【感想・ネタバレ】こいわすれのレビュー

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Posted by ブクログ 2016年02月22日

うっかり先を知ったうえで読んでしまったけど、それにしてもお寿々が死んでしまったのは悲しい…江戸時代には本当によくあったことなんだろうけど。麻之助が普通を間違えてるのに気がつけていないことが一番悲しい。
早く、麻之助がお寿々の思い出と一緒に幸せを感じられる展開になってほしいから続きを読まないと。

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Posted by ブクログ 2015年07月31日

 現在、NHK木曜時代劇で放送中の、『まんまこと』シリーズの第3作である。しゃばけシリーズと違い、純然たる人情時代物であり、捕物帳的要素もある。最初に言っておきたい。一話完結ではあるが、『まんまこと』と『こいしり』は読んでおくべきである。

 主人公は、町名主の跡取り息子・麻之助。幼なじみの悪友・清...続きを読む十郎、堅物の吉五郎というおなじみのトリオが今回も健在。なお、町名主とは、奉行所では裁き切れない町内の揉め事を裁定するのが役目。麻之助がどう裁くかが、読みどころの一つ。

 「おさかなばなし」。主がいるという噂が立つ〝置いてけ堀〟に、清十郎が落っこちた。噂を探ってみると…悲しい裏側があった。魂が救われる日は来るか。「お江戸の一番」。一枚の番付が生んだ揉め事を、どうせならイベントにしてしまえという話。そもそもの対立理由というのが…。麻之助でなければ収まらなかっただろう。

 「御身の名は」。極めて現代的で、やっかいなテーマ。誰にでもある心理だけに、誰にでも降りかかるのが怖い。同情する面もないことはないが…。「おとこだて」。これまた現代的な問題である。お武家といえども、そんな簡単にはいかないとは、知らなかった。もう少しうまい手はなかったのかね。現代なら専門のカウンセラーもいるが。

 「鬼神のお告げ」。現代でいう宝くじを巡る、一騒動。麻之助も面倒に巻き込まれることに。本編のコミカルさの裏では、ある事態が進行していた…。こうなるのはちらっとは聞いていたけど、こうするしかなかったんですか畠中さん、と言いたくなる…。

 最後の表題作「こいわすれ」。ショックから立ち直れない麻之助を気に掛ける、清十郎と吉五郎。そんな麻之助に持ち込まれたゴタゴタ。何だかにぎやかで、いつものこのシリーズらしい。それだけに、最後のシーンが…。思い切り泣け、麻之助。

 この先、麻之助がどう生きていくのか、気になるではないか。既に続編『ときぐすり』が文庫化されているので、読まなければ。江戸時代だろうがネット時代だろうが、人の心は不変なのではないか。畠中作品は、過去と同時に今も描いているように思う。

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Posted by ブクログ 2015年03月19日

すごい、この人と改めて思いました。どうやったらこういった人間相関図を考えられるのか。
素晴らしいと思います。
ちょっと解説を読んだらなんだこれって解説でびっくりしましたが。
本編は間違いなく傑作だと思います。
すごい。

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Posted by ブクログ 2014年04月15日

なにもお寿ずを亡き人にしなくても!
あんなに生まれてくる赤ちゃんと妻を大事に思っていた麻之介にずいぶんな仕打ちを作者するのね。
と、思いつつやはり畠中恵が書く時代小説は素晴らしく浸ってしまう。
次作で麻之介はどうなっているんだろう

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Posted by ブクログ 2018年07月24日

まんまことシリーズ3巻。なんとなく、危ない空気が漂ってはいたものの、まさかの展開。当時の出産は、今よりはるかにリスクの高いものだったとはいえ、なんとも悲しい結果となってしまい、ここまでやるとは思っていなかったので驚いた。友人や家族、周りの人の暖かさが沁みる。
清十郎も仕事を頑張りつつあり、男ぶりが増...続きを読むしている。吉五郎は相変わらずまっすぐで、男にモテまくっている。今後、おこ乃やお由有がどう絡んでくるのか、切ない期待を込めつつ。

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Posted by ブクログ 2017年10月14日

「お江戸の一番」の考えれば違う分野で1番争いって何?
な話や、「御身の名は」のような嫉妬が原因な話の
ように、現代社会にもありそうな事柄が登場の短編。
「おとこだて」のように一本筋の入った女性への
優しさはかっこ良いですね~。
そして「こいわすれ」・・・まさかこんな話になろうとは!
麻之助の今後がど...続きを読むうなるか!

