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「更紗屋おりん雛形帖」「江戸菓子舗照月堂」等で 人気の著者、新シリーズ! このひと薫きで、あなたの心を癒します―― 香の老舗「仙薫堂」は小日向にある香を商う店。 跡取り娘おみつの許婚で手代の千之助が不正を働き、暇を出したことを機に店は傾く一方。 千之助の引き抜きで職人や奉公人たちは離れていき、いまや泰助一人を残すのみ。 主の香四郎は店を畳むことを決める。 ある日おみつが店番をしていると、一人の女客が現れ、六種の薫物の一つ「梅花」の練り香を求める。 注文に応じて作るものだと言っても粘られ、おみつは自分用に作っていた練り香を売る。 数日後、今度は梅里と名乗る隠居風の老人が現れ、亡き妻が薫いていた 「春翠」という練香を命日までに作って欲しいという。 香料は書き残されていたが、分量までは載っていない。 難しい依頼だが、病で療養中の父に代わり、母から伝えられた練り香の知識と技で、 おみつは香の再現に取り組む……。 店を建て直そうと奮闘する練り香職人・おみつの奮闘記。 第一話 残り香 第二話 衣被香(えびこう) 第三話 反魂香(はんごんこう) 第四話 誰(た)が袖 第五話 梅香る里
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直木賞受賞作『木挽町のあだ討ち』が実写映画化! 「自由」に生きることの真実を描く歴史長編。 弥兵衛が弟子入りをして間もなく、師の海保青陵は亡くなった。当代きっての儒学者で、経済にも精通し、江戸の世に「自由ナル」生き方を説いた青陵。京弓師の跡取りでありながら職人としては未熟で、算盤勘定や商いにばかり惹かれる16歳の弥兵衛に、その「商い」こそが世を変えると教え、「自由自在」に生きる道を示してくれた先生だった。最後の弟子となった弥兵衛は「遺灰は空に撒け」という師の遺言を胸に、兄弟子と連れ立って青陵ゆかりの人々を訪ね歩く。江戸の実弟、変わり者の絵師、川越の商人、秩父の家老、金沢の隠居、そして京――。青陵に人生を変えられた者たちが語り出す、亡き師の思いがけない過去、人知れぬ後悔とは。
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伴侶の見つけ方、仕事の辞めどき、夫婦円満の秘訣-- 生きるヒントは、長屋にあり! おせっかいは福を呼ぶ!!! 心がほっこりする、江戸人情物語 おせっかいはやめられない! 純情同心、恋のゆくえは!? お花、初めてのお見合いは桜の下で。その結末は--。 仲睦まじいご隠居夫婦、時納め箱に仕舞ったそれぞれの秘密。 絵師の辰信は、奥州街道で人助け。江戸の女衒から娘を救えるのか。 女盗人・夜桜お七、絶体絶命のピンチ。 日本橋へ里帰りしたお比呂、夫との冷めた関係は……。 おせっかい長屋の面々に、本当の春は来るのか。 人気シリーズ第三弾! 【目次】 第一話 思い出酒 第二話 北国の春 第三話 夜桜お七 第四話 花も嵐も、阿部も
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水茶屋の看板三人娘、果たしてその正体は? 「花蝶屋の茶でも喫すれば、流れが変わるに違いない」 南町奉行所の狼こと、定町廻り同心の沢井勝之進は行きつけの水茶屋に顔を出した。 人気絵師殺しの探索に手こずり、一息つきたい――というのは口実で、お目当てのお蘭に逢いたいのだ。 お蘭は花蝶屋の看板三人娘のひとりで、清楚で生真面目な十九才。 あとのふたりは、艶っぽく熟れた二十一才のお藤、甘えん坊でお転婆な十七才のお桃だ。 お蘭は勝之進に茶を淹れつつ、素知らぬふりで探索の進み具合を聞き出して、にこりと微笑む。 だが、のぼせ上っている勝之進は何も気付かない。 実は看板三人娘は、自分たちの仇を探しながら、頼まれれば他人の復讐も引き受ける〈仇討ち屋〉なのだ。 花蝶屋の主人お稲や鍼灸医の桂雲、美男双子の岡っ引き六助と七弥とともに、三人娘が人気絵師殺しを暴く! 人気沸騰中の作家が贈る新シリーズ、堂々の幕開け!
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蔵前の大店に盗賊が入り、一家皆殺しのうえ火を点けた。隣で絵双紙屋を営んでいた新吉の家も燃えて二親は焼け死んだが、新吉は命からがら逃げ出し事なきを得る。 頼る先もなく町をさまよい、死をも覚悟した新吉だが、神田の町外れのお堂で妖しい美女と出会ったことから、彼の運命は激変。虚弱だった新吉は仄香と名乗る美女から不思議な気を授り、別人のように生まれ変わったのだ。 破落戸に絡まれていた小間物屋の娘を助けたことから、彼女の店で仕事を得た新吉。次々と舞い込む幸運だが、八丁堀同心の瓜生千之助に蔵前の火付け盗賊の仲間ではないかと疑われ……。 妖しの美女が無垢だった若者を翻弄する、書下ろし新シリーズ!
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北町奉行所同心の草薙剣士郎は、武芸がからっきしながら大の刀剣好き。今日も今日とて、馴染みの刀屋に寄って油を売っている。 八丁堀同心に似つかわしくない優男のうえ、頼りなげな雰囲気と相まって同僚たちからは馬鹿にされているが、じつはこの男……とんでもない異能を秘めていた。なんと世の名刀妖刀の声が聞こえ、しかも身体が操られるがごとく、ときに鬼神のごとき剣を振るうのである。 そんな剣士郎、普段はのらりくらりとしているが、いったん悪を見据えるや、内面に秘した凄腕同心の強面が垣間見える。そんなとき刀は決まって剣士郎の熱い魂にこたえ、おのれの力を貸し与えるのであった。 新たに生まれた江戸名物同心、新シリーズ開幕!
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浅草花川戸の船宿に居候している謎の侍・新之助…… なにやらいわくありげで、さる旗本の若殿であったが廃嫡され、市井にくだってきたという触れ込み。それが本当ならばとんだ無能だが、本人はどこ吹く風のご様子。着流しで唄を口ずさみながら、ふらふらと日々を暮らしていた。 だがこの男、じつは旗本どころではなく、九州肥前の大名・宇治島家の若さまで、御家騒動を嫌い、武家社会を飛びだした変わり者であった。 ようやく本領発揮とばかりに、新之助はあらたな地……江戸の町場で自由気ままな悪党退治へと乗りだす。そんな新之助の風格や人柄、そして無類の強さに触れ、次々と新たな仲間が集いだすのだが……。 破天荒な時代シリーズ・第一弾!
