく、明治の天皇がどのような生活をしていたのか?また、そこで働く人たちはどのような働きをしていたのか?ということについて当時そこで働いていた人の日記やその他詳細な資料を基に書かれた本です。自由気ままに生活していたのかな天皇はと思っていましたが、伝統と決まりごと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月20日

    皇室改革は、戦後だけに行われたのではなかった、ということらしい。
    本書の大部分は、明治天皇の夫妻の日常生活のディテイルをこれでもか、と詳述するのに費やされているが、最後の一章で、上記の問題が述べられていて、これが非常に面白かった。

    明治天皇の宮廷は、まだそれ以前のしきたりが残っていた、という。

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    0

    Posted by ブクログ 2011年04月21日

    副題通り、易しく皇室システム(役職など)の基礎知識を説明しているので非常に役立ちました。
    気軽に読めるし、皇室のエピソードは興味を引きます。

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月30日

    [ 内容 ]
    雅子さまの健康問題や皇室典範改正論議など、伝統と革新の狭間で揺れる平成の皇室。
    変わるべきか、変わらざるべきか―。
    だが、こうした天皇家の苦悩は、すでに「明治」から始まっていた。
    かくも堅苦しく息苦しいシステムが、なぜ脈々と生き続けるのか?
    中世から近代への変貌を試みた明治皇室まで時代...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月13日

    他にない視点で皇室のことを描いている。本当に日常の様子。明治天皇の人間味が感じられるとともに、皇室での生活の不便さや厳格さや温かみなどが伝わってくる。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年03月05日

    おひーる。

    申しょー、おひるでおじゃー 。

     米窪明美さんの「明治天皇の一日」を読んだのですが、しょっぱなの「申しょー、おひるでおじゃー」にやられました。そんな吹雪日和いかがお過ごしでおじゃー。ちなみに「おひる」は「お目覚め」という意味なのだそうです。

     明治天皇は外国の香水を2、3日で一瓶使...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年05月29日

    明治時代の流れ、天皇の1日。
    これって、歴史的に非常に面白い。
    京都から東京に天皇が移って、その名残とか。


    朝起きるのが『おひーるー』って。
    これ、京都の名残だよね…
    あと、一夫多妻制がそこまでまだあったんだと。
    明治天皇のお人柄、考え、凄いな。
    ベッタベタの昭和生まれなので、
    ほんの100年前...続きを読む

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