巨人たちの星

巨人たちの星

小説・文芸
1,200円 (税込)

6pt

冥王星の彼方から、〈巨人たちの星〉にいるガニメアンの通信が再び届きはじめた。彼らは地球を知っているガニメアンとは接触していないにもかかわらず、地球人の言葉のみならず、データ伝送コードを知りつくしている。ということは、この地球という惑星そのものが、どこかから監視されているに違いない……それも、もうかなり以前から……! 5万年前に月面で死んだ人々の謎、惑星ミネルヴァを離れたガニメアンたちの謎など、絡まった謎の糸玉がみごとに解きほぐされる。星雲賞を受賞した不朽の名作『星を継ぐもの』に続く、シリーズ第3弾!/解説=山之口洋/*本電子書籍は『巨人たちの星』(創元SF文庫 新装新版 2023年9月8日初版発行)を底本としています。

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巨人たちの星 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった〜!ここにきてミステリー味が強くなった回でもありました。そこがまた面白かった。SFミステリーアクション映画みたいだった。いたるところに伏線があって、最後の最後まで「なるほどー!」と感嘆しました。
    前作の『ガニメデの優しい巨人』ではガニメアンに思うところもあったのだけど、今作でガルースたちの地球人への愛というか信頼になんか心打たれたな……。再会のシーンに嬉しくなったし、シャピアロン号で乗り込んでいくシーンで心配になって「死ぬなー!」と心の中でずっと叫んでた。誰も死ぬな頼むから。

    あと最初、『軍縮したのに地球内の各国の対立がなくなったわけではない』という作中内の状況を知って「なぁんだ……(´・ω・`)」と思ってたんだが(完全に理想だけど国境とか国家間の対立とか関係なく一蓮托生で宇宙開拓を目指す話が好きなので)、中盤以降のロシアとアメリカの友情に泣けた。ロンドンでのあの会話が、現実にもあると信じたいよね。



    ↓⚠︎こっからネタバレあり⚠︎↓



    それにしてもスヴェレンセンにもっと痛い目見てほしいんだが〜!取り巻きたちも含めて!顔殴ってやれマジで。リンはスヴェレンセンの顔殴っていいほんまに。月面でのペイシーの怒りは当然だし、それ以上にソブロスキンの行動にも泣けた。アンタだってリスク背負ってるのに……友のために……泣かせてくれるぜ……。
    科学者じゃないヘレンの弁論シーンもカッコよかったな〜こういうそれぞれの専門分野が活躍しているところも好き。
    あとほんまにコールドウェルが個人的にド好みすぎる。いざという時に軍人の顔になるの好きだわ。最初のテューリアンの回りくどいやり方に「前置きは結構」とバシッと言い切ったり、作戦指揮取ったり、「楽に構えてください、私らがすぐ後ろについてるんだから」って言ってきたりとかさ〜〜〜好きになるわこんなん。調査研究が任務だったとはいえ『国連宇宙軍』だしやっぱ軍人で指揮官なんだよなあ。好きな容姿で想像して勝手にメロついてる。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    「星を継ぐもの」シリーズ第三弾。前2作で本当に地球の歴史がそうだったんじゃないかと思わせてくる本格SFを味わった訳だけど、本作で3作が輪になって繋がってきたときの衝撃がエグかった。ラスト100ページくらいの対ジェブレン人の下りは痛快すぎて気持ちよかった。地球人は凄いんだとポジティブな気持ちになれる。読むのはめっちゃ時間かかったけど後悔しないシリーズですね。次作もまだあるみたいなので近々読みます。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    今までの伏線が繋がっていくのは読んでいて気持ちが良かった。SF小説によくある、難しい言葉と展開に読者がおいていかれてしまうことがないように、意図してか今までのことや状況の整理をしてくれているように感じた。
    人間、ホモ・サピエンスが、本当にこんなふうに今に繋がっているのではないかと、期待せずにはいられない。

    0
    2026年05月16日

    Posted by ブクログ

    前作は、ガニメアンを乗せたシャピアロン号が地球を去った後、他のガニメアンからと思われる通信が届いたところまで。
    ガニメアンの生き残りと2500万年ぶりの再会!を期待して読みはじめましたが、それどころではなかった…

    正直はじめは肩透かし食らい気味。ゴチャゴチャどんより、こんな感じだったっけ?と。
    しかしテューリアンが登場してからは、気分はマトリックス、想像するの楽しすぎ。
    そして明かされるジェヴレン人の存在。
    災厄や戦乱にぶち当たり、ガッツでくぐり抜け立ち直り、頑張って科学技術を発展させてきた地球人。
    その間に、テューリアンとジェヴレン人のなんやかんやがあったとわかりもう唖然。あれこれ全部説明された後はもうドン引きです。
    そこからはもう息つくヒマなし!シャピアロン号大健闘・リン大活躍・裏の裏をかいて仕返し倍返し・そしてゾワワっとくるオチに気が遠くなる…ブローヒリオ、とりあえずドンマイ!
    「星を継ぐもの」の伏線も忘れた頃にサラリと回収、そんなんあったねそういえば。しかしもうね壮大すぎてぐったり。そして今の地球を省みて…さらにぐったりしてしまう。

    この後「内なる宇宙」「ミネルヴァ計画」と続き、更にすごいことになるようですが…とりあえずヘトヘトなので一旦終わります。
    おもしろかったー!!脳内に何かが出っぱなしでした。

    0
    2026年03月22日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第3作。

    すごく面白かった。3作の中で一番良かったかも。
    前半は謎解きもあり、途中はスパイ映画みたいな感じもあり、終盤は宇宙戦艦ものみたい。科学技術の描写はこれまで以上でした。
    40年以上も前に書かれたSFとは思えない。

    ソ連がまだ存在するのはご愛嬌です。

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

     『星を継ぐもの』から始まる三部作が終わりました。実はもう1作未翻訳のものがあるそうですが、これで終わりでいいのではと思えるくらい素敵な読後感でした。ザ・SFといった感じで、するすると読めました。

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    星を継ぐもの、優しい巨人、に続く3作目。
    前作、前々作には存在しなかった「敵」キャラが登場することで緊迫感が加わり、これまで以上に読み進める手が止まらなかった。傑作です。

    0
    2024年03月29日

    Posted by ブクログ

    社会全体が老人性の精神障害を来たしてしまった。
    突拍子もない夢を描くことが無くなってしまったから、我々の文明は進歩を辞めてしまったんだ。不老不死が達成され、多くを知った結果、不可視な未来を覗こうとしなくなってしまった。創造性が無くなってしまったんだ。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    星を継ぐものシリーズ第3弾
    ガニメアンとミネルヴァで後に文明を築いたジュベレン人の対立と地球人の活躍。

    0
    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    これまでの2作がSFミステリーなら、今作はハリウッド的な宇宙大戦争モノ、という雰囲気だった。
    これまでよりずっと物語のスケールが大きくなり、ピンチに次ぐピンチ、ハラハラする展開はハリウッドぽくもあり、エンタメとしてすごく面白かった。
    テクノロジーの描写がやっぱり凄まじくて、今作ではAIだけでなく、VR、ARの概念がすでに描かれていたのには驚いた。
    なんなんだこの作者は…。

    今作ではよりダンチェッカーの存在感が光っていて、ハントは逆にちょっと弱かった。
    個人的にはSFミステリー的なこれまでの作品が好きだったので、ちょっと広げすぎに感じたけどこれはこれでかな。

    0
    2026年02月01日

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