歴史・時代作品一覧
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4.4江戸時代後期、下総のとある藩。郷士の望月鞘音は内職で、傷の治療に使う「サヤネ紙」という製品を作っていた。ある時、幼馴染の紙問屋・我孫子壮介から、その改良を依頼される。町の女医者・佐倉虎峰がサヤネ紙を買っていくのだが、使い勝手が悪いと言っているらしい。しかしそれは「月役(月経)」の処置に使うためであった。穢らわしい用途にサヤネ紙を使われ、武士の名を貶められたと激怒する鞘音だったが、育てている姪が初潮を迎えたことを機に、女性が置かれている苦境とサヤネ紙の有用性を知り、改良を決意する。「女のシモで口に糊する」と馬鹿にされながらも、世の女性を「穢れ」の呪いから解放するために試行錯誤を続ける鞘音。ついに完成した製品を「月花美人」と名付け、販売に乗り出そうというとき、江戸へ参勤していた領主・高山重久が帰国する――。
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3.7上洛した織田信長に呼び出された明智光秀は、とある任務を下される。数の信奉者である信長は、敵対する大名の武力を把握する必要があった。中でも武田と毛利の資金源である湯之奥金山と石見銀山の見定めは不可欠である。ただし、そのためには敵地の中枢に潜り込み、金銀の産出量を示した台帳を確認しなくてはならない。見つかれば命の保証はない危険な道中である。光秀は盟友の新九郎と愚息を伴って隠密裏に甲州へ向う。駿河湾の港・田子の浦にたどり着いた三人は、そこで土屋長安と名乗る奇天烈な男に出会い――。 『光秀の定理』『信長の原理』に連なる、直木賞受賞第一作!
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3.4自衛官出身、『小隊』の砂川文次が圧倒的なリアリティーで描くノンストップ・ミリタリーアクション巨編! ロシア軍の侵攻から10年が過ぎた北海道東北部は、ロシア軍や自衛隊の残党、民兵、マフィア、ヤクザなどが群雄割拠している。日本政府「支援飛行隊」のイリキは、ヘリコプター墜落から九死に一生を得る。救ってくれたヤマガタ、アンナと共に、血なまぐさい「無法地帯」を奥へ奥へと進んだイリキの前に、ついに究極の兵器が現れる!
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3.3「日本外交の父」が辿った波瀾万丈の若き日々。幕末維新史を一新する「19世紀クロニクル」 明敏な知性が、野望に心を奪われる時――師・坂本龍馬と目指した新たな国家像、理念と実践の狭間で犯した愚状とは 陸奥は紀州藩で重用された父の失脚により所払いとなり、高野山の学僧から身を起こそうと、尊皇攘夷の嵐の中、洋学を志す。勝海舟の海軍塾に学び、坂本龍馬の海援隊へ。薩長連合を実現させた龍馬の許で、桂小五郎、後藤象二郎らに接近。若き日の伊藤博文、アーネスト・サトウらと心を通わせる。しかし維新後、陸奥は新政府内で苦境に立つ。時代の流れは、龍馬が構想した世界とは違う方向に進んでいる。薩摩で西郷が蜂起し、これを千載一遇の好機と捉えた陸奥は、身の破滅に向かって最初の一歩を踏み出した……。
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3.7命は奪えても、誰にも魂は奪わせない――。本屋大賞作家が放つ、書き下ろし大型時代エンタメ。小説版「十一人の賊軍」! 戊辰戦争のただ中、侍殺しの罪で捕まった駕籠かき人足の政(まさ)は、薩長率いる「官軍」から砦を守るよう命じられる。勝てば無罪放免、負ければ死。共に戦うのは、あらゆる悪事を犯した十人の罪人たち。果たして、彼らは生きて帰ることができるのか――。強者の狭間で足掻く者たちの熱き闘いを描く、極上の時代エンタメ! 映画「十一人の賊軍」 主演:山田孝之 仲野太賀 監督:白石和彌 原案:笠原和夫 脚本:池上純哉 2024年11月1日(金)公開!!
