真田三代 幸綱・昌幸・信繁の史実に迫る

真田三代 幸綱・昌幸・信繁の史実に迫る

880円 (税込)

4pt

武田信玄に仕える一方で、長尾景虎とも誼(よしみ)を通じようとした真田幸綱。徳川氏の力を借りてまんまと上田城を手に入れた昌幸。滅亡しつつある組織特有の固陋さによって献策が受け入れられず、悲劇的な死を遂げた信繁……。智謀と勇猛さで戦国時代を生き抜き、多くの日本人に愛される真田三代の本来の姿を、日本有数の戦国史研究家が丁寧に描く。近年の戦国・織豊期研究のめざましい進展や、新史料の相次ぐ発見を踏まえた新たな決定版。虚飾を退けることで逆に新鮮な驚きと感動を呼び起こす、歴史ファン必読の一冊。

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真田三代 幸綱・昌幸・信繁の史実に迫る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」時代考証に名を連ねる平山優の著作。
    放映開始時に購入していたのですが、積ん読のまま、ようやく今読みました。
    昨年(2017年)のNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」で穴山信君が「あなやまのぶただ」と呼ばれていたのが気になりましたが、本書ではこの読みの訂正の経緯が示

    0
    2019年03月25日

    Posted by ブクログ

    緻密さと正確を期す感じが良い。
    幸綱(幸隆)、昌幸、信繁の三代を新しく発見された資料を織り交ぜて書く。信濃と上野の距離感とか、武田家の信濃攻略の詳細とか、武田滅亡後の武田領のことだとか、勉強になった。大阪の陣では信繁への感情移入が窺えて面白かった。

    0
    2012年05月06日

    Posted by ブクログ

    著者は大河ドラマ「真田丸」で時代考証を務める平山氏。真田幸綱・昌幸・信繁の三代記である。

    幸綱が甲斐の武田晴信に臣従し、めきめきと頭角を現し、重臣の一人に数えられるほどまでのし上がる。次代の昌幸は子供のころから信玄の近習として目をかけられ、信玄の戦略を目の前で学び、信玄死後、長篠の戦いで長兄信綱・

    0
    2016年04月06日

    Posted by ブクログ

    好調な大河ドラマ「真田丸」のおかげで、書店業界は「真田本」でうるおっている(と思う)。そのビッグウェーブに乗って手にした1冊。

    タイトルの真田3代というのは、真田幸綱・昌幸・信繁(幸村)の3人。信濃の地方豪族にすぎない真田一族が3代にわたり、いかにして生き延びたか、その苦難の歴史を正確な資料で読み

    0
    2016年03月11日

    Posted by ブクログ

    再読。真田幸綱の活動は、地元が近く地理感覚があるせいか、想像しやい。何故、武田信玄が重用したのかは、真田幸綱が活躍した場所が海野一族が広がる地域と重なるので、理解できると思う。昌幸は政治感覚が凄すぎる。武田遺臣は多くいたが、あそこまで活躍した武将は少ない。できれば昌幸の兄、信綱や昌輝の活動も書いて欲

    0
    2012年12月20日

    Posted by ブクログ

    読破。戦国末期から織豊期の真田氏で幸隆から信繁(俗に幸村)まで3代。信玄が信濃から上野国へ侵攻し諸城を従えるところ、秀吉が家康と対戦時にその背後の信濃の調略の凄まじさが 印象に残りました。 周囲の味方からも信頼されず孤軍奮闘して散った大阪の陣ではやはり筆者も幸村に感情移入したみたい。

    0
    2012年08月29日

    Posted by ブクログ

    日本人が愛する「鬼謀の一族」の実像
    近年の発見も踏まえた決定版
    戦国時代を生き抜いた真田三代の本来の姿を
    日本有数の戦国史研究家が丁寧に描く。

    本書は真田幸綱、昌幸、信繁を三代として描
    かれているが、信之びいきとしては残念なと
    ころである。幸綱・昌幸については、史料を
    駆使し、重厚に

    0
    2011年12月05日

    Posted by ブクログ

    真田三代(幸綱、昌幸、信繁)の事績が描かれている。
    昌幸の強さが異常に感じた。
    大阪の陣に昌幸がいたらと想像を掻き立てられました。

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    日本史は得意ではないので、読み進めるのに苦労した。今後、再読しようと思う。大河ドラマ『真田丸』理解の参考にしようと、本書を購入。真田幸村は作り物であるが、江戸から現代に至るまで、真田が愛され、数々の伝説が作られたかちょびっと分かった。父親の信昌のように、戦術や人を動かす力が信繁にあれば、大阪夏の陣で

    0
    2016年02月21日

    Posted by ブクログ

    2011年に出た新書本。作者の人は、山梨県内で学芸員や大学教員をされている方のようです。
    いわゆる戦国真田家について、ノンフィクション実相的な初歩を知ろうかなあ、と思って買った本です。

    まあ、正直に言うと本として面白い本では全然なかったです。
    それでもこういう本が出る、ということは、それだけ真田昌

    0
    2014年12月26日

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