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捕まるわけにはいかぬ―― 一味の頭の執念の因とは? 偽の噂、嘘の手掛り、身代わりの盗賊まで仕立てる“天狗小僧”一味。 剣一郎の鋭利な読みと真摯な言葉が、賊の頭を追い詰める! 武士率いる押込み一味“天狗小僧”が箱根の関を越えた! 東海道を荒らす賊の報せを受けた風烈廻り与力青柳剣一郎だが、虚報を掴まされ、入念な仕込みで悪名高い一味の手玉に取られてしまう。 そんな折、剣一郎は浪人塩崎弥十郎と出会う。破落戸の足蹴を黙って受ける温順な男だった。塩崎の下宿する道具屋が相場の倍で買い取られていたと知り、剣一郎はある疑惑を抱く。
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昭和14年5月。帝国海軍は、強力な「46センチ砲の完成!」を世界へ向けて大々的に発表、次いで昭和15年に入ると、「マル3計画」で建造中の巨艦3隻を相次いで進水させて「大和」「武蔵」「信濃」と命名、それを公表した。 ──日本は18インチ(46センチ)砲搭載の巨大戦艦を続々と建造している! 危機感を覚えたアメリカ海軍は急遽、アイオワ級戦艦の建造中止を決定し、「スターク・プラン」でモンタナ級戦艦の大増産に踏み切った。 ところが、これは山本五十六の仕掛けた罠であり、アメリカ海軍は空母の増産がむつかしくなる。米造船所はどれもモンタナ級戦艦の建造でうめ尽くされていたのだった!!
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大唐へようこそ。それはただ中国古代の黄金時代というだけでなく、世界史が誇る文明の頂点です。空前の繁栄を誇る盛世の気象、輝かしい文化の成果、強大な軍事と外交、煌めく科技と革新、そして数々の伝説的人物と物語。そして、盛極必衰の儚さが織りなす、悲劇的な美しさがあります。 さあ、私と共に—— 李白と共に「黄河の水、天より来る」の豪邁な詩心を体感し、 懐素と共に酒を衣襟に撒き、筆を揮う狂草の痴狂に酔いしれ、 楊貴妃との密やかな情愫に胸をときめかせ、 盛唐という時代そのものと共に、燦然と輝く瞬間を共有しましょう。 大唐幻夢譚——絢爛たる盛世の詩篇 いざ、壮麗なる王朝の舞台へ。
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奉行しか出自を知らぬ謎の若手同心・一之進。 その手には棒手裏剣!! 人を殺め、奉行の娘を拐す、猫目源左の目的とは? 飛び苦無を自在に操る敵を追い詰めることができるか!? 鎖帷子を纏い一之進が疾る! 十三歳の丁稚・伊那が惨殺された。心の臓を一突きにした得物はいったい何なのか? 商家から武家屋敷へと魔の手を伸ばす盗賊を追い詰めるべく、橋場一之進の探索が始まる。昼は南町奉行所に繋がる一介の同心。しかし、その正体は…表に出してはならぬ掟に縛られた素破の生き残り。探索の最中、一味に拐かされた南町奉行の娘・久美を一之進は救うことができるか? 異色の同心が誕生した! 新シリーズ第1弾
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第二次世界大戦の終焉から7年、世界は新たなる危機に直面する! ドイツ、イタリア、ソ連が手を組んだ枢軸国と、アメリカ、イギリス、日本が中心となった連合国は、1940年から3年半にわたって死闘を繰り広げた。しかし、1943年7月にドイツが突如休戦を申し入れたことから事態は急変。領土の大部分を制圧されたままのイギリスやフランスは強く反発し、日本も亡命中のヨーロッパ政府に同調する。だがアメリカは好機と見て、あえて単独で行動した。また、クーデターの勃発したソ連はいまだ混乱の中にあった……。 圧倒的なスケールで繰り広げられる大長篇架空戦記シリーズ「異史・第三次世界大戦」、第1弾。巻末に「電子版あとがき」を追加収録。 ●羅門祐人(らもん・ゆうと) 福岡県出身。血液型はO型。星座は山羊座。少林寺拳法三段。主な著書は『元祖羅門堂病院』『蒼き波濤』『独立愚連艦隊』『天軍戦国史』『列島大戦NEOジャパン』『超極級戦艦「八島」』など。 ●中岡潤一郎(なかおか・じゅんいちろう) 1968年生まれ。獨協大学経済学部修士課程修了後、テクニカルライターに。1996年『決戦!津軽海戦 鋼鉄の嵐 維新篇』で商業デビュー。以降、架空戦記、時代小説を中心に執筆。近作に『同心若さま流星剣』シリーズ、『浪人上様織田信長』シリーズ(いずれもコスミック時代小説文庫)がある。競馬好き。関東圏の競馬場、特に中山競馬場、船橋競馬場によく出向く。
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ソ連が朝鮮半島に乱入、ドイツがヨーロッパを席捲! 日本の敵は何処に!? ソ連軍が1940年7月1日、鴨緑江を渡河して朝鮮半島に乱入した。朝鮮軍は後退を続け、1ヶ月後にはソ連による朝鮮半島制圧は目前となった。日本の石原莞爾首相はソ連との戦争を決断し、8月20日に宣戦布告、世界に広がる大戦争に身を投じた。小畑敏四郎率いる14万の上陸部隊は100万の敵将兵に立ち向かい、朝鮮半島解放を目論む。一方、山本五十六麾下の連合艦隊は、要衡ウラジオストクを目指す。アメリカ、ソ連、ドイツ、イギリス、中国……そして日本。全世界を巻き込む戦火はどこに向かうのか? 圧倒的なスケールで繰り広げられる大長篇架空戦記シリーズ「異史・第二次世界大戦」、第1弾。巻末に「電子版あとがき」を追加収録。 ●羅門祐人(らもん・ゆうと) 福岡県出身。血液型はO型。星座は山羊座。少林寺拳法三段。主な著書は『元祖羅門堂病院』『蒼き波濤』『独立愚連艦隊』『天軍戦国史』『列島大戦NEOジャパン』『超極級戦艦「八島」』など。 ●中岡潤一郎(なかおか・じゅんいちろう) 1968年生まれ。獨協大学経済学部修士課程修了後、テクニカルライターに。1996年『決戦!津軽海戦 鋼鉄の嵐 維新篇』で商業デビュー。以降、架空戦記、時代小説を中心に執筆。近作に『同心若さま流星剣』シリーズ、『浪人上様織田信長』シリーズ(いずれもコスミック時代小説文庫)がある。競馬好き。関東圏の競馬場、特に中山競馬場、船橋競馬場によく出向く。
