SF・ファンタジー作品一覧
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4.0真琴は留守がちの父と慎ましい下宿暮らし。家族同然の住人たちのおかげで寂しさを感じることなく過ごしていたが、突然「兄」と名乗る青年が現れた。戸惑う真琴。その上、兄と下宿人の会話から父が何かを盗み、逃亡中だという衝撃の事実を知ってしまう。さらに〈門〉と呼ばれた、部屋の真ん中に浮かぶ黒い空間に飛び込むと、降り立った先はアルミナ――薄闇に覆われた異世界だった! 溺愛系兄の出現と、父の失踪が真琴の生活に想定外の波瀾を呼ぶ! 新シリーズ開幕。
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4.0魔法使いの少女パトリシアと天才科学少年ローレンス。特別な才能を持つがゆえに周囲に疎まれるもの同士として友情を育んだ二人は、やがて地球と人類の行く末を左右する運命にあった。しかし未来を予知した暗殺者に狙われた二人は引き裂かれ、別々の道を歩むことに。そして成長した二人は、人類滅亡の危機を前にして、魔術師と科学者という対立する二つの秘密組織の一員として再会を果たす……。ネビュラ賞・ローカス賞・クロフォード賞受賞の傑作SFファンタジイ。/解説=渡邊利道
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3.4平凡を自認する高校生・深波は、自分にしか見えない謎の少年と知り合う。「魂葬屋」と名乗る彼は「仕事を手伝ってほしい」と告げるが――第2回C☆NOVELS大賞特別賞受賞後第一作、堂々登場!
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3.0【東京創元社文庫創刊60周年記念刊行】創元SF短編賞正賞・優秀賞受賞者、佳作入選者が競演。〈宇宙編〉には高山羽根子(第1回佳作)、酉島伝法(第2回正賞)、理山貞二(第3回正賞)、オキシタケヒコ(第3回優秀賞)、宮西建礼(第4回正賞)、宮澤伊織(第6回正賞)の6名の傑作を収録。ソロバンを携え銀河を旅する交易船、海に覆われた惑星に棲息する音をあやつる生き物たちの旅路、航行中の宇宙船で起こった前代未聞の連続殺人──2020年代のSF界を牽引する“東京創元社生まれ”の気鋭作家陣が贈る、書き下ろしテーマ・アンソロジー。【収録作】はじめに 東京創元社編集部/「平林君と魚(いお)の裔(すえ)」オキシタケヒコ/「もしもぼくらが生まれていたら」宮西建礼/「黙唱」酉島伝法/「ときときチャンネル#1【宇宙飲んでみた】」宮澤伊織/「蜂蜜いりのハーブ茶」高山羽根子/「ディセロス」理山貞二/ちいさなあとがき
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-宮崎県の山頂に何かが落下した。当初は隕石が落下したのだと考えられていたが、実際にその山頂を捜索した自衛隊員が発見したものは、隕石ではなく、地球起源のものではないと思われる、銀色の円盤形をした乗り物の残骸であった。そして更に、その残骸のなかから、意識は失ってしまっているものの、まだ生きている生命体が発見された。その生命体の容姿は、日本人が西洋人と聞いてすぐに思い浮かべる容姿をしていた。金髪碧眼で、性別は男性だと思われた。やがて意識を取り戻した異星人と思われる人物とコンタクトを取るために、言語学者である佐藤正弘は、政府から依頼を受けて、その異星人と思われる人物が収容されている宮崎県にある自衛隊基地を訪れるのだったが……。そして異星人らしき人物とコンタクトを重ねるうちに、徐々に明らかにされていくことになる驚愕の真実とは!?……。果たして、彼はどこからやってきたのか。また彼の目的はなんなのか? こちらはKindleから既に出版している『それは遥か遠く、とても近い場所から』の1巻から6巻までを一冊にまとめたものになっています。一冊ずつ購入していくよりもかなりお得になっています。『それは遥か遠く、とても近い場所から』をできるだけ安く購入したいという方や、一気にまとめて読みたいという方はぜひ!!
