タイムマシン

タイムマシン

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

時空を超える〈タイムマシン〉を発明したタイム・トラヴェラーは、80万年後の世界へ飛ぶ。そこは、地上に住む華奢で穏やかなイーロイ人と、地底をねぐらにする獰猛なモーロック人という2種族からなる原始的な階級社会だった。人類の未来の姿に瞠目しながら探索を進めるうち、この世界の恐るべき真実が明らかに! 爆発的な想像力が生んだリアルな世界を格調高い新訳で。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

タイムマシン のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイムトラベルSFの始祖、の新訳版。今やエンターテイメントになくてはならないジャンルになったとすらいえる、時間移動もの。その源流はセンス・オブ・ワンダーと人類社会の行く末を見つめる慧眼を感じさせるものだった。
    80万年後の世界では、富裕層と貧困層との格差社会が広がったはてに、ヒトとしての種族そのものが分化してしまっていた。そこで語られるのは資本主義への痛烈な批判だ。「持つ者」と「持たざる者」との対立、この小説の発表から100年以上たった今もこの構造は変わらない。
    昨今の作品に比べればはるかにシンプルながら、人類の終焉について思わず考えてしまう迫力はさすが。80万年後も読みつがれていてほしい名作。

    0
    2021年09月26日

    Posted by ブクログ

    80万年後の地球にいた地上人と地下人。
    暗に、今の世の中の問題意識を提示しているかのようだ。

    人間は動物を家畜化し、
    多くの場合(キリスト教など)霊魂は人間以外の下級動物には存在しないとしてきた。人間至上主義だ。

    快適さを求める人間の末路は?
    なさそうでありそうな未来の物語。

    0
    2018年12月10日

    Posted by ブクログ

    短いけど濃厚。実際に未来はこうなりそうで怖くなった。100年前以上の作品なのに想像力が今読んでも古臭くないのに驚かされる。

    0
    2016年09月08日

    Posted by ブクログ

    タイムマシンで80万2701年の未来へ行くSF小説。しかも、1895年に出版されたものというから驚きです。ウェルズさん、すごい。

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    120年前、19世紀に書かれたなんて信じられない、今読んでも全く違和感を感じないSF。
    (でも、少し訳文が古い感じはする。)

    はるか未来に翔んだ科学者の前には、滅びかけたイギリスの丘陵地帯と、そこに住む美しくはかなげな人々。
    そして、そこに潜むおぞましい真実……。
    ストーリーの進め方のうまさと未知への恐怖を味わいながらじっくり読めました。

    そういえば、ウェルズはダーウィンの番犬とも言われたハックスリーの教えを受けていたそうで、本の中に進化論の話がでてくるのも納得。

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    キテレツ大百科見てるときも思ったけど、みんなタイムスリップした先でのタイムマシンの保管に無頓着すぎないか?終焉に向かってく地球の描写がすごく良かった。

    0
    2015年01月18日

    Posted by ブクログ

    ユートピア=ディストピアというSF作品全体の流れはこの作品から来てるのだろうな。

    その羊肉を一口、取っておいてくれないか。肉に飢えているもので。

    映像技術、それが現代最大最高のタイムマシンなのだ。

    私はあえてこれを言う。何となれば、成果に乏しい実験や、首尾一貫しない場当たりの論理や、相互不信ばかりが目立つ昨今の世の中が絶頂を極めた人類の姿だとはとうてい考えられないからだ。私はあえてこれを言う。タイム・トラベラーは常々、人類の進歩にあくまで悲観的だった。タイムマシンが完成する遥か以前から、このことについて散々議論を交わして私はよく知っている。肥大する文明の蓄積は、必ずや逆転して、ついに生みの親である人類を滅ぼす愚かしい増殖でしかないというのが持論だった。だとしたら、われわれは、せめてのことに、そうはならないように祈るしかない。しかしながら、私にとっては未来は今なお遠目のきかない不案内な領域である。タイム・トラヴェラーの土産話の記憶が極く稀に微かな光を点すばかりの大いなる暗闇である。幸いにして手元に名も知らぬ白い花が二つある。今はもう、すっかり茶色に干涸びて手を触れれば脆くも粉々に崩れるであろうありさまだが、これこそは人類の知性が退化し、肉体が衰えた後までも、恩愛と情と相身互いの友愛が心に生き続ける証である。

    0
    2014年04月13日

    Posted by ブクログ

    100年前に書かれたSFとい観点からいくと、
    著者の見解はとても素晴らしいものを感じる。
    思いのほか楽しく、名作といわれるだけのことはあります。


    でも、本当にタイムマシンが出来たら、
    市場も戦争も資源も文化も、
    世界のあらゆる均衡が崩れる。
    っと思うと、俺としてはタイムマシンは、
    発明されないままでいてほしい。
    物理的に無理か. . .

    0
    2012年11月08日

    Posted by ブクログ

     有名な小説だが今まで読んだことが無く、新訳を契機に読むことにした。本編以外にも解説・小伝・補説などたっぷり載っており、固有名詞の含む意味や時代背景、文学史上の位置づけ等が分かる親切設計で、前知識0でも随分楽しめたかと思う。

     自分が読んだSFは(両手で数える程度しかないが)どれもこれも人類の将来が穏やかでなかった。本作でも同様で、今のままじゃヤバイよ!という著者の警句がモロに伝わってくる。「人類は自殺を遂げたと言うしかない」(p.133)と、強烈この上ない。

     無理やり現代と結び付けて考えるならば、親の収入を頼りに悠々自適な生活を送るニートであったり、自宅通いでフリーター生活を満喫してる自分も”イーロイ”みたいなモノかなぁと思う。働かずとも餓死せずやっていける人種が80万年後を待たずしてこんなにも早く大量発生する現実世界を、当時これを執筆したウェルズは想像していたのかな、と思った。

     久々に大きなテーマを扱うものを読めて楽しかった。仁-jin-とかテルマエ・ロマエとか、タイムスリップする系統のものは楽しいなーって思う(仁は読んでない)。温故知新とでも言おうか、過去を振り返ることで浮き彫りになる現代の問題点や気付かなかったけど素晴らしい事とかが見えてくるのは非常に楽しい。
     でも、過去と現在の繋がりだけじゃなくて、この小説のように途方もない先の未来を描いたドラマや小説も、もっと触れてみたいなぁと思う。遠い未来に思いを馳せるのはすごくロマンがあって楽しいし、そんな人が描いた物語もすごく楽しい。久々にSF読みたくなった。

    0
    2014年10月09日

    Posted by ブクログ

    SFには違いないけれど、書き方なのか、古い小説だからなのか、おとぎ話のように軽くて読みやすかった。解説が分かり易くて、ウェルズの占い師的な側面が興味深く、その後の現実の科学的な発展と、小説や映画などのフィクションにもたらした影響の大きさを感じた。他の古典SFも読みたいと思う。

    0
    2024年06月28日

タイムマシン の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社古典新訳文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

作者のこれもおすすめ

タイムマシン に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す