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小説・文芸-1巻660円 (税込)【WedgeONLINE PREMIUM】 終わらなかった戦争 サハリン、日ソ戦争が 戦後の日本に残したこと“ 1945年8月15日。終戦記念日として知られるこの日に、終わらなかった戦争があった――。樺太(現ロシア・サハリン)での地上戦、日ソ戦争である。 「沖縄が〝唯一〟の地上戦」と言われるが、北海道のさらに北、日本領「南樺太」でも地上戦があったことは広く知られていない。 8月9日以降、ソ連軍は、日ソ中立条約を一方的に破棄し、侵攻。8月15日を経てもなお、戦闘は終わらなかった。この間、多くの人が亡くなり、沖縄戦同様、死の逃避行や集団自決もあった。長らくサハリンに残留を余儀なくされ、ソ連崩壊後にようやく日本に帰ることができた人もいた。 終わらなかった戦争は戦後の日本に何を残したのか。また、現代においても、様々な困難が立ちはだかる日本とロシアの関係はどうなっていくのか。 未来を切り拓くために過去の悲劇を学ぶとともに、歴史の忘却に抗いたい。 この記事は月刊誌『Wedge』2025年8月号「終わらなかった戦争 サハリン、日ソ戦争が 戦後の日本に残したこと」の電子版です。 REPORTAGE サハリンと向き合う街・稚内 平和を希求する人々の想い(編集部) MAP 樺太・千島列島の国境変遷の歴史(編集部) PART 1 南樺太、千島列島での戦闘から現代日本が得られる教訓(麻田雅文 成城大学法学部 教授) INTERVIEW 「戦争」は人ではなく国の戦い 南樺太からの引き揚げ体験(重延 浩 テレビマンユニオン 会長) Part 2 異国で生きた日本人 シベリア民間人抑留者の声なき声(石村博子 ノンフィクションライター) Part 3 帰国支援は私の〝責務〟 人生を変えたサハリンとの出会い(斎藤弘美 日本サハリン協会 会長) COLUMN 1 家族が離れていても海を越えつなぐ交流 COLUMN 2 「なぜロシア出身?」次の世代でも交流を 現代編 1 国境 BORDER 国境を越える人々の「匂い」と「記憶」 それぞれの〝命がけの旅路〟(村山祐介 ジャーナリスト) 現代編 2 教育 EDUCATION ドイツが続ける「歴史との対決」と極右政党躍進という試練(熊谷 徹 ジャーナリスト) 現代編 3 対話 DIALOGUE 「残留孤児」を育てた中国 未来の日中関係に必要な視点(富坂 聰 ジャーナリスト) Part 4 安保戦略のアップグレードで「オホーツク核要塞」に対峙を(小泉 悠 東京大学先端科学技術研究センター 准教授) Part 5 日本に必要な「多元的視点」 ロシアとどう向き合うべきか(加藤 学 国際協力銀行 エネルギー・ソリューション部長)
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首都焼失――その時、幕閣のトップは何をしたか? 明暦3年(1657)1月、江戸が燃え尽きた――。「明暦の大火」である。 日本史上最大、世界史的に見ても有数の焼失面積と死者数を出したこの大惨事からの復興に立ち上がった男がいた。代官の息子に生まれながら、先代将軍・家光の小姓から立身出世を遂げた老中・松平伊豆守信綱。その切れ者ぶりから〝知恵伊豆〟と呼ばれた信綱は、町奴の長兵衛に現地調査を命じながら、「江戸一新」に乗り出した。 叩き上げの天才政治家が老中会議で熱く議論し即決、遅滞なく推し進めたのは、現代の東京に繋がる「大江戸」への建て替えだった。 目 次 第一章 大火発生 第二章 復興開始 第三章 米の値段 第四章 復興景気 第五章 抗 争 第六章 大移動 第七章 討ち入り 第八章 遷 都 〈解説〉内田剛
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江戸の最強バディ、ここに誕生! いつの時代も子どもから大人まで皆の心を掴んで離さない、あさのあつこの生み出す新捕物帳! ◆あらすじ◆ 「八州廻り」と呼ばれる関東取締出役の任に就く若人・一柳直四郎。最も若く新参者で、村役人にもてなしをねだる術にも、宿の値引き交渉にも通じていない。 目元の下がった色白の童顔は争いごとを好まぬが、理にかなわないことはもっと好まない。好きなものは、少し塩気のある甘い饅頭とうまいお茶。 「揉め事や争いごとは無いがいい。平穏が一番だ」と言いながら村をゆく直四郎のもとへ飛び込んできた一報、それは――「死人が出ました」。 林の中の木にぶらさがっていた首吊り死体は、どうやら自死と言い切れないようで……? 調べるうち、直四郎は巷でその名を轟かす「みみずくの銀蔵」の存在に行き当たった――。 お人好しの若同心×腕利き家人の最強主従《バディ》に魅了されること、まちがいなし!
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徳川時代の黎明期を駆け抜けた親友二人の波乱の人生を壮大なスケールで描く人間ドラマ。幼なじみの多聞と龍之進は関ヶ原の戦場で人買いに捕まるが、片や宣教師、片やポルトガル商人に拾われ、長崎で運命の再会を果たす。禁教令や陰謀に直面し、それぞれ日本の地を離れた二人は遠くマカオでまたも巡り会う。互いに苦難を乗り越え、成長し活躍するも、突如オランダ軍がマカオに侵攻。守るべきもののため二人は激戦の中へ――「手に汗握るとは、このことか」(書評家・細谷正充氏)と絶賛されたスペクタクル感動巨編、待望の文庫化。 ※本作品は2022年5月に刊行された単行本『南蛮の絆 多聞と龍之進』を文庫化に際し、加筆修正し改題したものです。
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幼君・家継の乗った駕籠が賊の槍でメッタ刺しに! 銀次郎の必殺剣が唸り、轟いた! 衝撃の「門田泰明大河時代劇場」堂々の第三期突入!! 品川宿にたどり着き意識を失った黒書院直属監察官・桜伊銀次郎。 毒矢を射られて生死の境をさまようが、ついに意識が戻った。 黒鍬衆の隠宅で、女黒鍬の頭領・加河黒兵の手厚い看護をうけ、順調に回復していたなか、幼君・徳川家継が見舞いに駆け付けたのだ。 将軍剣術指南役・柳生俊方ら柳生衆も同道していたが、帰途、白装束に白覆面の賊に襲われたのだ! しかも幼君が乗った駕籠が賊の槍でメッタ刺しに! 阿修羅と化した銀次郎剣が炸裂する大河シリーズ、(第1期 侠客・全5巻。第2期 汝 想いて斬・全3巻)第3期遂にスタート!
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夫婦で営む小さな小鍋屋「よろづ」は今日も賑わう。旬の食材で作られる小鍋は滋味満点。つまみにして飲むもよし、おかずにして飯をかっ込むもよし。ご近所の常連はもとより足をのばしてわざわざ訪れる者もいて、評判はうなぎのぼり。客の絶えない繁盛店になった。ある日、紙問屋の主が女将のお咲に相談をする。孫娘が飼っていた猫が行方知れずに。ほうぼう探した結果、近所の老婆に飼われていることが分かった。お金を積んででも返してもらおうとするが、老婆は頑として譲らない。果たしてどうすればいいのか、と紙問屋の主は頭を抱える。実はお咲、両親は公事宿(行政書士、司法書士のようなもの)を営んでいた。子供のころから相談事に触れてきたので、少しは知識がある。私が仲裁に入れば、事件は解決できるかも? お咲は、主と一緒に老婆のもとにおもむいた。さて、お咲が提案した仲裁案は? 美味しい小鍋と公事知識でお客の悩みをほっこり癒す!
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先に尽きるのは家康の寿命か、豊臣家の命脈か。 まったく新しい「家康像」を描き出した本格歴史小説! 時は「大坂の陣」の数年前――。いまだ盤石でない徳川幕府を案じる老齢の家康は、二代将軍である息子・秀忠を揺るぎない天下人にするための体制づくりを急いでいた。一方、豊臣家の威信凋落を肌身で感じる淀殿は、愛息・秀頼の復権に向けた効果的な打開策を見つけられず、焦燥感を募らせていた。宿命と因縁に翻弄され、矜持と野心の狭間で揺れ動く二人は、やがて雌雄を決する最期の戦いに、それぞれ活路を見出そうとするが……。 父であるが故の、母であるが故の苦悩と喜び。親が子に寄せる想いが時代を動かす――。 己の「死」の先に見出そうとした「希望」とはいったい何だったのか?