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4.0狩猟の名人アラン・クォーターメンがヘンリー卿とグッド大佐に依頼され弟を探して旅をする冒険ファンタジー。アフリカの奥地にあるというソロモン王の秘宝を目指して旅をする。死の砂漠を越えると現地の住民に殺されそうになったり。ククアナ国の人々を助けるために大規模な戦闘に巻き込まれる。果たして洞窟の奥で見たものは何か?ダイヤモンドはあったのか。ハラハラドキドキ奇想天外の壮大なスケールで描いた冒険物語。過去何度も映画化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
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-平凡な下級貴族の息子アルヴィス・ヴァンガードは王国随一の名門校「王立付属魔法学院」になぜか合格してしまう。しかし入学してみるとそこは性格の悪いおぼっちゃまやおじょうちゃまの巣窟だった。家柄を鼻にかける幼馴染のルナサや同級生たちに囲まれて肩身の狭い思いをするアルヴィス。めげることなく寮のルームメイトのロアや王女エルノアらとともに、恋に冒険に追試に奮闘するアルヴィスだけど……!? 魔法学院スクールライフ!
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-――時は戦国……だったはずが、羅課帝国の異星人によって拉致・冷凍保存され、ひょんなことから3000年後の未来に蘇ったサムライ・天地助左右衛門尚虎。〈地球連合〉の少年クリスティアンを横に従え、帝国の内乱も〈地球連合〉の陰謀もなんのその、たとえ宇宙戦艦であろうと、行く手を遮るものは斬り捨て御免で突き進む! 荻野目悠樹のノンストップ痛快スペースオペラ、堂々見参!!
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-神Aは全文を、それこそ目を皿のようにして眺めるが、適切な文字列を見つけることができない。一点、気になったのは〈荒ららげた〉である。いまやほとんどの人間が〈荒ららげた〉ではなく〈荒らげた〉と言っているから、〈ら〉をひとつ取って〈投げれない〉に挿入してもよさそうな気もする。いやしかし、やはり神としては誤用を認めるのはまずいだろう。〈れ〉の挿入先については、皆目見当もつかなかった。キューを握ったまま動けずにいると、神Bが言った。「どうした。ギブアップか。なら、私が先に撞くぞ」(「続・神々のビリヤード」より) 奇想天外なアイデアが満載、珠玉のショート・ショート作品集。 ●高井 信(たかい・しん) 1957年、名古屋生まれ。東京理科大学理学部卒業。1979年、大学在学中にSF専門誌「奇想天外」にて作家デビュー。以後、ショートショートやSFアイデアストーリーを中心に活躍。1990年代にはRPGに材をとった小説やシナリオも執筆。2000年ごろからショートショートの研究に着手。著作多数。
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5.0イワン・ヴォルパトリル大尉。生粋のヴォルらしい黒髪にオリーブ色の肌をした、長身のハンサム。コマールで軍務についていたイワンのもとを、友人の機密保安庁職員バイアリーが訪れた。女の子を一人ひっかけてほしいというのだ。女の子ならイワンの得意分野。少々強引ながら彼女の家に押しかけたはいいが、そのあとの展開がいけなかった。いきなりスタナーで撃たれて拘束されるわ、誘拐容疑をかけられるわ……。そこで彼女が追われていることを知ったイワンは、窮地を逃れるための、偽装結婚を申し出る。マイルズの従兄弟イワンの運命やいかに!
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3.0舞台は『ブラインドサイト』の7年後。現代随一のハードSF作家が、自由意志と神の本質に挑む。【新作長編『エコープラクシア』の序章となる短編】宇宙船〈テーセウス〉が太陽系外縁で異星の知性体と遭遇してから7年。地球では、集合精神を構築するカルト教団が不可解な動きを見せる。彼らの狙いを探る情報部のムーア大佐に、教団は予想外の情報を告げる――星雲賞ほか全世界7冠制覇の傑作長編ハードSF『ブラインドサイト』と続編『エコープラクシア』をつなぐ、予告編的短編。/カバーイラスト=加藤直之 *本書はピーター・ワッツ『エコープラクシア 反響動作』(創元SF文庫、2017年1月刊行)下巻の収録作を単体で電子書籍化・先行発売したものです。
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4.419世紀後半、ロンドンの外れの巨大なごみ捨て場。幾重にも重なる屑山の中心に「堆塵館」という巨大な屋敷があり、ごみから財を築いたアイアマンガー一族が住んでいた。一族の者は、生まれると必ず「誕生の品」を与えられ、一生涯肌身離さず持っていなければならない。15歳のクロッドは、聞こえるはずのない物の声を聞くことができる変わった少年だった。ある夜彼は屋敷の外から来た召使いの少女と出会う。それが一族の運命を大きく変えることに……。『望楼館追想』から13年、著者が満を持して贈る超大作。