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3.7感染症と戦う北里と鷗外、その栄光と蹉跌! 民の命を守るため「医療の軍隊」を夢見た北里と鷗外は、なぜ道を違えて対立したか。医師でもある海堂尊が描くライバル物語! 明治時代のニッポンに、感染症との終わりなき闘いに挑んだ男たちがいた。「細菌学の父」北里柴三郎と、陸軍の軍医総監にして文豪の森鷗外。ふたりは同時期にドイツで学び、「感染症から国民の命を守る」という同じ目標に突き進んだ。それなのになぜ道を違え、対立したのか。誰も描かなかったライバル物語。解説・本郷和人 ※この電子書籍は2022年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本とし、「作品相関図」などの電子版特典を付したものです。
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-昭和16年12月8日、日本海軍第11航空艦隊高尾基地に所属する国友少尉は、フィリピン・ルソン島中部に位置するクラーク基地に向けて勇躍出撃する。そこでは、待ち受けているはずの米軍戦闘機隊の姿はなく、拍子抜けするような攻撃となったが、そんな中、たった1機で日本軍に立ち向かってきたP-40がいた。それが国友少尉と宿敵・ヘンリー中尉との初めての邂逅だった……。若い戦闘機乗りたちの壮烈な戦いとその成長を描く。 ●菅谷 充(すがや・みつる) 1950年静岡県富士市生まれ。1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰。1987年、パソコン通信発展に寄与したことが認められ第1回ネットワーカー大賞(株式会社アスキー)を受賞。2004年にはネットワークで通じてモータースポーツの発展に貢献したことが認められ第1回モータースポーツ大賞(社団法人日本自動車工業会)を受賞。1996~2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より2021年まで京都精華大学マンガ学部教授。近著に『ゲームセンターあらしと学ぶマンガ版「こんにちはPython」』(日経BP)、『コミカライズ魂』(河出新書)など。
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-日米間がきな臭くなっていた1941年7月、国内外の記者、駐日米大使などを招待し、超巨大戦艦「大和」のお披露目が行われた。これにより米国に対日戦争を思いとどまらせようという山本五十六の深謀であったが、はたしてアメリカの態度にかわりはなく、否応なく戦争へのカウントダウンが始まってしまう。そして12月7日、運命の真珠湾攻撃が開始された! ●菅谷 充(すがや・みつる) 1950年静岡県富士市生まれ。1971年『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎)でマンガ家デビュー。代表作に第28回小学館漫画賞受賞作となった『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』など。1985年からパソコン通信を始め、87年よりNIFTY-Serveでモータースポーツ情報を発信するオートレーシング・フォーラムを主宰。1987年、パソコン通信発展に寄与したことが認められ第1回ネットワーカー大賞(株式会社アスキー)を受賞。2004年にはネットワークで通じてモータースポーツの発展に貢献したことが認められ第1回モータースポーツ大賞(社団法人日本自動車工業会)を受賞。1996~2008年まで、米国のインディカーシリーズとインディ500のテレビ解説も担当した。1994年、菅谷充名義で小説の執筆活動を開始し、『漆黒の独立航空隊』(有楽出版社)で小説家デビュー。以後、モータースポーツ小説、架空戦記小説を中心に60作以上を発表。2011年、60歳で早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程を修了し、2013年より2021年まで京都精華大学マンガ学部教授。近著に『ゲームセンターあらしと学ぶマンガ版「こんにちはPython」』(日経BP)、『コミカライズ魂』(河出新書)など。
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-「この喬之介(きょうのすけ)は、好むと好まざるとにかかわらず、北条左衛門大夫を、ただ今より、敵として、ねらいます。それが、この喬之介に与えられた使命と相成りました。手前が生涯の妻ときめた徳川家康の娘鮎姫(あゆひめ)は、玉縄(たまなわ)城にとらえられていると存じます。それを、すくい出すことも、手前の目的となって居ります。……手前は、鮎姫を愛して、はじめて、人の世の幸せがいかなるものかをさとりました。が、しかし、喬之介のからだには、やはり、足利憲忠の末裔たる武門の血が流れて居ります」父母の位牌を前にこう宣言する主人公。沢木耕太郎氏は何回読み返しても飽きることなく読んだという。
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-後継者問題で内紛に陥っていた北朝鮮が、国力回復を狙って日本各都市にテロを決行し、ミサイルよる原発攻撃をしかけてきた!海空自衛隊、海上保安庁は緊急出撃。日本は北朝鮮との開戦を決意する。 国産戦闘機F‐2「バイパー・ゼロ」を放ち、新鋭艦隊と連携作戦を敢行する自衛隊。その先制攻撃が功を奏し、日本は優位に休戦締結を結ぶ。 だが、世界各地が未曾有の地震、豪雨などの天変地異に襲われ、各国の指導者たちは自国の利益と再建を求めて、戦意を高揚させていた。とくに亡国の岐路に立たされたロシアと中国は、その野望の牙をアジアの盟主となった日本に向ける! 再びの「日清・日露戦争」は、世界全体を巻き込む果てしなき大戦へと動きだした。 この作品は2012年3月に小社より刊行された「超武装自衛隊」の改装版です。