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開国か攘夷か、倒幕か佐幕か。動乱の幕末に京都最後の天皇は将軍・慶喜に平和の祈りを託す。語られることのなかった幕末史の“IF”に迫る物語。 1945年の終戦から80年、私たち日本人は幸いにも戦争を経験せず平和を享受することができた。一方で明治維新から終戦に至るまでの80年間は対照的に、日本は長く苦しい戦争の時代を送ってきた。幕末期、江戸の徳川幕府が急速に求心力を失っていくなかで、京都の朝廷の権威を後ろ盾にして長州や薩摩が台頭。そして樹立された明治新政府は武力で幕府を倒すと、列強をそのまま模倣した軍国主義・帝国主義による近代国家づくりへと傾倒した。その最大の理由は、不平等条約の改正と日本の国際的地位の向上が目的だったとされる。 つまり不平等条約の一つ「改税約書」が結ばれた1866年をターニングポイントとし、この前後に異なる政治的決断が下されていたら、日本は戦乱を避けることができたのでは?――という歴史の“IF”を日本人に考えさせようとした異色の歴史小説が本書だ。 主役に据えたのは、同年に病没することとなる孝明天皇。清国がイギリスの持ち込んだアヘンに蝕まれ大幅に国力を落とす様子に危機感を覚え、闇雲な開国には反対の立場を取った。しかし倒幕は望まず、過激な尊王攘夷派とは一線を画したこの人物がもし生きていたら、日本が諸外国から不当に低く扱われることも無謀な戦争に突入していくこともなかったのではという史観のもとで、その真の思惑へと迫る。物語は同年11月に、一橋慶喜が京都御所を参内する場面から始まる。その慶喜に孝明天皇は「上に立つものの務めは只一つ、下々の民の幸福のために尽くすこと。それが我が祖父光格天皇の教えだ。努々(ゆめゆめ)国を割ることのないように」と説いた。 その裏で京都では、様々な人間たちの思惑が渦巻く。幕府を倒すという野心を抱く薩摩藩の小松清廉(帯刀)に西郷吉之助、そして大久保利通。その彼らに接触し、まるでアヘンをちらつかせるかのように倒幕の誘惑を煽るイギリスの外交官たち。外交の失態や賠償金を幕府に押し付けようとする山口(長州)藩が尊王攘夷運動を過激化させれば、松平容保らの佐幕派の武士や賀陽宮朝彦親王らの公卿らは警戒を強めて討伐へと傾く。一方でかつて孝明天皇の実妹・和宮の将軍家への降嫁を進言し、公武合体を推進したはずの岩倉具視は、薩長を繋げて倒幕をなそうと暗躍する。 そんな中、幕府の14代将軍徳川家茂が急逝。15代の将軍に就任する覚悟を決めた一橋慶喜は、長州討伐への意思を固めていた佐幕派の間でも物議をかもすような決断を明かす。しかしその背後には孝明天皇の、さながら口伝の遺言として託された思いがあった ――。 運命の分かれ道はどこにあったのか、その場所に立っていたのは誰なのか。京都に生まれ育って歴史や文化を自然に学び、今はデジタル空間での文化財保存に関する研究・技術開発事業に勤しむ著者が、権謀術数が蠢く幕末に京都最後の天皇が思い描いた平和への祈りを描き出す。
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愛らしいおまあさんが江戸の難事件を解決! 愛嬌のかたまりのような江戸のおばあちゃん“おまあ”が解くのは…殺人事件!? 2026年はアガサ・クリスティ没後50年。クリスティが産んだイギリスの田舎町に暮らす老婦人探偵、ミス・マープルを、時代小説家の諸田玲子さんが江戸の浅草に生まれ変わらせました。 丸顔で黒目がちな目、いつもニコニコしてするりと他人の心の奥に入り込むおまあさん。江戸は浅草、浅草寺の西方にある幸龍寺の一角の小家で、庭で野草を育てお茶を皆にふるまう気ままな隠居暮らしをしています。 そんなおまあの家には女たちが集い、様々な悩みや事件が持ち込まれます。 密通を告発する怪文書がそばに置かれた死体(「うごめく怪文」)、茶碗屋で亡くなった後妻の袂に入っていた米粒の理由(「袂に米粒を」)、大昔に当主と妻女が亡くなったという凶宅・榎屋敷の怪事件(「眠れる殺人鬼」)、南町奉行所の同心への殺人予告(「先触れ殺人」)、先代将軍の美貌のお中臈をめぐる謎(「銅鏡はくもって」)、鎌倉の材木商から破格の報酬で頼まれた大山詣りで明らかになった事実(「復讐の咲耶姫」)…と、それぞれの章のタイトルもミス・マープルシリーズからインスパイアされています。 愛らしいおまあですが、実は手裏剣の名手。過去には命を受けて“ある仕事”に携わっていたり、南町奉行の根岸肥前守鎮衛と秘密の関係があるという知られざる一面がありました。 〈鳥舞のおまあ〉と呼ばれていた当時の仲間である、〈夜駆のおりゅう〉〈怒髪の勝次〉たちと協力して謎を解く連携プレーや、合羽長屋の少年・乙吉との交流にも心温まるミステリです。
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とび‐あがり【飛上り】①飛びあがること。②突飛な言動をすること。また、その人。むこうみず。③一足飛びに出世すること。成上り。(『広辞苑』より) コメが足りない! 紀伊国の豪農・井澤弥惣兵衛は、大切な人を洪水で失った無念を晴らすため「紀州流」を確立。「米将軍」とも呼ばれる8代将軍・徳川吉宗に江戸へ呼び寄せられ、60歳を過ぎて旗本に取り立てられる。吉宗の下でコメ増産に成功した弥惣兵衛は、勘定吟味役格へと異例の大出世を遂げた。 家康の江戸建都を支えた「伊奈流」と新技術「紀州流」の違いとは? 変わり者の天才を支えた家族や弟子たちとのエピソードを交えて綴る、壮大な人間ドラマ。 【目次】 第一章 紀州の天狗と友との誓い 第二章 師とともに描く川の未来図 第三章 米将軍吉宗が与えし使命 第四章 豊穣への祈り 第五章 家康が頼りし伊奈流の先へ
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関羽、張飛、諸葛亮……最高傑作「蜀篇」! 非情にも見える劉備を、なぜ男たちはそれほど愛したのか? 数千年の時をこえて、中国歴史小説の第一人者によって初めて見出された真実。 関羽、張飛、諸葛亮、趙雲……。 「めずらしいほど無垢な人」劉備に、どこまでもついていった男たちの純情と覚悟。 いまも愛される英雄たちの挽歌。 『三国志』全十二巻の大河小説を刊行している宮城谷さんにとっても、この『三国志名臣列伝 蜀篇』は、まさに珠玉の一冊であり、三国志名臣列伝の最高傑作である。 三国志時代、最も小さな国・蜀。 誰もが知る関羽、張飛、諸葛亮、趙雲から劉備の死後に活躍する李恢、王平、費緯まで、 七人の名臣を丁寧に描くことにより、一見、非情にも見える劉備の不思議な魅力を炙り出す。 今もなお愛され続ける英雄たちの光と影。
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老剣客・武蔵ここにあり! 著者初の短編集 【著者初となる短編集ついに刊行!】 老いた剣豪の気骨、 紅職人を志す女の矜持、 若き侍からほとばしる熱情…… 佐伯泰英は短編も面白い! 【収録作紹介】 老境にあるかつての剣豪・宮本武蔵のもとを柳生十兵衛の門弟が訪ねてきた。……天下の剣を極めた柳生が今さら何を企んでいる? 訝しむ武蔵はしだいにこの門弟に心を許していく――「めじろ鳴く」 女を嫌う職人衆の世界に飛び込んだおゆう。彼女の造る紅は女心を捉えて人気を博するが、おゆうを追う謎の男の影が――「寒紅おゆう」 下士の三男坊ながら、十六の若さで「龍」と称されるほどの剣の腕をもつ惣三郎。師は彼に「無殺多生の剣を極めよ」と諭す――「虚けの龍」 参勤交代の道中、家紋の入ったお鎗(やり)の穂先が強奪された。事件の背景には、国替えに伴う悲劇が――「手毬」 水泳に興じる少年たちが、水戸藩に関わる秘密を耳にしてしまう――「寛政元年の水遊び」 武者修行中の父が騙し討ちに? 悲報を受け、一路、大坂へとむかう青年剣士を待ち受ける困難とは――書き下ろし新作「妻手指(えびらさし)」 読み応えある珠玉の時代小説全6編は、佐伯泰英入門にもぴったりです!