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3.3軍事兵器によって出生率が低下し地球の人口が激減。タイタンからやってきた異星生物ヴァグとの戦争にも敗れ、活力を失った人類の間では、土地を賭けた〈ゲーム〉が流行していた。カリフォルニア州に住むピート・ガーデンは、ゲームに敗れ自分の住む街バークレーを巻き上げられてしまう。雪辱を果たすべく、方策を練るピートだが、奇怪な殺人事件が起こり……ゲームが支配するディストピアを描く初期長篇。解説/牧眞司
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-養父母の元から、母の実家である赤槻家に引き取られることになった15歳の少年「美緒」が、成田空港に降り立ったところからこの物語は始まる。父親が誰なのかを知らない美緒は、赤槻家で異父姉「美馬」の助けを借りてDNA鑑定を行い、実の父「シルヴィ・シャミル」にたどり着く。最初は受けいれがたかった美緒も、シルヴィの人柄にひかれ、次第に父と認め交流を深めていく。シルヴィも美緒を息と子認め、入籍させる手続きを進める。そのころ、赤槻家のすぐそばの教会で、自殺したはずの美緒の母「清絵」が美緒を産んだ頃と変わらぬ若さを保ったままの状態で生きていることを、新聞記者の「水島千佳」が発見した。清絵は自殺したのではなく、コールドスリープをかけられ、つい最近まで眠りについていたのだった・・・
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-高校3年の洋子は、母が亡くなり父が入院して忙しい日を過ごしている。母が亡くなってから生きる意欲を喪失したかのような父を励ましながら洋子は精一杯日常を生きていたがそんなある日、父が退院する前日、洋子の隣家が火事になる――。
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-女子大生・麻美が世界中にタイムスリップ!青い鳥文庫の人気シリーズ「タイムスリップ探偵団」の姉妹編が「YA!」に登場! 美人女子大生・麻美は、あの有名な豪華客船にタイムスリップしてしまい……。
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3.0青い鳥文庫の人気シリーズ「タイムスリップ探偵団」の姉妹編。美人女子大生・野々宮麻美は、18世紀のヨーロッパにタイムスリップしてしまう。そこで声をかけてきた下品な男は、かの有名な音楽家、モーツァルトだった! なぜか、モーツァルトの家で家政婦として働くことになった麻美は、みるみる体調が悪くなっていく彼を見て、モーツァルトが毒殺されようとしているのではないかと疑う……。
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4.0世界の始まりの国・パンゲアで、中に入った人間の時間を止める魔法の箱がつくられた。王様は愛する姫を箱に入れて、いつまでも若く美しいままでいられるようにする。やがてその箱は王や姫の運命を揺さぶり、世界のあり方を大きく変えることに。そしてその呪いは、はるか先の現代にまでふりかかることになるのだった……。時空を超えた壮大な旅を通して、ほんとうの幸せや豊かさに気づかせてくれる1冊。 アイスランドで国民的人気の傑作ファンタジー! フィリップ・K・ディック特別賞受賞の著者による最新刊
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4.1
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-昼と夜に、分かれてしまった未来。 気鋭劇作家が自ら執筆した、小説版「太陽」! 21世紀の初め、ある未知のウイルスの爆発的な感染により、世界の人口は激減した。 感染を克服して生き残り、ウイルスのキャリアとなった新人類は、奇妙な体質に変異していた。細胞が太陽光に異常に弱く、活動できるのは夜のみ。一方で、頭脳は明晰に、肉体は強靱に変異していた。彼らは自分たちのことを「ノクス」と名づけた。 感染せずに生き残った旧人類は「キュリオ」(骨董品)と呼ばれ、貧しい生活を余儀なくされた。 人類は、二つに分かれて暮らすことになった。 ノクスは次第にキュリオを支配していき、やがて文明を担うようになるが、当然反発は強く、ある時、キュリオの住む村・長野八区で、キュリオの男がノクスの駐在員を惨殺する事件が起こる。結果、村はノクスによって経済封鎖されてしまった――。 そして10年後。 村に住む若者・奥寺鉄彦は村での生活に閉塞感を抱えながら、毎日を過ごしていた。幼馴染の生田結は、ノクスの存在を憎みながらも、村を立て直したいと前向きに暮らしていた。 そんなある日、突如、封鎖が解かれ、村にノクスが現れる。 羨望、絶望、希望。その先にある「未来」とは? 数々の演劇賞を受賞した傑作戯曲「太陽」、待望の小説化! ※本書は、2016年2月27日に配信を開始した単行本「太陽」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
