裏火盗裁き帳

裏火盗裁き帳

759円 (税込)

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影の火付盗賊改方ともいうべき「裏火盗」の頭を引き受けてもらいたい──
介錯人の長谷川平蔵はそう言って、微禄の旗本・結城蔵人を救った。それは蔵人が、上司を斬った罪で切腹する寸前のことであった。
火付盗賊改方長官の平蔵は、幕政改革を推し進めるには、武士道に篤い彼の協力が是非とも必要と判断したのである。
かくして結成された「裏火盗」は、火盗改の差配の及ばぬ幕閣や寺社方を密かに探索、処断する組織となり、長となった蔵人は、すぐさま世を乱す悪の退治に乗り出す。
駆使するのは鞍馬古流の秘太刀。その豪剣を引っ提げ、悪徳商人と結託する幕府要人の影を追う!
だがそこには、老中の政をも揺るがす驚くべき陰謀が隠されていたのだった──!!

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裏火盗裁き帳 のシリーズ作品

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  • 裏火盗裁き帳
    759円 (税込)
    影の火付盗賊改方ともいうべき「裏火盗」の頭を引き受けてもらいたい── 介錯人の長谷川平蔵はそう言って、微禄の旗本・結城蔵人を救った。それは蔵人が、上司を斬った罪で切腹する寸前のことであった。 火付盗賊改方長官の平蔵は、幕政改革を推し進めるには、武士道に篤い彼の協力が是非とも必要と判断したのである。 かくして結成された「裏火盗」は、火盗改の差配の及ばぬ幕閣や寺社方を密かに探索、処断する組織となり、長となった蔵人は、すぐさま世を乱す悪の退治に乗り出す。 駆使するのは鞍馬古流の秘太刀。その豪剣を引っ提げ、悪徳商人と結託する幕府要人の影を追う! だがそこには、老中の政をも揺るがす驚くべき陰謀が隠されていたのだった──!!
  • 裏火盗裁き帳【二】
    759円 (税込)
    長谷川平蔵から火盗改メの裏組織の結成を命じられた小身旗本・結 城蔵人。 差配に関わりなく悪を断ずる「裏火盗」の頭である蔵人は、葛城道斎の振るう殺人剣・皇神道流の凄まじさに震撼する。 それは、蔵人 が会得した鞍馬古流「花舞の太刀」とあまりにも酷似していたからだ。 数日後、札差を襲った盗人たちが何者かに惨殺され、奪った金も巻き 上げられるという奇怪な事件が発生した。 さらに江戸の町で不審火が多 発し、鬼面を被った「鬼翁」が各所で目撃される。 一連の事件の背後に 田沼時代の怨霊・緋鯉御前の影が見え隠れし、幕府の中枢を揺るがす 事態に……。 悪逆非道の盗人集団、鬼翁、緋鯉御前、そして葛城道斎と 決着をつけるべく、蔵人は裏火盗の面々とともに死地へ赴く!
  • 裏火盗裁き帳【三】
    759円 (税込)
    火盗改メの影の組織として、長谷川平蔵の命により結成された「裏火盗」。 凶盗・尾鷲の銀蔵の相次ぐ畜生盗みを阻止すべく謎の気儘頭巾の一団が暗躍するなか、旗本一家郎党が毒殺される事件が連発した。被害者たちに共通するのは、かつて伊豆金山勤番であったこと。 やがて二十年前に金山の山中で起きた金塊強奪事件の首謀者として殺されたはずの、旗本・藤木彦之助の亡霊が蘇る! 裏火盗の御頭・結城蔵人が幼い頃、兄と慕った彦之助が復讐の鬼と化し、濡れ衣を着せた旗本たちに鉄槌を下しているのか? 尾鷲の銀蔵を追う気儘頭巾の正体とは? さらに、江戸町民を人質に幕府から五万両を強請る謎の人物「龍神」があらわる! 大好評「裏火盗裁き帳」シリーズ第三弾!!
  • 裏火盗裁き帳【四】
    803円 (税込)
    打ち毀し、畜生盗みが相次ぎ、江戸の町々は恐怖の坩堝と化した。 火付盗賊改方長官・長谷川平蔵が創設した石川島人足寄場の人足たちが、島外労働のさなか、火事の混乱に乗じて逃走。さらに「黒桔梗」を名乗る一団による押し込みが続発し、火事場から逃走した人足たちも加わっていることが判明する。 平蔵が組織した「裏火盗」の御頭・結城蔵人は、平蔵を窮地から救うべく、探索に奔走する。途上、豪商相手に狐憑きを払う怪僧「玄心」を見出し、疑念を抱く。 高まる町人の不安と怨嗟の声に応え仙波東照宮の御宮番が、突如夜廻りを始めた。魔の手は江戸城御金蔵にも及び、平蔵はさらに追い詰められる。 決死の蔵人は、憤然と秘剣を振るう!
  • 裏火盗裁き帳【五】
    748円 (税込)
    世直しを謳い、大店に押し込んでは貧民たちに金銭を恵むという義賊が横行し、江戸町民から喝采を浴びていた。そんな折、老中首座・松平定信の幕政改革を推し進める幕閣要人が相次いで辻斬りに遭う。 長谷川平蔵の命を受け結成された「裏火盗」の御頭・結城蔵人は辻斬りの現場に遭遇した。実行犯がかつて剣術道場で見知った小普請組の旗本であることが判明し驚愕する。 一方、旗本有数の剣客・原田伝蔵は、妻・綾がいまだに蔵人を慕っていることを知り嫉妬の鬼と化す。 蔵人を付け狙う必殺の剣。そして幕政を覆さんとする一団が老中暗殺を狙う!蔵人、最大の危機に秘剣が唸る!!
  • 裏火盗裁き帳【六】
    748円 (税込)
    大店や旗本屋敷に押し込み、皆殺しにする事件が横行する。幕府では御上の権威を揺るがす事態と頭を悩ませていた。 密命が下ったのは火付盗賊改方長官・長谷川平蔵が結成した蔭の組織「裏火盗」。頭の結城蔵人は、“畜生盗み”専門の浮島の五郎蔵一味の仕業と睨み探索する。 一方、九代将軍・徳川家重のご落胤である松平余一郎は町道場で対戦した道場主を卑怯な手で殺害する。現場に居合わせた蔵人が余一郎を打ち負かすと、わが子・余一郎を利用してのし上がろうとする家重の元側室・お藤の方から命を狙われることに。 お藤の方が次々と放つ刺客や、余一郎の剣の師・御堂玄蕃、浮島の五郎蔵一味も加わって、それぞれの思惑が蔵人を窮地に陥れる、絶体絶命のシリーズ第六弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

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