こいわすれ

こいわすれ

710円 (税込)

3pt

NHKドラマ化もされた大人気「まんまこと」シリーズ第3弾!

江戸町名主の跡取り息子・麻之助は、親友とともに様々な謎と揉め事の解決に立ち向かう。ふわりとした筆致で描かれた、6つのあたたかな短編集。
「私は父親になるのかい?」妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜びする麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており――江戸情緒とともに、切ない幕切れが心にしみる1冊。

解説・小谷真理

※この電子書籍は2011年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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こいわすれ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごい、この人と改めて思いました。どうやったらこういった人間相関図を考えられるのか。
    素晴らしいと思います。
    ちょっと解説を読んだらなんだこれって解説でびっくりしましたが。
    本編は間違いなく傑作だと思います。
    すごい。

    0
    2015年03月19日

    Posted by ブクログ

    なにもお寿ずを亡き人にしなくても!
    あんなに生まれてくる赤ちゃんと妻を大事に思っていた麻之介にずいぶんな仕打ちを作者するのね。
    と、思いつつやはり畠中恵が書く時代小説は素晴らしく浸ってしまう。
    次作で麻之介はどうなっているんだろう

    0
    2014年04月15日

    Posted by ブクログ

    <目次> 

    <内容>
    麻之助の妻、お寿々が早産で死んでしまった…赤ちゃんも…。相変わらず、江戸のさまざまな謎を、清十郎、吉五郎と解いてゆく。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    江戸町名主の跡取り息子・麻之助が、幼なじみの色男・清十郎、堅物・吉五郎とともに、さまざまな謎や揉め事の解決に立ち向かう好評シリーズ第三弾!妻のお寿ずから懐妊を知らされ、驚きつつ大喜びする麻之助には、思いもよらぬ運命が待ち受けており―江戸情緒とともに、切ない幕切れ

    0
    2022年04月10日

    Posted by ブクログ

    まんまことシリーズ3作目の本作は、短編6編という構成でした。主人公の町名主代理の麻之助が幼馴染の清十郎と吉五郎とともに町で起こる騒動を解決する展開は、従来と変わらずですが、今回は、麻之助の妻のお寿ずが懐妊するところから始まり、最後には、驚きの切ない展開となっております。
    今後、麻之助は、どう立ち直っ

    0
    2021年06月04日

    Posted by ブクログ

    「お江戸の一番」の考えれば違う分野で1番争いって何?
    な話や、「御身の名は」のような嫉妬が原因な話の
    ように、現代社会にもありそうな事柄が登場の短編。
    「おとこだて」のように一本筋の入った女性への
    優しさはかっこ良いですね~。
    そして「こいわすれ」・・・まさかこんな話になろうとは!
    麻之助の今後がど

    0
    2017年10月14日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第三作。前作にときに、お寿ずのキャラクターが見えにくいと感じたのだが、このような結末であれば納得はいく。コミカルな内容に比べて重苦しい出来事に唐突に訪れるので、大きな違和感は感じるけれど。

    0
    2015年07月25日

    Posted by ブクログ

    江戸を舞台に妖(あやかし)たちが活躍する『しゃばけ』シリーズで、新たな時代小説の形を提供してくれた、畠中恵。
    同じ江戸を舞台に、妖怪たちを登場”させない”物語が、『まんまこと』シリーズです。
    本作品はその第三弾。
    今回も、舞台は江戸、そして主人公は、町名主の跡取り息子、麻之助。
    現代で言うところの刑

    0
    2014年11月20日

    Posted by ブクログ

    いろいろ切ない。
    主人公の麻之助もだけど、最初の話の父親の心情も、親として身につまされる。
    昔はいろんな意味で、人の命が現代より儚いものだったのだと、感じてしまう。
    いや、やはり今でも、儚いか……。

    0
    2014年05月18日

    Posted by ブクログ

    やんわりと物事を解決していく麻之助さん。推理力は大したもんです。そんな彼にも哀しい事が起きてしまい……じんわりと泣いてしまいました。

    0
    2014年05月03日

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