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-マシスンは代表作の長編「縮みゆく人間」でよく知られる作家だが、ホラー、ファンタジー、SFの各分野で、過去・現在・未来を舞台に創造的で刺激的なイマジネーションを縦横に発揮し、数多くのファンを唸らせてきた。信じがたいものを読者に見させ、思いもよらぬ世界へ導くその異才は、処女作「モンスター誕生」で明らかである。本短編集では、表題作のほか、タイム・トラベラー、異星人の登場するSFや、ユーモラスな作品など、作者の魅力を十分味わえる13編を収録した。
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-巨匠ハミルトンのスペース・オペラ、星間パトロール・シリーズの続編。太陽とすれ違うはずだった銀河系内の赤色巨星アルトが、奇怪にも突如針路を変え、太陽系めざし接近をはじめた。このまま進めば、衝突は一年以内だ! 「八星連合」最高評議会から派遣されたジャン・トール配下の遠征隊は、やがてアルトの周囲に1個の惑星を発見。だが、偵察中に、謎の光線に宇宙船を吸い寄せられ、無気味な都市の真只中に墜落した!……この「激突する太陽」ほか、星間パトロールの勇者たちが縦横に活躍する「太陽強奪」「星雲のなかで」「彗星を駆るもの」「宇宙の暗雲」のあわせて5編を収録。
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5.0かつて、南太平洋には巨大な大陸が存在していた。それはムーと呼ばれていた。そこには、想像を絶するほど高度に完成された一大文明が栄えていた。だがある日、広大で肥沃な土地に住み、完成された国家を持ち、平和な日日を送るムーの人々を、突然の災厄がおそった。大地震、大洪水、そして火山の爆発があいつぎ、そこに栄えたあらゆるものを、跡かたもなく海中に没し去ってしまったのだ――。失われた大陸・ムーの誕生から滅亡に至る2000年の歴史を描く大河ロマン。
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-かつて、南太平洋には巨大な大陸が存在していた。それはムーと呼ばれていた。そこには、想像を絶するほど高度に完成された一大文明が栄えていた。だがある日、広大で肥沃な土地に住み、完成された国家を持ち、平和な日々を送るムーの人々を、突然の災厄がおそった。大地震、大洪水、そして火山の爆発があいつぎ、そこに栄えたあらゆるものを、跡かたもなく海中に没し去ってしまったのだ――。失われた大陸・ムーの誕生から滅亡に至る2000年の歴史を描く大河ロマン。2002年に作家が永眠するまで書き続けられた畢生の一大叙事詩18巻を1冊にまとめた合本版!
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4.0第二次世界大戦の波が押し寄せつつある国際都市上海。共同租界に暮らす西洋人の日常は、本格的な日本軍の侵攻によって一変した。混乱する街中で両親と離ればなれになったイギリス人少年ジムは、西洋人が連れ去られた街で遺棄された屋敷やアパルトマンを転々として生き延びようとするが、やがて日本兵に捕らえられ、龍華収容所へと送られる──〈破滅三部作〉などで知られるニュー・ウェーヴSFの旗手が、その創作活動の源となった少年期の実体験に基づき書き上げた本書は、ブッカー賞の候補となって一躍文芸界でバラードの名を高らしめた。瞠目の傑作長編を新訳決定版にて贈る。/解説=柳下毅一郎
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4.0過酷な牢獄から、豪華絢爛な宮殿へ! 妖精の国の恋愛リアリティショー!? 妖精と人間の暮らすウラノス大陸。オーロラ王国で牢獄に囚われていた24歳のロアは、突然、アフェリオン王国の〈太陽の宮殿〉に連れてこられ、妖精の王アトラスが開催する〈太陽妃選考会〉に参加を命じられる。魅惑的な王の伴侶の地位を得るため、10人の候補者が命がけで4つの試練を戦うのだ。だが、ライバルは選考会に人生をかけてきた妖精の美女たちばかり。ロアを待ち構えているのは、めくるめく誘惑、それとも、死……? 一方オーロラ王国では、妖精の王子ナディールが、姿を消した彼女の行方を追っていたが……。 話題のロマンタジー(ロマンス×ファンタジー)、〈ウラノスの魔道具〉シリーズ開幕!
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-今日もハンスさんの作る絶品スイーツを食べながら、海月はタクトと口ゲンカ。意地悪なタクトの性格にも、かなり慣れてきた気がする。そんなある日、海月の友だちが通り魔らしき女の子に狙われて……? グリム童話『ラプンツェル』の話を絡めた『メルヘンの魔法使い』シリーズ第三弾。 表紙絵は、高橋唯有の書き下ろし。ご堪能あれ!
