島津家の戦争

島津家の戦争

770円 (税込)

3pt

4.3

鎌倉時代から650年にわたり薩摩の地を治めてきた島津家。その私領である都城島津家は4万石に多数の武士を抱え、藩の中で特殊な地位にあった。その都城島津家が残した日誌をはじめとする多数の史料から、明治維新とその後の日本の近代化を主導した薩摩藩の実像、都城島津家の君主と家臣団の知られざる物語が浮かび上がる。薩摩から見たもう一つの日本史、迫真の歴史ノンフィクション。

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島津家の戦争 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月06日

    気になっていた、都城島津家のお話。
    戦国時代から、戦後まで。
    薩英戦争の講和のことや、西南戦争の背景など、知らなかったエピソードを知ることができ、おもしろかったです。

    薩摩藩ではおよそ4分の1が武士であった、というのは知っていましたが、都城ではおよそ半分が武士であった、ということを初めて知り、驚き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月23日

    都城島津家を中心に、薩摩藩の、特に関ヶ原以降の歴史が分かりやすくまとめられている。
    そうした歴史の中から、根幹にある薩摩独自の精神性を見出していくのがこの本の特徴であり、鋭い指摘に驚きながら、夢中になって読んだ。
    作者の薩摩に対する思い入れの強さはすさまじく、さながら小説のような抒情的な表現になるこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月07日





    ちくま文庫
    米窪明美 「 島津家の戦争 」


    都城島津家を中心とした薩摩史の本

    薩摩藩士の特異性を、一所懸命(命をかけて領地を守る)により説明。関ヶ原の戦い、明治維新、薩英戦争、西南戦争、日露戦争 を 薩摩藩士の一所懸命という視点から見直している。鋭い指摘だと思う


    反面、薩摩藩(島津...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月18日

    ブログつながりで知った本です。米窪明美さんは初見でしたがとても読み易かった。女性が著す歴史本はやわらかく入りやすい! 故郷が鹿児島なので「せごどん」を観て以来もっと知りたいと思っていました。
    江戸時代、武士の人口割合は全国では5%、鹿児島でも25パーセントと高い。その中でも都城島津では人口の半分が武...続きを読む

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