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-太平洋戦争の終結から70年。全世界の化石燃料が枯渇する中、日本は石油の利権を一手に握っていた。対米戦に勝利した日本は、ハワイとカリフォルニアを併合し、経済的な覇者として世界に君臨したのだ。 復讐に燃える敗戦国アメリカは、戦艦〈大和〉を強奪した米海軍と、州境を破った陸軍戦闘団がカリフォルニアに侵攻。 対する日本も、サンディエゴから西海岸駐留艦隊の原子力空母〈赤城〉〈天城〉が、真珠湾から超戦艦〈蝦夷〉と機動部隊が出撃、さらに忍者戦闘機「心神2」が発進する。狙いは原子力戦艦〈ミニットマン〉撃破と〈大和〉の奪還。 太平洋の真の覇権を賭けて、ここに第二次日米戦が勃発した。 この作品は2012年2月に小社より刊行された「真世界大戦」を大幅に加筆訂正のうえ再編集した改装版です。
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-金正日の時代から、北朝鮮で秘密裏に進められてきた核爆弾・中距離弾道弾開発。人民軍が強行した発射実験によって、次第に明らかになるその実態に、日米政府は憂慮していた。 ミサイル開発費を捻出すべく、武器輸出・麻薬密輸などの非合法取引に手を染め、日本国内の闇社会や拉致問題に深く関わる北朝鮮に対し、日本政府は経済制裁を加えるとともに、武器開発を停滞させる奇策を講じることを決意する。 そして10年、金正日の後継者となった正恩は、米本土を射程に収めるICBMによって対米恫喝を行った。恐れていた暴走に、日米中はついに動きだす。 日米はBMDシステムでミサイル邀撃体制を完備。そして中国は、北朝鮮指導部を崩壊させるべく謀略を巡らせ始めた。
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4.8中山義秀文学賞受賞&「オール讀物」誌「時代小説、これが2021年の収穫だ!」――傑作和歌ミステリー、待望の文庫化 鎌倉初期の天才歌人・藤原定家の恋と「百人一首」の謎に迫る 平安時代の最高権力者・藤原道長に連なる藤原北家ながら傍流の御子左家は、歌壇ではそれなりの実力を発揮しているものの、公家の出世レースではパッとしない家柄。当家の次男に生まれた藤原定家は、病由来の難聴を克服し、侍従時代の同僚で親友の藤原家隆らとともに『新古今和歌集』の選者を務めるなど、歌壇でめきめきと頭角を現す。鎌倉幕府に押され気味の朝廷の復権を目指す後鳥羽院は、そんな定家に、三代将軍・源実朝に京への憧れを植え付けるため「敷島の道(和歌)」を指南せよと命ずる。後鳥羽の野心は肥大し、ついには倒幕の兵を挙げんとするが……。 知らぬ人のいない「小倉百人一首」には、なぜあの100首が選ばれたのか? 同じく藤原定家選の「百人秀歌」より1首少なく3首だけ異なる理由とは?――「承久の乱」前後の史実をきらびやかに描きながら、その謎を解き明かす。 【目次】 一の章 還御の噂 二の章 いとしの友よ 三の章 菊花の王 四の章 はかなき鎌倉将軍 五の章 勅勘と大乱 六の章 嵯峨山荘の障子和歌 附 記 解 説 大矢博子
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3.9【戦争×鉄道エンターテイメントの傑作】 大戦末期、ソ連軍の奇襲侵攻を受け崩壊の危機に瀕する満洲国。 特命を帯びた装甲列車(ソコレ)が、混乱の大地を駆け抜ける! 昭和二十年八月九日、日ソ中立条約を破棄したソ連軍が突如として満州国へ侵攻を開始。国内全体が未曾有の大混乱に陥るなか、陸軍大尉・朝倉九十九率いる一〇一装甲列車隊「マルヒト・ソコレ」に特命が下った。それは、輸送中に空襲を受けて国境地帯で立ち往生してしまった日本軍唯一の巨大列車砲を回収し、はるかかなたの大連港まで送り届けよ、という関東軍総司令官直々の緊急命令であった。 疾走距離2000km、タイムリミットは7日間!! 【佐藤賢一氏推薦】 昭和二十年八月、終戦間際の満洲を装甲列車(ソコレ)が走る。 迫真の戦争小説と転変のロードノベルが合体 ――おののかされ、引き回されて、もう一気に読まされた。 【著者略歴】 野上大樹(のがみたいき) 1975(昭和50)年生まれ。佐賀県在住。防衛大学校卒。『霧島兵庫』名義で第20回歴史群像大賞優秀賞を受賞し、2015年『甲州赤鬼伝』(Gakken→新潮社)にてデビュー。その他の著作に『信長を生んだ男』(新潮社)、『二人のクラウゼヴィッツ』(「フラウの戦争論」より改題)(新潮社)、『静かなる太陽』(中央公論新社)がある。2023年『野上大樹』へ名義変更。『ソコレの最終便』が名義変更後初の刊行作となる。
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4.2逆境のなかで己れの精神力、知力、体力を、その極限まで鍛えに鍛え、努力を傾けて修練、研鑚を積み重ね、大空の真剣勝負に勝ちを制した世界のエース“サブロー・サカイ”が語る感動の空戦談義。指揮官の五力(実力、演出力、指導力、魅力、決断力)や勝負の要諦、成功の秘訣を、自らの体験からつぶさに伝える。
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3.0大人気シリーズ「剣神」の岩室忍が描く、痛切なる忍びの世界! 「鶴、信長を殺せ」若き女忍び逆鶴に託されたのは、軍神上杉謙信の密命。密命を果たさねば死、それが加藤段蔵率いる忍び衆「軒猿」の掟であった。謙信の密書を携え京へ向かった逆鶴は、足利義昭、近衛前久らとの邂逅を経て、ついに織田信長への接触を果たすが……。本能寺の変前夜、明智光秀の蜂起を歴史の裏舞台から描く! 文庫書き下ろし 目次 対馬谷の鶴/仏の胸/将軍義昭/設楽ヶ原/お化け公家/蛇石/軍神の死/乱丸/逆鶴の愛/小猿の死/黒坊主/大天主/五郎山/珠光小茄子/三職推任/白雲寺/本能寺/嵯峨野 文庫書き下ろし
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4.7「戦艦などは、遠からず無用の長物になるはずだ」 昭和一六年。満州国を巡る日米間交渉は、互いの主張が平行線をたどったまま打ち切られる。 米国はダニエルズ・プランのもと、四〇センチ砲装備の戦艦一〇隻、巡洋戦艦六隻をハワイとフィリピンに配備。アジア艦隊を増強して軍事的圧力をかけ続けた結果、西太平洋の緊張は極限に達していた。 この強大な国力に比するべくもなく、日本は戦艦の建造を断念する。海軍の主力を空母と航空機とすることで活路を見出そうとするが、航空機で戦艦に勝てるものなのかは確証が得られていなかった。 日米戦争が勃発すれば、敵の大艦隊が一気に日本本土へ迫り来るであろう。 連合艦隊は、この事態を食い止めることができるのか!?