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-時は、京が山背国葛野に移り平安京と呼ばれるようになって45年、仁明天皇の時代。京では、度重なる怨霊の出現により、騒ぎが巻き起こっていた。恨みを抱く者たちによる生霊、死霊が都の人々を悩ませていたのである。ここに一人の男が立ち上がった。京では一風変わった振る舞いから野狂の人と呼ばれる、東宮学士小野篁である。篁は恨みを抱く霊に変成し、京の平穏を取り戻すために怨霊と死闘を繰り広げる。
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-戦争も原爆も過去ではない。手遅れになる前に、これが役立ちますように……。(本文より) 記憶を失い、見知らぬ場所で目覚めた少女・ジュリは、ユイトという少年と出会う。彼は被爆者だった母を亡くし、自身を虐待し続けた父を殺害した末、自殺したのだった。二人が出会ったのは原爆と何らかの関わりをもつ死者がゆく、謎めいた死後の世界。そこは覇権をかけて常に争う大ウ帝国、サルタン国等の諸国群、原爆投下後最初にできた国・魔界、罪を犯した者が赴く地獄界、嘘をつかず良心を信じる者のみが入れる天界、龍の住む村で構成されていた。そこでの学び、仲間たちとの冒険、そして邪悪な大帝国軍対連合軍による戦いを経て、ジュリとユイトが再生へ向かうまでを描く、一大スペクタクル! 〈著者紹介〉 しきべ かひ 東大のお膝元で、貸本漫画と図書館と書店の立ち読みハシゴ、さらに印刷会社の雑誌盗み読みの幼年時代。 能と歌舞伎、宝塚に映画、COMやガロ等、ザ・ビートルズにピンクフロイド、そしてレッドツェッペリン、クイーン等々で育った私は「見ちゃった豚」なのでしょう。 ですから、ご感想を下さいませ。
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4.0『竹取物語』の大筋については、ほとんどの日本人が知っている。それほどポピュラーなこの物語が、世界で最も古い「SF」ではないかといわれている。アポロ宇宙船が月に到達するより1000年以上も前の日本に、月からやって来た美しい人がいた――という発想にはあらためて驚かされる。SF界の第一人者が、わかり易い文章で、忠実に「古典」の現代語訳に挑んだ名訳! 章の終わりごとに書き加えられた訳者の“ちょっと、ひと息”が、この物語の味わいをいっそう引き立てている。 ※本電子書籍には、紙版収録の竹取物語の原文は収録されておりません。あらかじめご了承ください。
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3.7雨宮一彦の話をしよう…雨宮一彦の話をしよう…西園信二じゃなくて?…いや、どっちだろう…どっちだっていいじゃない--1999年、昭和74年。この世界では「昭和」は続いている。これはいわば終わり損ねた時代をめぐる物語である。メディアを自在に縦横断し、多発的に、そして多義的に紡がれるストーリー『多重人格探偵サイコ』――全6話で描かれたドラマのシナリオ郡をベースに、7パーツの書き下ろしドキュメントをシャッフルして編んだ、ファン待望の一冊。デュアルの文庫オリジナル。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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3.8三日間だけだからとユキに拝み倒され、魂葬屋認定試験に駆り出された深波。限りなく日本語が怪しい千早と魂探知機能が不安な胡白につきあい、街を右往左往するはめになるが……!?
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4.3“他人の人生”を歩く青年・グンが見た驚異の風景。 ありえない世界を歩きぬけ! 極限のロードノベル。 人生の大半を路上で過ごしてきた、ろくでなしの青年・グン。 妻・娘ともに施設に入所した檜山優作が、幼い息子だけを置き去りにしたのは何故なのか。 心象風景=〈道〉を歩いたグンは、驚愕の真実に突き当たる……。 古より存在する「歩く者」たちと、世界の壮大な意味。 圧巻のロードノベル登場! 解説・恒川光太郎
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4.0桜庭よしみ(23歳)はニュースキャスターになるために中学の頃から猛勉強し、 大学では体育会に入り、帝国テレビに入社してからは早朝のお天気お姉さんを一年間やり抜いて、 とうとう報道局のレポーターになった。そんな真面目はよしみなのに、 事件現場に出かけると必ず姿をくらまして中継に穴をあけ、その間に事件は謎の解決を遂げている-- そう、実はよしみの正体は、人知れず事件を解決してしまう正義のスーパーガールだったのだ!!
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3.5伝説の生きる地方都市・隠神市に起きた異変――神隠しが相次ぎ、闇に潜むモノが人に牙を剥く。原因を探る高校生・千尋が知り合った奇妙な集団は、東京にある除霊会社の社員だというが……?