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NHKでもドラマ化された心温まる名作 16歳の菜々が奉公に上がった風早家には、身分の分け隔てなく接してくれる主の市之進、優しい奥様の佐知と二人の可愛い子供たちが居た。 そそっかしいが、とことん真っすぐな性格の菜々は、失敗しながらも風早家に精一杯尽くしていく。 実は、菜々は武家の出。藩内の不正を明らかにしようとした父が切腹に追い込まれた後、出自を隠し母方の実家に身を寄せていた。 やがて佐知は結核で亡くなり、藩内の不正を正そうとする市之進も卑劣な謀略に嵌められる。 黒幕は無念の死を遂げた父の仇だった。 風早家の幼き二人の子を守るため菜々は孤軍奮闘し、一世一代の大勝負にでる──。 NHKのBS時代劇でドラマ化(清原果耶さん主演)されている痛快な時代エンターテインメント!
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時代小説の名手・山本一力が、 自身初となる中国の歴史を題材とした小説に挑み 話題となっている、月刊「潮」連載中の 小説『蒼天有眼──雲ぞ見ゆ』シリーズの単行本第二弾! 中国の歴史をモチーフとしたシリーズの今作は、 日本に饅頭(まんじゅう)を伝えた林浄因(りんじょういん)をめぐる物語──。 元代末期の至正五年(一三四五年)。 杭州・西湖に近い禅寺で寺男として働く林浄因は、 幼馴染の丹錘とともに日々を誠実に過ごしていた。 そんなある日、凍結した厳寒の西湖で修行のため 日本から渡来した禅師・龍山徳見と出会う。 氷の張った湖で転んだ幼い姉弟を救うその姿に 浄因は深く心を動かされる。 異国から来た僧との出会いは、 やがて林浄因の運命を大きく動かすことに。 浄因は禅師の故国帰国に従い、日本に渡ることを決意する。 元代の杭州・西湖湖畔から、室町時代・南北朝初期の奈良へ。 そこで林浄因を待っているものとは!? 海を越え、国境を越えて紡がれる、愛と哀しみの物語──。
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名奉行の根岸肥前守と出自不詳の拳法同心は江戸の悪を許さない! 旅の若き僧が大川端で倒れ、経文と拳法の他は記憶喪失。 それがなぜ名奉行の下に? 御三卿清水家に秘められた開かずの間の謎とは? 名奉行根岸肥前守の下、名無しの凄腕拳法番外同心誕生の発端は、御三卿清水徳川家の開かずの間から始まった。そこから聞こえる物の怪の経文を耳にした菊千代(将軍家斉の七男)は、物の怪退治の侍多数を拳のみで倒す手練の技に魅了され教えを乞うた。願いを知った松平定信は、『耳嚢』なる著作で物の怪にも詳しい名奉行の根岸に、その手練との仲介を頼むと約した。
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手近なリゾート地というイメージが定着しているサイパン島は、第一次世界大戦中の1914年からアメリカが占領する44年まで、日本の統治下に置かれた。 移民によって開墾され、「南洋の東京」として栄えたが、やがて戦禍に──。 「楽園」を求めて南の島に渡った二つの家族を通して、日本領サイパン島の歴史をダイナミックに描く。〈解説〉池澤夏樹 〈目次〉 プロローグ 第1章 漂着 第2章 獣の島 第3章 南洋成金 第4章 南洋の東京 第5章 北ガラパン二丁目大通り 第6章 南村第一農場 第7章 海の生命線 第8章 軍島 第9章 戦禍 第10章 収容所 エピローグ 解説 池澤夏樹
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憲法第九条を持つ国家として、日本はどこまで軍事的役割を担うことができるのか。 日米ガイドラインは、米軍と自衛隊を有事の際に具体的にどう動かすかという取り決めである。 米国のアジア戦略や日本を取り巻く安全保障環境の変化を受け、1978年に策定され、97年と2015年の二度にわたって改定された。 本書は、その過程と内容を日本の自主性の発露という視角から捉え、日米安保体制の現在地と日本の防衛政策の本質を提示する。
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沖縄は私たちのものだ! 本土復帰直前の沖縄。 治安を守ろうとする者と真の独立を目指す者、それぞれの故郷への思いは徐々に激化し、激突していく。米軍の意向を受けて動く琉球警察員たちの意地と葛藤を、凄まじいほどの濃度で描く人間ドラマ。 戦後、本土復帰前の沖縄に、ある事件で九死に一生を得た東貞吉が帰ってきた。 再び琉球警察の公安部の一員として、そして米軍の意向を受けて動く者として。 その当時の沖縄はベトナム戦争の前線基地として、戦争の負の熱気に包まれていた。 米軍に対する反対派が過激さをましていくなか、公安警察の矜持と日本人の誇りに揺れる貞吉の運命は……。
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※C★NOVELS「覇権交代」シリーズ全8巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ <緊迫する「第三次世界大戦」の行方を描く人気シリーズ一気読み!> 不幸なボタンの掛け違いからはじまった米中の戦争。 ホノルルを占拠した中国への報復として、海南島への上陸を果たした米国は、 現地の平和を回復し、香港での独立運動を画策しながら和平交渉を進めていた。 対して中国は「韓国の裏切り」という思わぬカードを切る。 韓国の玄武ミサイルが九州へと向けられる中、日本はどう舵を取るのか? そのハレーションが同盟国に与える影響は――? <各巻のサブタイトル> 第1巻 韓国参戦 第2巻 孤立する日米 第3巻 ハイブリッド戦争 第4巻 マラッカ海峡封鎖 第5巻 李舜臣の亡霊 第6巻 民主の女神 第7巻 ゲーム・チェンジャー 第8巻 香港ジレンマ
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※C★NOVELS「東シナ海開戦」シリーズ全8巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ <架空戦記か、予言の書か!? 暴走する五星紅旗に自衛隊は――> 台湾領・東沙島が中国軍の奇襲を受けた。 大艦隊が接近する中、台湾軍は必死の抵抗を余儀なくされる。 緊迫する台湾に偶然居合わせた《サイレント・コア》の魔女こと司馬光一佐は、 台湾、アメリカの関係者との秘密会談に引き込まれ、日本の軍事参加を迫られる。 その頃、中国へ一矢報いるため、凶悪な計画を携えた者たちも上海へ向かっていて……? <各巻のサブタイトル> 第1巻 香港陥落 第2巻 戦狼外交 第3巻 パンデミック 第4巻 尖閣の鳴動 第5巻 戦略的忍耐 第6巻 イージスの盾 第7巻 水機団 第8巻 超限戦
