戦ぎらいの無敗大名

戦ぎらいの無敗大名

1,980円 (税込)

9pt

4.7

戦国筑後の盟主・柳川の蒲池家。嫡男の鎮漣はその気弱な性質から姫若と揶揄されて育った。永禄元年(一五五八)毛利元就の豊前侵攻により北部九州は乱れ、大友家からの離反者が続出。だが、佐嘉の龍造寺が毛利と画策した「大友包囲網」は大友に仕える鎮漣の活躍によって崩れた。結果、大友・龍造寺・島津の勢力争いはあたかも大陸の三国時代かのように拮抗し、裏切りも横行するなか、領主・鎮漣の戦いはひたすらに柳川の民を守るためにあり。殺戮増やすまじ。弱肉強食の時代に一筋の光を放つ名君の、知られざる感動の一生。

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戦ぎらいの無敗大名 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは面白かった!!
    久しぶりのもう一回読みたいと思えた本でした。

    作者の「隷王戦記」は途中で断念してしまったので、ちょっと・・・と思ってましたが、いやいや期待以上。

    戦国筑後の盟主・柳川の蒲池家。嫡男の鎮漣(しげなみ)姫若などと揶揄されていたが、民のため、妻にみそめられたいがために強くなる。結

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    戦国時代の小説と言えば、勝った負けたの話ばかり。
    こんな戦が苦手な大名の話は初めて読んだ。
    苦手だからこそ、勝ち負けではなく被害を最小限に食い止めようとする。それが結局は、勝利につながる。奥が深い時代小説だった。

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    豊後大友宗麟に仕え、「義心鉄のごとし」と言われた筑後柳川の武将蒲池宗雪の嫡男十郎鎮漣の生涯。

    九州の戦国武将で黒田親子、島津家以外に小説の題材となるのは珍しい。

    陰謀渦巻き、合従連衡の激しい戦国の世なので合戦の場面は多いが、主人公の性格を反映してか、本書では主人公の内面の描写が多く、全体を通して

    0
    2025年10月21日

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