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4.4〈憑き物落とし〉中禪寺洲齋。 〈化け物遣い〉御行の又市。 〈洞観屋〉稲荷藤兵衛。 彼らが対峙し絡み合う、過去最大の大仕掛けの結末は――? 文学賞3冠を果たした〈巷説百物語〉シリーズ堂々完結! 下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛には、裏の渡世がある。 凡ての嘘を見破り旧悪醜聞を暴き出すことから〈洞観屋〉と呼ばれていた。 ある日、藤兵衛に依頼が持ち込まれる。老中首座・水野忠邦による大改革を妨害する者ども炙り出してくれというのだ。 敵は、妖物を操り衆生を惑わし、人心を恣にする者たち――。 依頼を引き受け江戸に出た藤兵衛は、化け物遣い一味と遭遇する。 やがて武蔵晴明神社の陰陽師・中禪寺洲齋と出会い、とある商家の憑き物落としに立ち会うこととなるが――。
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3.0【第18回小説現代長編新人賞受賞作】 「一読して、抜きんでている印象を受けました」(中島京子) 「エンターテインメントのツボをきちんとおさえた力作」(薬丸岳) 「物語が進むにつれて状況が二転三転し、先が気になって仕方がない」(塩田武士) ――選考委員、大絶賛! 日本文学史上、最も「優しくて強い」武器を持つ忍びがおくる、驚愕必至の時代・エンターテインメント! 「この忍者、手裏剣も吹き矢も使わない!?」 伴天連教迫害が進む1625年。 東北では過激な新興宗教・大眼宗の台頭に、隣国との領地争いと、いくつもの火種が燻っていた。 南部藩の若き忍者・景信は、この世でただ一人の“声色使い”。 どんな声も完璧に真似できる唯一無二の喉を使えば、 無数の敵も指一本触れず制圧することができる。 隣国・伊達藩の動向を探る命を受け、諜報活動に挑む景信が目にしたのは 信仰にすがる声なき人々と、闇に身を潜める邪教の黒い陰謀。 背負わされた十字架、お上の掌返し、見ぬふりをされる人々の思い。 いま、この時代にこそ突き刺さる、驚愕の時代エンターテインメント!
