まろ丸伊勢参り

まろ丸伊勢参り

1,980円 (税込)

9pt

六十年に一度、皆が伊勢神宮へ向かう、おかげ参りの年。六つになる姪の結に、大坂の大店の跡取りになる養子話が舞い込んだ。しかし、本家からの迎えは来ず、なぜか伊勢まで結を連れて来て欲しいと文が届く。うまい話に乗っていいのか見極めるため、両替商の三男坊・九郎は、姉夫婦から頼まれて結を送ることに。拾ったばかりの仔犬のまろ丸をお供に旅に出たものの、行く先々で困った事に遭遇し、九郎はそのたびに良い考えを求められ……。
己の居場所が見つからない九郎と、大店の財を継ごうとしている結が、明日を懸けて東海道を西へ行く!

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まろ丸伊勢参り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代ものではあるけれど、
    明日の見えない若者がともかく進んでいくという意味では、
    今の時代にも通じるのかな。
    作者から、現代の若者へのエールかも。

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    畠中さんのシリーズじゃない、全くの新作。とっても優しくて好きな話。文章も読み易いし、テンポもいい。九郎の成長度合いが読んでて嬉しい

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    六十年に一度のおかげ参りに出発だわん。
    おかげ犬のまろ丸は6歳のお結、お伴の九郎たちに同行。
    だが道中は波乱万丈。結の伊勢行きの理由もあり、
    困りごと連発、謎の人物たち、事件も起こる。
    果たして伊勢に辿り着けるのか、心配だわん。
    一 上方からの文 二 日本橋~品川 三 品川~小田原
    四 小田原~箱根

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    結ちゃんとまろ丸が可愛い!
    大阪へ養女になりにいく結の旅に同行する叔父の九郎が一生懸命でいい感じ。
    ひょんなことから同行することとなった紺や以登とも徐々に気心が知れて、、、いってるのか、あれは?
    伊勢で結のあらたな家族となるものたちと顔合わせ。
    さてさて、鬼が出るか蛇が出るか。
    それぞれの行く末も見

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    六十年に一度のおかげ参りの年に、六歳の姪と仔犬を連れて、伊勢参りに行くこととなった九郎。
    姪と自らの行く末を思いあぐねつつの道中記。
    違う景色を見て、初めての経験を重ね、それぞれが成長していく様が心地好い。
    共に旅をしているような気分にもなれたが、やっぱり私もどっか行きた~い!!

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    60年に一度のおかげ参りの年。
    西の大きな米問屋へ養女の話が出た姪を連れて、伊勢へ旅する九郎の物語。
    まだ6歳の姪の結、仔犬のまろ丸、荷物持ちの平八と共に伊勢へと向かいます。
    遠縁の結をわざわざ養女に迎える意図は?
    三男坊で身の振り方の定まらない九郎の将来は?
    奉公人として先の見えない平八の今後は?

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    まろ丸はお伊勢参りのおかげ犬。
    仔犬で家族とはぐれたところを結に拾われる。
    結は六つながら、疫病で跡取りを失った大阪の大店花沢屋の家付き娘に指名され、伊勢経由で大阪に向かうことに。

    各章ともまろ丸の独白で始まるが、本書の主人公は結に付き添う叔父の九郎。

    前半は摺りとか川渡りとか箱根の山越えとかい

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    しゃばけシリーズ以外では久しぶりに読んでおもしろって思った1冊。

    旅の道中も美味しそうな食べ物や当時の旅のようすも見えてきたり、読んでて楽しかった。
    結ちゃんとまろ丸のイラストも可愛くてほっこり。

    九郎さんのその後についての続編があっても面白そう!

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    今まで長屋ものを読んでいたので、いきなりこんなに羽ぶりのいい江戸ものに少し違和感。
    そんなにオヤツってしょっちゅう食べれるの?とか(笑
    タイトルの「まろ丸」がメインでいろいろ事件が起きるのかと思ったらそうではなかった。
    だいたい章の区切りなんかはそこで場が変わるものが多いなか、これはそのまま話が続い

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    6歳の姪・結に大阪の大店への養子話が舞い込む
    九郎は姉夫婦に頼まれ、大阪まで送るはずが60年に一度おかげ参りで賑わう伊勢を目指すことに

    ストーリーテラーが子犬のまろ丸
    宿では籠に入ってたり、疲れて懐にしまわれたりとほのぼの

    まろ丸の大阪での日々は続編となるのだろうか?

    0
    2025年09月24日

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