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『竹取物語』の大筋については、ほとんどの日本人が知っている。それほどポピュラーなこの物語が、世界で最も古い「SF」ではないかといわれている。アポロ宇宙船が月に到達するより1000年以上も前の日本に、月からやって来た美しい人がいた――という発想にはあらためて驚かされる。SF界の第一人者が、わかり易い文章で、忠実に「古典」の現代語訳に挑んだ名訳! 章の終わりごとに書き加えられた訳者の“ちょっと、ひと息”が、この物語の味わいをいっそう引き立てている。
※本電子書籍には、紙版収録の竹取物語の原文は収録されておりません。あらかじめご了承ください。
Posted by ブクログ 2024年04月13日
こちらも大河ドラマの影響で読みたくなりました。笑
子供の頃、絵本で読んだきりかな?古典の授業で少しやったか?あと映画?
ドラマ内で取り上げられなければまず読み返そうとは思わなかった作品です。
大変美しいかぐや姫だが、やんごとなき殿方らの求婚に興味を示さないばかりか
「なんで結婚しなきゃいけないの?」...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月10日
読みやすい現代語に訳した竹取物語。サクッと読める。星さんの解説がちょこちょこ入るのも面白いし、巻末に脚注付きの原文が載っているのも良い。「これは原文だとここだな」とだいたい分かる。
かぐや姫の話は、お伽話というよりはSFなんだな~と改めて思った。原文の「飛ぶ車」って、今でいうUFOだよな。1000年...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月19日
日本人ならだれでも知ってるかぐや姫
世界で最も古いSFではないかといわれている1000年以上も前の日本の古典をSF界の第一人者、星新一さんが忠実に現代語訳にいどんだ名訳著!(表紙カバー折曲げ部分記載文引用)
章の終わりごとにある星新一さんの「ちょっと!ひと息」で
物語のつづきをいかにして読ませようと...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月24日
古事記の流れで本書を読んだが、映画「かぐや姫の物語」をシネコンで観た直後に購入というミーハーな動機。現代語訳はいくつかあったのだろうが、読みやすさから星氏の本を角川文庫が選んだのも肯ける。私にとってはショートショートやきまぐれ○○で馴染み深い著者。章の終わりの捕捉も良かった。原文も収録されていて読ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月20日
一人暮らしをしていた時に、家で一人で観た、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が忘れられません。久石譲の「いのちの記憶」という主題歌も素晴らしく、感動で涙が止まりませんでした。
日本橋丸善の2階に、スタッフさんお薦めの古典シリーズコーナーが開設されていて、星新一さんが竹取物語の本を出していたことを知り、...続きを読む
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