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-【書籍説明】 新選組幹部隊士の藤堂平助は実の父母の顔も知らない。 育ててくれた浪人夫婦から「藤堂和泉守の御落胤」と聞かされていた。 九歳頃から北辰一刀流有坂道場の内弟子となり、成長して新選組創立に加わった。 非番の夜、七軒町の花街に遊びに出かけた平助は、身分の高そうな武家の一行が襲われているのを助けた。 だが、平助が名乗ると、助けられた武士達は逆上して平助に斬りかかった。 平助は斬り脱けて屯所に帰営したが、わけがわからない。 数日後、津藩藤堂家から新選組に「藤堂平助を警護役として貸してほしい」という申し出があった。 京都守護職松平容保を通しての依頼なので、局長近藤勇は断ることができない。 渋々、平助が津藩京都藩邸に行くと、自分によく似た若殿様藤堂大助高潔ともう一人、平助に瓜二つの若様藤堂豪助高満がいた。 豪助高満は大助高潔の異母弟という。 藤堂家では藤堂元晋と藤堂高克の二人の家老が勢力を争っていたが、藩主の跡継をめぐって対立を深めていた。 高克は嫡子大助高潔を推し、元晋は異母弟豪助高満を推していた。 平助は高潔派と高満派の跡目相続争いに巻き込まれてしまった。 どうする、平助? 【目次】 刺客の群れ 護衛役 瓜二つ 跡目争い 標的は誰? 狙いは平助? 世渡り上手 邪魔者 真剣勝負 勝負の行方 毒刃詮議 変節 それぞれの道 裏切り
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3.0学びとるべき〝失敗〟の例! 人口2倍、戦力2倍、生産力20倍のアメリカと戦った「日本軍」という巨大組織の失策の本質とは。異色の太平洋戦争文化人類学。 敗者の側にこそ、教訓は多く残っている──世界の半分を戦場とし、一〇〇〇万人の生命が失われた太平洋戦争──大国アメリカに戦いを挑み、敗北した日本が学ぶべきこととは。より小さな局面からユニークな視点で読み解く、敗因の究明と分析。日本とアメリカ、日本人とアメリカ人を考える異色のノンフィクション。〈解説/三野正洋〉
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-昭和17年、第一航空艦隊はミッドウェー海戦により大型正規空母三隻を失った。 戦力が半減した日本海軍は根本的な戦略変更に迫られ、空母に代わる航空基地を島嶼などに建設する「電撃設営隊」を新編。機械化した設営隊を高速船に乗せ、二ヶ月以内に完成させる任務を負った。 そんな中、米太平洋艦隊はガダルカナル島周辺での日本海軍の動きを不審に思い、潜水艦バラクーダを偵察に向かわせたが、あえなく撃沈する。 基地建設が進んでいると考えたニミッツ司令官は特殊部隊を送り込み、日本軍のレーダー施設破壊を実施。作戦成功の一報を手にして、空母サラトガから20機の戦爆連合を出撃させるのだが……。 日本海軍が秘策を講じ、米艦隊撃沈を狙う異色の戦記シミュレーション! この作品は2019年12月に電波社より刊行された『帝国電撃航空隊1』を加筆訂正したものです。
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5.0関ヶ原の大戦から六年が過ぎた、慶長十一年。 江戸の通りで巻き起こった武士と町人の争いに、割って入った素浪人がいた。老いてはいるものの身体つきはたくましく、因縁をつけてきたごろつきどもを、即座に斬り伏せてしまう。 それもそのはず、この浪人……かつての天下人、織田信長その人であった。 本能寺の変をからくも生き延びた信長は、生死の境をさまよったあと、天下統一の野望に興味をなくし、世捨て人として江戸の片隅で浪人暮らしをしていたのである。 だが、稀代の英雄を周囲は放ってはおかぬ。同じくひそかに生きていた明智光秀……天海をお目付役として、信長は気のおもむくまま、悪党どもを退治していく!
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3.7どうせ叶わぬ夢なら、いっそ、 江戸時代の川や海で、 魚を釣ってみたい――「あとがき」より 文学賞3冠に輝く、圧倒的な物語。 時は元禄年間、五代将軍徳川綱吉の治世。江戸湾の沖合二町ほどのところに船を停め、釣りをする二人―― 俳人の宝井其角と絵師の多賀朝湖――は、土左衛門を釣り上げてしまう。屍体は竿をしっかりと摑んで眼を見開き、唇からは歯を覗かせ、笑っていたのであった。 一方、旗本の津軽采女は閑職が故に釣り三昧の日々。義父・吉良上野介の世話で、将軍の側小姓にとりたてられることとなった。 目次 序の巻 幻談 巻の一 沙魚 巻の二 技師 巻の三 安宅丸 巻の四 鯛 巻の五 水怪 巻の六 釣心 巻の七 密漁者 巻の八 側小姓 巻の九 無竿 巻の十 釣り船禁止令