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※C★NOVELS「アメリカ陥落」シリーズ全8巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ <超大国アメリカの未来を占う迫真の人気シリーズを一気読み!> 大統領選挙後、共和党過激派が各州で起こした“大陪審”が、アメリカ分断をもたらそうとしていた。 判決を目前に控えたある日、テキサスの田舎町を襲った巨大竜巻の爪痕から、半分ミイラ化した古い死体が発見される。 同じ頃、北米全土では一部放火が疑われる山火事が多発していた。 大陪審後の混乱に備え、州軍の活動が制限される中、 ワシントン州のヤキマ演習場にいた陸上自衛隊水陸機動連隊の部隊に対し、消防活動への援助要請が下るが……。 超大国分断へのカウントダウン。“大陪審”前夜に垂れこめる暗雲! <各巻のサブタイトル> 第1巻 異常気象 第2巻 大暴動 第3巻 全米抵抗運動 第4巻 東太平洋の荒波 第5巻 ロシアの鳴動 第6巻 戦場の霧 第7巻 正規軍反乱 第8巻 暗黒の夏
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※C★NOVELS「大統領奪還指令」シリーズ全8巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ <「アメリカ陥落」シリーズに続く、壮大なスケールの人気シリーズ一気読み!> 大統領選後、共和民主の衝突により全土で暴動が起こり、治安が崩壊したアメリカ。 太平洋岸最大の軍事基地では米陸軍の正規軍部隊が決起し、新大統領に反旗を翻した。 土門康平陸将補率いる特殊部隊“サイレント・コア”はやむなく反乱軍と交戦、 撃退するも、長引く状況の悪化に同盟国軍は次々と撤退を表明していく。 自衛隊もエスケープ・ルートを探るが、そこには新たな強敵が……。 超大国アメリカの正統な統治者は誰か? 日本は反乱軍との戦いを続けるのか? ディストピアと化した世界で己の信義と正義が激突する! <各巻のサブタイトル> 第1巻 同盟国撤退 第2巻 自衛隊、籠城す 第3巻 手負いの水機団 第4巻 日韓、双璧の戦い 第5巻 偽旗作戦 第6巻 北米オセロゲーム 第7巻 陰謀のセオリー 第8巻 影の政府
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※C★NOVELS「台湾侵攻」シリーズ全10巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ <圧倒的リアリティで東アジア情勢を占う人気シリーズ一気読み!> 台湾の西方沖を埋め尽くす中国の大艦隊。ついに台湾本土への侵攻が始まった。 人民解放軍が組織した特殊部隊の暗躍により、日本はブラックアウト。 自衛隊OBで組織された〈桜会〉が反転攻勢をかけるなか、闇に沈んだ東京にもミサイルが着弾し――。 日本・米国・台湾の連合軍は中国の大攻勢を食い止められるのか。 『東シナ海開戦』に続く怒濤のエンターテインメント! <各巻のサブタイトル> 第1巻 最後通牒 第2巻 着上陸侵攻 第3巻 電撃戦 第4巻 第2梯団上陸 第5巻 空中機動旅団 第6巻 日本参戦 第7巻 首都侵攻 第8巻 戦争の犬たち 第9巻 ドローン戦争 第10巻 絶対防衛線
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中世ヨーロッパへいざなう、臨場感あふれる冒険譚 時は9世紀、一人の若者がバイキング船の漕ぎ手として未知の航海に出た。 目指すは遥かなるルーシーの中心都市、キーウ。 17歳の彼にとって、旅は楽しくも驚くべき体験の連続だった。 フランクとの緊迫の交渉、商品として売られる娘への淡い想い、サラセンの海賊との戦い、東ローマの傭兵としての戦闘……。 不安定なフランク、イベリア半島の繁栄、荒廃するイタリアと影を落とす古都ローマ、黄金に輝く壮麗なコンスタンチノープル…… 帆は風をはらみ、北海から地中海、黒海へと進んでいく。 ある時は、初めて目にする異文化に心を奪われ。 異国の人々との交流を深め、共に命を懸けて戦い。 愛する人を守れない自分の無力さに涙する。 愛、勇気、憧れ、冒険航海の中で、若者はたくましく成長していく。 混沌とロマンに満ちた中世を生きる一人の若者の物語。
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戦後80年の終わりを締めくくる1冊! 昭和天皇はどのようにして日本を救ったのか 本書は、「昭和天皇は立憲君主である」という大前提のもと、憲政史家・皇室史研究者・倉山満氏が全19巻・一万二千ページに及ぶ『昭和天皇実録』を読み解き、書き上げた一冊。 昭和天皇がどのように戦前・戦中を通して日本国のために熟慮し行動したかを、当時の政治家、軍人、官僚の人物像、思想、行動に加え、内閣や軍部の構造を、著者独自の視点と膨大な歴史史料の解析から時系列に沿って紐解いたものです。 昭和3年「張作霖爆殺事件」から昭和20年「大東亜戦争」終結、最後の御聖断まで、日本の動乱期における「昭和天皇」の偉業・功績そして苦悩を改めて明らかにしました。偏った認識の元に繰り広げられてきた東京裁判史観にトドメを刺す、いまこそ知ってほしい真の昭和天皇論です。戦後80年の最後を締めくくるにふさわしい必読の書です。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2026年NHK大河『豊臣兄弟!』が千倍面白くなる 時代背景・新常識・出来事・合戦・人物etc.を全方位まるわかり! 2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』時代考証・柴 裕之氏 監修! 「全方位」完全ガイドで主人公・豊臣秀長が千倍面白くなる!! 【主な企画】 ◆[関連人物・生没年年表][戦歴&居城変遷MAP]から [家系図][出世チャート][必勝法]まで── 10分でわかる!豊臣秀長が生きた時代 ◆大河ファン・松村邦洋氏が語る妄想劇場 「秀長は家康に天下を託していた!?」 ◆スッパッとわかる!まんが豊臣秀長の裏方力ベスト5 [軍略・兵站][調整][対人・人心掌握][判断・抑制][内政]── ◆時代背景・勢力図・人物・出来事・合戦・対立関係・新常識がすべてまるわかり! 豊臣秀長の真実100 ◆戦国時代の新常識 ほか
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1945年夏、広島県呉の山中で地雷を抱えて戦車に突き進む訓練に従う若者たち。海軍の「陸戦隊」として「本土決戦」に備えていたところ、原爆投下直後の広島へ救援に向かえと命じられる。一方、水上特攻艇マルレの要員を含む陸軍の船舶部隊「暁部隊」も同じく焦土の広島へ。しかし、彼らが被爆した証を立てるまでには長い年月が必要だった――。陸戦隊の元水兵を父に持つ著者。20年にわたって関係者たちの証言に耳を傾け、文献、手紙、ラジオ音源などを読み解いて、あの夏の名もなき兵たちを追う。
