作品一覧

  • 秀吉家臣団の内幕 天下人をめぐる群像劇
    4.0
    1巻770円 (税込)
    信長の跡を継ぎ天下統一を成し遂げた豊臣秀吉。その天下人への歩みをたどりながら、秀吉と彼を取り巻く群像のドラマを描き出す。「二兵衛」こと竹中半兵衛と黒田官兵衛、子飼衆の石田三成や加藤清正、家臣団を差配した弟・秀長、そして知られざる「羽柴四天王」などが織り成した、秀吉の生涯を論じぬく一冊。家臣団の構造や変遷は、現代の組織論に通じるところもあるだろう。

ユーザーレビュー

  • 秀吉家臣団の内幕 天下人をめぐる群像劇

    Posted by ブクログ

    ちょっと前に『関ケ原合戦は「作り話」だったのか』を読んだのだが、それぞれの武将たちはなぜ西軍に/東軍に属したのか、そこが不思議だった。
    その流れで読んだ本。

    秀吉の家臣の変遷を語ることで、秀吉をたどるというのも面白い視点だと思う。
    自分が持っている知識と重なる部分がかなりあることもあって、読んでいてとっても納得出来る。
    ただ、(素人が)面白いということは、『関ケ原合戦は「作り話」だったのか』の著者なんかに言わせたら、俗説の類がかなり含まれているということなのだろう。
    とはいえ、著者が資料第一主義の学者でないからこその、石田三成を「秀吉原理主義」と定義づけちゃう独特の解釈はわかりやすくていいと

    0
    2020年11月03日
  • 秀吉家臣団の内幕 天下人をめぐる群像劇

    Posted by ブクログ

    「軍師官兵衛」などで描かれている、官兵衛=正義/三成=悪のレッテルから離れて、家臣団の成立から崩壊そしてその理由を冷静に分析した内容。
    この中で、三成が取次して征伐を免れたことが紹介されているのが津軽藩祖・為信公で、その恩義に報いながらも関ヶ原では東軍に立つという判断が、いかにも戦国武将の典型らしいのがわかるのが、津軽衆にとっての読みどころです。

    0
    2014年10月10日

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