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-徳川幕藩体制の解体から日露戦争終結までの日本近代史を「サムライ」をキーワードに描く。 日本は明治時代に急速な近代化を遂げたと指摘される。しかし、これは「文明開化」や「殖産興業」のみに着目した偏った見方である。当時の指導者たちは西郷隆盛はもちろん、板垣退助も伊藤博文も福沢諭吉も、みな元は武士であった。彼らは明治時代になっても「サムライ精神」を胸に抱き、武士道を導きの糸として、わが国の未来を切り開いた。 サムライたちは「戦い」において本領を発揮する。わが国中世において最大の戦いは豊臣秀吉の朝鮮出兵であったが、徳川幕藩体制はこの「戦う自由」を封じ込めることにより天下太平の世を実現した。その一方、秀吉が夢見た朝鮮さらには中国の征服は江戸時代、国学の流れをくむ学者たちにより正当化され、この思想は幕末の志士たちに受け継がれた。 幕末の動乱により天下太平に幕が引かれ、わが国は再び「戦い」の時代に突入する。封じ込められていた「戦う自由」が呼び覚まされ、朝鮮や中国を「征服する自由」も復活する。日清戦争、日露戦争を経て日中戦争、太平洋戦争にまで連なる「戦い」の近代史は中世から流れる「サムライ精神」により引き起こされたのである。 本書の続編に当たる『民衆 対 陸軍』は日露戦争終結後から太平洋戦争までを「民衆の台頭」をキーワードとして描く。
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3.8おもろい事件、あらへんか? 江戸に居候する大阪の道楽息子が 驚きの名推理で犯人を追い詰める! 人情&ユーモア時代ミステリ! ええ退屈しのぎになったわ―― 居候探偵が難事件を解決!? 歌舞伎役者の中村葱蔵は、親方の名優・市川韮十郎から、韮十郎の息子に自分のハマり役を譲るよう強要されたことを恨み殺害してしまう。 自分の犯行がばれぬよう捜査を攪乱し、韮十郎の死は事故と結論付けられようとするが、 そこへ岡っ引きの伴次のもとで居候する大坂の若旦那・伊太郎が驚きの推理で葱蔵を追い詰めていく…人情&本格時代ミステリ! 〈目次〉 猪はどこに行った 黙って座れば殺される 七不思議なのに八つある
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-あだな芸者といなせな職人 「仕置人姉弟」が悪を成敗! 江戸を騒がす辻斬りの裏に改革の悪弊あり! 私欲にまみれた無道な切り捨てが何の咎めも受けない!? 悪逆旗本の裏成敗を果たした仙左とお勢が、今度は江戸にはびこる辻斬り事件を追う。ふたりは実は、いまをときめく老中首座・水野忠邦に仕え諫死した江戸筆頭家老・二本松義廉の遺児たちであった。連累を逃れるため市井で密かに別々に育てられたふたりは再会を果たし、忠邦配下に命を狙われながらも自分たちの信じる正義を貫く! 書下し時代小説。 目次 一 辻斬りの裏 二 殺しの決断 三 失敗の故に 四 不意討ち
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-海上自衛隊第一護衛隊群の旗艦に最新鋭ヘリ空母「あかぎ」が就役した。初の任務は環太平洋合同演習への参加だった。 だがハワイに向かった「あかぎ」艦隊は、突如1942年の中部太平洋へタイムスリップし、日米決戦の最中へ飛びこんでしまう。彼らがそこで遭遇したのはミッドウェイ攻略に向かう帝国海軍。それは悲劇の大敗戦を喫した空母「赤城」を旗艦とする第一機動部隊だった。 史実を熟知する自衛隊幕僚たちは苦悩の末、司令長官・南雲中将を説得し、戦闘に介入することを決意する。 だがミッドウェイ海戦は太平洋戦争の転換点となった激戦。その戦いに果たして勝利できるのか?新たな日米決戦の行方は? 鬼才が贈る時空シミュレーション戦記の新装版。 この作品は2006年3月に小社より刊行された『漂流自衛隊 太平洋戦争激突編』の改装版です。
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-2010年、一年に一度行われる航空総隊戦技競技会。航空自衛隊の各飛行隊が日頃の訓練の成果を披露しようとしていた矢先、レーダー上からターゲットがあとかたもなく消滅した。 突如、目の前に現れたダークグレーの雲と、稲妻が蠢く空を抜けると、巨大戦艦「大和」がアメリカ軍のレシプロ機の攻撃を受けているのであった…。 日本列島を襲った突然の大異変。東日本が現代に残り、西日本だけが大戦中の1945年に時空転換してしまったのだ。 米軍の猛攻に苦しむ日本は、ジェット戦闘機F‐2Cや、最新鋭武装を施した超戦艦「大和」による怒涛の反撃で、米艦隊を撃破する。 はたして、東西に断裂された日本の未来は!? この作品は2008年1月に小社より刊行された『超時空自衛隊』の改装版です。
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3.6育ちがいいお嬢様には、秘密があったのです。 日本橋にある将軍家御用達の扇店・善喜堂の娘である千秋は、方々の大店から「是非うちの嫁に……」と声がかかるほどの人気者。 ただ、どんな良縁が持ち込まれても、どこか物足りなさを感じ首を縦には振らなかった。 そんなある日、千秋は常磐津の師匠の家に向かう道中で、八丁堀同心である芦川柳之助と出会い、その凛々しさに一目惚れをしてしまう。 こうして心の底から恋うる相手にようやく出会えたのだったが、千秋には柳之助に絶対に言えない、ある秘密があり――。 「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く、涙あり笑いありの新たな夫婦捕物帳、開幕!