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4.1『アーモンド』の著者が贈る、極上の短編集! ミステリー、近未来SFから、心震える『アーモンド』の番外編まで、珠玉の8編を収録 彼氏に振られ、職場をクビになり、賃料の値上げによって、今住んでいる部屋からの退去を余儀なくされた、踏んだり蹴ったりのシヨン。 部屋探しのアプリで、格安の超優良物件に出会った彼女は即、入居を決める。 格安なのには、理由があった-- 本来二人で暮らすはずの部屋を、四人で違法にルームシェアしていたからだ。 優雅な独り暮らしには程遠いものの、そこそこ不自由のない生活を送っていたシヨンだが、ある日、オーナーが急遽、部屋を訪れる。 慌てた四人は共同生活の痕跡を消すべく、その場しのぎの模様替えをし、借主の親族のふりをするが……(『他人の家』)。 表題作ほか、人間心理の深淵をまっすぐに見つめた、傑作揃いの短編集!
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-その女には、タヒチに到着した晩、ホテルのバーで出会った。「地球って、意外にさびしい星なのね……」と、なげやりに口にした彼女は、4年前のある日、パリの雑踏の中でひとり息子が行方不明になったという過去を語りはじめた。それ以来、子どもを探して旅を続けているのか、子どもを失った悲しみをまぎらわすために旅をしているのか、わからないのだと言う――。気品と威厳に満ちたちょっと風変わりな女との出会いから、学生生活の終わり近くに知り合った年上の女のことを思い出させられ、思いもよらぬ過去と現在とのつながりが、鮮やかにうきぼりになる表題作の他、女にまつわる短編全5編を収録。小松左京ライブラリによる解説つき。
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-南の島で出会った“旅人”キミオが、夏の終わりにひょっこり我が家にやって来た。おばあちゃんにも両親にもなぜがすんなり気に入られ居候に。私はどんどんキミオが好きになる。でも、いつかフラッと出て行ってしまうんじゃないか、それだけが不安で…。ベストセラーの恋愛アンソロジー『LOVERS』収録の珠玉短編、横森理香が編む恋愛ファンタジー。
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4.0七年前の雨季、狩人として名高く、その勇猛さから《牙の民》とも呼ばれるイシーバ族は得体のしれぬ病により全滅の危機を迎えていた。そこで村の呪術師・ムンダワが提案したのが、《虚人》を生む禁術だった。器として選ばれたのは、主人公ディンカの最愛の妹・セゼナ。ディンカは、精霊にまつわる言いつたえを手がかりに、さまざまな生き物がひそむ危険な大草原へ、セゼナの魂を取りもどす旅に出る。
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4.0黒羽郷の多聞寺周辺では、怪事件が続発していた。その日は、賭場で揉め事を起こした男の首が突然落ちるという異常事態が起こった。それだけではない。なんと、男の胴体は自分の首を拾い、血の海の掃除をはじめた!奇怪な寺へ向かった武士団が見た地獄とは―― 山寺に巻き起こる、想像を絶する凄絶な戦いを描いた表題作他、単行本未収録「大江戸打首異聞」をふくめ、未来人の視点から歴史の狭間を照射する、光瀬龍の時代SFの傑作を網羅。 〈解説・星 敬〉
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-セックスと暴力と神話、掟破りの奇想天外ファンタジーの幕開け! 血と精液の匂いに満ちた狂乱の国グユ。そこを治める狂熱風雲王がひとりの娘に惚れた。その娘とは、狂熱風雲王が長年攻め落とせずにいる辺境の小国“花と硝子のふるさと”アムネシアの王、黙り牛のひとり娘だった。 青く冴えわたる満月のように美しい、というその評判を聞くや、狂熱風雲王は矢も盾もたまらずに彼女を欲しいと焦れる。ならば力ずくで彼女を手に入れようと考えた彼はアムネシアに対して兵を起こし、その不意をついて国境を越え攻め入ったのだった。 官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑み、「オールタイム・ベスト級の傑作」として絶賛された異世界ファンタジーの傑作が、ついに電子で復刊! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。
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-「語られなければ信じる者も減り、信じられていなければ存在もできない」 かつて赤殿中と呼ばれた化け狸・丹吉は、エッチな悪事によって徳島市方上町にある弁天山の卑猥な形の岩に封じられた。暇をもてあます丹吉は、弁天山に通い詰める松浦とち子を通じて現代社会の見地を得る。ある日、神々の会合で馬鹿にされたプチ弁天は、悔しさを晴らすために丹吉の肉体を復活させ、神使〈候補〉として妖怪退治を命じた。だがこの時代にアクティブな活動をする妖怪はいない……。ひとまず受肉時に破けてしまった殿中を縫ってもらうため、とち子のもとに向かった丹吉とお目付け役の蛇はSOS を察知。セクハラ男からとち子を救うべく田舎道を疾走する。丹吉は無事に神使になれるのか、はたまた岩に逆戻りか――。怪談実話のトップランナーが満を持して放つ、冒険活劇! 人間とは、神とは、妖怪とは、信仰とは――。 真心と下心が錯綜する性悪狸の愉悦と煩悩!
