J・G・バラードの作品一覧

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作品一覧

2021/03/19更新

ユーザーレビュー

  • 旱魃世界
    あっという間に暑い夏はすぎて秋。酷暑をふりかえりつつ、タイトルからして暑そうなバラードの作品を読む。燃える世界の改訂版の位置付けとのことですが、読みやすさも違う
    し、意味合いも違う文脈が多くなったような気がします。特にラストシーンなどかなり違うのではないでしょうか。これ翻訳の違いなのでしょうか?原文...続きを読む
  • ハイ・ライズ
    借りたもの。
    祝・映画化記念の再販!
    映画鑑賞後に読んだことで、映画との明確な違いを意識する。

    映画では”ヴァニタス”――タワーマンションと階級社会に見る人間の傲慢とその儚さ――虚栄を強く意識させられたが、小説ではタワーマンションという空間での環境問題――近隣住民の心身に与える影響やテクノロジーは...続きを読む
  • 旱魃世界
    旱魃世界

    人類の愚かな振舞いにより、海からの水の恵みが途絶えた世界。
    湖は干からび川は流れを止め、生き物は死に向かい、陸地は砂漠化していく。
    人は海水を蒸留して得るわずかな水と引き換えに、愚かにも、更に塩で海を浸食していく。

    連想されるのはマッカーシー「ザ・ロード」でありマルセル・セロー「極北」...続きを読む
  • ハイ・ライズ
    超高層マンションがディストピアになるSF作品。住環境から遊離した建物に居住していると人間を歪ませてしまう。
  • ハイ・ライズ
    高層ビルに住む人々が、小さな綻びをきっかけにおかしくなっていく話。想像の範疇を超えた……という感じはあまりないし、淡々と話が進んでいく面があるのでスリルみたいなものはないが、普段から平然と平和に生きている自分の環境が当然じゃないかもしれない……という身近な所に恐怖を感じるという面で良い作品だった。

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