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-時は幕末。江戸城下、大久保の地。長く泰平の世が続き、代々この地を守ってきた鉄砲同心たちは、火薬の原料を転用したつつじ栽培の内職に励み、家計の足しにするようになった。礫(つぶて)家の丈一郎も三十すぎだが、つつじ栽培の内職に専念する毎日。父の徳右衛門が老いても家督を譲らぬためと、小禄の家計を助けたいからだ。ある日、父を訪ねて同役だった貫田が来る。田安家家老の俳諧の会に入りたいから仲介してくれというのだが……。銃の代わりに鋏を握る丈一郎が、礫家を巻き込む様々な事件に果敢に立ち向かう。喧嘩も笑いも絶えない丈一郎一家の、温かな〈お江戸家族小説〉。
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4.4明の海賊と日本人の間に生まれた少年は海へ――。 「国性爺合戦(こくせいやかっせん)」のモデル・鄭成功を描く 闘いと冒険の物語。 鎖国時代の平戸。孤独な少年・福松を迎えに来た母は、 台湾を根城にする大海賊の頭だった―― 明に渡った福松はやがて鄭成功となり、清と闘う道を選ぶ。 日本と中国の血を持つ男が台湾の民族的英雄に、 後に「国性爺合戦」主人公として江戸の人々を熱狂させる。 生きる場所を求め闘う魂を描く大スペクタクル長編! 解説=仲野徹 ※この電子書籍は2021年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.0こんな美しい日に、私は息子を殺すのだ――。 建久10年(1199)、源頼朝と北条政子の間の息子・頼家が将軍職を継いだ。 だが頼家は酒色に興じ、その期に乗じ、 政子の弟・北条義時は頼家の側近の梶原氏の失脚を画策する。 さらに北条家の危機を避けたい義時と政子の父・時政は 頼家の排斥と実朝の将軍擁立を主張、政子は武士の府を守るため、 自ら頼家に毒を盛り、最終的に頼家は謀殺される。 頼朝亡き後、弟・義時とともに、多くの政敵を滅ぼしていく北条政子。 “夜叉のごとき”苛烈さで幕府を守り抜いた政子を描く迫力の歴史巨編。 解説=本郷和人
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4.0数多の証言者たちを訪ねて描いた、太平洋戦争の真実 太平洋戦争では、様々な極限のドラマが生まれた。その中から、山本五十六の戦死にからむ秘話などを証言者を得て追究した戦争の真実。 ※この電子書籍は1995年8月に文藝春秋より刊行された旧版文庫を底本とし、新田次郎氏との対談を特別収録したものです。
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3.7「立派なお坊さんになるのですよ」 母の願いを受けて、安国寺で修行する幼い千菊丸だが、禅寺は腐敗しきっていた。怠惰、折檻、嫉妬、暴力。ひたすら四書五経を学び、よい漢詩を作らんとすることをよすがとする彼の前に将軍寵臣の赤松越後守が現れ、その威光により、一気に周囲の扱いが変わっていく。しかし、赤松は帝の血をひく千菊丸を利用せんとしていることは明らかだった。 建仁寺で周建と名を改め、詩僧として五山の頂点が見えたのにも拘わらず、檄文を残して五山から飛び出して民衆の中に身を投げる。本当の救いとは、人間とは、無とは何なのか。腐敗しきった禅を憎み、己と同じく禅を究めんとする養叟と出会い、その姿に憧れと反発を同時に抱えながら、修行の道なき道をゆくのだった。己の中に流れる南朝と北朝の血、母の野望、数多の死、飢餓……風狂一休の生そのものが、愚かでひたすら美しい歴史小説の傑作。
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-内藤新宿の長屋を改造、正体不明の道場主以下、個性派揃いの高弟たち 道場主の酔狂道人洒楽斎(しゃらくさい)に、血溜りの女が遺言した「リュウジンノヒゲ」とは? 諏訪大明神家子孫が治める藩の闘いに巻き込まれ……。 内藤新宿天然流道場を開いている酔狂道人洒楽斎は、五十年配の武芸者。高弟には旅役者の猿川市之丞、深川芸者の乱菊がいる。市之丞は抜忍の甲賀三郎で、七変化を得意とする忍びだった。乱菊は「先読みのお菊」と言われた勘のよい女で、先の先を読むことで舞を武に変じたらん乱舞の名手。塾頭の津金仙太郎は甲州の山村地主の嫡男。剣で江戸に遊学、負けを知らぬ天才剣士。 大久保智弘、再登場! 新シリーズ第1弾
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3.4幕末・ミッション・インポッシブル! MISSION 『幕末最後の戦いで見事活躍し、甲賀忍者ここにありと知らしめ、武士の地位を獲得せよ!』 幕末、江戸幕府が大政奉還をし、旧幕府と薩摩・長州の間で大きな戦が起ころうとしているその時、〝元〟忍びの里・甲賀は揺れていた。忍びとして戦国では大いに活躍したにもかかわらず、戦がなくなると時の権力者たちは難癖をつけて身分と領地を没収。気づけば忍びの術は失われ、百姓として困窮するまでになっていた。そんな折の大戦。忍びの技を再び世に示し、甲賀忍者ここにありと知らしめれば、武士の身分につけるのでは――。そんな願いのもと、集められた甲賀の里の若者たち。その中でも、鬼っ子・山中了司、宮司見習い・安井金左衛門、箱入り息子・大原伴三郎、誇り高き血筋・鵜飼当作、少々年の行った薬術師・間瀬勘解由の五人組は喧嘩ばかりのはちゃめちゃで!? 幕末を駆け抜けた「最後の忍者」の活躍を描くノンストップ・エンターテインメント時代小説!