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大正十三年、宗教哲学者の柳宗悦が住む京都の家で女中奉公をはじめた少女サチ。ある日、河井寛次郎という陶芸家が柳家に来訪する。英国帰りの陶芸家・濱田庄司も同席し、男たちはすぐに意気投合した。彼らは共に小道具市を巡り、「下手物」すなわち日用の品に自由な美を見出し、それらを「民藝」と名付けた。薄汚れた古布や、埃にまみれた陶磁器に感嘆し、その美を世に提唱する三人の姿に驚かされるサチ。佳き品々に満ちた柳家での暮らしと、美を愛する人々との出会いを経て、彼女自身もやがて「民藝」に魅せられていく。百年前の京都で、新たな美「民藝」の世界を切り開いた人々の情熱と輝きの日々を描く歴史長編。
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明暦の大火で灰燼に帰した江戸―― 焼け出された人々に、癒しの湯をとどけたい! すべてを失った湯屋の娘ぎん。自らの再生と町の復興のため、舟で江戸じゅうをめぐる! 人情の“ぬくもり”が胸に沁みる時代小説。 舟に、生きる希望をのせて漕ぐ―― 所は神田駿河台・上柳原の寿々喜湯。江戸では珍しい湯女を置かぬ湯屋だが、良質な湧水と絶妙な湯加減で、多くの町人に親しまれていた。 跡継ぎの娘ぎんは、父・儀兵衛と折り合いが悪く、孤独を抱えながらも懸命に働いていた。しかし明暦三年(一六五七)一月十八日、本郷丸山から広がった猛火はあっという間に駿河台を呑み込み、江戸の大半を焼き尽くした。 家族と湯屋、無二の友を失くして絶望の淵に立つぎんは、偶然出会った羽州浪人・茅島の力添えで、寿々喜湯の再建を決意。さらには江戸じゅうの人々を湯で癒すために前代未聞の策に出る……。
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手筋が見えまして ございます――。 前田利家が秀吉に仕掛ける「謎かけ遊び」は 織田家の命運を賭けた戦だった! 『二月二十六日のサクリファイス』で中山義秀文学賞を受賞、 今最も目が離せない気鋭が放つ歴史×ミステリの快作! 前田利家×三法師こと織田信長の孫・織田秀信 北野大茶湯で――利家は秀吉秘蔵の茶器をいかにすり替えたのか? 賤ヶ岳の戦いで――利家はいつから秀吉に従ったのか? 聚楽第で――秀吉に矢を射かけたのは利家なのか? 慶長大地震で――利家はいかに明国の使者を地震から守ったのか? 答えられなければ、御家断絶! 目 次 序 一話 前田殿と北野大茶湯と 二話 前田殿と賤ヶ岳の戦いと 三話 前田殿と聚楽第と 四話 前田殿と慶長大地震と 五話 前田殿と天下と 終
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天才・大田南畝はなぜ筆を折ったのか? 守るべきは、文化か、家族か。 『まいまいつぶろ』『またうど』の著者がおくる、心震える江戸の家族小説! 平賀源内から高い評価を受けたことを皮切りに、 文人としての名声をほしいままにしていた大田南畝。 蔦屋重三郎とも交流を重ね江戸の狂歌を牽引する存在になるが、 田沼意次の失脚と松平定信の台頭により、出版界に粛清の嵐が吹き荒れる。 一方、長男・定吉には、大田の家に時としてあらわれる「魔」の萌芽が見え――。 狂歌への思いと家族愛。 天才・大田南畝の知られざる葛藤を描き切る傑作長編!
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大和奥鹿野藩藩主・立花丹後守達人は、齢二十八で柳生新陰流の凄腕剣士。 だが彼に魚を捌かせたら家中で右に出る者はない。立花丹後は刀と包丁の二刀流大名なのだ。姿盛りの美しさは思わずため息がもれるほどで、料理も美味いと藩内外で評判が高い。 一方、江戸市中で夜な夜な凶事が起きると聞き、丹後は藩士を夜廻りに出した。だがまた若い武士が一刀で斬られる。目的は何か⁈ なんとしてでも下手人を捕らえるべく、道場仲間の火盗改方長官とともに、丹後も夜廻りに加わる。不気味な念仏と、闇夜に響く面妖な笑い。そこにはおぞましき謀が隠されていた――。 二刀流大名は町の安寧を取り戻せるか!?気迫る戦いと美味しい料理に魅了される時代小説!
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成り行きで新選組に入隊した菅沼鉢四郎が、料理に詳しいというだけで過激派拠点のぜんざい屋に潜入捜査する「ぜんざい屋事件」。 北政所と秀吉の側室の淀君が醍醐の花見の席で料理勝負をすることになり、料理人に選ばれた男が命がけで懐石料理をつくる「包丁奥義」。 大坂の篆刻師が版元から請われ豆腐料理の本を書く、実在の料理本の誕生秘話「夏の日の結び豆腐」。 文禄の役で朝鮮に渡り、キムチを作ることにのめり込んでしまった男の悲喜劇「辛うござる」。 行くあてもなく死のうとしていた娘に味見として葉桜茶漬けを食べさせる小料理屋の心温まる話「わかれ雪」。 時代小説の名手(男性作家)による、男性主人公の食の短編傑作集。五味五色の”男の料理”に舌鼓をうってください。
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井伊大老就任も、公武合体も、大政奉還も!? 熊さん、八つぁんが大活躍!? 粗忽長屋の面々が 歴史を変える!? 爆笑の落語&日本史ミステリ! 公武合体から大政奉還まで 歴史は長屋で作られる!? 藩主の嫡男・熊川吉右衛門は跡継ぎ問題で争う一派から襲われ崖から落下。一命は取り留めたが、着物も奪われ記憶を無くし、江戸の粗忽長屋に流れ着く。 一方、帝の忍びが暗躍する影の組織は、井伊直弼の大老就任を止めようと画策、飛鳥山へ向かうが… 熊公や八五郎ら粗忽長屋の面々が、なぜか幕末の歴史を大逆転、爆笑必至の落語&日本史ミステリー。 目次 第一部 殿と熊 異譚・粗忽長屋 異譚・千早振る 異譚・湯屋番 第二部 陰の符合 異譚・長屋の花見 異譚・まんじゅう怖い 異譚・道具屋 異譚・目黒のさんま 異譚・時そば 解説 有栖川有栖・関根亨
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西暦2000年9月26日、直径1キロほどの小惑星「トータチス」が地球に迫っていた。当初は、地球と月の間を通過するはずだったが、重力などの影響から2つに割れ、一方が赤道方面から東京南方の海上に落下。 衝突の際、放たれた膨大なエネルギーは、時間と空間の壁を破壊し、東京を中心とした関東圏を、昭和17年4月10日、太平洋戦争の真っただ中に時空転移させてしまう。 大日本帝国政府や大本営、陸海軍司令部が消滅する代わりに、突如出現した平成時代の政府と関東地方の自衛隊は、国内外に展開していた旧帝国海軍と連合艦隊を結成。無敵と思われた未来兵器で太平洋戦争の激戦に挑むのだが……。