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Posted by ブクログ 2015年07月25日

シリーズ第三作。前作にときに、お寿ずのキャラクターが見えにくいと感じたのだが、このような結末であれば納得はいく。コミカルな内容に比べて重苦しい出来事に唐突に訪れるので、大きな違和感は感じるけれど。

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Posted by ブクログ 2014年11月20日

江戸を舞台に妖(あやかし)たちが活躍する『しゃばけ』シリーズで、新たな時代小説の形を提供してくれた、畠中恵。
同じ江戸を舞台に、妖怪たちを登場”させない”物語が、『まんまこと』シリーズです。
本作品はその第三弾。
今回も、舞台は江戸、そして主人公は、町名主の跡取り息子、麻之助。
現代で言うところの刑...続きを読む事事件を扱う奉行所に対して、民事事件を扱うのが、町名主。
今回も、持ち込まれるさまざまな厄介ごとを、麻之助とその仲間たちが解決していく姿が、6つの連作短編の形で、描かれています。
物語の楽しみの中心は、「謎とき」。
それに加えて、今回の作品では、麻之助の妻、お寿ずの懐妊が、連作短編を通じての大きな柱になっています。
そしてそれぞれの短編の中でも、江戸時代の結婚や宝くじ(富くじ)のしくみ、カレンダーの取り扱いなど、当時の生活の一端が垣間見れられる「なるほどな」という要素が、散りばめられています。
「今後、どうなっていくんだろう」という形での終わりだったので、続編を楽しみに待ちたいと思います。

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Posted by ブクログ 2017年06月02日

日常ミステリー江戸版。
主人公たちが庶民的な、ちょっとした『ご町内』の問題を解決していくシリーズ3作目。

時代が違っても、お金に対する執着、親子関係、男女関係の悩みは変わらないものだったのかな、と思う。
これが外国ものだったらちょっと違うかもしれないが、日本人の物の考え方、というのは確かに不変だと...続きを読む思うのだ。
江戸時代が身近になる。

…にしても切ない展開。
主人公の恋の行方は、もしかしたらそっちへ向かうの???
続編が待たれます。

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Posted by ブクログ 2014年05月18日

いろいろ切ない。
主人公の麻之助もだけど、最初の話の父親の心情も、親として身につまされる。
昔はいろんな意味で、人の命が現代より儚いものだったのだと、感じてしまう。
いや、やはり今でも、儚いか……。

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Posted by ブクログ 2014年05月03日

やんわりと物事を解決していく麻之助さん。推理力は大したもんです。そんな彼にも哀しい事が起きてしまい……じんわりと泣いてしまいました。

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Posted by ブクログ 2014年04月19日

人の情を主題にした短編6編
その背景に流れる、主人公麻之助の、妻お寿ずへの想い
最後の表題作「こいわすれ」が切ない

・おさかなばなし
・お江戸の一番
・御身の名は
・おとこだて
・鬼神のお告げ
・こいわすれ

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Posted by ブクログ 2016年08月25日

あぁ、そういえばこの作者ってこういう事も書くんだったねぇ。
誰が誰を忘れるのかは読んでからのお楽しみとして、シリーズのこの時点でこのイベントは早いんじゃないかって気持ちです。
あまり、登場人物が急激に成長すると、今後シリーズが早く終わってしまいそうで、読んでいて不安が。

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Posted by ブクログ 2015年07月04日

シリーズ第三弾。
江戸町名主の跡取り息子麻之助が、幼馴染とともに様々な揉め事を解決する話。
揉め事の解決がメインのストーリーだが、その裏で麻之助の恋心の移り変わり、それに伴う成長も描かれている。
今作は少し切ない内容。
失ってから余計にその気持ちの大きさに気づくという切ないシーンも。
この先、麻之助...続きを読むがどのように成長していくのか、展開が楽しみ。

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Posted by ブクログ 2015年02月11日

物語的にはいいんだと思う。
この作者は登場人物をあっさりさっくり端的に切るが、それも別にアリだと思うし。だから早い段階で展開が読めて、まぁそれも興ざめですかね。

これは私の好みの問題。
最近この作者の話を読むのが辛くなってきた。原因はまだつかめない。文章の書き方がしんどいのかな。この話でいうと、猫...続きを読むの描写とかがウザくて。本当にウザくて。
なんなんでしょうね。自分でも不思議で不快な気持ちで読み進めてました。

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Posted by ブクログ 2015年01月23日

2015/1/23
なんで殺したし。
なんて意地悪な神様だ。
なんか嫌な雰囲気がプンプンだったのでショックを和らげるために先に見たわ。
怖すぎて。
なんで殺すんやろう。もうそういうのはいいやん。
そんな悲しいのは現実だけでいいよ。
お由有がいるから?お由有が嫌いになりそう。
へこんだ。

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Posted by ブクログ 2014年07月02日

短編ひとつひとつに今回は、人の業のようなものが見えて前作までと趣が違っていたのと。お寿ずさん、まさかと思っていましたがこれからどうなっていくのでしょう。

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Posted by ブクログ 2014年05月21日

「まんまごと」シリーズ第三弾
ちょっと、あきてきたかんぁ~と、おもっていたのですが!! やっぱりせつなくって…麻之介・清十郎・吉五郎はかっこいいので読んじゃいました。(^^)

さいごの「こいわすれ」は泣いちゃいました(;;)

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