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3.6見知らぬ少女に喧嘩を売られ、ユキからは仕事を押しつけられ休む暇のない深波。今度は警察から魂の欠片を盗み出せって!? 大人気ハイパーオカルト・ファンタジー第2弾、颯爽と登場!!
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4.0浦島太郎のお伽話は、誰でも知っているに違いない。でも、ここに出てくる太郎はひと味もふた味も違います。たくましい海女たちにいじめられ、浦島太郎は極度のおんな恐怖症にかかっている。それもそのはず。太郎の悩みはかなり深刻。理由は、ひとなみはずれた「あれ」の短さ小ささお粗末さのせい。医者にたのめば銭がかかるし、もういっそ、死んでしまいたい……。そんなある夜、声がしてふと目覚めると、股ぐらに巨大な「倅」がそそりたち、昼間助けられた亀からのお礼だと言う。さあ、巨大な息子の持ち主になった太郎が向かった先は――?! 奇想奇抜、ユニークな視点と鋭い風刺で描く、小松左京の芸道小説集! 書き下ろし解説つき。
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-チャタロウ 胸の中の石 マッチの箱 指 大きなねこの話 慎二 【内容紹介】 チャタロウ ◎どこにでもいる普通の猫・チャタロウ。ある日、ぼんやりと空飛ぶ風船を見ていると……。「俺もふわふわと空に浮かんで旅に出たいなあ」。 道行く中で出会うかけがえのない仲間たちとの、自分探しの冒険が始まる。 心あたたまる、短編ファンタジー小説。 胸の中の石 ◎仕事も長続きせず、酒乱で家族みんなに迷惑ばかりかけてきた父の、突然の死。 母、兄、私の3人でつつましやかな生活を営むも、なぜだか胸の中には冷たい石がある…。 マッチの箱 ◎昔はみんな使ってくれていたのに、今では誰も使ってくれないマッチ。 さみしい気持ちのマッチ箱は、おばあさんが昔語ってくれた憧れのタバコの香りに想いをはせる。 指 ◎ダンスクラブの若い店員のふとした手の動きに、ちょっと心を惹かれる中年の女性。 うわべと本音が入り混じる混沌の世界。 大きなねこの話 ◎何不自由なく暮らす大きな茶色い猫。おいしい食べ物、きれいな水、何もかも満たされているけれど――。 すっかりと年老いてしまった猫が窓から眺める先にいたのは、自由気ままにかけ回る2匹の若い猫。久しぶりに心が動き始める。 慎二 ◎高校卒業後、仕事を転々とし、惰性で暮らしていた麻。そんな彼女がスーパーマーケットで出会ったやせぎすの男・慎二。 やさしげな印象の慎二に徐々に惹かれていく麻であったが――。 【著者紹介】 こんにちは、朝野きのこです。 初めて書いた短編集です。 「チャタロウ」三部作はやんちゃで、心根の優しい猫の話です。自分がゆるりとした気分を味わいたくて書き始めました。読んで下さった方もゆるりとした気分になって下さればとても嬉しくおもいます。
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-どれもほぼ2000文字以内の小さなメルヘンファンタジーを集めた作品集です。大原さやかさんのラジオ番組「月の音色」に投稿した400字小説のほか、tiwitter折本企画「#ペーパーウェル」に参加した際に発表したもの、書下ろしを収録しています。
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-「さて皆さん。お待たせしました。これより第三回心霊ミステリーツアーの・・・」 男の低いトーンの挨拶から幽霊見たさに集まった人間たちの心霊ミステリーツアーが始まった。興味本位の人間と自分たちの居場所を守りたい幽霊の駆け引き。怖いのはいったいどちら? 「ゆうれいって、いるんですか?」 「私」の乗った飛行機が大きく揺れた。その時「私」の手に持ったレシートが・・・。「レシート」 何よりも子猫を愛してしまった「私」。あるとき目覚めると・・・。「猫目」 他、人間の生と死、人間と幽霊、科学を超えた不思議な出来事などをテーマにした珠玉の10編。 ほのぼのとしたユーモア、ペーソスにあふれた語り口の陰から覗く作者の鋭い視線。札幌で人気占い師として活躍中の作者が永年の経験で培った人間を見る目と深い洞察力、そして人間に対する温かな心配りがここに結晶しました。さっと読めて、じんわりと味わえる、そんな短篇集です。
