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ガリポリ(WWⅠ)、ダンケルク(WWⅡ)、スターリングラード(WWⅡ)、ガダルカナル、インパール、キスカ‥ 各戦地において、政府と軍統帥機関、そして現場指揮官が下した決断と背景との因果関係・結果を分析。 窮地から脱するための善後策を探る―!
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Posted by ブクログ
新聞の書評で紹介。 第一次世界大戦から朝鮮戦争までの撤退戦に関する考察。 事実が記載されているが、各戦記ごとに著者の考察があればさらに面白くなると思う。
ガリポリ、ダンケルク、38度線、スターリングラード、ガダルカナル、インパール、キスカ、沖縄戦、ノモンハン事件のフイ高地の9件の撤退戦の事例を淡々と解説する。成功や失敗の要因についつの著者の考察といったものはほぼないが、史実について学ぶところがあった。特に撤退を言い出すことや決断することの勇気や、その...続きを読む判断のため必要な幅広い能力について認識した。
近現代の撤退戦を解説した書。 防衛畑の人の為、戦術的記述は専門的でわかりにくいところもあるが、要は負け戦においてどう判断するか、というのがポイント。筆者も後書きで書いているがトップから現場までが同じ認識を持つこと、失敗したときのオルタネートプランの準備、現状を正しく受け入れることなどの重要性が浮かび...続きを読む上がってくる。これはビジネスやシステム変更作業にも通じる。
現代史の中での撤退戦の史実を上げて、指導者と現地指揮官の決断の観点から論じている。日本軍の太平洋戦争の撤退への決断の遅さも酷いが、著者の褒める英米も優れていたとは言い難いと思う。スターリングラードは撤退できなかった例だが、観点が異なるのではないか。 いずれにしても、撤退の決断の苦しさは、自らの失敗を...続きを読む認めることでもあり、どこで見切りをつけるのかの問題であり、かつ現代では官僚機構の責任問題でもある。 戦国時代や欧州の絶対王政時代なら決断し、その成否を引き受け責任を取る人が同じだったのでここまで面倒ではなかっただろう。 官僚としての軍人が、命令の遵守とは別にその命令の内容を考え場合によって自らの責任で拒否することの苦しさは想像を超える。 著者は更に沖縄戦を例に作戦目的を超えて後世への影響も考えよというが、それを軍事指揮官に求めるのは酷だと感じた。
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撤退戦 戦史に学ぶ決断の時機と方策
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