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-時は中国後漢末期。国家の乱れを憂いながら流浪していた高順は、圧倒的な武で賊たちを蹴散らす一人の将を目の当たりにする。彼の名は呂布。その比類なき強さに、高順は乱世を終わらせることができるのではないかという希望を見出し、呂布の元で戦うことを決意する。呂布陣営に入った高順もまた類稀なる勇将。次第に実力を発揮して呂布たちに認められ、敵陣を必ず攻め落とす戦いぶりに『陥陣営』と称されるようになる。しかし運命の歯車は、高順を過酷な道へと誘っていく――BookBaseが送る三国志列伝。第2回小説下剋上コンテスト審査員賞・天岸賞作品!
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-のちに〝日本近代化の父〟と賞される破天荒な幕臣は、なぜ斬首されなければならなかったのか?——第3回中山義秀文学賞を受賞し、NHKドラマの原作にもなった大島昌宏の傑作歴史小説が30年ぶり待望の復刊! 〝日本近代化の父〟と評価されることになる小栗上野介。 富国強兵の基礎となった横須賀製鉄所創設の立役者になっただけでなく、幕府財政の立て直しに取り組み、タフネゴシエーターとして複雑な外交交渉を切り盛りし、さらには商社の設立に関わるなど、その才覚は外交や経済、軍事などにいかんなく発揮された。 しかし——彼は多彩な能力を持ちながらも、短期間で重要な役職を15以上も渡り歩き、最短で20日で辞めてしまうという破天荒な人物だった! 未来を見据え、家康以来の「祖法」と闘いながら外国と渡り合い、組織を変革し、誰よりも〝義〟を重んじた彼が残したものはいったい何だったのだろうか。 〝上司〟である徳川慶喜との対決、ライバル・勝海舟との見えざる絆、破天荒な夫を支える妻への愛情。激動の幕末、さまざまな人間関係の中で彼が成し遂げたかったことは?そして——《罪なくして》斬首されたのはいったいなぜだったのか? 1995年に「第3回 中山義秀文学賞」を受賞し、2003年1月にはNHK正月時代劇「またも辞めたか亭主殿〜幕末の名奉行・小栗上野介〜」(岸谷五朗主演)としてドラマ化された傑作歴史小説が、30年ぶりに復刊! 【目次】 序章 第一章 露寇 第二章 又一どの 第三章 歩兵奉行 第四章 三度目の勘定奉行 第五章 建設の地は横須賀に 第六章 ヴェルニー来たる 第七章 征長再び 第八章 建設すすむ 第九章 慶喜、将軍に 第十章 フランス人たち 第十一章 大政奉還 第十二章 閑適の日々 第十三章 烏川畔に散る 終章 海戦勝利 あとがき 文庫版あとがき 【著者】 大島昌宏 1934(昭和9)年福井市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。広告会社に勤務し、数多くのテレビCMの企画制作を手掛ける。1992(平成4)年『九頭竜川』(現在「つり人社」から刊行)で第11回新田次郎文学賞を受賞。1994(平成6)年には『罪なくして斬らる 小栗上野介』で第3回中山義秀文学賞を受賞。主な著書に『北の海鳴り 小説・中島三郎助』『幕末写真師 下岡蓮杖』『そろばん武士道』『結城秀康』『炎の如く 由利公正』『海の隼 参謀・三浦按針』などがある。1999年12月没。生誕90年・没後25年に向けて、電子書籍による復刊が進んでいる。
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3.9なぜ、人と人は争わねばならないのか? 日本史上最大の危機である元寇に、没落御家人が御家復興のために立つ。 かつては源頼朝から「源、北条に次ぐ」と言われた伊予の名門・河野家。しかし、一族の内紛により、いまは見る影もなく没落していた。 現在の当主・河野通有も一族の惣領の地位を巡り、伯父と争うことを余儀なくされていた。 しかしそんな折、海の向こうから元が侵攻してくるという知らせがもたらされる。いまは一族で骨肉の争いに明け暮れている場合ではない。通有は、ばらばらになった河野家をまとめあげ、元を迎え撃つべく九州に向かうが…… アジア大陸最強の帝国の侵略を退けた立役者・河野通有が対峙する一族相克の葛藤と活躍を描く歴史大河小説。
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4.2忠臣か、異常者か。最恐の暗殺者の本性とは? 「死んだら助かるろう? 幸せになれるがよ」 元治元年(一八六四年)、土佐藩の獄卒・小田切聡介は尋問の場にあった。罪人の名は岡田以蔵。かつて幼なじみであったこの男は、数多の人々の命を奪った罪に問われ、さらには聡介の兄を殺害した下手人である可能性があった。張りつめた空気の中、以蔵は子どもの頃と変わらぬ笑顔で、自らが手を染めた殺人の記憶を語り始める。 幕末期の記録に残る岡田以蔵の不可解な言動。そこには、常人には理解しがたい恐るべき「道理」が存在した――。 気鋭の筆が「人斬り以蔵」の謎に迫る、戦慄の歴史サスペンス。
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