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江戸時代、さまざまな身の上を生きる武家の女性たちを、山本周五郎賞作家があざやかな筆致で描く、傑作時代小説集。 馬廻りを務める高梨家の娘・織江は、縁談の話が来てもおかしくない年齢になっている。あるとき彼女は、城下のはずれで行われる荒神さまの祭礼に出かけるのだが、思わぬ事態になり・・・・・・(「ぬばたま」)。 茅乃の夫・保科定八は勘定方の下役頭を務めているが、このところ顔色が冴えない。ある日彼女は夫から、藩政に関わる一大事を知らされて・・・・・・(「背中合わせ」)。 中老を務める小野寺家に嫁いだ雪絵は、兄から若い長身の男を小者として抱えるよう頼まれる。この男の出現が、彼女に思いがけぬ影響を与えていく(「嵐」)ほか全七話。 収録作品:ぬばたま/背中合わせ/嵐/緑雲の陰/深雪花/縄綯い/あねおとうと 【著者略歴】 砂原浩太朗(すなはら・こうたろう) 1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業。2016年「いのちがけ」で第2回決戦!小説大賞を受賞。21年『高瀬庄左衛門御留書』で第9回野村胡堂文学賞、第15回舟橋聖一文学賞、第11回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。22年『黛家の兄弟』で第35回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『藩邸差配役日日控』『霜月記』『夜露がたり』『浅草寺子屋よろず暦』『雫峠』『烈風を斬れ』『冬と瓦礫』など。
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持ち前の負けん気で十手を預かる妙の前に人知を超えた罠が迫る。 若く美しい娘が惨殺される奇怪な事件が相次ぐ! 下手人を追う娘岡っ引きが出会った若者百瀬小太郎と三人娘は敵か? 味方か? 御用の最中に命を落とした兄の跡を継ぎ、岡っ引きとなった十八歳の妙。三人の娘が「獣に心の臓を食い破られた」ように惨殺された事件を同心の麻生真之助と共に追う。そんな中、酔った町奴に絡まれる妙を救った百瀬小太郎は、曲芸を見世物とする三人の不思議な娘たちと行動を共にしているらしい。そして、次の標的となった「美濃屋」の後妻・由良も毒牙にかかるのだが……。 人の仕業とは思えぬ怪事件、新シリーズ第1弾!
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貸本屋から本屋となった若き蔦屋重三郎が、才能を開花させ、ヒット作を手掛けていく 親なし、金なし、画才なし・・・ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児となった蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」を完全小説化。 江戸中期、吉原に生まれた蔦重こと蔦屋重三郎は、引手茶屋「駿河屋」の養子となり貸本屋を営む。吉原の妓楼に貸本を運び人気者であったが、さびれていく吉原をなんとかしたいと考えていた。あることがきっかけで『吉原細見』を手掛けた蔦重は、本屋業を始める。しかし経験と実績は浅く、蔦重の前に大きな“壁”が立ちはだかる――。数々の試練に見舞われながらも、蔦重は自らの才能を開花させていく。 折しも、時の権力者・田沼意次が創り出した自由な空気の中で江戸文化が花開き、平賀源内など多彩な文人を輩出していた。蔦重は多くの文化人たちと交流を重ね、ヒット作を次々と連発していくーー。
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大政奉還を経て明治の世へ。 近代の幕開けを雄渾かつ緻密に描く。 「青嵐の旅人」に続く、壮大な歴史エンターテインメント 慶応4(1868)年夏。前年に大政奉還が行われた江戸の町で、ついに新たな粋さが始まった。戦を誰より厭いながら同郷伊予松山(愛媛)の士原田左之助を連れ戻すべく上野の山に向かったヒスイ、彼女を追う弟の救吉、家老の娘嵐花を追って同じく駆けつけた藩士青海辰之進。かつて戦を通じて絆を深めた三人の若者は、はからずも再び戦の渦に巻き込まれる。一方、遠く離れた伊予松山では、死んだと思われていた〈ある男〉が町外れで目撃されて......。壮大なスケールで幕末の一幕を鮮やかに描いた『青嵐の旅人』に続く、シリーズ第二弾!
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天下人・秀吉の子が辿った 栄光と悲劇の生涯! 御次秀勝 小吉秀勝 豊臣秀次 宇喜多秀家 豊臣秀頼 備前の戦国大名の嫡子として生まれ、わずか九歳で家督を継ぎ、豊臣秀吉に庇護され大名として成長した宇喜多秀家。 幼少期から武勇に優れた秀家は、加賀前田家の娘・豪姫を娶り、豊臣政権の中枢に組み込まれていく。 秀吉の死後、「五大老」の一角にまで上りつめるが、関ヶ原の戦いで石田三成らと西軍に参陣、運命は反転して――(「第四話 宇喜多秀家」)そのほか、 於次秀勝、小吉秀勝、関白秀次、そして豊臣秀頼ら、秀吉の子どもたちの葛藤と失意、栄光と没落の生涯を描く渾身の歴史巨編!
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尾張の織田弾正忠家の当主信秀は、小嶋日向守信房の娘・雪を見初め継室とするが、雪は出産直後に儚くもこの世を去るのだった。母の命と引き換えに生を受けた子は吉法師と名付けられる。吉法師は負けん気の強い少年へと成長し那古野城の城主となるが、たびたび城を抜け出しては城下の子供たちを家来にして遊び回っていた。そして、短袴に小袖を羽織り、茶筅髷を赤い紐で結い上げ、腰に巻いた荒縄に瓢箪や袋をぶら下げるなど、奇抜な装いや振る舞いから「大うつけ」と呼ばれるようになる。だが、吉法師の師となる沢彦宗恩や津島の大橋重信など、蛮行の陰に見え隠れする才に気づく人物も。信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説の幕開け! 大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。全八巻、隔月発売予定。
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言論で日本の軍部を牽引する徳富蘇峰と、 アメリカの地から日本に警鐘を鳴らし続ける朝河貫一。 直木賞作家が透徹した「史眼」で描くアジア・太平洋戦争――。 佐藤優氏、激賞!! 国家の悪に切り込んだ感動の書 1931年、満洲事変勃発――後に戦前、戦中最大の言論人と呼ばれた徳富蘇峰は、 東條英機ら軍部と結びつき皇国主義、軍国主義の世論形成に大きな影響力を与えていた。 イェール大学教授で歴史学者の朝河貫一は、アメリカで激化する反日世論に晒されながら、 日米融和を唱え、祖国の未来に警鐘を鳴らし続けていた。 日本は満州事変から、中国との戦争が泥沼化していきアメリカとの対立も深刻化していく。 蘇峰は日本で、朝河はアメリカから言論の力で祖国のために戦い続けるが、 日米開戦は避けられない状況へと陥っていく。 1941年12月、朝河はルーズベルト大統領から昭和天皇への親書を起草し、 開戦の回避、そして和平を目指すが……そこには予想だにもしない国家の罠が仕組まれていた。 はたして天皇を、祖国を守ることはできるのか。 国家存亡の危機から祖国を守るために戦った朝河貫一と徳富蘇峰――。 真の愛国者は誰だったのか。祖国の未来を開いたのは誰だったのか。 真逆の思想をもった「ふたり」から見える真の正義とは。 戦後80年を迎え今、透徹した「史眼」で 満州事変から日米開戦を描く渾身の歴史小説。
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