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桶狭間合戦を契機にした自立から今川攻め、家臣離反と亡国の危機に瀕した三河一向一揆、信玄による駿河侵攻と三方原合戦の大敗――若き家康が直面した「どうする?」の決断には、つねに大国武田との攻防があった。両者はいつどのように互いの存在を意識し、なぜ手を結び、ついには手切れとなったのか。息詰まる駆け引きと命運をわけた決断の背景には、いったい何があったのか。巷間いわれる「信玄にやられ続けた家康」像は果たして正しいのか。膨大な史実を丹念に読み解き、数少ない史料の「点と点」をつなぎ合わせながら、立体的に歴史を浮かび上がらせる。2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」時代考証担当が、これまでほとんど語られてこなかった家康・信玄の攻防を軸に、戦国史の最前線に斬り込む。
第一章 松平元康と武田信玄
第二章 今川氏攻略に向けた動き
第三章 家康と信玄、今川攻めへ
第四章 不気味な静けさ
第五章 徳川家康、生涯最大の危機
Posted by ブクログ 2023年01月08日
桶狭間で義元が討たれたことによりお互い今川領の獲得に動き、うまくいくかに思えた関係。しかし、信玄の外交戦略の変化に伴い、家康との関係も変化していく。織田&徳川の危機も信玄が亡くなり武田軍の進軍が無くなったことにより助かった。信玄があと数年でも長生きをしていたら歴史はどうなっていただろうか?のちに、家...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月03日
読み応えあり。
当時の資料を丹念に読み解き、そこから想定できる事実を提示し、また、多くの先達の業績にも触れる。
まさに歴史書の名にふさわしい。平山氏は武田氏を専門としていて武田氏や真田氏に関する多くの著を書いており、自分もいくつか読んでいる。
あとがきにもある通り、NHK大河ドラマの時代考証を担当さ...続きを読む
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