作品一覧

  • カラー名作 少年少女世界の文学 宝島
    4.0
    1~33巻220~330円 (税込)
    好奇心いっぱいの少年が、大人と共に船で宝の島をめざしてくりひろげる冒険。 文学界を代表する川端康成・中野好夫・浜田康介の監修のもと、子どものより豊かな成長のために必読とされる不朽の名作200編が選ばれ、1969年、カラー版名作全集『少年少女世界の文学』全30巻として、小学館より刊行された。この電子版では、同シリーズ[第2版](1978年)を底本として、200編のなかから33編の傑作を選出。美しく迫力あるカラーイラストも完全再現。1960年代から70年代に、初めて名作を読んだときのあの感動が甦る! 今の子どもにとっても必読となる定番の文学作品は、国際感覚を養うためにも最適! ※この作品はカラーが含まれます。
  • 盗まれた細菌/初めての飛行機
    3.0
    1巻691円 (税込)
    細菌学者の研究室からコレラ菌を盗み出した無政府主義者は、テロを企むが……(「盗まれた細菌」)。操縦経験がないのに、最新の飛行機で無謀にも空へ飛び立った青年が村に大騒動を巻き起こす(「初めての飛行機」)。文明批判から、最新技術、世紀末のデカダンスまでを「笑い」で包み込む、SFだけではないウェルズの新たな魅力を発見できる愉快な短篇集。本邦初訳5篇を含む11篇を収録。
  • タイムマシン
    3.9
    1巻814円 (税込)
    時空を超える〈タイムマシン〉を発明したタイム・トラヴェラーは、80万年後の世界へ飛ぶ。そこは、地上に住む華奢で穏やかなイーロイ人と、地底をねぐらにする獰猛なモーロック人という2種族からなる原始的な階級社会だった。人類の未来の姿に瞠目しながら探索を進めるうち、この世界の恐るべき真実が明らかに! 爆発的な想像力が生んだリアルな世界を格調高い新訳で。

ユーザーレビュー

  • タイムマシン

    Posted by ブクログ

    タイムトラベルSFの始祖、の新訳版。今やエンターテイメントになくてはならないジャンルになったとすらいえる、時間移動もの。その源流はセンス・オブ・ワンダーと人類社会の行く末を見つめる慧眼を感じさせるものだった。
    80万年後の世界では、富裕層と貧困層との格差社会が広がったはてに、ヒトとしての種族そのものが分化してしまっていた。そこで語られるのは資本主義への痛烈な批判だ。「持つ者」と「持たざる者」との対立、この小説の発表から100年以上たった今もこの構造は変わらない。
    昨今の作品に比べればはるかにシンプルながら、人類の終焉について思わず考えてしまう迫力はさすが。80万年後も読みつがれていてほしい名作

    0
    2021年09月26日
  • タイムマシン

    Posted by ブクログ

    80万年後の地球にいた地上人と地下人。
    暗に、今の世の中の問題意識を提示しているかのようだ。

    人間は動物を家畜化し、
    多くの場合(キリスト教など)霊魂は人間以外の下級動物には存在しないとしてきた。人間至上主義だ。

    快適さを求める人間の末路は?
    なさそうでありそうな未来の物語。

    0
    2018年12月10日
  • タイムマシン

    Posted by ブクログ

    短いけど濃厚。実際に未来はこうなりそうで怖くなった。100年前以上の作品なのに想像力が今読んでも古臭くないのに驚かされる。

    0
    2016年09月08日
  • タイムマシン

    Posted by ブクログ

    タイムマシンで80万2701年の未来へ行くSF小説。しかも、1895年に出版されたものというから驚きです。ウェルズさん、すごい。

    0
    2025年01月31日
  • タイムマシン

    Posted by ブクログ

    120年前、19世紀に書かれたなんて信じられない、今読んでも全く違和感を感じないSF。
    (でも、少し訳文が古い感じはする。)

    はるか未来に翔んだ科学者の前には、滅びかけたイギリスの丘陵地帯と、そこに住む美しくはかなげな人々。
    そして、そこに潜むおぞましい真実……。
    ストーリーの進め方のうまさと未知への恐怖を味わいながらじっくり読めました。

    そういえば、ウェルズはダーウィンの番犬とも言われたハックスリーの教えを受けていたそうで、本の中に進化論の話がでてくるのも納得。

    0
    2025年01月27日

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