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雨宮一彦の話をしよう…雨宮一彦の話をしよう…西園信二じゃなくて?…いや、どっちだろう…どっちだっていいじゃない--1999年、昭和74年。この世界では「昭和」は続いている。これはいわば終わり損ねた時代をめぐる物語である。メディアを自在に縦横断し、多発的に、そして多義的に紡がれるストーリー『多重人格探偵サイコ』――全6話で描かれたドラマのシナリオ郡をベースに、7パーツの書き下ろしドキュメントをシャッフルして編んだ、ファン待望の一冊。デュアルの文庫オリジナル。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
...続きを読むPosted by ブクログ 2015年07月25日
30代の男性をターゲットに角川書店がいまさらながらに創刊したコミックチャージに、連載再開されるはずの「多重人格探偵サイコ」がいまだに姿を見せない状態で、近所のコンビニから販売さえもされなくなったこの雑誌に、本当に期待していいのか、とちょい不安になりながらも、大塚英志の短めの文章を読みたくなって手にし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月03日
『どんな表現でも「ダメ」と可能性の両方を抱えているのであって』
『同じまんがを読んだってそこから受け取る「イメージ」は読者の数だけあるのであって、それをすべて反映させることなんて不可能である。』
『書物は手懸かりに過ぎず、まして一冊の書物、一人の作者に全面的に依存して、それを介してのみ世界を見るのは...続きを読む
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