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5.0【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 海底に消えた伝説の都市「アトランティス」。 この古代史最大の謎に、科学雑誌『Newton』初代編集長にして地球物理学の第一人者、竹内均が挑む! 氏は、過去の噴火データなどをもとに大胆な説を展開。 かの有名な“紅海の奇跡”の謎にも迫ります。 あらゆる学問領域を自在に横断する氏の論は圧巻。 新しい視点からアトランティスの謎を明らかにしようと試みた渾身の作です。 【目次】 プロローグ――なぜ私はアトランティスを研究したのか 一 謎に包まれたアトランティス文明 (1)プラトンが残したアトランティス伝説 (2)失われたアトランティスを求めて 二 ミノア文明こそがアトランティスか (1)ミノア文明とはどんな文明だったのか (2)ミノア文明はなぜ滅んだのか (3)ミノア文明はほんとうにアトランティスなのか 三 そこでどんな大爆発が起こったのか (1)火山灰から推理するミノア噴火 (2)ミノア噴火はどの程度だったか (3)そのとき大津波が起こった (4)噴火が気象に及ぼした影響 (5)なぜサントリンで大噴火が起こったのか 四 聖書の“奇跡”の謎を解く (1)エジプト王はなぜ太陽神の狂信者となったのか (2)「出エジプト」の奇跡はどうして起こったのか (3)モーゼは二人いた 【著者プロフィール】 1921年福井県に生まれる。1943年東京大学理学部地球物理学科卒業。1963年東京大学理学部教授に就任。1964年「地球潮汐および地球振動に関する研究」で、地球物理学のノーベル賞といわれるラグランジュ賞を受賞。狭い専門領域の枠を超えた、より総合的な学問のあり方を提唱して注目を集める。『地球学への出発』『地震の科学』など著者多数。
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-「未曾有の大凶事が迫っている」宮内庁に極秘に属し、日本の霊的国防を司る陰陽師・中橋空斎の掛(け)に、戦慄の事態が! 凶事とは何か、いつどこで起こるのか? 奈良時代の陰陽道天貴流の秘録が解読できれば、防衛策が取れるのだが……。 一方、空斎の親友である作家の神山は、丹後で出土した亀の甲羅の謎を追っていた。瑞祥亀(ずいしょうき)、改元、浦島伝説……神聖視されてきた亀に隠された古代のメッセージ。それこそ国家の危機を示すものだった。果たして空斎は凶事を防ぐことができるのか!? 現代の陰陽師が活躍する伝奇小説。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
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4.0適当に出した「商店街」企画が巻頭特集に決まってしまった雑誌編集者の大。しかし特集経験ゼロの大は肝心の中身が思い浮かばない。ワラにもすがる思いで招き猫がいると噂の「だいきょう商店街」に足を運ぶが――?
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-三つの願いを叶えてくれるという魔人イフリートが、三つ目の願いを叶える力を失ってしまった。なぜ願いの力は消えたのか。そのせいで被害に遭った人々が作った結社〈第三の願いの環〉は何を目論んでいるのか。カリフの宮殿を放り出された絨毯乗りターリクは、魔人の首領から引き継いだ左目の奇妙な力に苦しみながら、真相を追求する。一方嵐の王たちに助け出された弟ジュニスは、かつての兄の恋人で今は嵐の王の幹部になっているマリヤムと共に、魔人との戦いに身を投じていた。そこで彼は不思議な力をもつ少年に出会う。迫力のシリーズ第2弾。
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3.8近未来、日本。そこでは人びとの意識を取り出し、移転させる技術が発達、大病や大けがをした人間の意識を、一時的に「代体」と呼ばれる「器」に移し、日常生活に支障をきたさないようにすることがビジネスとなっていた。大手「代体」メーカー、タカサキメディカルに勤める八田は、最新鋭の「代体」を医療機関に売り込む営業マン。今日も病院を営業のためにまわっていた。そんな中、自身が担当した患者(代体)が行方不明になり、山の中で無残な姿で発見される。残される大きな謎と「代体」。そこから警察、法務省、内務省、医療メーカー、研究者……そして患者や医師の利権や悪意が絡む、壮大な陰謀が動き出す。意識はどこに宿るのか、肉体は本当に自分のものなのか、そもそも意識とは何なのか……「科学が倫理を押しつぶす世界」を描いた、「百年法」を凌駕するエンタテインメントがここに誕生! 解説:藤田直哉
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