うずら大名

うずら大名

638円 (税込)

3pt

若き日に同じ道場に通った貧乏武家の部屋住み・有月と百姓の三男・吉也。時は流れ、吉之助と改名した吉也は十数年ぶりに有月と再会するが、江戸近隣で相次ぐ豪農不審死事件に巻きこまれていく。事件を解決するうちに、その背景に蠢く、江戸城を揺るがす恐ろしい陰謀が明らかになり――。新しい畠中ワールドの幕開けとなる、痛快時代小説!

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うずら大名 のユーザーレビュー

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    購入済み

    魅力的な人物が

    匿名 2023年03月13日

    畠中先生らしく、ユーモアがあり魅力的な人物が登場します。うずらの描写も可愛くて和みます。ストーリーは次々と剣呑なことが起こり、主人公が巻き込まれていくミステリーです。まだ明かされていないことがたくさんあるので、続きを期待したいです。

    #泣ける #切ない

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    Posted by ブクログ 2021年05月11日

    なかなか気さくな大殿様です。道場の同門とはいえ…大名なのに…
    豪農がこんな感じに栄えて、江戸のあちこちに居たんだな~とかちょっと考えながら読みましたが、何と大事件❗❗どこのおうちでも跡取りになれないと本当に大変な時代だとも思わされました。

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    Posted by ブクログ 2019年04月17日

    涙もろい豪農の名主・吉之助、切れ者でクールな隠居大名・有月、有月の右腕・左源太。昔、同じ道場で修行をした3人が身分や立場が変わって再会。吉之助は有月に金を貸すことになり、交流が始まる。吉之助が厄介ごとに巻き込まれるのを有月がサクッと解決。軽い連作短編かと思いきや、武家、大名家を騒がせ、江戸まで潰しか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月25日

    新しいキャラクター!佐久夜さん かわいいです。 泣き虫の吉之助と見目麗しい有月様!
    武家の名を売る話しは、他の本でも読んだけど本当に あるんだなぁとちょっと悲しい気持ちになりました。

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    Posted by ブクログ 2018年01月17日

    序/一 うずら大名/二 御吉兆聞こえず/三 大根一万本/四 書き付けの数字/五 佐久夜の初泳ぎ/六 江戸の合戦

    うずら大名?? 何のこと?と思いながら読み始める。
    江戸の時代、長男より後に生まれた男たちの物語。吉也も二人のお武家もその他大勢それぞれに想いがあって、毎日が何の変化もなく過ぎているよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月25日

    偶然のいたずらで部屋住みの身分から当主になった大名貸しの豪農と隠居した大名。
    この不思議なコンビが貧乏大名の身分を売り買いする企を防ぐ物語。徳川幕府が取った戦国の世に決して戻らないための締め付けが大名家を貧しくさせたのは有名な話で、こんなこともあったのかなと想像させます。
    流石に老中とも親しい元大名...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月11日

    ぽぽぽぽー
    御吉兆!
    うずらは本当にそんな声で鳴くのかな。
    気になるー

    いつもながら登場人物が可愛い

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    Posted by ブクログ 2018年11月29日

    面白かった!! 普通だったら有月が主人公、いい味出してる脇役が吉之助、にしそうだけどそうしないところが良い。

    泣き虫吉之助のおかげでこちらも真相がわからないまま、最後に有月がネタバラシをしてくれる流れが心地よい。 すっきり爽快!ではなく、どこかほろ苦さが残る終わり方も好みです。

    そして畠中さ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月02日

    一つ一つが別物の短編作品かと思っていたら繋がっていて大名家の売買に浅田さんの黒書院の六兵衛をちょっと連想してしまいました。最初の方で左源太が「有君」という呼び方が好きだったので後半出てこなかったのが残念。
    そして佐久夜が蓮の葉に降りた時の「お前鶉ではないか」等々佐久夜に対する有月の言い方が楽しかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月29日

    少々犯罪の意味が面倒。そんな面倒なことをする必要があるか疑問。
    それと主人公(狂言回し?)に魅力が薄い。
    それを除けばまあ読めるんだけどね。

    0

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